ハロウィン文書 VII 112
ストーリー by Oliver
情報洩れ再び 部門より
情報洩れ再び 部門より
本家より。ハロウィン文書を覚えているだろうか? マイクロソフトの対オープンソース戦略に関する文書がリークされたもので、マイクロソフトがオープンソースを脅威としてとらえていることが初めて確認されたものだ。そのえげつない内容に当時のコミュニティの叫びは大きかった。そして、新たなるマイクロソフトの内部文書がEric S. Raymondの元にリークされ、最新の戦略が明らかになった。
この文書とESRの分析からはマイクロソフトがLinuxとオープンソースをどう位置付けているか読み取れ、非常に興味深い。例えば、これまで展開されてきたLinuxやGPLを不正確な情報で激しく批判するFUD戦略は効果をあげるどころか、逆効果にすらなっていたり、関ヶ原とも言えるTCOに関しても現時点ではオープンソースのほうが低いことを認めている。また、もっともオープンソースに最も積極的なのはドイツ、フランスおよび日本だそうだ。
これで「勝った」と思うのは間違いだが、オープンソースの利点をシェアードソースの利点として売り込み、ライセンス的な死の罠へ誘いこむ方向へ転換しつつある情報戦に踊らされない為にも目を通しおくべきだろう。日本語訳も欲しいところだ。
拙訳:我々が学ぶべきこと (スコア:5, 興味深い)
* オープンソース社会がここ5年間に作り上げた、メッセージと戦術はうまく
いっている。我々のセキュリティ、TCO、競争の影響に関する主張は、マイ
クロソフトの調査対象に浸透した。他方、知的財産権に関しては、どちらの利
益にもなっていないと概要で論じている。
* マイクロソフトがオープンソースを攻撃して行ったFUDは、単に失敗しただ
けでなく、マイクロソフト自身の市場調査に問題だと表れる程強い反作用を
もたらした。これは、もはやオープンソースの流儀を守るためにFUD対応に
大きな労力を払う必要がないことを意味する。要するに、我々はこの戦いに
勝ったということだ。努力は、他にふりむけるべきだ。
* 我々は、TCOに関してマイクロソフトの足元を砲火にさらし続けるべきだ。
かれらの言葉は、我々がこの戦いに勝とうとしていることを示す(当然だ。特
にXP以降のライセンス変更後では)。このメモ(Halloween VII)の助言に従う
のであれば、マイクロソフトは、集められる限りの金と市場影響力を使って、
この流れを逆転させようとするだろう。これに対する効果的な対策としては、
マイクロソフトのBSA(訳注:何でしょう?)という強圧的な刺客にゆすり取
られないためには、マイクロソフトのライセンスを追跡し続ける(もしかし
て永久に?)必要があることを指摘するのも一つの手だろう。
* オープンソースへの親近感は、マイクロソフトの「シェアードソース」とい
うペテンへの耐性をつける。アンケートの回答者で、オープンソースへの親
近感を高くつけた人程、「シェアードソースが同じ利益をもたらす」とは判
断しない傾向があった。オープンソースがソースを検討し、変更し、再配布
可能なのに対して、シェアードソースの場合マイクロソフトとのNDAか、不
競合の同意書にサインした後でないとソースを見れないという違いを叩いて
いく必要がある。毒薬問題の強調が強調されている。
* 国際的には、U.S.の技術企業一般(と特にマイクロソフト)に依存することへ
の嫌悪を活用できる。マイクロソフトは、正しくこれを深刻な問題と認識し
ている。
* (Linuxは)高く認識されてはいるが、それが広い採用には結び付いていない。
理論的にはLinuxを好む管理者の方が、実際に日常的に使う管理者より多い。
これは、多くが他者の路線を変更する大規模な採用の結果を待っているか、
組織の慣性に阻まれているかのどちらかであることを示唆している。
* マイクロソフトが特許訴訟で暴れる続ける危険性は、実質的には開発者を締
め出すことより、潜在的なオープンソースのユーザをビビらせることにある。
知的財産権に関する「具体的な行動」という言葉は、ハロウィン文書I, II
でなされた「プロトコルの陳腐化を防ぐ」議論と比べて、険悪なものに思え
る。
* 「フリーソフトウェア」という語には、つけいる弱点としてすら一度も言及
がない。これは、最初のハロウィン文書と対照をなす。これが何を意味する
か定かではない。しかし、確かな可能性としては、マイクロソフトと調査対
照の両方で、この語が欠落していたというものだ。
このメモの全体的な色合いは、防御的なものである。全くおびえる必要はない
ことに、オープンソース共同体との議論に関して、調査者はかれらの言葉の中
にすら彼らが勝ちつつあることを示すものを見出せていない。
事実、彼らの言葉は我々が勝ちつつあることを示している。なすべきは、今の
コースを保つことだ。
#意外に時間くっちったい。
Re:拙訳:我々が学ぶべきこと (スコア:1)
あとZDNNのこの件に関する記事を。
[WSJ] MSがオープンソースへの矛を収める?
[zdnet.co.jp]
φωφ)/
Re:拙訳:我々が学ぶべきこと (スコア:1)
何を訳したかを書くのをさぼったので、誤解された方もいたようですね。
#なんかデジャブが激しい。以前も、BSAって何?と書いた気がする。
Re:拙訳:我々が学ぶべきこと (スコア:1)
Re:拙訳:我々が学ぶべきこと (スコア:1)
>オープンソース支持者が、このメモから拾い出せる戦術的な助言のまとめを次に示す。
と書いてあるんですが…。
主観ですぎ (スコア:2, 興味深い)
勝ったの負けたの言い出すあたり気持ち悪いのですが・・・
「勝った」というのは、あれですか、憎き帝国主義のM$を
我らがオープンソース同盟が打ち破ったみたいなイメージですか?
/.にはオープンソース寄りの人が多いというのは分かるんですけど
そのことを過剰に意識しないようなタレコミのほうが議論が深まると思います。
Re:主観ですぎ (スコア:2, 参考になる)
# 感情的にはオープンソース寄り、現実は MS の技術で食べてるのでそう思うのかも。
Excite の翻訳 [excite.co.jp]を参考にオリジナルの英文を軽く読んでみましたが、我々とは別の視点から見たオープンソースの世界という点では興味深く感じます。さすが「あそこはライバルの調査とマーケティングでのし上がった会社」と言われるだけあるなあと噂を再認識してしまいました(会社で聞いた噂なので、ポインタはないです :-)。
Re:主観ですぎ (スコア:1)
アメリカというと「善と悪の戦い」の枠組みにハマっている方がウケると思うので、この場合ちょっと違うんじゃないかな。まあ、スターウォーズのダースベーダーをビルゲイツにする方がウケると思う。
ま、それは良いとしても、例のあの人のように「人類対マイクロソフトの戦いだ」とまで言い出されるとちょっと付いて行けない感じはするな。
(´д`;)
世界征服と冗談で気軽に言えた時代 (スコア:2, 興味深い)
趣味でやるのなら、MS のシェアを奪ったところで心情的に楽しいだけだけど、 Linux もだいぶ商業化されたから、そういう商売に関わっている人にとって、 「負かす」ということは非常に重要なことなのでしょうね。
ただし、そういう商売をやっている人たちががんばってくれているおかげで、 世間の Linux の認知度が上がってきているのだし、 だいいち、多くのコミュニティはその活動基盤 (ウェブサイト、 メーリングリスト等) を オープンソース関係企業からの寄付に頼っていたりするので、 趣味でやっている人たちでさえ、「負かす」といったことに まったく無縁でいられるわけではない、とは思います。
そのへん、BSD な人々はどのように感じているのでしょうか。
Re:世界征服と冗談で気軽に言えた時代 (スコア:1, 参考になる)
BSDもGPLも使わない理由として、企業側の筋の通った理屈が端的にわかるかと。
Re:主観ですぎ (スコア:1, すばらしい洞察)
そもそも敵対心むき出しなのはマイクロソフトのほうじゃないかと思われ。
Re:主観ですぎ (スコア:2, すばらしい洞察)
だからなに?
ってコメントも子供じみてないかい?
Re:主観ですぎ (スコア:1)
といっても、知合いにこの手の記事のリンクを示して、こんな話もあるんやで、というぐらいなので、「犠牲」というのはお茶を一口飲む時間でしょうか。
Linux 系の会社やってて営業なんかやってれば、それを顧客との話のネタにでもするのかもしれませんが。
Re:主観ですぎ (スコア:1)
Re:主観ですぎ (スコア:3, 興味深い)
最後の行の「そのこと」は、勝ち負け感情のことではなく、「オープンソース寄りの人が多い」ことを差しています。
自分も激アンチMSですが、このコメントには頷けます。
漢字間違い (スコア:1)
↓
指しています。
Re:主観ですぎ (スコア:1)
開発にかかわってる人はそうかもしれないけど、一般の人は勝ったとか負けたとかいわれると引いてしまうのでは。
#ちょうど、親コメントのACさんのように。
それと、開発にかかわってる人でも、「それが、僕には楽しかったから」
というスタンスの人はやっぱり違和感を感じるんじゃないかなあ?
そんなつもりでやってきたわけではない、と。
#真上のコメント [srad.jp]のkubotaさんなんかはそうなのでは。
Re:主観ですぎ (スコア:1, 興味深い)
>「両方に慣れる」という建設的な努力をしてますが。
ということが本当に建設的なのか疑問に感じています。
というのも、彼ら(API提供側、プロパガンダのエヴァンジェリストなど)は、
「文句を言って来ない=同意したものとする」と手前勝手な解釈をしてくれるので
文句を言うべきところでは文句を言わないと勝手に事を進められてしまうのが現実だからです。
結果として何も言わない事は自身の権利放棄になってしまうのではないでしょうか?
しかも、自分自身だけでなく部下・後輩などの発言権の弱い立場にある人間に「両方に慣れる」ことを
結果的に強要することになるので、上司・先輩としての義務も放棄した事になると思います。
#上司は部下の盾になるのが仕事だと思います。
#が、現実はそうではない方が多いと感じます。
#マジレスなのでAC
Re:主観ですぎ (スコア:2, 興味深い)
> 「文句を言って来ない=同意したものとする」と手前勝手な解釈をしてくれるので
> 文句を言うべきところでは文句を言わないと勝手に事を進められてしまうのが現実だからです。
> 結果として何も言わない事は自身の権利放棄になってしまうのではないでしょうか?
これが、ある会社にAPI開発を依頼して、その会社に対して、という話ならわかる。
Win32APIやPOSIX APIに関してはそうとは言えない。
問題は、その「腐ってる」とされているAPIで、すでに何百万、
何千万のアプリができてしまってる、というところにあると思う。
たとえ「腐ってる」としても、「腐ってるからすべて刷新する」
ということになったら、それこそ非難囂々だと思うよ。
Windowsのあるバージョンから、すべてのソフトを書き直さなければいけない、
というようなことをMSができるわけがない。
POSIXについても同様。
APIの提供側は、別に聞く耳を持たないわけではないし、意見を出せば
多分聞いてくれるだろう。
改良の努力もしているし、現にAPIはちょこちょこ変わってたりもする。
だけど、相手は何千万という開発者を相手にしてるし、
その中には現状維持を主張する人も少なからずいるはず。
こうなるともう政治みたいなものになっていて、文句をいってもすぐにどうこうなるものではなくなっている。
もちろん、(建設的な)文句を言うことは良いことではあるんだけど、
現実に目の前にある仕事に対する姿勢としては「慣れる」が最良ではあると思うよ。
MSやPOSIXに対して文句を言う、というのは別問題。
Re:「腐ってる」とされているAPI (スコア:2, 参考になる)
その刷新が .NET Framework では?
Win32API や MFC やレジストリや COM の複雑怪奇な世界をご破算にして新しい世界を作ろうというのが MS の提案だったかと。
# Unmanaged code って呼び方も、MS が暗に良くないことを認めているのかも。
Re:主観ですぎ (スコア:1)
誤解を招きました。
Win32 API は POSIX にくらべ範囲が広いですが、基本的な部分でいやなものが多すぎます。それは、Win32 API 自身が全体的にシンプルじゃないことがあげられます。
私は、 "Keep It Simple, Stupid !" [cruel.org] を心がけながらコーディングしています。あと、 ソースコードがドキュメントだ、バグも全て記述されている [u-netsurf.ne.jp] 。もです。
これら、複雑すぎじゃありませんか ?
>> IEEEとかISOとかがWin32 APIを厳格・厳密に標準化してくれた方が幸せな人が増えるんじゃないかと思いますけど。
それが、標準にでもなったら標準化委員会の頭を疑うぜ。
Re:主観ですぎ (スコア:1, 参考になる)
>> これら、複雑すぎじゃありませんか ?
別にプログラムで飯食ってるわけじゃないので、以前は「UNIXたまにcygwin」という生活をしていました。ここ数ヶ月、諸事情によりWin32 APIにちょこっとだけ手を出しましたが、たしかに「おいおい」と思うことは非常に多いですね。僕も「Win32 APIはすばらしい」とか言ってるわけじゃないですよ。ただ、良くも悪くも「UNIX系OSの最大公約数」的な宿命を背負っているPOSIXと、少なくとも当初は「一般消費者が気に入るようなイケてる商用プログラムをバンバン開発してくれい」的な思想で作られていたはずのWin32 APIを比較するのは、ちょっとずれてる気がするんです。
で、Win32 APIってのは明らかに場当たり的な設計が散見されるAPI群ではありますが、僕がWin32 APIで最大の問題だと思っているのは、Windowsのバージョンによって動作が致命的に異なる点です。っていうか、この時点でAPIとは呼べないと思いますね。
もしもWin32 APIが標準化され、Microsoftが全てのWindowsで厳密にその仕様を守るのであれば、どんなに使いにくくても存在意義はあると思います。少なくともwine [winehq.com]は、その標準化Win32 APIを実装すれば完璧;-)ってことになりますし、Windowsアプリも「各種Windowsの実機で個別に動作確認」なんてばかばかしいことは必用無くなるはずですから。
Re:主観ですぎ (スコア:1)
>> もしもWin32 APIが標準化され、Microsoftが全てのWindowsで厳密にその仕様を守るのであれば、どんなに使いにくくても存在意義はあると思います。少なくともwine [winehq.com]は、その標準化Win32 APIを実装すれば完璧;-)ってことになりますし、Windowsアプリも「各種Windowsの実機で個別に動作確認」なんてばかばかしいことは必用無くなるはずですから。
そうですね。同意します。
Re:主観ですぎ (スコア:1)
CString tmp;
で、
error C2065: 'CString' : undeclared identifier
と出てしまいす。もし、コンソールアプリで、MFC 関数か使用できるならその情報へのポインタ。ここで調べろ。など、すみませんが誰か教えてください。
Re:主観ですぎ (スコア:1)
使えます。
VC++なら、普通はAppWizardでワークスペース作るときに
「MFCのサポート」だかなんだかをチェックするんだけど、
後付けならコンパイルオプションを変える必要があるかな?
MSDNの「MFC 実行可能 (.EXE) プログラムのビルドの設定」あたりを見ればいいかな。
#AppWizardでMFCを使える新しいワークスペースを作って、
#そこにファイルを追加してくほうが早いかも。
Re:主観ですぎ (スコア:1)
キモは
・#include <afxwin.h> 宣言、
・AfxWinInit(::GetModuleHandle(NULL), NULL, ::GetCommandLine(), 0) をmain関数で実行、
・プロジェクト設定→一般→MFCを使用 と設定
とするとできるみたいです。
まあ、MFCを使うDLLを作ってそれを使う、ってのでもいいと思うんですが…。
はすかわ
Console で MFC (Re:主観ですぎ (スコア:1)
AppWizard で、"Win32 Console Application" を選んで、プロジェクト名を決め、次の画面で、"An Application that supports MFC." にチェックを入れる。でした。
Re:主観ですぎ (スコア:1)
>あとはOpenOfficeが発展することでMS- Officeは不要になりますね。
自覚があるかどうかわかりませんが、これは完全にアンチMSの思考ですね。
「Win32 APIを標準化され…」によって得られるのは、WindowsとWineその他、MS-OfficeとOpenOfficeその他を対等に評価/選択できるということです。
たとえばMS-OfficeとOpenOfficeがAPIやファイルフォーマットなどの互換性を損なわない形でまともな競争状態になれば、それ以外の機能やユーザインターフェイスなどで差別化を図ろうとするでしょう。われわれはその中から自分の目的にとって有利な方を選択すればいいという事です。(もちろんライセンスの内容なども評価の対象です)
その結果としてMS-Officeを選択する方が有利である場合もあるでしょう。
WindowsやMS-Officeが消えてなくなることでハッピーになるわけではありません。選択肢が増えること、選択に関わる制約が少なくなることでハッピーになるんです。
うじゃうじゃ
Re:主観ですぎ (スコア:1)
ああなるほど。
MSが「必死だな」状態に陥っている理由を説明していたんですね。
読み違えておりました。
うじゃうじゃ
日本語訳 (スコア:1)
中谷 [tripod.com]訳かで内容は変わりますか?
#中谷千絵さんのサイトは見つけられなかったので・・・
Re:日本語訳 (スコア:1)
あえてここは岩谷宏訳とか。濃そう。
出所は確かか? (スコア:1)
出所が確かめられているのでしょうか?
目を通した限りでは
"The document reproduced below was presented at a
Microsoft internal Linux Strategic Review held at
the Microsoft offices in Berlin during Sept. 2002.
I received it on 5 November 2002."(拙訳「この文書は
2002年の9月5日にベルリンでMicroSoftの対Linux戦略会議
で示されました。私は2002年11月5日にそれを受け取りまし
た。」)
という部分でしか出所についての説明が無いように思います。
これだけでは、「この文書は誰かが捏造した怪文書では?」
という反論をかわせないと思うのですがいかがでしょう?
それとも出所についてはエリック レイモンドさんを信用して、
ひとまずそこは不問にして議論を進めるべき、ということで
しょうか?
#いや、俺が見落としてるだけかな?誰かツッコミよろしく
Re:出所は確かか? (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:出所は確かか? (スコア:1)
しれません。
でも情報元なりが分からないと、捏造だと言われても反論で
きないじゃないですか。(さらに「それはFUDだ」とまで
言われるかも。)「信頼の置ける某情報筋によると…」という
のではゴシップ記事と同じだと思います。
リーク元じゃなくても、これはMicroSoftの文書だという説得
力を与える論拠はないのでしょうか?
Re:出所は確かか? (スコア:1)
>「信頼の置ける某情報筋によると…」というのではゴシップ記事と同じだと思います。
ちょ、ちょっとまって、普段の新聞記事なんかもそういう認識で読んでるんですか?それはゴシップなのではなくて将来に渡る報道の自由と市民の知る権利の確保のために情報源を秘匿してるんですよ。
Re:出所は確かか? (スコア:1)
情報源の公開、非公開にかぎらず、報道ってのは取材者のバイアスがどうしたってかかるんで、どこまで信用できるかは読むほうの素養次第ではないかと?
(_ _)ZZZZzzzzz...... I'm sleepy
Re:出所は確かか? (スコア:1)
Re:出所は確かか? (スコア:1)
# 以前の文書みたいにね。
# それでも、Microsoft自身が捏造した文書だったら意味ないですけど。
リークの話に関して、出所と正当性を求めても意味ないのでは?
もともと、公開文書じゃないんですから。
Re:出所は確かか? (スコア:1)
ZDNET>この件に詳しい筋は、このメモが本物であることを認めている。
ZDNET>同社のスポークスマンは、「リーク情報や憶測については
ZDNET>コメントしない」と話している。
「詳しい筋」ってなんだ? と思ったりして。
まぁ、企業としては、至極普通の対応ですね。
デジタル署名かなにかがあれば別なんでしょうが。
Just a whisper. I hear it in my ghost.
Re:出所は確かか? (スコア:1, おもしろおかしい)
「消 息筋(ショウ・ソッキン)」さんとか「情報 通(ジョウホウ・トオル)」さんという物知りな有名人がいて,新聞記者とかは彼らに頼りまくっている,というショートショートを思いだしました。
Re:出所は確かか? (スコア:1)
MicroSoft自身が反論しないのも興味深いです。濡れ衣なら反論しそうな
ものですからね。
参考になりました。
Re:出所は確かか? (スコア:1)
>「必死だな」と言われる始末だろうかと。
文書そのものに対しては反論しなくても
結局は「FUD必死だな」と言われる始末になってますが。
そしてFUDが逆効果だったことを認めたのが今回の文書で、
この文書を否定するのとしないのとはどちらが効果的か…
ワケワカンナクナッテキタヨ。
うじゃうじゃ
Re:出所は確かか? (スコア:2, 参考になる)
> という反論をかわせないと思うのですがいかがでしょう?
これは「ハロウィン文書」すべてに言えることで、
リークされた内部文書ってのはそういう性質のもんだし、それは仕方ない。
> それとも出所についてはエリック レイモンドさんを信用して、
> ひとまずそこは不問にして議論を進めるべき、ということで
> しょうか?
一連の「ハロウィン文書」は「裁判を有利に進めるために、MSが意図的にリークした」という説があるくらいで、
出所はかなり怪しいんだけどレイモンドもそれはひとまず置いといて議論してるわけで。
#この文書を渡した人物がMS内部とどういう関係にあるのか、レイモンドも知らないらしいし。
欧州連合(EU)とかアフリカで (スコア:1, 興味深い)
最近のMS関係の本 (スコア:1)
マイクロソフト関係の本として最近出たものですが、
『マイクロソフト インターネット開拓記』 [bk1.co.jp]
というのが、マイクロソフト側からはインターネットはどのように
見えていたのかと云うのが分かって非常に興味深いです。
MS hate! って人も、あれこれいうのなら読んでおいた方が良いと
思います。
ついでに、
『マイクロソフトの蹉跌 プロジェクトXboxの真実』 [bk1.co.jp]
も面白いよ。
IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.
Re:typo指摘 (スコア:1)
○>目を通しておくべきだろう
というのもついでに直すとよいかも。
Re:不正確な情報で激しく批判するFUD戦略 (スコア:1)
ESRとしては楽しくて仕方ないと思うよ。煽れば数億の金を使って釣られてくれるんだから。
Re:不正確な情報で激しく批判するFUD戦略 (スコア:1)
そうだよ。 だって ESR 自身そういっている。旗振り役に徹するから。汚い役回りは俺が引き受ける。とかどこかに書いてあった。
>> MS も ESR も、どっちもうさんくささという点では変わらないよなぁ。
Free Software な環境に生きていた人たちにとっては、団結する為にシンボルとなるような文書や情報が必要だったし、メインストリームに出るために、こういう情報操作は必要だと思う。
Re:不正確な情報で激しく批判するFUD戦略 (スコア:1)
#無意識は仕方ないですが。
無意識じゃやらない。意図的にやったんだ。 たのむよ、仕事かわってくんない? [cruel.org]
旗振り役は目立つし、そういう目立つやつを攻撃やつが、仲間内から出てくることは、エリック・レイモンド(ESR) は解っていてやったんだ。
なら、リチャード・ストールマン(RMS) が、FSF のような活動を身をもってやってきたのに、今までメインにあがってこなかったのか ? って、ESR は言って、オープンソースというマーケティング上の言葉をつくり、OSF を立ち上げたんだよ。 黙ってソースコードを見せな [neweb.ne.jp]
私は、GNU が好きだし、RMS のまっすぐな考え方も好きだ。 けどそれだけじゃ、GNU も、RMS も、世の中からは無視されつづけた事は、事実だよ。
Re:不正確な情報で激しく批判するFUD戦略 (スコア:1)
別に OSF が前面に出てきて、FUD を撒き散らしているわけじゃないよね。 どんなに凄いコードで他のソフトウェアより優れていても、口には出さずに「コードに語らせろ」と。基本は変わらないと思う。
それで、たまたまリークしてきた文章を元に、仲間たちの自己啓発の為に使っているんじゃないかなぁ。ただ、ESR と MS の行動はマスコミが面白おかしく書き立ててくれるだろう。という計算は、もちろんあると思うよ。
結果的に、内部文書であることが判ったようです。 MS、Linux攻撃の失敗を認めるメモ [zdnet.co.jp]