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2015年7月10日の記事一覧(全13件)
12261919 story
Firefox

Firefox、XUL/XBL技術を捨てる方向へ? 25

ストーリー by hylom
いまとなっては大きすぎるのかも 部門より
insiderman 曰く、

Firefoxの開発者らが、Firefoxで使われているXULXBLといった技術について、今後これらの利用を止める方向で検討を進めているという(Phoronix)。

XUL/XBLはマルチプラットフォームに対応するライブラリで、ユーザーインターフェイスの構築や各種ネットワーク通信などの機能を備えている。現在は議論の初期の段階であり、これによってどのような影響が出るのかについてはまだ分からないとされているが、Mozillaでは現在Rust言語で実装された「Servo」というレンダリングエンジンの開発を進めており、またUIをHTMLで実装する実験なども行っている。少なくともそう遠くないうちにFirefoxの何かが大きく変わることは間違いなさそうだ。

12261920 story
Linux

Linux 4.2-rc1、追加されたコードは100万行以上 35

ストーリー by hylom
ハードウェアサポートの大変さが分かるお話 部門より
headless 曰く、

Linux 4.2-rc(リリース候補版)1が7月5日にリリースされた。変更された行数で見ると過去最大のrcになるという(メーリングリストでのアナウンスV3.co.ukThe RegisterPhoronix)。

Linus Torvalds氏によれば、4.2-rc1では100万行以上のコードが追加されおよそ25万行が削除されたという。およそ49%がAMDの新しいGPUドライバ関連のものとなっており、単一のドライバがパッチ全体の半分近くを占めるという、少し変わった状況になっているそうだ。一方、その他の変更点はいたって普通で、主にドライバーやアーキテクチャーの更新のほか、ファイルシステム関連の変更などが含まれる。ただしアーキテクチャー関連では、安定していてあまり変更されることのないローレベルのx86コードの一部で整理が行われた点が通常とは異なるとのこと。

なお、4.1-rc1はコミット数でみても過去最大級といえるが、3.15-rc1よりもわずかに少ないという。また、3.10-rc1のコミット数は4.2-rc1と同じぐらいであり、ファイナルリリース版ではさらに増加している。ただし、rc-1以降では多くのコミットをマージしない方向に進んでいるため、4.2が3.10と比較するほど大きなリリースになるとは考えていないようだ。

12261922 story
携帯通信

日本で初というLTE対応IPトランシーバー/IP無線機、発売へ 57

ストーリー by hylom
トランシーバーで遊んでみたい 部門より

KDDIがLTEに対応したIPトランシーバーおよびIP無線機を法人向けに提供することを発表した(KDDIのニュースリリース)、マイナビニュース週刊アスキー)。

発表されたのはアイコム製のIP500Hとインフォメーションタスクフォースの「IP-T10」。IP500HはKDDIの4G LTE回線を使用するトランシーバーで、一般的なトランシーバーのような外見を持ち、多人数に一斉連絡できるといった特性も同じだが、4G LTE回線を利用できる場所であれば日本全国どこでも通話できるのが特徴。同時通話・多重通話にも対応する。

また、IP-T10も同様の特徴を持つが、こちらは据え置き型の無線機の形状をしている。どちらも免許や申請手続き、無線従事者資格は不要。

12262678 story
お金

QAサイト「OKWave」、Bitcoin対応を発表 10

ストーリー by hylom
低コストで使えるポイント 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

国内最大級のQAサイトであるOKWaveが、近日ビットコインに対応する予定であることを発表した(スタッフブログ)。質問者は回答者へ感謝の気持ちとして、ビットコインを贈れるようになるとのこと。

ビットコインの価値や信頼性への懸念を抱いている人も少なからずいるだろうが、現に日本国内でも複数の取引所が稼働している現在、換金性という点ではサイト独自のポイントより優れているとも言える。また取引所に頼らずに直接ビットコインを入手する手段ともなりうる(払い手がそれなりに現れればの話だが)。

日本でのビットコインの普及状況を鑑みればかなり思い切った企画だと思うが、こうした利用が広まるかどうか注目されるところだ。もっともビットコインの支払いはアドレスさえ分かっていれば可能なのだから、利用規約や操作性さえ問題にならなければ、システム的な対応はほとんど必要ない。実際、某巨大掲示板でこの類のやりとりがなされた事例も既に知られているところである。

このタレコミが有用だと思ったあなた、私のビットコインアドレスは(以下自主規制)。

12262690 story
ニュース

ナスカの地上絵、新たなものが24点発見される 10

ストーリー by hylom
まだ見つかっていないものがあったのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

山形大人文学部付属ナスカ研究所が7日、新たな「ナスカの地上絵」が24点発見されたことを発表した。2013年度の調査で見つかった動物の絵と合わせ、このエリア周辺で発見された地上絵は41点に上るという。同研究所の坂井正人副所長によると、「これだけの数が集中的に描かれている地区はほかに例がない」そうだ(読売新聞)。

発見された絵はナスカ市街地から約1.5kmの場所にあり、以前は人が住んでいたとされる地域。紀元前400〜同200年頃に描かれたものを見られているが、この時代の地上絵は居住地から離れたところで発見されるケースが多かったことから、「地上絵がもっと身近な存在だった可能性もある。当時の人々の信仰や地上絵のイメージを変える必要がある」としている。

12262684 story
宇宙

彗星の特徴は地球外微生物の活動によるもの? 18

ストーリー by hylom
旅する微生物 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ESAの水星探査機ロゼッタおよびフィラエによって詳細な観測が行われている「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」だが、英大学の研究チームは6日、同彗星の奇妙な外観や有機物といった特徴は、彗星に地球外微生物が存在しているためではないか、という新説を発表した(AFPBB)。

探査機によるチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の観測では、氷の湖を覆う黒い外殻や底が平らのクレーター、表面に点在する大きな岩などの特徴的な地形が発見されている。複雑な有機物質も検出されており、表面の黒い層はこれら有機物質ではないかと推定されている。

研究では、彗星におけるガスの噴出が本来昇華を起こせないはずの距離で始まったことに着目。これは微生物の活動により表面下に高圧ガスのポケットが形成され、そこから有機物質が噴出し彗星表面に再供給されているためではないかとの説が掲げられている。同彗星の表面に、割れ目が塞がれたり岩が動かされたりした痕跡がみられることにも言及されている。

研究チームではまた、この微生物が液体の水を用いている可能性を指摘。彗星が太陽に近づくにつれ、表面の氷が融けだして雪のような状態となるため、この微生物は太陽に近づくにつれ活発化するはずだとも述べている。

近年ではエウロパなどの氷天体での生物の可能性が言及されているが、微生物とはいえ小さな彗星上でも生命活動が行われているとなれば、これまでの宇宙観を大きく塗り替える発見になるであろう。今後の調査に期待がもたれるところである。

12262685 story
軍事

米国務省、3Dプリンタ銃データの配布を規制するために武器取引規則の改正を計画 11

ストーリー by hylom
データは武器か 部門より
taraiok 曰く、

3Dプリンタで銃器を製造することが世界各国で問題となっているが、米国務省はこうした問題に対応するため、デジタルデータの扱いに新たな制限をかける方針だ。6月3日に掲示された官報によると、国際武器取引規則(ITAR)の規則を変更することで対応する方法が提案されているようだ。ITARは米国の外に情報流出を行わせないための仕組みであり、銃の構造や設計などのデータをオンラインで配布することを禁じるという提案が行われているという(FOXNEWSSlashdot)。

一方、3Dプリンター銃の設計配布を行っていることで知られる団体Defense DistributedのCody Wilson氏は、Webサイトから銃用のデジタルデータを削除する要求を拒否している。同時に、新しい法令が憲法修正第一条(言論の自由)に違反していると主張、連邦政府に対して訴訟を起こしている(Slashdotの別記事)。

12263228 story
変なモノ

キンカンやオロナイン、スティックのりは短期間であればCPUグリスの代わりに使える 43

ストーリー by hylom
後始末が大変そうだが 部門より

PCを自作する際に忘れてはならないのが、CPUとCPUクーラーの間に塗るCPUグリス。CPUからの発熱を効率的に逃がすためには必須であるが、グリスの代わりに別のものを使う実験をASCII.jpが行っている。

実験で使われたのは、虫刺されなどに向けた外用薬「キンカン」や同じく外用薬「オロナイン」、スティックのり、美容液、ホホバオイル、マヨネーズ、棒ゼリー、とろけるスライスチーズ、自転車用潤滑油。意外なことに、どれも一般的なグりスと同等またはそれ以上の性能が観測できたという。

とはいえ短時間のテストでの結果ということで、長期的に見た場合の結果についてはやはり保証できなそうだ。

12263285 story
プログラミング

「開発合宿」専用の宿泊プランを提供する湯河原の旅館 45

ストーリー by hylom
開発以外の合宿にも良いかも 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

ホテルや旅館に詰めて開発を行う「開発合宿」というのが流行しているそうだが、これに向けて湯河原の旅館「おんやど恵」が開発合宿に特化した宿泊プランを提供しているそうだ(INTERNET Watch)。

元SEという主人が考案したものだそうで、深夜でも利用できる施錠可能な会議室や無線LANを提供するほか、夜間の入浴などにも対応。価格は1泊2食付きで1人1万円から。別途有料でコーヒーや弁当などの提供も可能だという。

設備に関してはリンク先を参照頂くとして、このような開発合宿をしたことがある/予定がある方がおられたら、その効果や問題点についてご教示頂きたい。

12263293 story
サイエンス

「白鼻症候群」からコウモリを救え 22

ストーリー by hylom
たかがコウモリ、されどコウモリ 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

コウモリを絶滅の危機へと追いやるという「白鼻症候群」の新たな治療法が開発されたという(WIRED)。この病気はコウモリの皮膜や組織を破壊して冬眠中の体力を奪うことで、たった8年間で5,700万以上のコウモリを死滅させたという。これまで研究されてきた治療法はどれもうまくいっていなかったため、新たに開発されたバクテリアによる治療法について期待されているという。

研究者がこの病気を問題視しているのは、コウモリが生態系で果たしている役割にあるようだ。コウモリは冬眠以外の活動期間中、毎晩自身の体重の3分の2に相当する昆虫を消費する。その昆虫には作物に大損害を加える害虫も含まれており、北米におけるコウモリの減少は年間で2,290億の農業損失を引き起こす可能性があるという。

12263294 story
情報漏洩

各国政府機関に監視ツールを提供する「Hacking Team」、サイバー攻撃を受けて脆弱性情報などを漏らす 19

ストーリー by hylom
サイバー武器商人的なやつか 部門より
headless 曰く、

米国など各国の政府機関に監視ツールを提供し、国境なき記者団に「インターネットの敵」と認定されているイタリアのセキュリティ企業「Hacking Team」がサイバー攻撃を受けて内部情報を流出させたそうだ(Ars TechnicaThe GuardianThe RegisterVentureBeat)。

流出した内部情報とされるものは約400GBあり、電子メールや顧客リスト、ソースコードなどが含まれる。中には「Torの通信を傍受可能な唯一の方法を同社が提供できる」といった記述を含む文書や、「HTTPS Everywhereのユーザーに対して使用すると偽の証明書を使用していることが明るみに出る可能性がある」といった記述を含む文書、同社が取引を否定していたスーダン政府とのかかわりを示す文書などもあるという。公式Twitterアカウントも乗っ取られ、Torrentファイルのダウンロードリンク公開などに使われたとのこと。

Hacking Teamの技術者は流出したファイルについて「ウイルスが含まれており、攻撃者がHacking Teamに関する嘘を広めようとするものだ」などとTwitterで主張。しかしセキュリティ専門家らは、含まれるマルウェアはHacking Teamが開発したものだと指摘している。その後、Hacking Teamでは顧客に対し、各国の作戦が影響を受けていないかどうか確認されるまで利用を控えるよう通知したとのこと。Hacking TeamのWebサイトも一時オフラインになったという(The RegisterBetaNewsSoftpedia)。

なお、この流出した情報にはAdobeやMicrosoftも把握していなかった脆弱性情報も含まれていたという。その1つには「Adobe Type Manager(ATMFD.dll)」における未修正の脆弱性があり、注意喚起が行われている(JVNVU#92689788)。

12263295 story
ビジネス

「モンスタークライアント」か「低レベルなWeb制作会社」か、Web制作案件における騒動が話題に 79

ストーリー by hylom
分かりやすい炎上案件 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

取引先に対し過度な要求や威圧的な暴言を発する「モンスタークライアント」なるものが存在するらしい。今回話題になっているのは、「エレファント・コミュニケーションズ」というWeb制作会社。この会社がとある「セミナー運営会社」A社からサイト制作を請け負ったそうなのだが、A社は「何パターンにもわたる画像の修正」を「連日昼夜を問わず電話、メール等」で行い、さらに同社従業員がA社に呼びつけられて2時間に渡って次のような暴言を浴びせかけられるという事態になったそうだ。

「私があなた方から受けたストレスについてどうするおつもりですか?と聞いているんですよ。」 「あなたって一体何様のつもりですか?」 「あなたはここに座っていても意味がないんですよ。」

これを受けて同社はA社から請け負った業務から手を引き、成果物を破棄することしたという。

これに対し、「ブラック企業アナリスト」がこの案件についてA社側の観点から報じられた記事も出ている。こちらではA社側の要求にエレファント・コミュニケーションズが従わず、納品されたデータも当初の話とはまったく違う物になっており、さらにエレファント・コミュニケーションズ側の対応も悪かった、という話になっている(ビジネスジャーナル:低レベルすぎるウェブ制作会社に注意!客の要求無視、逆ギレして成果物全部削除&連絡拒絶)。

なお、エレファント・コミュニケーションズ側はこの記事について、「【ネットニュース等に掲載されました弊社を誹謗中傷する記事について】として『記事の執筆者である「新田 龍/株式会社ヴィベアータ代表取締役、ブラック企業アナリスト」なる人物から取材の申込みを受けたことすらありません』と述べ、一方的な記事であると主張している。

ちなみに問題となっている「セミナー運営会社」については明らかになっていないが、ノア・アカデミー(旧名リラ・アカデミー)ではないかとされている(Internet Archive上で保存されているサイト刷新前のWebサイト)。

双方の意見が食い違っているものの、とりあえず片側の主張のみをウラを取らない状態で掲載する自称アナリストについてはちょっとレベルが低いと言わざるを得ない。また、過度な要求を突きつけるクライアントというのもよくある話である。こういったクライアントに対してはどう対処するのが良いのだろうか。

12263296 story
ビジネス

「IIJ4U」、「IIJmio」とサービス統合。ダイヤルアップ接続などはサービス終了へ 49

ストーリー by hylom
ダイヤルアップはもう過去の遺物となるのか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

IIJが個人向けインターネット接続サービス「IIJ4U」を、MVNOによるインターネット接続提供サービスなどを行っている「IIJmio」と統合し、一部サービスを終了することを発表した(IIJのお知らせ)。

これにより、ダイヤルアップやAIR-EDGE、PacketWIN、ISDN接続オプションは終了となる。フレッツ光接続やフレッツADSL、メールアドレス提供などのサービスについては「IIJmioサービス」として継続されるとのこと。

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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs

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