SOTECがAtom搭載の廉価な音楽PCを発売 129
ストーリー by hylom
ラジオが欲しい、 部門より
ラジオが欲しい、 部門より
harutin_99の日記 曰く
SOTECブランドで廉価版の音楽PC「Musicネットトップ HDC-1Lシリーズ」が出ました。価格は5万9,800円。
スペックは、といったもので、+1万5,000円でアクティブスピーカ付き、+4万円でアクティブスピーカ&19インチワイド液晶付き。
- OS:Windows XP Home Edition
- CPU:Atom230(1.6GHz)
- Memory:1GB
- HDD:160GB
ONKYOブランドのPCもあるけど、そっちは高い。
HDDや光学ドライブ等の振動を低減する「超静音」ケースを採用し、「SN比120dBを達成した」という専用開発のサウンドボードを搭載する。また、リモコンも付属するそうだ。
プレスリリースには「原音記録を実現する」「振動を低減し、リッピング品質を向上」「高級CDプレーヤーを凌ぐ再生品質」など、5万9,800円のPCとは思えない宣伝文句が並んでいますが、この価格ならAV専用PCとしても手を出しやすいのではないでしょうか。
こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:3, 興味深い)
これまでのパソコンではCDをリッピング(取り込み)した場合、原盤に比べて音楽の表情やニュアンス
が微妙に違って聴こえたり、低音の明快さなどが失われることがありました。
HDC-1Lシリーズは音楽の取り込み品質を高めて、HDDにストックした音楽をいつまでもいい音で楽しめるように、
ONKYOオーディオ製品で培った制振技術を細部まで投入しています。音質に影響する電気的ノイズに対しては、
オーディオノウハウを駆使して開発した振動に強い高剛性シャーシ構造により、ノイズの発生を土台から
防いでいます。
さらにHDDやオプティカルドライブの支持部分には緩衝クッションを採用して制振性を高めるなど、
従来のパソコンでは考えられなかったような音質対策を行っています。もちろん、騒音や振動によって
電気的ノイズ発生の原因となる空冷ファンにも、徹底した静音化を図りました。
独自のアルゴリズムによるファン制御とエアフロー構造を採用、省電力CPUによる発熱の低減でファン回転を
最小限に抑え、騒音レベル18dBという“ヒトの呼吸の音”より静かな「超静音」ボディを実現しました。
こうしたノイズ対策を徹底することで、音楽の取り込みが劣化せず原音記録レベルを実現しています。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1)
デジタルデータのCDをリッピングするにあたって、
"微妙に違って聴こえたり"なんてことがあると
本気で思ってるんだろうか?
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1)
あとは周辺回路のノイズの影響ですかね。
ただ、残念ながら自分の耳ではどちらが良いかなんて判別できないので気にしませんが。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1)
全く意味がないわけではないみたいですね。
--- Wikipediaより抜粋&要約 ---
CD-DAではセクタに対するアドレス情報がありません。
リッピングにおいても、一旦データ取込が中断されると、
仕組み上、正確に続きから取り込める保証が無く、
セクタが不足したり重複することがあります(音データ
0.1秒分程度の影響)。
------------------------------
つまり振動が抑えられれば、読取中断も減り、
エラーも減るということかな?
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:2, 興味深い)
符号を保証するといった機能がない欠陥規格だということですね。
それはaudioDVDやSACDでは改善されているのでしょうか?だとするとそれらの
メディアを取り込みにつかって、あとは再生側のクロックを録音環境にあるクロック
と同程度に高品質なものにすれば原信号再生になると思います。
あとはスピーカや空間やアンプなどが与える周波数特性を一致させれば原音再生にな
るでしょう。結果として、録音機材の性能を測定してしまうことになってしまうこと
になるかもしれませんが、、、
デジタルで音楽配信ができる現在においてなにをいまさらCDのようなフォーマットに依存
する必要があるのでしょうか?いまのところ音質で宣伝している音楽配信サービスは
ありませんが、、誰かが高品質に高級な装置からリッピングしたものを配信してくれれば
それで済む話かも、
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1)
じじいの昔話なんですが、まだCD-Rドライブが等倍やら倍速だった頃には、よくありました(^^;
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1, おもしろおかしい)
リッピング済みのファイル転送でも音質が変わるんだから、変わって当然。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1, 興味深い)
音質が変わったって言うなら
データがどの程度変わったのか数字で証明して見せろってのなぁ。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1, 参考になる)
オンボードオーディオで満足してる人には無駄だろうけど、いい音を追求してる人には当たり前の手法。
オプティカルやコンデンサ、コイル等、振動で特性に揺らぎが出るパーツは多い。
スピーカーキャビネットやターンテーブルに気を配るのと同様に、中の部品の振動に気を使うのは普通。
特にPCパーツのように安い物はちょっと手を加えただけでも、誰にでも違いが判るくらい変わる。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1, おもしろおかしい)
さすがにオーディオ専用機にはかなわないとか
ノイズまみれのPC内でDA変換をさけるために普通はUSBで外に出すのに、内蔵にも関わらず
USBオーディオは数多くあるが、ここまで高音質な製品は少ないとか
PureSpaceの良さを知ってしまうと、その音質の落差を如実に感じるのに
iTunesやWMPで再生させた音が悪いという話ではない。とか
いつものimpressらしい記事だと思いました。
#これは、HDDのアレとか発電所のアレを貼れってことかな
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1, 興味深い)
デジタル機器+アナログオーディオの混載を作り慣れたONKYOなら、へたな外付けUSBオーディオを凌駕する製品を出してもさほど驚かない。ノウハウの問題だから。
激安オーディオ機器を魔改造して音質向上させるのは、コツと勘どころを心得れば割と簡単で、
素人を「全然違う!」ってビックリさせるようなことはよくあります。
PC周辺機器なんて音のことは全然考慮しないのが普通だから、これは「安いパーツに喝入れ」して得した気分になるのをそのまま製品にしたようなもんです。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:2, 興味深い)
正しいアプローチで設計し、そして量産によって多くの人が買える価格帯で実現されたオーディオ機器が、
オーディオ・マニアには評価されなかったんです。
たぶん、真面目に精度を追求して作ると行き着くところは同じなので、違いがわからなくて不評だったのでしょう。
その結果、マニア向けのオーディオ機器の市場が、他とは違うことを売りにする音色に着色をするようなもので、形成されたのだと思います。
普通に考えると、ケーブルで音が変わってしまうのは設計がおかしいわけですが、
マニア向け市場では、ケーブルで音が変ってしまうような設計のほうが喜ばれるようです。
周波数-振幅特性を変えることのみを目的とした回路を組込むのは忌み嫌われますが、
周波数-振幅特性を変わってしまうような増幅回路にするのは喜ばれているようです。
> #こうやって実例を書くと、根拠も無く人間の耳では観測できないって言うんですよねぇ。
逆に私は、
機械には人間の聴覚なんてわからんから測定不可能、よって耳に頼って設計・評価するしかない
という主張をよく目にして、トホホと思います。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1, すばらしい洞察)
> そこそこのグレードの機器で聴き比べれば、音が変わる
その「そこそこのグレードの機器」というのが問題です。
ケーブルで音が変るように設計された機器という意味なのか、
本当にまっとうな設計と実装が行われている機器という意味なのか。
マニアの人が、
この○○はケーブルの感度がいい、よく違いがわかる
なんて言うのを聞くと、不審に思ってしまいます。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1, おもしろおかしい)
生のPCMとロスレスコーデックの音の違いが聞き分けられる
訳ですか?びっくりです。
この記事のサブタイトルなんですよ
「ロスレスと非圧縮をも聴き分けられる
オンキヨーのオーディオネットトップ」
私はこの辻褄の合わない記事を読んだことで、この製品に対する興味を失くしたです。
#ブラインドテストでロスレスと生のPCMを聞き分けるテストやってくださいです。
#これに合格できた人を聞いたためしがありません。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1)
PCMとロスレスって出力されるデータレベルでは同じになっているはずなのにね。
とはいえ、内部の処理的に見て差異が発生するとすれば、それはDACにデータを投げるタイミング。
PCMの方が安定して一定周期でのデータ出力ができる可能性が高い。
DACにデータを投げるタイミングで何らかのノイズがでる可能性があるので、その周期が一定なのか不定なのかで出音の印象は変わるかもしれない。
まぁ、それはどちらに転んでも音が良いではないんですが。
とことん追求するなら、Windowsなんて使っていてはだめだ。
データの出力タイミングまできっちりつめられるようにMS-DOSのようなSingleTaskなOSをベースにするのが良いだろう。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1, すばらしい洞察)
DACの出力ラッチのタイミングはソフトウェアで制御してはいません。
DAC手前のFIFOバッファがアンダーランしないように転送すれば、間欠転送でも必要十分です。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1)
ではなくて、バッファーに投げるタイミングのことを言っています。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1)
デジタルな部分ではなく、アナログな部分での影響を考えての話でして、バッファーアンダーランなんて防いで当たり前なことを言っているのではないのです。
データをパラレル・シリアルどちらでもいいので送ろうとすれば、そこには電圧や電流の変化が生まれます。
その電圧・電流の源には電源がいるわけですが、電源を供給する電線(導体)には抵抗成分がありますから、DAC周辺部分だけでみても、電源電圧が変動します。
電源電圧が変動すれば、出力される信号に少なからず影響がでます。
回路の工夫で影響を減らすことはできますけど、影響を0にしろってのは無茶なことですからね。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1)
所詮PCの電源で、そこまでノイズ落とせますかねぇ。
PC制御系は普通にスイッチング電源で、DACまでを光で飛ばして絶縁してしまえば、アナログ系はピュアな別電源で作ることもできますけど、筐体内の輻射ノイズもありますし、耳障りなノイズを抑えるのが精一杯で、音質や違和感といった部分への影響まで落とすには相当苦労が強いられると思いますけど、今回の製品はそんなレベルではないでしょう。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1)
こんな微妙な差を聞き分けられる (再生し分けられる、と言うべきか) くらい品質が高い
と言いたいのだろうと思うのですが、本来同一のものであるはずの生PCMとロスレス圧縮
に本当に差が出てしまっているとしたらむしろ逆なんじゃないかと思う。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1)
ユーザ登録でもさせれば、良いカモになるって感じで。
Re: (スコア:0)
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1)
SSDじゃあまだ足りないなぁ。
Re: (スコア:0)
Re:デジタルだったら万能なの? (スコア:1, すばらしい洞察)
十分なノイズマージンが確保されていますので、通常の環境では心配いりません。
もしノイズによって0/1のビットが反転してしまうのなら、環境が悪いか、
故障か、あるいは設計が悪いのです。
> CDに記録されているパターンがデジタルだからって万能な訳?
コンパクトディスクというシステムは、十分な信頼性を得られるように設計されています。
> CDって、パソコンで取り込むことを前提にして作った訳じゃないんだし
>(例えば、正確な位置決め機構がないので取り込むたびに取り込み開始位置が若干違う)
それでもフレーム単位での処理ですので、前後オーバーラップして読んで比較すれば解決できるレベルです。
もしそれで解決できないのなら、間欠ではなく連続で読み取る機能を持たせたファームを作るなど、するでしょう。
ONKYOさんはCDプレーヤなども作ってきたのですから、そういうのは可能なはずです。
しかし、そういう商品が出てこないのですから、必要ないということだと思いますよ。
普通のCDプレーヤで再生してSPDIFに出力されたものを(適切に)PCで取り込んだものと、
PCのCD-ROMドライブで(適切に)リップしたものに、差があるという話はありませんし。
> 取り込み速度も最大と2倍速とじゃエラー発生率も変わってくるし、
> どうして影響がないって思えるんだろう
その生のエラー発生率が許容範囲を越えないから、でしょう。
許容範囲内ならエラー訂正で問題なく正しいデータが得られるので。
Re:こんなこと書いてあったけど意味あるのかな (スコア:1)
出てた、というかフォステクスなら、今もカタログに載せてますよ。
http://www.fostex.jp/user_file/fostex-sh/etc/SpeakerComponent.pdf [fostex.jp] (PDF注意)
高価な音楽PC仕様に必要なのは? (スコア:3, 興味深い)
入力~ (スコア:1)
再生機としてしか使えない。
性能のいいADC付きのPCは無いのかなぁ。
Re:入力~ (スコア:2, 興味深い)
-20dBで1/10、-40dBで1/100、途中略して-120dBで1/1000000。
これがどのくらいかというと富士山全景が見える状況でその斜面にある数mmの小石が気になるかというレベル。
はっきりいって無意味なスペック。
-120dBVという単位にするとμVオーダーの電圧を問題にするわけで、そんな基板を作れるのかおいこらということ。
ICのスペックを装置のスペックとして書いちゃいかんよなぁ。どんなにがんばっても下数ビットは使い物になっていないんだし。
-∞の音を再生してボリュームを最大にしてもスピーカーから何も音が出ないようなシステムならICの性能をかなり出しているといってもいいかも。もっとも通常の音量で聞く限りは無意味とも言っていいかもしれないけど。
ちなみにGA-G33DS3Rのオンボードのサウンド(蟹)のラインインを無接続(ノイズレベル ホントは終端するべきだけど)でEACの録音レベルで見ると-40~-50dB程度。
サウンドブラスターをPCIに差し込んで同様に見てみると-60dB以下。
ついでにスペアナソフトで見るとオンボードの方は特定の周波数(高音が聞こえる人だったら聞こえるかもしれない辺り)にピークが出ていた。再生側は見ていないけど似たような物でしょう。
ということで、オンボードのサウンドは使い物ならない、とはならずにそれなりに使えているんだよね。
録音となると気分的にちょっとでもいい音にしたいと思うけど、再生となるとどうせたいして変わらないというこの現実。
あ、もちろんデジタルでの劣化なんてのは問題の外なのでアナログ領域の話。
Re:入力~ (スコア:1)
けっこう大きいような気がします。今まで似たようなテストを
何度かやりましたが、-60db超えた機種はありませんでした。
一部この辺 [adam.ne.jp]で結果を公開してます。
# 何か悪さしてるモノがあるか、
# 突発的なピークで見かけのノイズが増えた
# 可能性もあるんじゃないでしょうか。
yp
Re:入力~ (スコア:1)
A/Dコンバーターは、このあたり [tij.co.jp]かな。
どちらもアナログ部に気を遣わないと性能は出ませんが、基本性能や価格は参考になると思います。
Re: (スコア:0)
そこでコストを削らんと安くならないし。
安くてそこそこいいじゃない (スコア:1)
各種DVD系・CD系のメディアが視聴できて音質もそれなりに配慮されてる、という程度のオーディオ機器として安いし、PCだけどBGM用につけっぱなしにしてもよさそうな省エネ具合だし。
取り上げた記事のライターの書き方がまずいかもしれませんが、オカルト云々の議論はオフトピ気味でしょ。類似コメント多すぎ。
#アレゲな音楽が流れるのはバス上だけなんですかねぃ。
Re:安くてそこそこいいじゃない (スコア:1)
Re:安くてそこそこいいじゃない (スコア:1)
あれは商業的に失敗でしたが(結構高かったしSOTECのイメージが最悪なころだったし)。
今回のは、見ると売価2万相当程度の対応をしているように見えるし、そのぐらいの
対応が最も費用対効果が高いゾーンのようだし、変に値段を吊り上げていないという
意味で、健全な商品だと思います。
#このあたりの音楽PCが売れるようでないと、普及機レベルでのPC音源の進歩は望めなさそう。
一方で、今回いろいろな方の意見をみたところ、リッピングよりはDAC以降に
ちょっとお金を投下するのが効果が高そうに思えました。
PC持ってる人は1万円のURB外付音源+1万程度のスピーカを買うというのが良さそう。
誤り訂正をソフトウェア的に対処 (スコア:1)
パソコンなんだから別にリアルタイムにCDを再生する必要なんてないんだし……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:どっかのレコード会社が協力して検証してくれないかなぁ (スコア:1)
よく言われるジッタってDACによっては本当に致命的で、マスタークロック(DACに供給する256fs等)をデジタルPLLで作ってるとDレンジが70dB切る事だってあるんです。でも意外と測定値の割に音質は悪くないんですけどね。高いノイズフロアがディザーもどきになってw
S/PDIFで伝送するにしても受信側でマスタークロック生成の為にPLL使うわけだけど、PLLのジッタが阿呆なくらい低いかDACの耐ジッター性が十分高くないとサウンドカードやトランスポート、伝送路等の影響が音質に現れちゃう。AFを測定器で測ったって数値には現れないけど、訓練(?)された人間の聴覚はそれを認識できる。
BurrBrownって昔のイメージが強いのか結構崇拝されてるっぽいけど、お察し下さい。
だからってわけじゃないけど、エソテのアプローチ [esoteric.jp]は嫌いじゃない。とても買える値段じゃないがoTL
凛々しく、あほらしく。
Re:どっかのレコード会社が協力して検証してくれないかなぁ (スコア:1, 興味深い)
だからって、非圧縮とロスレス圧縮の差があるってのは理解し難い。
あるとすれば、電源弱いかEMCがダメダメかって所かなぁ・・・
#酔っぱらってるからACで。
Re:どっかのレコード会社が協力して検証してくれないかなぁ (スコア:1, すばらしい洞察)
「ロスレスと非圧縮をも聴き分けられる」
ってのは、褒め言葉ではない、ってことだね。
impressの記事には
> ロスレスと非圧縮の違いを感じられる程度にまで、クオリティを高めることに成功した
と書いてあるけど、
レビュー記事では本当のことをストレートに書くと広告主であるメーカーから怒られるから、
提灯記事でもライターのせめてもの良心で、真実を幾重にもオブラートで包んで伝える手法
ってことなのだろう。
Re:どっかのレコード会社が協力して検証してくれないかなぁ (スコア:1)
>スピーカーとか電源部あたりから聞こえてきたじゃない。
>あれと同じで処理内容でノイズの出方は変わるから。
って事は何ですか。
データに関わらずデコードの負荷が変わらないように、ダミーのデータと処理で埋める。
CPUが省電力モードに入るとクロック周波数が変わるので、ダミーの処理で適度な負荷を維持する。
こういうデコーダなら低ノイズ化できる!?
ちょっと特許周りを洗ってこよう。
Re:どっかのレコード会社が協力して検証してくれないかなぁ (スコア:1, 参考になる)
PCMをCD-DAでCD-Rに焼いてリップすると、どうやっても同一のデータにならん! という話は聞きません。
どこそこのCD-ROMドライブはリップがうまくいかないとか、そういう話はいくらでもありますが。
後半についてですが、過去の別なものでのノウハウで語る 連中が原因だと思います。
たとえば、ソニーのDVD-RはTDKのDVD-Rに比べて赤の発色が良い、などといった評価記事を見たことがあります。
(百歩譲ってメディアによって画質が異なるとしても、どちらも太陽誘電の同一モデルのOEMなのに違いがわかるとは凄い!)
他の方がコメントしているように、CDプレーヤからSPDIFで出力して外部のD/Aコンバータを使う場合は伝送の影響を受けますが、
それはデータを蓄積して自前のクロックで再生する機器には関係ないのですが、混同してか同一のノウハウで語られているようです。
蛇足ですが、過去にSPDIFからのクロック抽出の都合でジッタが乗りまくる製品があったと思われます。
とあるメーカーのSPDIF復調ICは、受信信号から生成するクロックの周波数を設定ピンにより選択できたのですが、
選択した周波数によっては大きなジッタが乗ることがデータシートに記載されていました。
Re:どっかのレコード会社が協力して検証してくれないかなぁ (スコア:1)
どうやって波形を見ているかによります。
オシロでアナログ帯域を見ようとして、10KHzとか20KHzの走査で波形を見ているのであれば、見えてこない電圧の変化は当然ある。
人の脳って、具体的に特定できないくせに、差異には敏感に反応してくれたりするので、波形を見て同じように見えるが、聴こえる音は違うってのは普通にありえる話ですね。
とはいえ、提示されているリンク先の内容が正しいとも思えませんけど。
レコーディングエンジニアって、別にアナログ回路やオーディオ回路のスペシャリストってわけではなくて、レコーディングのスペシャリストなだけです。
彼らは自分達の持つ感覚で音を録っていじっているのであって、それが原音を電気的に見て忠実かどうかは理解の範囲外だと思いますよ。
自分で回路を作って使っているのではなく、既製の機材を使っているわけですから。
リンク先の話では、高音質をうたうメディアに記録した音は何故高音質?っていう質問に対しての解ですから、リアルタイムで全てが処理されるCDプレイヤーであれば、音の違いが発生してもおかしくないと思います。
例えば、CDプレイヤーとCDレコーダーを光で接続してコピーしたとしましょう。
30回もやっていれば、どこかで読み取り不良を起こすことは考えられます。
CDプレイヤーはリアルタイムで処理していれば、ジッタによって音の出力タイミングがずれることがあります。(同じデータが2回出力されて、本来出力されるはずのデータが1回分消失する)
CDレコーダもリアルタイムで処理しているとすれば、44.1KHzで記録されるデータのうち、タイミングがずれることで乗り遅れることもあるでしょう。(同じデータを2回サンプリングしてしまい、本来記録されるべきデータが1回分消失する)
結果、デジタルであるにもかかわらず、音は変わってしまうんですよ。
原版と30回コピー後のCD-Rをリップして比較すると違いが出ているんですけどね。
それをアナログ波形として見ても差には気づかないでしょうし、PCでデータを波形表示したとしても、人が目で見たくらいでは差に気づかないでしょう。
Re:どっかのレコード会社が協力して検証してくれないかなぁ (スコア:1, 参考になる)
もともとCD-DAの設計時点では、
24時間CDを再生し続けて1サンプルのエラーが発生するかしないか程度だそうです。
> CDプレイヤーはリアルタイムで処理していれば、ジッタによって音の出力タイミングがずれることがあります
> CDレコーダもリアルタイムで処理しているとすれば、44.1KHzで記録されるデータのうち、タイミングがずれることで乗り遅れることもあるでしょう
そんな酷い設計のプレイヤーやレコーダーがあるなら、それを使うのが悪いと思います。
それこそ機械で評価できるんですから評価すべきでしょう。
で、実際に評価すると、まともな機器をまともな使い方をすれば、エラー0っていう結果が出るそうです。
> 原版と30回コピー後のCD-Rをリップして比較すると違いが出ているんですけどね。
もし、どうしても違いが出ることが不可避なら、メーカーは違いの少なさを数字で示して優秀さをアピールするでしょう。
しかし現実には違いが出ないので、0と0は比較できないということで、言及されないのだと思います。
Re:どっかのレコード会社が協力して検証してくれないかなぁ (スコア:1, すばらしい洞察)
24時間に1サンプルのエラーが発生し、それが24時間のうち最初の1時間に発生するとしても、30回37時間のコピー後に累積したエラーは2サンプル。
それを再生する際にも1サンプルのエラーが発生したとしても、合計3サンプル。
これは、ワーストケースでも「パン」「プツッ」といった雑音が3回入るということであって、
音が変るという表現をされるものとは性質が違うと思います。
> 再生側の機器が使っているクロックと、録音側の機器が使っているクロックを同期させる手段をもたずに一致させるなんて不可能だと思いますけど。
SPDIFの信号はバイフェーズマーク変調を用いているので、伝送によってビットがズレて受信されることはないですし、クロックも伝送できますのでズレません。
Re:どっかのレコード会社が協力して検証してくれないかなぁ (スコア:1)
確かに、音が変わると言うには、もっと高頻度なデータのずれが必要ですね。
見た目わからないデータのずれが起きていることに固執して考えていたようです。
>SPDIFの信号はバイフェーズマーク変調を用いているので、伝送によってビットがズレて受信されることはないですし、クロックも伝送できますのでズレません。
データの伝送路に関してはその通りなのですが、機器内部でこのクロックと同期して動作しているのでしょうか。
私は中をあけて見たことが無いのであくまでも憶測でしかないのですが、録音機側が入力信号に同期して録音処理をしていないように思えます。
Re:測定系の仕事をしていて思うこと (スコア:1)
計測機器で、全てを語れれば良いのですが、同じ波形を忠実に再現できないからこそ、オカルトの付け入る隙があるのです。音を聴くという行為に正直であるのならば、計測機器やオカルトを信じるのではなく、自分の耳を信じることです。後は嗜好の問題。
でも、オカルト信者と計測機器で、どちらが音の違いを判別する能力が高いか、気になるところです。ケーブルを換えたときに、音だけでそれを判別できるのでしょうか?
Re:測定系の仕事をしていて思うこと (スコア:1, 参考になる)
それを放棄しているのが、今のピュアオーディオ業界です。
たとえば振動対策ですが、
何をすれば何がどれくらい変わって、それが最終的な音質にどのように影響するのか、数字で示そうとしないのは、姿勢としてオカシイです。
電磁界を導体が動けば・・・という話をする人はいても、
どこまで回路のインピーダンスを下げれば影響がどれくらい軽減されるのか、
あるいは、配線間の距離をどれだけとれば、どれくらい軽減されるのか、
電磁シールドでどれだけ弱くすれば、どれくらい軽減されるのか、
そういう話にはならないのです。
とにかく経験とカンと耳が頼りで・・・だからオカルトだと批判されるのです。
Re:測定系の仕事をしていて思うこと (スコア:1)
再生音を定量的に評価して感覚的に安心したいというのは、科学的なデータを利用して感覚という結果を捏造しているとも言えます。
それって科学的手法ではないですよね。
そこが大きなズレです。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:測定系の仕事をしていて思うこと (スコア:1)
ミキシングやマスタリングの時に相当な音作りをするし、
音の聞こえ方は出力装置と部屋のセッティング(イヤホンやヘッドホンならそれ単体)、さらに体調や精神状態であっさり変わってしまう。
最近のPC用サウンドチップなんか、ハナからEQやらエフェクターやらがバシバシ通されているので、
(一時期、内部処理上のサンプリング周波数48kHz固定になってひどいことになってた時代もありましたが)
何とかして出力の段階でいかに自分で責任を持って自分好みにできるかのお作法が広まればいいなと思うのですが、
これも基準がバラバラになってしまうので難しい様で。
#電源が不安定なのはアナログ再生・録音と SPDIF ケーブルを介する様なデジタル録音の音質には影響あるけど
#それを治すのは電源コードじゃないよとか…(むしろ接点と供給が問題なんだから)
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re:測定系の仕事をしていて思うこと (スコア:1)
エレキギターはケーブル(シールド)を変えたら音だけで判別できます。
そこまで大差はないし、高いほうがいい音ってわけでもありませんが。
http://ig3c.dip.jp/IkakooGathering/Top/Guitar/Monster.htm [ig3c.dip.jp]
上記サイトで比較がなされています。
ケーブルの種類によってはイコライザー的な要素を持っていたりします。
楽器用ケーブルの場合、
雑に扱うことが多いので音質よりも丈夫さが大事だったりします。
ケーブルの劣化によるノイズは、高級ケーブルのほうが出にくいかな。