maiaの日記: ポリカーボネートが違うSHM-CD 117
日記 by
maia
どうもメディアの情報が乏しいようだが、SHM-CD(Super High Material CD)というものが、ユニバーサル ミュージックと日本ビクターの共同開発で登場している。液晶用のポリカーボネート(より高透明性らしい)を使う事で、凄く性能が向上するらしい(価格.comマガジンの記事)。製造はビクタークリエイティブの林間工場(神奈川県大和市)でのみ行われているようだ(CDジャーナルの記事)。日本経済新聞の記事によれば、「音のひずみを約4割減らし、音域を約2割広げた」とある。CDのラインアップは、ロック、ジャズ、クラシック等あるようだ(HMVのSHM-CDシリーズ、NeowingのSHM-CDシリーズ、ユニバーサル ミュージックのクラシックSHM-CDシリーズ)。価格帯はいたって普通。
#推敲して12月17日1時49分にタレコミとしました。
関連ストーリー (スコア:4, 参考になる)
http://srad.jp/article.pl?sid=06/10/21/2358221 [srad.jp]
つい先日これを使ったベートーベン「交響曲第9番ニ短調」のCDが売り出された出たばかり。
http://www.universal-music.co.jp/classics/ims/imcg9001/ [universal-music.co.jp]
普通のポリカ品同梱なので比較もできますよ。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:関連ストーリー (スコア:1)
少なくともこの糞高いガラスメディアより音がいいと?
それとも現実的な値段で買えることが重要?
阿保みたいなプレミアが付く訳じゃないなら高品質なメディアに越したことは無いんでありますが
なぜか売り文句がいかがわしいのがすごいアレゲて好感度高いね
Re:関連ストーリー (スコア:1)
ガラスほどではないにしろ、プラスチックよりロスが減って、誤り率が減ってノイズが減ったという事でいいのかな。
AudioCDはデジタル記録だけど、誤り訂正用のチェックサムがないから、誤り訂正できなかったわけだけど
(なかには2~3度読込みで無理やり訂正や、ハーフビットで読込んで補正、ピット補正、周波数フィルタカット)
古いCDプレイヤーや、補正どころか24倍対応CD-Rを正しく読めこめない安物プレイヤーなんかでは効果絶大だけど
今時のDSPで元の音を再現とか言ってる機器では、ありがたみなさそうだ。
#是非ともS/N比が何パーセント上昇とか、経年劣化が何パーセント減ったとか書いて欲しいところ。
#まあ、手持ちのプレスCDで寿命を迎えたものはないけどさっ。
タレコミの… (スコア:2, おもしろおかしい)
違う規格なのか? (スコア:1, 興味深い)
単に読み取り性能を上げただけじゃ、何割なんてオーダーにはならないような。
Re:違う規格なのか? (スコア:4, おもしろおかしい)
Re:違う規格なのか? (スコア:1, 興味深い)
精度の問題だけなのと違う? (スコア:1)
成型段階で歪みにくくなったりしてるんですかね。
#もう64k+8kHzで同期させちゃえ。フレッツのPPPoA辺りから抽出して。
マスターが20世紀のもの (スコア:1)
いるのだし、XRCDマスター音源にこの素材を採用して欲しい。
それとSACD [super-audiocd.com]に、この素材を利用したら
どうなのでしょう?
Re:マスターが20世紀のもの (スコア:1)
うちのVH7PCで聞けるので....
一方、俺たちは (スコア:1, おもしろおかしい)
一方、マニアは (スコア:4, おもしろおかしい)
#まさにオカルト。
Re:一方、俺たちは (スコア:1)
なんでそこまでしてCDに拘るのか判らない (スコア:1)
Re:なんでそこまでしてCDに拘るのか判らない (スコア:1)
それこそハードディスクやメモリにバッファリングできないので, デジタル的なデータ量が多いとしてもアナログに変換する際のジッタや読み取りエラーでCDに劣る可能性もありますね.
ありそうなオチ (スコア:1)
#音質勝負ならビットレート上げ放題のネット配信こそ最強だろう
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
レコーディング、ミキシング、マスタリング (スコア:1)
専門家ではないので、勘違いがあるかもしれませんけど、コンプレッサだのリミッタだの、エフェクタの類を多用しすぎて、かえって音質を落としているような作品が多いと思います。
聴感上の印象付けだけのために、エフェクタでぎりぎりまで音圧を上げると、静寂の中の微かな音や、絶妙な残響音のディテールが失われます。そのようなレコーディングからマスタリングまでの過程で人為的に音質劣化が行われている場合があると思われます。
よりよい素材を開発するなとは申しません。素材エンジニアの方には品質のよいものを作っていただきたい。でもそれだけでなく、音響エンジニアの方には、“音圧”は標準でいいから、音のディテールを大切にた録音を心がけてほしいです。
# マーケティング的にうだうだ...とかいう話は聞きたくないです。
10年以上昔… (スコア:1, 興味深い)
金反射膜についてはアルミより10年単位の耐久性は良さそうな気はするけど、 当時の売りはあくまで「反射率がいい」だったんだよな。 金の方がより薄くて向こうが透けて見えるのが楽しかった(あれ? 高反射率のはずなのに???)。
# そして… 緑ペン、冷蔵庫も復活したりして…?
可能性としては・・・ (スコア:1, 参考になる)
2)添加剤の種類を変えたか減らした
3)分子量水準・分布を変えた
4)ディスクの製造方法を変えた
5)分子構造を変えた
ぱっと思いつくのはこんなところでしょうか。
透明性が高い、ねぇ・・・実際モノを見てみないと分かりませんが、出来る事と言ったら
限られてますし、分子構造を変えるまではやらないだろうしねぇ。
#中の人なのでAC
Re:時代はアナログ (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:時代はアナログ (スコア:1, 興味深い)
http://problog.jp/blog/215-01/2007/08/post_222.html [problog.jp]
Re:時代はアナログ (スコア:2, おもしろおかしい)
「どれがどれだか当ててみ?」とか言ってみたくなる話だ。
Re:時代はアナログ (スコア:1)
ハードディスクの品質によってPC自体のインピーダンスやノイズが変化して、
それがDAでライン出力するときに影響するんじゃないかなと思います。
ちなみにうちのPCは、Excelで作業しているときと、コーディングをしているときで、ホワイトノイズが異なったりします。
(もちろん、ゲインをそれなりに上げないと聞こえませんが)
CPUのノイズは周波数が高すぎるので、多分ディスプレイの出力がライン出力に乗ったんじゃ無いかなと考えてます。
時代はシリコン (スコア:1)
滅亡前夜の悪あがきシリーズ (スコア:1)
VHS:W-VHSとかD-VHSとか
MSX:TurboR
メガドライブ:32-X
以下、続きをどうぞ~
うじゃうじゃ
エラー訂正できなかった場合の仕様 (スコア:2, 参考になる)
Re:エラー訂正できなかった場合の仕様 (スコア:3, すばらしい洞察)
というかこないだの高級ケーブル対決 [yahoo.co.jp]あたりでも気になったんですが、この手の表現多用するオーディオ系の人って
客観的なデータを用意するとか考えないんでしょうか。
Re:エラー訂正できなかった場合の仕様 (スコア:2, おもしろおかしい)
> 客観的なデータを用意するとか考えないんでしょうか。
ある種の信仰みたいなものなんだと思う。だから、SHM-CDで音が変わるのが真実かどうかを科学的に確認しようとするのは、宗教戦争の原因になるだけであまりよい結果は生まれないんじゃないかな。
そこで、この信仰パワーのポジティブな使い方を提案します。
今回、SHM-CDによって、デジタル録音といえども、安物の CD-R では音が劣化することが判明したわけです。現在、デジタルでは劣化なしにコピーが可能という理由からメディアに補償金が課されていますが、その前提は崩壊しました。したがって、一般の CD-R などの補償金は撤廃すべし、と主張し、信者を JASRACと戦わせるのです。がんばれ信仰パワー!
Re:エラー訂正できなかった場合の仕様 (スコア:1)
見た目の違いが極小でも、聴感も極小と感じるかどうか。音にこだわる人はそれなりに高級品を渡り歩いているから、ちょっとの違いにも敏感で、iPodで満足している人よりもよけいに「かなり違う」という感想を漏らすんだろうね。
ただ、普段からMP3とかばっかり聞いていて、ひさしぶりにCD聞くと、えらいクリアに感じる。
Re:エラー訂正できなかった場合の仕様 (スコア:1)
PCMマスターのデータと、CDプレーヤの吐き出すデジタルデータをコンピュータにかけて(振動の影響もあるから音を出したり止めてみたり)、ディテール成分の欠落やデータ変質分布、ジッタの発生量を定量的に比較することは可能だと思います。このあたりの数値をわかりやすい単位で表現すればいいのかな?
「多い」「少ない」は人によって評価がいろいろなので、「nモリタ」向上しましたね、そうですね、とか評価する?
アナログ部分は、外付けのDACで切り離しておく。
#ソニー創業者の名前で単位を作ってみた
Re:デジタルなのに? (スコア:1, 参考になる)
が、この場合はプレイヤーとの相性問題になるので、一般に○○割改善、とかは言えないと思うのですがねぇ...
Re:デジタルなのに? (スコア:1, 参考になる)
コンピュータで扱うファイルの場合、エラーがあってはいけないのでそのような規格になっているわけですが、音声信号の場合は多少の劣化があっても良いことになったようで、そこで音楽CDはデジタルにもかかわらず情報の劣化があるようです。
またドライブの物理特性を向上させると(モータの精度やら箱の剛性やら)音がよくなるという結果につながります。
・・・というような事情が根底にあるにしろ、この記事はちと怪しい。そんなに劇的に変わるものかいな。
Re:デジタルなのに? (スコア:2, 参考になる)
CD-Rが普及しだした辺りを境にして、ピックアップの性能はかなり変わっています。
ウン十年も何も変わらなかった訳ではありませんよ。
それと最近のプレスCDは、本当に昔の物だと読めない物もあります。
悪名高きCDDAもそうですが、余計なデータトラックが入っていたり、透明度の高い特殊なCDだったり、
反射膜の出来が悪い粗悪CDだったり…。
それでも近年のプレイヤーは読めるんですよ。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:デジタルなのに? (スコア:1)
× ← CDDA
〇 ← CCCD
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:デジタルなのに? (スコア:1)
駆動系ノイズがそのまま音声ラインに乗ってしまうという、もっともらしい説もあります。
PCでデジタルリードしてベリファイした場合でも差異が感じられるのであれば単なるプラシーボでしょうね。
# むしろそんなに耳がいいなら「44.1kHzじゃ音がこもってる」とか言ってほしいな
Re:デジタルなのに? (スコア:3, 興味深い)
このCDの話も、エラー補正によって元信号は完全に再現できたとしても、エラー補正のための駆動系ノイズや、さらにデジタル回路で発生する高周波ノイズがアナログ回路に混入したりしているのかなと想像しているのですが、どんなもんでしょう?
#それなりの再生装置でないと差が出ない、あるいはプアな再生装置だとかえって音が悪く感じる、ということだったらもっと信憑性が高くなる気もする。
Re:デジタルなのに? (スコア:1)
考えられ得る原因を推測したものでしょう。
> その改善?が有効であることを証明するには、その測定ができないと話にならんと思うのですが…。
再生音の聴覚上の変化が全てでしょう。
ちょっとでもオーディオにはまったことのある人は同意すると思うけれど、オーディオの楽しみはあちこちをいじって、少しでも音が良くなった(と思えるようになった)ら、もうすごく嬉しいものなんです。限りなく迷信に近いものは数多くあったと思うけれど、重量増加が音質向上に有効であるということは、当時(20年くらい前?)オーディオ業界でメーカーもユーザーも含めてかなり一般的に認められていました。自分の経験でも確かに一定の効果はあったように思えました。
その効果については、文学的かつ曖昧だけれど、「音が締まる」という表現が良く使われていた気がします。これはどういうことかというと、音場が広がったり、音像の形や定位が明確になったりということを表わしていたのではないかと思います。微小信号がきちんと再生されるようになって、再生音の特に空間表現が明確になったのではないかと。聴感上では、もやもやした感じがなくなって音場の見通しがよくなり、音場が広がり、楽器や歌手(の口)の輪郭が鮮明になって定位のふらつきもなくなり、音量が増したようにも聞こえます。
ただこういう体験をするには、それなりに質のいい再生装置と、質のいい音源が必要です。何十トラックも使ったスタジオ録音で、エフェクターやリミッターを駆使してトラックダウンしたようなものではほとんどわからないでしょう。理想はマイク2本のみ(2Chステレオ録音)の一発録り。
Re:デジタルなのに? (スコア:1, 興味深い)
ピックアップからではなく”スピーカーから”5-6kHzの不定期な
高周波音が聞こえたのを思い出した(笑)。
ピックアップの動きが分かるのは便利。
音楽が鳴り出すとわかりませんが、アナログ部の作りの悪さは
推して知るべし。
もっともらしい説というよりそのままですな。
Re:デジタルなのに? (スコア:1)
その録音したMDをよく聞くと、音楽の後ろにかすかにFDDのアクセス音が聞こえた
ことがありました。
実機と聞き比べても、確かにFDDにアクセスしているタイミング/回数で、アクセス
音に良く似た音がMDに録音されていました。
FDDアクセスに伴うノイズなのかとも思ったのですが、音が当時使っていた外付け
3.5インチFDDのアクセス音によく似ていたので、それがとても不思議でした。
# サウンドカードのマイクが拾った音が紛れたのかな?
# でも、だったら他の環境音とかも拾いそうなものですよねぇ?
Re:デジタルなのに? (スコア:5, 参考になる)
はいその通り。
よく言われるC1,C2エラーというヤツは、完全に復元できるエラーです。
再読込も無しで、演算だけで元波形が100%再現できます。
つまり、実質的にはエラーじゃないですね。CD-ROMの場合でも再読込はしません。
一方、C2でも復元できないエラーの場合、前後の波形から類推して補間します。
当然、元波形とは異なります。
PCのリッピングソフトでこのエラーが出たら、たぶん再読込すると思います。
CD-ROMの場合、この段階でもRSPCというエラー訂正があるので、これで復元できるなら再読込はしません。
データCDの方がエラー訂正が強力になっているのは、音と違って補間でごまかせないからです。
以上のように、C2エラーまでなら元波形が「完全」に再現されます。
一端メモリにバッファリングし、安定性の高いクロックでD/Aコンバータに出力すれば、ジッタなどの影響は皆無ですので、どんな機械・どんな円盤でも(デジタル部の)音質は同じになります。
ではなぜ円盤の材質などで音質が変わるのかというと、
・プラセボ効果
・ピットの綺麗さに依存したジッタの量
・トラック精度や円盤の真円度などに起因した、電源電圧変動の量
などが絡むと言われてます。
メモリでバッファリングしない場合、ピックアップで拾ったピット波形が、出力データストリームのクロックに絡まってきます。ピットの間隔精度が悪かったり、エッジが立っていなかったりすると、波形が鈍って出力データの時間的精度にムラができます。
また、トラックの精度が悪くてピックアップが頻繁に位置合わせしないといけない場合、そのサーボ電力で電源電圧が変動し、それがアナログに影響して音質が悪くなるとも言われます。
モーターの回転数や円盤の回転数に同期した出力変動などが実際に確認されています。
上記理由により、円盤の精度が高ければ、ジッタや電源電圧変動も少なくなり、その結果音質も上がると期待されます。
CDってデータ記録はデジタルですが、読み出し部はけっこうアナログ技術が多いんですよ。
しかし、最大の要因は、「プラセボ効果」だと思うんですけどね(笑
ポータブルCDならバッファメモリが搭載されてるのが普通ですし、バッファメモリ付き読み出し→デジタル伝送→外部D/Aコンバータとするなら、電源電圧の変動もありません。
それに、何割も違うってこたー無いんじゃないのと…。安いオーディオシステムの方が効果は見えるかもしれませんけど。(そういう意味で、CDラジカセで音良くなったというのはなんか理解できる。おそらく高級オーディオでは音質変化はゼロだろう。)
あと、コレだけは言える。
ソレはあんたの気のせいだ(笑
それは違う (スコア:3, 参考になる)
Re:デジタルなのに? (スコア:2, 参考になる)
> ソレはあんたの気のせいだ(笑
もしかして、SHM-CD用にマスタリングしなおして、収録レベルを上げたという可能性はないでしょうか?
それなら「16bitをフルに使えるようになった」というダイナミックレンジの拡大により、
音質の向上に繋がる可能性はあるような気がします。
#そうだとしたら、既存の素材でもそういうマスタでプレスしても、音質は向上するわけですが…
Re:デジタルなのに? (スコア:2, 興味深い)
DVD-Audio規格(192kHz/24bit)が登場した時分に、同じプレイヤーで、CDとDVD-Audioを聞き比べましょうという趣旨のデモを聞きに行ったことがあります。
その時プレイヤーのすぐそばに居た私は、プレゼンターがDVD-Audioの再生の時にさりげなくボリュームのつまみを上げるのを目撃しました。
つまりボリュームを上げると、それまで聞こえてなかった音が拾えるために音の分解能が上がるという事を利用して、DVD-Audioのほうが音が良いと勘違いをさせてた訳です。
ひょっとしたらSHM-CDのデモでもメーカーの人が同じような事をして、それを知りつつもチョウチン記事を書かざるを得ない立場のライターが皮肉で「驚いたことにボリュームまで大きくなっている。」と書いた、とか?
Re:デジタルなのに? (スコア:1)
ねえ。そんなにリアルタイム読みだしのせいで音が変わるなら1GB程度のメモリに全部読み込んでから再生する機器がナゼでてこないんでしょうかね。
ここにも似たような話がありました。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071214/rt049.htm [impress.co.jp]
単純に疑問なんですが、この手のものってブラインドテストってしないんでしょうか?
Re:デジタルなのに? (スコア:1)
圧縮のせいか、余計なプロセスが挟まっているのか、ノイズでも乗っているのか分かりませんが。
音切れしないメリットが重要なポータブル機器なので、あまり気にしなくてもいいかなとは思ってますけど。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:デジタルなのに? (スコア:1)
圧縮あり/なしだったんでしょうが、付属のリモコン一体型イヤホンで聞く限り
違いがまったくといっていいほどわからなかったのでそんなものだったのでしょう。
いいヘッドホンを借りてつないで静かな環境で聞き比べたときはそれなりに違って聞こえた記憶があります。
LAN内LAN稼働中
オカルトじゃない時代もあったのよ (スコア:1, 参考になる)
今じゃそんなことしても効果なんて感じられないけど、昔は確かに効果があって、専用のペンまで売られてた。
他のコメントにもあるが、CDの「中に記録されているもの」はデジタルだが、「それを取り出す仕組み」はアナログなんだよ。
昔は技術も低く、ノウハウも少なかったので、そんな些細なことでも体感できるほど効果が出てたのさ。
まぁいつまでもそんなことを引きずるのはどうかと思うが、工夫の余地がすべてなくなったとも思えない。
眉に唾つけながら、それでも試す姿勢は欲しいところだ。
Re:オカルトじゃない時代もあったのよ (スコア:2, 興味深い)
台灣工場プレスでなく国内産でも蒸着膜が明らかにおかしいプレスCDがあって、
「こ、この音の個体差はどうよ…」ってこともあります。
まあそういうのはオカルトとかじゃなくて「不良品」の範囲であって、ちょっと違う話なんですけど。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:オカルトじゃない時代もあったのよ (スコア:2, すばらしい洞察)
こんな話が流行したときも、数値(計測データ)で効果を説明した主張は聞きませんでした。
>まぁいつまでもそんなことを引きずるのはどうかと思うが、工夫の余地がすべてなくなったとも思えない。
それはおっしゃるとおりです。だからこそ、
>眉に唾つけながら、それでも試す姿勢は欲しいところだ。
試す際にはせめてある程度のサンプルで盲検を行って欲しいものです。
それもなしでは、オカルト呼ばわりされても反論しきれません。
Re:高級な耳を持っていないので (スコア:1)
幅広い要素を一度にかなり丸めて言うと、「音へのの注目の仕方」です。
これは良し悪しではないのですが、例えば言葉の発音を聞き取る能力は母語によって全く違います。
TV番組「タモリ倶楽部」の「空耳アワー」が娯楽として成立するのは、まさにそのせいです。
これは音楽においても同じで、何に注目して聞いているかで聞き取れる音の量はかなり変わってしまうのです。
しかも可聴内の周波数域であっても人によって特性はバラバラですし、体調や精神状態、経験等によって大きく左右されます。
聴覚ってそんな風に複雑でめんどくさいもんなんですよ。
何か1つの基準でバッサリ切って捨てたりも、いたずらに信用したりすることも出来んのです。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=