トヨタの伊地知専務曰く「若い人たちに時間を気にしないで働いてもらう制度が必要」 213
ストーリー by hylom
優秀な人を養成できないから元々優秀な人に押しつけ、ってこと? 部門より
優秀な人を養成できないから元々優秀な人に押しつけ、ってこと? 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
トヨタのトヨタの伊地知専務が決算会見で日本の労働関連の「規制」についてふれ、「私は若い人たちに時間を気にしないで働いてもらう制度を入れてもらえないと、日本のモノづくりは10年後とんでもないことになるのではないかと思う」と述べたという(レスポンスの記事)。
伊地知専務は韓国・現代自動車(ヒュンダイ)の例をあげ、ヒュンダイとトヨタで技術者の労働時間を比べるとヒュンダイのほうが1000時間も多いとも述べている。
トヨタの米国での新車販売数は減少傾向であるいっぽう、ヒュンダイは好調ということで、このような背景も危機感を強める一因となっているのかもしれない。
ただ、タレコミ子の周囲の状況を聞くに、大手メーカーでも優秀な技術者はすでに長時間の労働をしているケースと、もしくは(コスト的理由による残業禁止のため)ほとんど残業をしていない、というケースの半々のように見える。一律に労働時間を規制するのではなく柔軟な法制度を、というのには賛成なのだが……
本音 (スコア:5, すばらしい洞察)
「若い人たちを時間を気にしないで働かせられる制度が必要」
Re:本音 (スコア:1, おもしろおかしい)
+ 「そうしてもらわないと、なにもせんむの私の給料が出ません。」
Re:本音 (スコア:1, 興味深い)
| トヨタ伊地知専務「原価改善に限界なんか無い」
ホワイトカラーエグゼンプションのことでしょ (スコア:5, すばらしい洞察)
導入されようとして立ち消えたホワイトカラーエグゼンプション [wikipedia.org]の事を言っているんだと思いますよ。
ブルーカラーに導入するつもりははじめからないかと。
ただ
といった事が言われる日本では、まずこのあたりをカイゼンてから導入しないとぐちゃぐちゃになってどうしようもなくなるでしょうが。
Re:ホワイトカラーエグゼンプションのことでしょ (スコア:5, 参考になる)
トヨタ、キヤノンなど経団連の主要企業は
ホワイトカラーエグゼンプションを必死になって推してますから。
その他、経団連の要望してる政策はこんなのがあります。
=もっと従業員をクビにしやすくしろ
=労使合意(笑)の上で従業員にもっと時間外労働をやらせることを可能にしろ
=もっと過重労働させやすくしろ
=深夜の割り増し賃金払うのはイヤだ
=「研修生」という名目の格安奴隷をもっと簡単に入れさせろ
こちらの文書の「雇用・労働分野」にこの手の一覧があります。
経団連改革要望
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2004/086.pdf [keidanren.or.jp]
ほんと~~にこいつらは金儲けだけできればいいっていうクズどもだわ。
Re:ホワイトカラーエグゼンプションのことでしょ (スコア:1, すばらしい洞察)
・解雇規制の緩和
これは有っても良いぞ。
どんだけ悲惨に役にたたない(と言うかマイナスの)人材が居座って周りを巻き込んで生産性落としてるか。
雇ってみてダメ人材だったらどうしようと、どれほど必死で正社員にせずに様子見する方法を模索しているか(笑)
意欲も能力もある若者を雇えない理由の1つは、クビを切れないからでしょ。
一度雇ってしまったらそれが権利だけ主張するダメ人材でも簡単に解雇できない。だったら多少高くても派遣社員で賄うのは当然だよね。
もちろんそれでダメな方向に人材流動させちゃう企業ならそれは知らないけどね。
あと若者について行けない年齢になったときにさっくり切られるってこともであるけど。
Re:ホワイトカラーエグゼンプションのことでしょ (スコア:3, すばらしい洞察)
もちろん、そういう考えもあるはずだけど。
そういう方向に考えがいかないのは、企業が信用されていないからじゃないかなぁ。
流動性が高まれば、今より自分もみんなも幸せになれる、とみんなが信じられる状況になれば、そういう方向に世の中は流れていくと思うんだ。
今は、みんな、そんなことして幸せになれるとは信じられないんだよ。きっと。
例えば、非正規雇用の人たちがひどい扱いを受けていることを知っている、とか。
1を聞いて0を知れ!
Re:ホワイトカラーエグゼンプションのことでしょ (スコア:2, すばらしい洞察)
失敗したら「それは○○とは言わない」と言って成功事例だけフィルタすればなんだって成功でしょうよ
Re:ホワイトカラーエグゼンプションのことでしょ (スコア:3, すばらしい洞察)
まずはセーフティネットの強化が先だな。
解雇しやすくなるメリットのある企業の負担で
#職を失うとすぐホームレスになる人がいるとか聞くし
Re:ホワイトカラーエグゼンプションのことでしょ (スコア:2, すばらしい洞察)
どっちもやらずに日本崩壊なチキンゲームの予感
Re:ホワイトカラーエグゼンプションのことでしょ (スコア:3, 参考になる)
答えは2つ考えられます。
1ですが、たとえば住み込みの仕事をしていて解雇され寮から追い出された場合、求人の増加で以前より早く次の仕事がみつかったりするかもしれませんが、一時的に住居を失うことには代わりありません。また失業保険は一定期間雇用されてないと出ませんが、人材の流動化が増すとこの要件を満たせず、次の仕事まで無収入になってしまう人が出る可能性もあります。短期的には失業保険を補強する形の何らかのセイフティネットが必要になると考えられます。
2は、会社で事業変更なりなんなりで雇用者のニーズに合わなくなって解雇された人が増えることから想定されるものです。以前であれば解雇規制があったために社内で研修してどうのこうの、と言う事もありえましたが、解雇規制が緩くなれば、こう言う場合、あっさりと解雇されるということになります。
これ自体は解雇規制緩和の理論から言うと特に悪い事ではありません。ここで自分のスキルを生かせる職がみつかり無事転職できれば全く問題もなく、職場の選択肢が増えてよかったねと言う事になりますので。
しかし、問題はそのスキルが労働力市場でのニーズがなかった場合です。解雇規制の緩和が行われると、企業は活発に人材の新陳代謝を行えるようになるので、労働力市場はその時の市況に対して感度が高まることが考えられます。それにより失業者の固定化が発生する可能性があるのです。
たとえば外国にラインが移転されたため今まで時計を作っていた人がいらなくなったとします。
この時、上手いこと別の時計工場で求人があればよいのですが、こう言う場合「大手がライン移転したため、対抗するためにやむなく追従した」というようなケースが多々あり、時計を作っていた人の「時計を作る」というスキルは市場でニーズを失ってしまう事になります。この時、理想的な経済モデルだとこの場合失業者側が賃金水準など条件を落として仕事を探すため失業者は生まれないことになりますが、実際にはそれぞれ個々人は職への希望や向き不向きなどがあるため、往々にして失業者の固定が発生してしまいます。こう言う人に対して市場でニーズのあるスキルを再教育するためのセイフティネットが必要になります。
どちらも雇用規制によって今まで雇う側が負わされていた目に見えないコストでしたが、雇用規制を撤廃していくと表面化してくるでしょう。
これを社会全体でセイフティネットとして整備することは重要だと思いますし、今までと同じく企業が負うべきだと言う説もありかと。
これらは「本人が備えろ」「そういう社会になったら誰もが備えるようになる」という理屈はあり得ますが、この理屈でごり押しすると結局最後は生活保護などの最終セイフティネットに負担がかかる事になりますし、生活保護などはそもそもこう言う事に対応した制度設計にはなっていないので、解雇規制を緩和するのであれば同時にこういった新たなセイフティネットになり得る制度設計は必須になると思います。
Re:ホワイトカラーエグゼンプションのことでしょ (スコア:2, すばらしい洞察)
その例は解雇規制を正当化する例ではなく
管理体制、つまり雇用者の使い方に難があるという例だと思いますが…。
解雇しなくても出世・昇給させないだけで問題の大部分は解決。
それが実現できない管理体制に根本的な難があるわけで、
そのプアな人材管理体制のまま解雇規制だけ緩めたら
例えば問題のご仁が生き残って有能な人材が解雇されるといった
さらなる悲劇の可能性が待っているだけかと。
Re:ホワイトカラーエグゼンプションのことでしょ (スコア:1, すばらしい洞察)
いや、それは「労働者定額使い放題プラン」 (スコア:5, 参考になる)
欧米にあるホワイトカラーエグゼンプションではなく、
いわゆる日本独自の「労働者定額使い放題プラン」のことじゃないの?
ホワイトカラーエグゼンプションだと、
・年収1000万超のスペシャリストが対象
・出社時間や退社時間について上司の指示は一切うけない。好きな時間に出社して好きな時間に退社して良い
・成果主義
みたいな条件がいくつか必要なはずだけど、
かつて経団連が求めていた
・年収400万円くらいの単純労働者に適用
・もちろん出社時間や退社時間は会社の指示に従うこと
・年功序列。若い奴は飢えて死ね
みたいなのはホワイトカラーエグゼンプションじゃねーべ。
Re:いや、それは「労働者定額使い放題プラン」 (スコア:3, 参考になる)
http://blogs.yahoo.co.jp/itinnovationconsulting/45999404.html [yahoo.co.jp]
「さらに職務要件とは下記の条件をさしている。
・管理職の場合
主たる職務が、勤務先企業ないしはその部門の管理(指揮命令・従業員管理など)にあること。
常勤従業員2人分に相当する以上の従業員の労働を人事権を含んで指揮管理していること。
他の従業員を採用解雇する権限があるか、その提案勧告に特別な比重が置かれていること。
の3つ全てを満たすか、あるいは年間賃金総額が10万ドル以上で上記いずれか1つを満たすことが必要。
・運営職の場合
主たる職務が、勤務先企業または顧客の財務、経理、監査、品質管理、調達、宣伝、販売、人事管理、福利厚生、法務、コンピュータネットワーク、データベース運営その他の管理等のオフィス・非肉体的業務であること。
主たる職務に、重要事項に関する自由裁量・独立した判断を含むこと。
の2つをいずれも満たすか、あるいは年間賃金総額が10万ドル以上で上記いずれか1つを満たすことが必要
・専門職の場合
法学・医学・経理学・保険統計学・工学・建築学・物理化学生物関連学などの長期専門的知識教育による高度な知識を必要とする労働であること。
音楽・文筆・演劇・グラフィックアートなどの芸術的創作的能力を要する分野で、発明力・想像力・独創性または才能が要求される労働であること。
ハードウェア・ソフトウェア又はシステムの機能仕様決定、設計・開発・テスト・修正、マシン・オペレーティングシステム関連システムの設計・テストなどが主たる職務であること。
のいずれかを満たす場合。
特に米国の場合、管理職だとMBA、経理専門職ではCPA(公認会計士資格)、法務部門の管理職ではバー(司法試験)など専門的な教育を受けたという事実などの客観的な根拠が求められ、その要件を満たさないと労働関連の裁判で極めて不利となる現実があるらしい。
その他、専門職の場合も、職歴か類する教育を受けたという証明が必要とされる模様である。
また、欧州各国でも類似条件で法制度化されている。」
Re:いや、それは「労働者定額使い放題プラン」 (スコア:2, 興味深い)
円が強い今なら624万円か。
ただ、出社時間や退社時間はうるさくないし、残業の山ということもない。大体9時頃出社して5時半に帰る、みたいなパターンが多いね。
「成果主義」とよく言われるけど、厳密に成果がチェックされることはまず無い。とりあえず言われることをきちんとやっていたら成果を出しているとみなされる。
一応nasdaq上場のうちの会社はこんな感じ。落ち目の会社だけどね。
Re:いや、それは「労働者定額使い放題プラン」 (スコア:4, おもしろおかしい)
Re:ホワイトカラーエグゼンプションのことでしょ (スコア:2, 興味深い)
あと「改善活動しようにも制約が多い」というのもありますね。
トヨタはその辺は大丈夫だとは思いますが、
IT企業だとセキュリティ、コンプライアンスの名の下で制限ばかり大きくて生産性落ちる一方。
これがゆとりか (スコア:5, すばらしい洞察)
TOYOTA「お前ら車買えよ」
ワープア「金ないよ」
TOYOTA「無いなら稼げよ」
ワープア「職くれよ」
TOYOTA「じゃあ雇ってやるよ 死ぬほど低賃金でな だから車買えよ」
ワープア「金ないよ」
TOYOTA「無いなら稼げよ」
ワープア「もうめいっぱい働いてるよ」
TOYOTA「めいっぱい働いてるなら金あるだろ」
ワープア「無いよ 薄給だもん 給料上げてよ」
TOYOTA「ふざけんな コストダウンだ」
ワープア「じゃあ車買わない」
TOYOTA「なんで? 全然理解できない これがゆとりか」
よく見かけるコピペだけど、TOYOTAは本気で全然理解できてなさそう。
Re:これがゆとりか (スコア:3, すばらしい洞察)
生活が苦しくなれば真っ先に削られるのは維持費の高いものからですから。
だいたい安定した職がなければローンすら怪しいのに、請負ばかり増やして、どうして車が売れると思えるのかと。
こんなわかりきったことを指摘するアナリストがいないとか不思議な話だよ。
Re:これがゆとりか (スコア:3, すばらしい洞察)
お金の点もさることながら、時間まで奪って車に乗る機会をもっと減らそう、ってんですから。
訳がわかりませんな。
Re:これがゆとりか (スコア:1)
誰がそんなアナリストを雇うのかを考えれば簡単至極。
お金を払って自社を叩かせるような企業なんて日本にありゃしませんよと。
Re:これがゆとりか (スコア:3, 興味深い)
アメリカもそうだけど、自分たちが中流層の消費を冷え込ませるような策ととったくせに、
本当に消費が冷え込んだら文句言うって、面の皮が厚いにもほどがあるわ。
先日仕事で関わった金融機関のサイトの自動車ローンのページを見たら
派遣、パートは審査拒否とあってワロタw
派遣労働者を増やして大量に使ってる業界の一つが自動車メーカーなのにww
Re:これがゆとりか (スコア:2)
率直な意見として言うと、自社の車を売りたいなら、
自社の車に対してノンリコースローンを設定すればいいのにと思っています。
だってそれだけ価値のある自動車を売っているんでしょ?
焦げ付いたとしても資産である自動車が返却されるし、減価償却分は焦げ付いた数ヶ月分を除き
きちんと支払われているはずなんだし。自動車会社には損が無いはずなんですけどね。
実際の給料と度量 (スコア:3, 興味深い)
時間を気にせず働きたい (スコア:3, 興味深い)
当方、某研究所で研究開発をしております。上司からはかなりハードルの高いことを要求されてますが、
研究開発なんてハードル高くて当たり前ですし、やりがいはあるし、会社もちゃんと申請した残業時間分の残業代をきちっと払ってくれます。
ただ、問題は労働組合なのです。月40時間以上の残業が続くと、上司が厳重注意されてしまい、結果的にこちらに圧力がかかるのです。
組合に、40時間超えの申請書を提出すればなんとかなるのですが、この申請書に記入する理由欄には緊急度の高いことを書かなければなりません。
しかし、皆さんご存知の通り研究開発ってのは1年~数年オーダーでやるものでして、緊急度が高くなってから残業しても間に合わないことが多いのです。
その結果、残業時間のごまかしが横行しております。同様の話は設計現場でも聞きます。
生産現場等ではうまく行ってる仕組みのようですけどね・・・。
で、当方の研究所において残業時間のごまかしを無くす手段は2つ。残業時間を減らすか、残業できるようにするか(会社はお金を払ってくれるので)。
残業時間を減らすのが他所では主流ですが、研究者って労働意欲旺盛なんですよね・・・。より良くしようと頑張っちゃう。
この意欲を無理やり削ぐのは愚策でしょう。
ということで、残業時間を1000時間ぐらい増やせるような制度は導入してほしいな、と個人的には思います。
少なくとも、今の「労働組合のせいでサービス残業している」という狂った状況はなんとかしたい。
#ACで
Re:時間を気にせず働きたい (スコア:3, すばらしい洞察)
>少なくとも、今の「労働組合のせいでサービス残業している」という狂った状況はなんとかしたい。
「サービス残業」させられている状況は理解できます。
#私も昔はそうでしたから。
#って某大会社を横目で見てただけか。。。
ただ、状況自体はぜんぜん狂ってないと思いますよ。
それは単に、幸運なことにあなたの体が壊れなかったから「狂ってる」と思うだけのことです。
病気等で倒れれば、180度その意見が変わります。
>この意欲を無理やり削ぐのは愚策でしょう。
でもないんだなーこれが(苦笑)
それが分かるのに10年かかったな。。。。
>生産現場等ではうまく行ってる仕組みのようですけどね・・・。
生産現場は、言葉は悪いかもですが、「仕事」onlyでもない人も集まってきますし。。
要するに「仕事」を「プロフェッショナル」にしたいのであれば起業or独立するんですな。
従業員でありながら、「プロ」でいようというのは土台無理なのですよ。
「従業員」にはむしろ「プロ」っぽいひとは迷惑です。
「従業員」には仕事以外の、生きがいがあるひとが居るわけですから。
だから「プロ」っぽいひとが「従業員」の権利を削減しようというのは無理筋だと思います。
本質的には「プロ」っぽい人のほうがさっさと独立しろ、ということになると思います。
独立したら「仕事」ができなくなるって?
でしょうね。でもそれは「従業員」の問題ではない。
「従業員」の権利を削減する理由にはなりません。
#残念ですが。
Re:オレには世渡りベタとしか思えん。 (スコア:3, すばらしい洞察)
元コメントの研究上の人は40時間でちゃんとチェックが入ってるんでしょ。
これは良い会社だよ。今の産業医関連の学会では、健康に影響が出始める
とされる時間だしね。
80H以上3ヶ月連続は過労死認定の基準時間だと考えると、労務管理的には
そうしないといけないでしょ。
ある朝冷たくなってたら、元ネタの人は問題ないと思ってても、
親兄弟奥さん子供辺りは、会社を訴える可能性は高いわけで、
敗訴すればそれこそ億近い金が飛んでいくから、そりゃセンシティブにも
なります。
そもそも、ちゃんと組合に申請すれば40H以上問題なく、
上司もお咎めなしなら、そういう申請をすれば良いだけの事。
ロングスパンだから理由がないとか言っても、ロングスパンの
中なりに各工程のステップはあるわけで、それに合わせて理由を
書くのは書類作りの基本じゃない。
例えば発表会が何時何時なのでとか、カンファレンスがとか、
学会の論文がとか。
まあ、ぶっ通しというわけにはいかないので、3ヶ月くらい
そういうので働いたら、2ヶ月くらいインターバルで、自身も
少しペース落として、またそれ過ぎたら加速と。
それにペース調整しないと、気付いたら心身が大変な事に
なっていて、ドクターストップというのも良くあるよ。
他にもテクはあるだろうし、研究所の業務なんて人事勤労
セクションでは判りにくいだろうから、その辺は適当に
やればあ? とスれた中年オッサンは思うのであった。
研究部門ではそうだけど・・・ (スコア:3, 興味深い)
あるいは芸能や伝統工芸では、若いうちに昼夜無く修行を続けてやっと身につく匠の技ってのもあり得ると思いますが・・・
しかしこれは「豊田の若い人全員」に当てはまらない論理でしょう。
若いときに年1000時間余分に働いて年2000時間労働の人よりもスキルが上がったとして、その分の見返りはどういう形で返ってくるんでしょうか?年労働時間が5割り増しだから昇級も5割り増し、になる?
役員にすれば OK (スコア:2)
>「若い人たちに時間を気にしないで働いてもらう制度が必要」
役員であれば労働基準法の適用は受けないので
有望な若手をどんどん役員に抜擢すれば良いでしょう。
Re:役員にすれば OK (スコア:1)
何だか聞いたことのある事だなぁ・・・。
デジャヴ?
大方のコメントに反して一理あると思う (スコア:2, すばらしい洞察)
設計とか研究って、予定通りに進まないことも多くて、それでいて
ある集中した時間が必要な場面も多い。だから学生や自営の人は
本当に大事な場面ではあるときに集中して課題に取り組んで、
夜遅くなったり徹夜になることもできる。
自分も実際に時々そうしてる。
けど最近の大手の“一部”の人の話を聞くと、とにかく制度で制限されていて、
必要なときでも定時に退出しないといけないとか、足枷になっている
場面にときどき遭遇する。
それじゃぁ火事場の糞力で根詰めることもできないし、仕事への愛着も
どこか形式的になるように思う。
もちろん、そんな余裕も無くサービス残業の連続だったり、働いても
薄給だったり、ひどい現実が多いことも痛感するから、単純に目先の制度を
変えて解決できる問題ではないと思う。むしろそれをしたらますます劣悪な
現場が増えると思う。
けど一方で、一部の人が変な制約に縛られずに、“自分が望めば”
集中して働けるような、そんな自由度も今後必要になると思う。
Re:大方のコメントに反して一理あると思う (スコア:5, すばらしい洞察)
> 集中して働けるような、そんな自由度も今後必要になると思う。
甘ちゃんだね。
それをやると人間が壊されていくの。
そういう酷い19世紀を反省して、今の規制ができているの。
“自分が望めば”と簡単に書いてるけど、古くは特攻隊の「志願者」から
コンビニの過労死店長まで、ホントウに“自分が望めば”の状態なのか、
第三者どころか、当の本人ですらワカラナイ状態にすぐ仕立て上げられるんだよ。
集中して働くと言ってるけど、生物としての人間の集中力は
トヨタの専務が望むような「1000時間も余分に働き続ける」ことには適用できないの。
もしその本人に能力があるというなら、周りが止めてちゃんと休息させて
「持続可能な労働資産」として 息長く働けるようにしなきゃいけないんだ。
集中してるから8時間以上働く姿なんてのは自己満足に過ぎないんだよ。
Re:大方のコメントに反して一理あると思う (スコア:2, 興味深い)
研究所でも定時で叩き出されるらしいからね。
でも、それならちゃんと残業代出すなり代休させたりして総労働時間を制御すれば済むだけの話じゃないだろうか。
Re:...あぁ、夏だなぁ...。 (スコア:2, 興味深い)
某大手日本企業の研究所で働いたことあるので、少しコメントを。
(#1998471)も(#1998505)もどちらも真実だけど、会社が違うということだと思う。
> 研究所の人に直接聞いたんだけど、何がどう嘘?
たぶん、研究所によるというのが現実ではないかと。
某研究所では、博士の学位を持っているか数年働くかすると裁量労働になり、何時に来て何時に帰ってもOKだった。テレワークも充実していたので、申請が許可されれば家からも働けたし、自宅などから会社につないで何時間でも働き続けることも出来た。有給休暇完全消化が求められている反面、暇だから有給休暇に会社に来たなんて人もいたね。
しかしながら、他の会社の研究所では、特にリーマン・ショック以降、研究職なのに定時に出勤させられたり、定時に退社させられたりするという話も聞いたことがある。
Re:大方のコメントに反して一理あると思う (スコア:2)
さすがに新製品開発を完全な外部には委託できないでしょうし。
Re:大方のコメントに反して一理あると思う (スコア:2, 興味深い)
うちの会社ってそういう制度の先駆けなんですが、いまや大半の人はフレックスどころか通常勤務に戻されましたよ。
偉い人は、とにかく朝定時からいないと駄目だと思うみたいです。
我々は「残業無制限」な代わりに朝定時に縛られない、と思ってたんですけどね、当時は打刻無かったし。
Re:大方のコメントに反して一理あると思う (スコア:3, 興味深い)
これはもう何十年もそうやってきたある種の成果ってことなんでしょうね。
もちろん残業代とか何それな環境ばかりですけど。
月刊誌の場合なら極端な話、10日休んで20日間働き通しとか、許容される編集部は多いと思います。
労働時間の比較 (スコア:2)
ヒュンダイより労働時間が少なくてもばっちり世界一位をキープできてることをもっと掘り下げるといいんじゃないでしょうか。
生産台数では比較にならないとはいえ、品質高いものづくりとして日本の自動車メーカーが敬愛してやまないBMWやメルセデスとの比較ではどうなんでしょうね。
10年後、とんでもない事になる?? (スコア:2, すばらしい洞察)
「日本のモノづくり」に関しては、異論が有ると思うけど、トヨタは10年後どころか、今の時点で手遅れだと思う。
技術力の問題じゃなくて、役員人事とかが……。
若い人たちに時間を気にしないで働いてもらう制度 (スコア:2, すばらしい洞察)
時給制
どういう意味だろ? (スコア:1, 参考になる)
十分な対価を支払う気はないと、
対外的に意思表示するのって、
自社製品には、
正当な対価払わなくていいですよって、
意思表示しているようなもんじゃない?
ものづくりの大切さを語る前に、
自己否定してることに気付く冷静さを持たなきゃね。
Re:どういう意味だろ? (スコア:1)
いやいや、対価を払わないとは言ってないよね?
今の報酬のままであと1000時間って訳じゃないでしょう、さすがに。
まぁ会社としては1800時間が2人より3600時間が1人の方がおいしいですが。
Re:どういう意味だろ? (スコア:2, すばらしい洞察)
だったら、経営陣は労働時間の延長よりも労働生産性の向上に目を向けてくれたほうがみんな幸せになれるんじゃないかと思う。(トヨタの現場は労働生産性の限界近いところでやってるようですが)
現場との温度差 (スコア:1, すばらしい洞察)
大手までそんな事をはじめられたら大手の意味がないよね。
残業代出すなんて言ってもダラダラ仕事するやつも出てくる訳で
効率化の意味があるのか疑問。
タイトルだけ見て (スコア:1)
スケジュールなんか気にしなくていいんだよ、というメッセージかと思ってしまいました。
トヨタのあきおちゃんが言ってたのは、 (スコア:1)
で、フタを開けてみたら初音ミク仕様の車でした、というオチには盛大に失笑した。
けどこういう『ロクに調査もしないで小手先の商品を作り、売れないと若者のせいにする』傾向って、
「若者の**離れ」とか言われる商品全般で言えそう。
#「いま○○は努力が足りないし、現実が見えていない」の○○を埋めろと言われたら、『中年』の文字を入れたくなる今日この頃。
だったら逆に (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:え、どういう事? (スコア:2)
いいえ。
年間1000時間、残業など多いという事です。
年間の出勤日数を仮に250日としますと、1日当たりヒュンダイの技術者は4時間多く残業していると。
Re:え、どういう事? (スコア:2)
もしかして:期間工
半年だけ働いて辞めるとか。