炭酸飲料の販売減少が続くアメリカ。毒物扱いする自治体も
タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
米国では1990年代以降、コーラのような高カロリーの炭酸飲料の売り上げが急激に落ちてきているそうだ。アメリカ人の約3分の2は、積極的にドリンク類の摂取を減らしており、現在ではペットボトルに入った水の売り上げが、炭酸飲料をを上回っている可能性があるようだ。原因としては、米国内での肥満防止のための炭酸飲料・根絶キャンペーンの影響によるものだろう(The New York Times、WSJ、Gallup、The New York Times、Dr. Nick Campos、slashdot)。
この影響により、多くの職場や政府機関はもちろん、学校内のカフェテリアの自動販売機には炭酸飲料は置かれていない。さらに炭酸飲料は健康を害する毒性物質であるとして、タバコと同じような課税をしようというフィラデルフィアのような自治体もある。それでも炭酸飲料は、米国の飲料市場の約25%を占めており、飲料会社の経営を当面の間支えていくだろう。