SETIにそれだけの価値あるの? 92
ストーリー by mhatta
長い目で見ないと 部門より
長い目で見ないと 部門より
pinbou 曰く、
本家/.の記事より。「SETI: Is It Worth It?」(SETIにそれだけの価値あるの?)と題した記事がSpace.comに発表された。タイトルだけ見るとSETIに批判的な内容に思えるが、実は書いたのはSETIの天文学者であるSeth Shostak氏。SETIには税金は投入されておらず全て寄付で支えられていることに加え、SETIのみならず基礎科学研究の重要性を力説している。
余っている計算資源、つっても結局は電気食ってるわけで (スコア:3, 興味深い)
フル稼働時と比べて消費電力は間違いなく高いわけで
地球外には優しいかもしれないけど地球には優しくないよね
現実の未来とロマンな未来、どっちに賭ける?ってところか。
Re:余っている計算資源、つっても結局は電気食ってるわけで (スコア:1, 興味深い)
電力会社が望むのは、昼夜区別無く平準化された電力使用量な訳で、そのために深夜電力 [tepco.co.jp]やおトクなナイト [tepco.co.jp]と言った料金設定をしているわけです。
#固定分は原子力発電,変化分は火力発電で運用している訳だな
地球にやさしいを目指すなら、夜だけ運用にすればOKじゃね?
#原子力発電は、人間にはやさしくないかもしれんがw
うちでは、おトクなナイト10契約で更に夜間にUPS充電、昼間はUPSから放電という過激な運用もしてました。(過去形だけど再開予定)
現在は、更にUPSの損失分が勿体無いので、周辺機器のDC-DCコンバータによる駆動も検討中です。
#手始めにGigabit Ether用のHUBをACアダプタモデルに変更しました。
Re:余っている計算資源、つっても結局は電気食ってるわけで (スコア:1)
高効率で大容量のAC-DCを3.3V、5V、12V用の3種類導入して、スイッチング電源を排除すると、かなりの省エネが期待できると思うんだけどなぁ・・・室内配線が全部直流になっちゃうけどね。データセンターくらい大規模だと、UPSのDC-ACも不要になるし、コスト面でも効き目があるんじゃないか?と妄想した
Re:余っている計算資源、つっても結局は電気食ってるわけで (スコア:1, 参考になる)
>電力会社がもっとも望んでいるのは、最大電力の発生するピーク時間帯の電力抑制。
そうなんですけど、ピークを引っ張っているのは夏場の冷房なんですよね。
しかも、天気/季節で電力消費量が変わるのが更に追い討ちをかける。
#事務所/工場などの大規模冷却用の家庭向けより効率の悪い冷房機が更に追い討ちをかける
#だから夏のピーク抑制のためにエコアイス [tepco.co.jp]なんて冷房システムまで投入している。(暖房に使ったら「アイス」じゃね~だろと言うのは無しの方向で)
なので、「昼夜区別無く平準化された電力使用量」を優先しました。
>IBMがピーク時間帯はバッテリ駆動するthinkpadを開発したわけですが、普及したという話は聞きませんね。
電気予報も予測が若干ずれますし、当時はそこまでしてノートPCを導入したがる会社もあまりありませんでしたから、仕方ないかもしれません。
今だったら、CPUの倍率もPentium!!!世代とは比較にならない位自由に設定できるので、デスクトップPCでもピーク予測時間帯前後は電力管理サーバからの指示でACPI P0ステート(CPUフルスピード)禁止等で対応できるでしょうね。
#でも一番止めて欲しいのは、昼休みのハードディスク内のウィルスフルスキャンだと思う
>室内配線が全部直流になっちゃうけどね。
私個人としては、殆どの機器がAC→DC変換している現状では、電力会社から(電柱上のトランスの代わりに)高効率のAC→DCコンバータを付けてDC給電して欲しいとさえ思ってます。
そうすれば、電力会社としても低力率の機器による損失分を負担することも無い訳ですし、結果的に電力単価も下がるのではないかと期待しています。
#しかも、太陽電池や風力発電等の家庭用発電設備も、電源周波数に同期したインバータを使用しなくて済むので、高効率化が期待できます。(逆流防止回路もダイオード1個だけだし、ショート保護もブレーカーorフューズ1本と言う至極簡単な保護回路で済みます)
私の場合は単に、当分期待できないから自力でやるってだけでw
ただ、法律上30V以上は使えないので24V電源になります。
>データセンターくらい大規模だと、
いえ、妄想じゃありません。
すでに、提案もされている [itmedia.co.jp]し、始まってもいます [itmedia.co.jp]よ。
#気にする人は気にしてるんですよ、ACからの変換効率の悪さを。だから、EnergyStar4.0は80PLUS [google.co.jp]と言うロゴまで作って電源効率の改善を期待しているわけですし、私のうちのPCの電源も80PLUS制定前からですけど、全てActivePFC+変換効率「自称」80%Overの電源を使っています。
他にも、いろいろ傍から見ればバカなこと考えてますよ。
・夏場の冷房代わりに、熱交換で風呂沸かしてやる。
・エアコンの室外機の排気口にヒートシンク+ペルチェ素子おいて、その温度差で僅かな電力でも回収してやる。
・CPUとヒートシンクの間にペルチェ素子挟んで、ちょっとでも回収してやる。
(これは、実際NorthWood P4時代にやった。でも1Wしか回収できなかった…orz)
・その他熱→電力に関する諸々
ちなみに、ちなみに、サーバセンタの冷房をエコキュートに~ [srad.jp]って書いたのも私
Re:余っている計算資源、つっても結局は電気食ってるわけで (スコア:2, 参考になる)
>UPSに充電するときのロスとか、UPSのコストを考えてもお得?
まず、UPSのコストですが、PSE法施行直前の投売り段階でSU1400Jを買い込みましたので、UPS本体は3000円でしたw
(でも、30kgは重かったorz)UPSがこの値段で入手できなかったら、やってなかったでしょう。
また、バッテリも安さ&リサイクルの容易さから、自動車用のバッテリ(40B19)を8つ(1個1980円で投売り。合計約16000円)で済ませましたので、合計2万円程度で済みました。(買い替え時も無料で引き取ってくれるのがありがたい)
本当は、ディープサイクルバッテリを使うのが理想なのですが、高くて…。
各バッテリ間の接続も大電流を流すことを考慮しつつ低コストで入手可能なブースターケーブルを使用しています。
>SUA1000JBの例
>90%充電には177w*180min必要
UPSの鉛バッテリの急速充電方法は、Li-ion電池と同じく充電初期は定電流(電流制限)充電し、以降定電圧充電に切り替わります。充電初期には177W必要でも、中盤以降には充電のための電力は減少して行きます。このため、実際の電力量はその半分以下で済むはずです。(流石に正確に測定はしていない)
Ni-cdやNi-MNよりは充放電効率は良いはずです。
等の大技小技組み合わせて2ヶ月程で回収しました。
#電気使いすぎといわれればそれまでですが(爆)
ついでに、今度は太陽電池も併用予定です。
#昼間しか稼動しないから、UPSの充電制御と当たらなくてある意味便利
>いつかこのACの家で何かが起きる気がする・・・・
いや、DC→AC→DCなんて効率の悪い変換をしたくないから、DC-DCコンバータ使うんだって(違
これ [impress.co.jp]が1万位だったら、PCも完全DC駆動にするんだけどな~
># 「効率がいいからキャパシタに変えたよ
え~、それじゃコストパフォーマンス悪すぎるし、充電回路から設計だよぉ
# なんだかうなりが聞こえる気がするけど効率には変えられないよね
ちゃんと予備にあと2台あるよw(PSE法試行2日前は1500円だったかな?)
# ちょっと熱くなってる気がするけどこれだけためてるから仕方ないよね・・・
密閉型バッテリではないのでその時は、水素+酸素が発生しますので、ちょっとの火花で爆発しますよ(ぉぃ
#いや、危ないのでバッテリは部屋の外に出しますけどね。
Re:余っている計算資源、つっても結局は電気食ってるわけで(豪快にオフトピ) (スコア:1, 参考になる)
>ディープサイクルじゃない自動車用のバッテリーは、完全に近い放電を1回したらもう性能ガタ落ちだし。
一番きついのは「過放電」ですが、これはUPSが勝手に制限してくれます。
自動車用のバッテリは浅い充放電で使用するのが基本ですので、ここは認識していて、必要以上に大容量にしてあります。
>ブースターケーブルってのは、エンジンが始動するまでのごく短時間に大電流を流すことを想定しているはずです。
>大電流を流し続ける用途には不向きかと。
欲しかったのは、「太い銅線」です。それを低コストかつ入手しやすかったのがたまたまブースターケーブルだったというだけです。
100A対応の(銅線部分が)直径5mmの銅線10mを「近所」でお安く入手できました。
#低く見積もっても14mm2程あります。(更にこれを4並列)
逆にUPS側の10AWGの配線の方が細くてこっちが逆に心配してしまうほどです。
#0.26mmの線を104本拠りあわせたもの(≒5.5mm2)。105℃での許容電流が55A前後。詳細はこちら(PDF注意) [hitachi-cable.co.jp]
>そして不在時、野外の爆発で被害甚大に…。
自動車用のバッテリで注意しなければならないのは、
(1)充放電時に発生する水素+酸素を確実に逃がせることと火を近づけないこと
(2)過充電/過放電をしないこと。(これはUPSがやってくれる)
(3)バッテリーの液不足に注意すること
実際は自動車のように振動が与えられないので、充放電を繰り返していると液面が上がってきます。(電極とセパレータの間に発生した水素と酸素が溜まるため)
なので定期的に振動を与えて正しい液面を確認していますよ。
既に100年超の歴史を持ち、Li-ion充電池のように燃焼物が存在せず、密閉構造ではないので、液面管理を怠らなければ、爆発/燃焼させることの方が難しいです。(地震対策は必要ですが)
それじゃなきゃ世界のあちこちで車の中で爆発してますよ。最低でも自動車+バイクの台数分だけバッテリが存在しているんですから。
(金属紛混入でも、中の硫酸で溶かせるものなら溶けちゃいますし)
>とりあえず、自分の所有地の外まで破片が飛んだり、火災が広がらないようにして…いるよね?( ^ω^)
まあ、リスク等も含めて検討/対策するのは基本ですよね。
とはいえ、近所で火事が起きたりすると流石に保証し切れませんが。
(この場合、自動車やスプレー缶でさえ爆発物に変わりますからねぇ)
#と言いつつ、パルス充電器で本当にサルフェーション対策ができるのか試してみたい今日この頃w
Re:余っている計算資源、つっても結局は電気食ってるわけで (スコア:0)
> フル稼働時と比べて消費電力は間違いなく高いわけで
「アイドル状態を保っておいた方が消費電力は高い」なら、
電源を落とさない・落とせない理由のあるマシンについては、
(アイドル状態よりは)SETIでも動かした方が環境にいいって事?
学術的な研究意義はあるね (スコア:2, 参考になる)
知性を持った生物が現れそれが電波を使うまで順調に進化したならば、
収穫加速の法則により、その生物は速やかに宇宙を知性で満たすだろうと予測している。
宇宙は既にパターンのある電磁波で満たされているはずだが現実はそうではない。
我々こそが宇宙で最初に知性を持ち、電磁波を操る生物ではないのか?
電磁波で通信をする異星人がいないということを証明するのは、
人間原理的な面で特に、我々の宇宙を理解するのに役立つから進めて欲しいと思う。
Re:学術的な研究意義はあるね (スコア:2, すばらしい洞察)
もしかしたら逆だったりして。
すでに他の異星人は超光速通信、亜空間通信、量子通信とかなんとかに移行してて、
電磁波なんて時代遅れの方法で通信しているのは我々だけだったりするかもw
Re:学術的な研究意義はあるね (スコア:2, おもしろおかしい)
それから電磁波のような原始的な通信手段についても、実は宇宙総務省の周波数帯割り当ての認可が必要らしい。
(そう言えば、この間も申請したけど実用化する前に滅亡しちゃった種族があったと聞いた)
宇宙がノイズだらけにならないよう、ちゃんと出力とか角度なんかも規制されてる。
地球みたいに無許可で野放図にゴミ電波タレ流してる星は、宇宙ではSpam扱い。
誰も相手しないらしいよ。
Re:学術的な研究意義はあるね (スコア:2, おもしろおかしい)
俺が聞いたのとは少し違うな。
申請前に垂れ流していたSpam電波が、運悪く連続して帰ってきたからだって聞いたぞ?
原因は垂れ流し防止のone wayシールドの不備だったとか…惑星丸焼け、救出のしようがなかったってさ。
高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:2, 参考になる)
ここらへんに、問題点が潜んでる気がしますね。
地球上でも、電波の無駄遣いはどんどん減っていく方向で、通信もアナログからデジタルに移行してる。
スペクトラム拡散通信なんかしてたら、「パターンのある電磁波」なんか得られそうにありません。
惑星間通信や、星系間通信の場合、極めて鋭いビームの電波あるいはレーザーを使うでしょう。
漏れ出た電磁波が偶然地球を指向する可能性は極めて少ないはず。
無論、未知の物理を駆使した通信が存在している場合、現在の地球人には観測できません。
また、基本的な事実として、電磁波は距離の二乗に反比例して弱くなる、つまり極めて微弱なモノだというコトがあります。携帯電話の電波がアルファケンタウリで受信できる可能性はゼロでしょう。
単に電磁波を利用しているだけでは、宇宙は彼らの信号で満たされたりはしません。
つまり、意図して他星系に電波を送出し、コミュニケートしようという意志がない限り、まず滅多なコトでは電磁波を検出できないということです。
この意味において、現状のSETI(SETI@home等)は、相手がコミュニケートしてくるコトを前提としているのがわかります。
SETI@homeで何も検出されなかったとしても、それは地球に対して能動的にコンタクトしようと考える文明が無い、というコトしかわかりません。
※チキンな地球人脳から考えると、能動的に他星系にコンタクトしようなんて馬鹿げてると思うわけですが(笑
※少なくとも1つ、破滅的なコトばかり考え実行する文明がある以上、他星系にも同じようなヤバい文明があると考えるのが自然というものです…。
Re:高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:2, 参考になる)
これは、私もちょっと懸念している点です。
電磁波のように限られたリソースを効率的に使おうと突き詰めていくと、ある宇宙文明が使う通信は、おそらくデジタル化、データ圧縮、スペクトラム拡散などが使われるようになってくるでしょう。
宇宙文明内に内紛のようなものがあるなら、暗号化もありえます。
効率よく電磁波を使おうとするほど、通信はノイズに見える傾向があるでしょう。こうなると、信号のデコード方法を知らないと意味のある信号が読み取れそうにありません。
地球人類は、電波を使い始めて200年経たずにここまでたどり着いています。仮に、1つの宇宙文明が、他の文明に解読されうる信号を200年しか発信しないのだとすれば、SETIの望みは大幅に薄くなります。
ここまでの仮定が正しければ、SETIの望みは、(ACさんのおっしゃる通り)「ETIが自分たちで通信に使っている信号」の傍受ではなく、「ETIが積極的に宇宙に向けて発信している信号」の受信に絞られるでしょう。
ということで、現在のSETIのアプローチをちょっと変える必要があるんじゃないか、と思ったり思わなかったり。
Re:高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:2, すばらしい洞察)
見つかったら今度はCETI。Contact for Extraterrestrial Intelligence。デコードが必要になるのはここ。でも、それは次の段階。
#あと、地球人類は電波でも一度だけ積極的に信号を発信しているよ。
Re:高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:1)
や、アレシボメッセージのただ1度だけってこともないだろう、と思って調べてみるとこんなのがあるようですね。
Active_SETI [wikipedia.org]
まあ、構想だけならガウスの時代からありましたからね。(当時は電波じゃなくて光学的なアイディアでしたが)
Re:高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:1)
そういう意味では、ドレイク方程式 [wikipedia.org]に現れる『文明の存続期間』というのは、『こちらが傍受可能な
形式での通信が行われる期間』に置き換えられるのかもしれませんね。
戦争で自滅しない限りは文明の存続期間は延び続ける、というのがよくある主張ですが、テクノロジーの進歩に
伴ってこちらが傍受できない通信手段に移行すると受信側としてはどうしようもないわけで。
もちろん受信側のテクノロジーもどんどん進んでいくので、それらがマッチするときにしか
コンタクトは成立しない、かも。そうなると確率はぐっと小さくなりそうですね。
Re:高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:1)
ある厚みと内径を持った球殻のイメージが脳裏に浮かびました。
球殻の厚みは、「文明の存続期間」又は「こちらが傍受可能な形式での通信が行われる期間」
球殻の内径は、「文明が滅んだ」又は「こちらが傍受不可能となった」時から、「今」までの時間
地球の場合、半径100光年ほどの、中が詰まった球殻。
そんな球殻が、宇宙に複数あることを期待するとして、今の地球はそのどれかに重なっているのだろうか?
重なっているといいなぁ…。
電波をだだ漏れにしなくなった進歩した文明は、静かになった星系で進歩した技術を用いて、地球でのSETIのように聞き耳を立てていると思います。(もちろん、都合のいい希望的予想ですけどね)
100光年以内にそんな文明があれば、100年以内にこちらにあわせた返事が届くかもしれません。
#さすがに、100光年以内では、星が少なくて望み薄のようですが。
Re:高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:1)
十分に進化した生物は現実的宇宙には機能的実体を持たず、
メモリ空間(シミュレーテッド・リアリティ)の世界で活動する可能性の方が高いと思います。
そうした場合、彼らだけの閉じた世界なので、彼らの痕跡を見つけるのはかなり難しくなります。
彼らは計算能力を増大させるために演算ユニットとメモリ装置を外部に展開していくので
外部との接触もあると思うんですが、我々の知性で彼らのパターンを認識するのはたぶん出来ないと思います。
外部から見ると1部分だけを見てもノイズにしか見えないんじゃなかろうか・・・
というかむしろ、外部知性が宇宙全体に既に行き渡っていると仮定すると、
道端の石っころや、私達の存在自体も彼らの計算に使われている可能性もありますね(それって神っていうかな?)
Re:高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:1)
こちらからも、何か送信しないといけませんね。
しかし、電波の送信は何かと厄介。
みんな、自分からは電波を出さずに、相手からの電波を待ち続ける。
個人情報保護法 (スコア:1)
Re:高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:1)
>漏れ出た電磁波が偶然地球を指向する可能性は極めて少ないはず。
>無論、未知の物理を駆使した通信が存在している場合、現在の地球人には観測できません。
物理的には、極めて鋭いビームの電波をつくり出すためには非常に大きなアンテナを
建造しなければなりません。それほど大きなアンテナを駆動して惑星をトラッキング
させるのはエネルギー的にも技術的にも効率がよくありません。また、レーザを用いる
場合、確かに簡単に広帯域を達成できるでしょうが、エネルギーとしてはそれほど効率
がよくないでしょう。
もしも信号処理が得意な種族ならば、電波をばらまくのが安上がりです。
電波出力を大きくひろがったビームに乗せ、周波数方向に上手に情報を載せるのが
一番安価に済みます。
さすがにとなりの恒星系の携帯電話の電波をひろうのは難しいでしょうが、月面から
地球の携帯電話の電波が人口のものであることを認識することは技術的に可能です。
もしも、複数の恒星系の間で通信をしている種族が近くにいたならば、偶然ビームの一部が
地球にもれてきてもいいんじゃないでしょうか???
Re:高度なデジタル通信はノイズと区別できない (スコア:1, 興味深い)
パターンが単純なら、長期間観察すればパターンが見えるかもしれんけど。
SETIする時には目立つ信号がなきゃまず見つからないわけであり、スペクトラム拡散みたいに一見ノイズにしか見えない信号だと、そもそも発見・検出できないんではないかな。
周波数ホッピングだと多少はパターンありそうだけど、直接拡散やられたらおしまいな気が。
結局、“パルス信号で素数列を送る”みたいな、あからさまなコトしてくれないと、今の地球のリソースじゃ検出不可能。
SETI@homeやるのもなんか徒労感あるけども、SETIは宇宙文明のたしなみというし、がんばって継続してますよ(笑
Re:学術的な研究意義はあるね (スコア:1)
でも、光速が、たった30万km/sしか無い以上、「速やかに」は無理だと思う。
Re:学術的な研究意義はあるね (スコア:1)
そして、人類と同じような考え方をするなら、大きなレベルの差がある未開文明に影響を与えるようなことは避けるだろう。(そうでなかったら、とっとと吸収されて終わり)
で結局、SETI が成功する状況ってあるの?
the.ACount
なんだか判らないものに (スコア:2, すばらしい洞察)
セーガン博士はこう言った (スコア:2, 興味深い)
重要な問題を、なにか一つでも考えつくかね? はるかな星に住む連中が、けんめいに
われわれにメッセージを送っているのに、この地上のだれ一人として耳を傾けていない、
という図を想像してみたまえ。そいつはとんでもない醜態、茶番だと思わないか?
耳を傾ける能力はあるのに、それを実行する勇気を持ちあわせないとしたら、
君はそういう文明の一員である事を恥ずかしいと思わないか?」 ―――『コンタクト』カール・セーガン著 より
Re:セーガン博士はこう言った (スコア:1)
私は、人類の生活圏を可及的速やかに地球以外に広げることが現在一番の急務だと思いますけど。
#後100年くらいで人類文明が滅びていいなら、そんなことはしなくてもいいけど。
Re:セーガン博士はこう言った (スコア:2, すばらしい洞察)
そういう表現は良くないな。かっこ良くないし、耳障りも良くない。
そうじゃなくてこういうんだよ。
「効率が悪いな。
まずとっとと、人類の生活圏の半径を太陽系規模まででかくしてしまえ。
そうすれば、SETI用の電波を収集するためのアンテナも、
より広範囲を、より高感度で、収集できるようになる。」
fjの教祖様
Re:セーガン博士はこう言った (スコア:1)
地球で滅んでしまう文明なら、どこに移住しても同じでしょう。。。
Re:セーガン博士はこう言った (スコア:1)
Re:セーガン博士はこう言った (スコア:1)
Re:セーガン博士はこう言った (スコア:1)
こういう文明の一員である事を恥ずかしいと思います
Re:セーガン博士はこう言った (スコア:2, すばらしい洞察)
>だれ一人いない
ということを証明できたということでいいでしょうか?
まず話はそこからしましょうか。
Re:セーガン博士はこう言った (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:セーガン博士はこう言った (スコア:1)
同じこと考える相手は似たような問題に陥った経験がありそうだし。
Re:セーガン博士はこう言った (スコア:1)
(クーリングオフはできるのかな...)
Re:セーガン博士はこう言った (スコア:1)
(自分の生きた恥を残せ)
----- 傷の治療は傷より痛い -----
多大なジレンマ (スコア:2, 興味深い)
しかし、
当時マックで1年廻しっぱなしにして得た計算量が、
今のマシンだと1ヶ月(とかもっと短いだろ).
だとすると、あの頃にやらないでおいて、今年のマシンでやれば遥かに地球に優しかった、、
ってことは、
今年やらないで、10年後にやればもっとやさしい、
10年後にやらないで20年後だったらもっともっとやさしい、
ってことは、ずっとやらないで置くのが一番いい、ということを考えるようになって
困っています.このジレンマから逃れる方法を誰か教えてください.
Re:多大なジレンマ (スコア:2, 参考になる)
そもそもやらないのが一番時間が掛かりません。<マテ
TomOne
Re:多大なジレンマ (スコア:1, すばらしい洞察)
つまりはいつか必ず実行しなければならないということで・・・
え?これだけじゃいつやればいいか分からない?
じゃあ、「計算速度が10倍になったときには問題は10倍以上になっている」
「前の問題が終わらない限り次の問題にとりかかることはありえない」
とかいうのはどうでしょ?
Re:多大なジレンマ (スコア:2, おもしろおかしい)
皆がゲームやりたくなければグラフィックボードは進化しないし、知的探求やら敵を殲滅やら考えるとPCは進化しなければならないのです。
ということで、誰かがPCを使って何かをしたい限り計算速度は速くなるけど、「別に今やらなくても良いや」って人が増えたら進化が止まるはずなので、今現在進化が続いてるって事は、そんなジレンマは抱かなくても良いと思うのです。
どうでしょう?
#Xbox360のせいで自分のPCは進化しなくなりました・・・
@homeプロジェクトの疑問点 (スコア:1)
通信経路は暗号化するにしても,結果そのものの検証作業は必要だろうに.同じパラメータのジョブを複数のノードに投げて平均でもとるんかな?それこそ計算量が増加するし,通信のオーバヘッドも無視できないだろうし,それ以前に計算ノードから結果が返って来るかどうかも不明だし.
そもそも@homeとかって現状では解くのに必要な計算量が確保できない問題に対して行っているよね.
それが@homeの参加計算機によって,瞬殺されるような時間で結果が返って来るなら数回繰り返して検証もできるだろうけど,『解くのに必要な計算量が確保できない問題』への解がそんな簡単に返って来るとも思えないし.
ところで関連ニュースとしてFolding@homeがPS3とかを巻き込んで1PFlop/sを記録したんだって.汎用計算ができて,常にそのスペックで稼働できるなら本当に凄いんだけどな.
PS3が貢献、Folding@homeが1ペタFLOPS達成 [itmedia.co.jp]
Re:@homeプロジェクトの疑問点 (スコア:1)
なので、鯖側で逆FFTやってるんじゃないかな。
よくわからんけど。
@home系のやつって、問題を検証可能な状態に変形して送ってるんじゃないかなぁ。と予想してみる。
識者の方、突っ込みよろしく。
Re:@homeプロジェクトの疑問点 (スコア:1, 参考になる)
少なくともSETI@homeではそのような運用を行っています。
加えて一定期間内にワークユニットが返却されなかったらそのワークユニットは再配布されるようにもなっています。
BOINCのほかのプロジェクトでも大体同じようなことをやっていると思います。
Re:@homeプロジェクトの疑問点 (スコア:1)
その通り。ジョブはそれぞれ複数のクライアントに投げられて、全部から帰ってきて一致したら有効なリザルトとして計算終了となります。一致しなかったりノードから結果が帰ってこなかったら、改めてそのジョブは違うクライアント群に割り当てられます。
Re:@homeプロジェクトの疑問点 (スコア:1)
前者のレベルで『可能性アリ』なデータはいくつもあったが、「SETI的に有効か」と確信できるレベルに達した信号はいまだ発見できていない。
クライアントと通信データをハッキングすれば「有効なデータが含まれている『可能性アリ』」と“偽装”することも可能ですし、現実そういうデータが帰ってきたこともあるそうな。まあアタリを引きたいという誘惑の声に負けたんだろうな。
+=======------
| K.Hamaura a.k.a. SeyfertSluw
| 「SFはどこまで実現するか」 復刊希望は→http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4901
Re:@homeプロジェクトの疑問点 (スコア:1)
ついでに最近、「世界で最も強力な分散コンピューティングネットワーク」としてギネスに認定されたらしいですよ
http://www.scei.co.jp/corporate/release/071101.html [scei.co.jp]
#オフトピ
Re:「SETIはなくなるの?」 (スコア:1, おもしろおかしい)
なぜなら、毎年正月に「おSETI」を欠かすわけにいかないから。
Re:「SETIはなくなるの?」 (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:まったく (スコア:1)
と思ってるだけで、とっても重要だったりして・・・
解析できるだけの能力がないだけでは?
コンタクトをみるとほんとに地球内ノイズが多すぎると思っちゃうんだが。
Minder