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プログラマー過労自殺「困難な仕事でなかった」大阪地裁、労災請求を棄却 157
ストーリー by hylom
実際の仕事の詳細が気になるところである 部門より
実際の仕事の詳細が気になるところである 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
大阪地裁は24日、2002年に大阪府豊中市で過労自殺したプログラマーの遺族が、国に労災認定を求めていた行政訴訟について、「本人の能力からみて、特段困難ではなかった」として原告の請求を棄却した(MSN産経ニュースの記事1、MSN産経ニュースの記事2)。
報道によると、自殺したプログラマーは当時27歳で、2001年10月に京都市内のコンピューター会社に入社。翌年6月3日、豊中市内の雑居ビルから飛び降り自殺した。原告側は「入社1年足らずで複雑なシステムを組まねばならないのに、先輩や上司からの指導がなかった」と主張したが、裁判長は「会社の支援体制に問題はあったといいがたい」と退けた。死後、仕事を引き継いだ元同僚は「入社したてでは絶対にこなせない難易度と分量だった」と話し、裁判でも同様の証言をしたが、判決では証言の大半が採用されなかったという。
この報道だけでは、この件で実際にどの程度問題があったのか分からず、判決が妥当なのかそうでないのかは分からない。だが、IT業界といえばいまだ精神論や違法な残業、過労死や自殺といった話が珍しくない。事件から十年弱、状況は改善しているのだろうか?
日本では悲しいことに「自殺するのが正しい道」でした (スコア:4, 興味深い)
1.狂って自殺するなら、しろ!
2.さもなくば、まだ生きたいという自己都合で辞めろ!
という選択肢をつきつけられたので、自己都合で辞めました。
お陰で、失業保険は、出ないは、再就職先は、だれも紹介してくれないはで、
散々苦労したあげく、
自分で会社を設立して、なじみのあったお客さんの仕事をもらって何とか生きています。
日本では、まだプログラマーに基本的人権は無いようです。
仕事で命賭ける事は無い (スコア:3, すばらしい洞察)
死ぬくらいなら仕事辞める。
# 仕事で自殺する人の心理が判らない私は幸せなんでしょうね。
# ま、辞めずに続けられてます。
# 上司も「仕事に命賭けるなよー」って言ってるし
Re:仕事で命賭ける事は無い (スコア:2, 興味深い)
鬱症状ってのがあると、『脳がたったそれだけの判断すら』正常に下せなくなるんだよ。
言葉で表現できないくらいにヒドくしんどい状態で、「単にやめりゃいいじゃん」って解答には到底たどり着けない。
高いとこから飛び降りたり電車に飛び込んだりで、とにかくその状態から解放されたい感情で満たされる。
人それぞれの事情まで分かる必要はないけども。
状況によってこんな事も(普通に)あり得るってのは覚えとけよな。
Re:仕事で命賭ける事は無い (スコア:5, 参考になる)
あれは、思考力を徐々に蝕んで、初めのうちは考えがまとまらなくなって「疲れてるな」ってだけの感じでした。判断力の低下もありました。物事を決められなくなりました。
そのうち、「ちょっと休めば」というくらいで有給とって、有給がだんだん増えて、休職。休んでる間も症状は進んで、最終的に朝起きてトイレに行くのがやっと。
うつの知識はある程度あったので、自分を責めるとか、自殺は考えませんでした。
で、まあ復帰にいたりました。
復帰後、仕事もそれなりに手を抜いていたのですが、二回目。さすがにすぐ気づき、投薬治療を始めましたが、間に合いませんで休職になってしまいましたね…。で、回復は間に合わずもうすぐ退職です。
私のように体が動けなくなれば自殺もしないでしょうが、思考力、判断力が落ちるだけで行動力が落ちず、うつの知識もないと、自殺という形になってしまうかもしれません。症状のパターンは本に載っているほど単純ではなさそうです。
Re:仕事で命賭ける事は無い (スコア:2, 参考になる)
経験上、そう簡単な話ではないのだよ。
文系出身のタコグラマーが作ったスパゲッティーなプログラムを
全面修正し、さらに大幅な機能拡張をするというプログラマー
としては一番嫌なタイプの押し付けられたことがあるが、
5か月間休みなし、毎日睡眠時間が2,3時間。
終電で帰り、始発で出社。
徹夜残業も当たり前。
そうなると人間、精神的に壊れちゃう。
例えば赤信号の横断歩道で立って待っていると、当然目の前の車道は
車が走ってるよね。
「ここで、一歩踏み出せば車に轢かれて大怪我だ。そうすれば
仕事を休ませてもらえるかもしれない」
と思っちゃうわけ。
たぶん駅のホームから飛び込んじゃう人の心理もそんなもの。
まずは「やすらぎ」が欲しいって思っちゃう。
私の場合はそこに達する前に仕事を一段落させ、きりのいいところで
その会社とはおさらばした。
># 仕事で自殺する人の心理が判らない私は幸せなんでしょうね。
まったくその通り。
他にも責任感のない人などは、自殺する心理は理解できないと思う。
># 上司も「仕事に命賭けるなよー」って言ってるし
命かけるなというのは、過労死をするほどやるなということであって、
精神的に壊れちゃうほど抱え込むなということではないと思う。
日本の会社って、肉体と精神のバランスが取れていないことが多い。
肉体の健康には法的なところもあって気を使っているけど、
精神的なフォローは軽視されがち。
線引きし易いのも良し悪しかな (スコア:1, 興味深い)
精密検査も受けて、「次は心療内科になりますね」と言われたために、
「鬱」と診断を受けるのが怖くて通院をやめました。
原因には察しが着いていたので、すぐに上司に退職の意思を伝えたところ、
(実際にその会社から離職できたのは3ヶ月以上後だったにもかかわらず、)
最後の診察の際に処方された2週間分の薬が切れる前に頭痛は解消していましたとさ。
個人的には、「鬱かも」と言う時点で対策して、「鬱である」との診断は回避したいです。
専門家にそう診断され、そうなんだ、と納得したら、簡単には立ち直れない気がする。
絶望した (スコア:2, すばらしい洞察)
世の中ではデジドカのことをそんなにちょろい仕事だと思われているのか。
鬱だ(ry
Re:絶望した (スコア:2)
人を怒らせるのが楽しいと感じるようになると
たいていの仕事はちょろくて楽しいお仕事ですよ。
怒られてるんじゃない、狙って怒らせてるんだ♪ なのです。
誤記 FireFox
巫女 Firefox [mozdev.org]
天下のマイクロソフト様の製品でも(荒らし、フレームの元 (スコア:2)
ソフトウェア業界の頂点に君臨していて
Windowsサーバーのシェアを100%握っているマイクロソフト様のプログラムにもバグはあるのだから
バグが無いプログラムを作成することは不可能です。
いま意図したとおりに動くプログラムであっても
今後のCPUの命令拡張などで、それを悪用した脆弱性の対象になった場合はバグ扱いなのです。
ソフトウェア開発の現場において減点主義を採用することが悪だと思いますです。
減点主義では良い物は作れない、無難な物を作ることで80点取ることに腐心するようになる
組織の上層部の体制や日本の業界そのものに問題があると思います。
とりあえず拝承とみかかデータは失業させたい。
誤記 FireFox
巫女 Firefox [mozdev.org]
Re:天下のマイクロソフト様の製品でも(荒らし、フレームの元 (スコア:2)
お役所のシステムとかなら同意ですね。
でも減点主義って100%な目標が存在するの前提なので
仕様が1回でも変わるような物には適用するべきで無いというのが本音の感情です。
減点主義における最大の損失は
【評価】行程が『何も生み出さない物』と認識されがちなことだと思います。
誤記 FireFox
巫女 Firefox [mozdev.org]
訓練されたプログラマ (スコア:1, おもしろおかしい)
自殺する奴はプログラマだ
自殺しない奴は訓練されたプログラマだ
ホント職場は地獄だぜフハーハハァー!
この業界って優しいよね
他の業界なら未経験者なら雇ってもらえないのにな
Re:訓練されたプログラマ (スコア:1)
できる人はそもそも問題を顕在化させないか、回避してるか、前もって逃げ出してるか…
# はて、解決しちゃってる、が無いな。
IT労働者の取るべき行動って… (スコア:1, おもしろおかしい)
ITといえども、そろそろ伝統的なブルーカラー系の労組活動に組み込まれるべき時期なんでしょう。
IT系の労働者っておおよそ、斜に構えて政治的中立を装うのがカッコイイと思い込んでいたりしますから、受けは悪いでしょうけども。
不幸自慢好きも多そうだし、本人の努力・能力不足みたいに片付けがちだから、そう簡単にはいかなそうですかね。
多少の誤差で、ホントに怠慢な人材を援助してしまうことも折り込み済みとして。
総体として待遇改善されるような雰囲気を求めてもいいんじゃないかな。
いわゆる民主でもプロ市民でも共産党でも、自分に利益誘導してくれるなら支持していいんじゃないかと思ってる。
Re:IT労働者の取るべき行動って… (スコア:1)
おいおい, そんなこと昭和のころから言われてたぞ.
# 弔問外交の影響で休暇が取れたのでID
Re:IT労働者の取るべき行動って… (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:IT労働者の取るべき行動って… (スコア:1)
そういう労働組合もあります。
私の知っている例では、組合規約で政治活動が禁止されていました。
・IT業界は規制による保護がなく、参入が自由である。
・比較的労働市場の流動性がある。
・労働集約的な産業だが専門性が高く、個人の生産性の差が極めて大きい。
という特徴がある業界なので、労働環境を改善して従業員のモチベーションを
維持したり、優秀な従業員の流出を避けるインセンティブがはたらきやすい、
つまり、労使の利害関係が一致しやすい業界だと思います。
証言台に立った元同僚がその後どうなるか…… (スコア:1)
問題の会社とその取引先、もしかしたらIT業界のかなり広い範囲で、今後一切仕事ができなくなったかも。
>死後、仕事を引き継いだ元同僚は「入社したてでは絶対にこなせない難易度と分量だった」と話し、
>裁判でも同様の証言をしたが、判決では証言の大半が採用されなかったという。
Re:この裁判長に (スコア:3, すばらしい洞察)
どうして困難でないと判断したか分からないのに、いきなり非難するのはどうかと。
もしかすると裁判官が企業寄りな判断をする偏向的な裁判官なのかもしれません。
はたまた、この元同僚の証言というのが嘘っぱちなのかもしれません。
ともあれ、この件については情報が少なすぎて、当不当を理性的に判断することは
誰にもできないでしょう。
感情としては自殺したら労災を無条件に認めるべきと思うのですが。
Re:この裁判長に (スコア:5, 興味深い)
Re:この裁判長に (スコア:3, 参考になる)
それが本当なら裁判官訴追委員会 [sotsui.go.jp]にチクった方が良いですね。
その字面通りなら、偏向的というよりは職務怠慢という方が合っているのかもしれません。
Re:この裁判長に (スコア:3, 参考になる)
同じ裁判官がいろいろな判決を下すので、いろいろなケースを見た方が良いと思います。
中村哲で見つかった裁判
試用期間中解雇を全面擁護(今年4月の)
http://www.mdsweb.jp/doc/1179/1179_45c.html [mdsweb.jp]
・・・ニュースサイト関連は全部リンクが切れてたので仕方なくここ
入社2週間で過労自殺発生の高級パン屋「モンタボー」事件 裁判所が認定した過労自殺ライン
http://www.mynewsjapan.com/reports/1360 [mynewsjapan.com]
過労による自殺と認定されたのは、2009年1月14日(大阪地裁、中村哲裁判長判決)
生徒の暴力による教師の自殺は公務災害 - 大阪地裁
http://ja.wikinews.org/wiki/%E7%94%9F%E5%BE%92%E3%81%AE%E6%9A%B4%E5%8A... [wikinews.org]
・・・これもニュースソースがリンク切れなので
市職員労組側の訴え退ける 大阪市組合費天引き廃止
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110824/trl11082419300005-n1.htm [msn.com]
JR西訴訟:「日勤教育」は裁量逸脱 大阪地裁が賠償命令
http://mainichi.jp/select/today/archive/news/2011/07/27/20110727k0000e... [mainichi.jp]
どうも、裁判の場で結論しか言わないタイプの人らしいですね。
でも必ずしも労働者の敵というわけでもないようです。
裁判官、裁判長を見るときは、その人の複数の判決を見たほうが良いです。
Re:この裁判長に (スコア:2)
セルフレスで恐縮ですが、興味深いのはこれです。
> 入社2週間で過労自殺発生の高級パン屋「モンタボー」事件 裁判所が認定した過労自殺ライン
> http://www.mynewsjapan.com/reports/1360 [mynewsjapan.com]
> 過労による自殺と認定されたのは、2009年1月14日(大阪地裁、中村哲裁判長判決)
労災認定を巡って遺族と国との攻防が行われたわけですが、
1)過労自殺に対する労災判決を出したことがある裁判官
2)2週間で156時間労働という状況下での自殺を労災とした
3)国の主張ではなく遺族の主張を通しているので、仕事はしている
ここからは想像ですが、本ストーリーの過労自殺は、モンタボー事件と比べたら労災と呼べるほど過酷であるという印象を裁判長が持たなかったのかも知れません。
あるいは、弁護士が戦い方を誤ったという可能性ももちろんあります。
(証言を裏付ける証拠が提出されているという話がどこにもない。元同僚の証言だけで勝てるという楽観があった可能性も高い)
Re:この裁判長に (スコア:1)
Librahack事件を見ても明らかなように、司法の人間はITに関してもド素人なのです。
にも関わらず、
>死後、仕事を引き継いだ元同僚は「入社したてでは絶対にこなせない難易度と分量だった」と話し、
>裁判でも同様の証言をしたが、判決では証言の大半が採用されなかったという。
という「専門家」の証言を無視して、いったい何を根拠に「簡単である」と判断したのか、
そっちの方が問題だ。
#ま、どーせ日本の裁判官なんて、結論ありきで判決出すんだけどさ。
Re:この裁判長に (スコア:3, 興味深い)
心情的には、僕も自殺したプログラマに同情的なのですが。
ただ、現実はもうちょい厳しいもののように思えます。
判決に際しては何かを根拠として、入社したてでもこなせる分量である判断したはずです。
よって、単なる「証言」は証拠と認められなかったと。それが順当と考えます。
会社側が出した「入社したてでもこなせる業務である根拠」みたいなものがあれば、それが最重要視される可能性は高いかと。
例えば、
・カスタマイズするシステムの仕様書・マニュアル
・カスタマイズ手順を記した書面
・通常、1案件あたりにかかる工数の統計
この程度の資料で被告(会社)側からの反証は十分でしょう。
こういうものを覆すには、
・例えば上記資料が、実は裁判用に作成されたもので、社員は閲覧したことが無い。などの証言。
・統計資料が虚偽であることの証拠。(お金の流れや残業時間などから)
・実はそれ以上の事をさせられていた、などの業務上の記録。
などが必要と思われます。
それらの資料を無視して、「入社した手ではこなせない」と言っても覆せません。
会社側が箝口令を敷くのは、卑怯とは思いますが、法廷の場ではよくあることですし。
会社がよほど恨みを買ってないと、社内での立場を悪くしてまで言いつけを破るとも思えません。
#ある弁護士は、この目隠しじゃんけん状態が現在の司法の問題であると言っていましたが・・・。
それと、日本の裁判官は結論ありきで判決を出すんじゃありません。
法廷を開く前に、提出された準備資料でほとんどの審議を終えている。が正しいです。
準備書類の出来の良し悪しで勝ち目が確定します。
だから、IT関係の裁判では、中学生に教えるかのようにITについて記述する必要があります。
専門家ではないのですから、その程度の配慮を要します。私が裁判の際に依頼した弁護士は、そうしていました。
成果物や社外秘資料を持ち出すことは別件で訴えられたり、不法行為で得た証拠とみなされて棄却される可能性があります。
だから日ごろの心がけとして、業務中の日時と出来事の詳細な記録を日記などにつけておき、いざというときにちゃんと人手にわたるようにしておくのは結構重要なのです。
ネットのアクセスが自由な会社だったら、会社からSNSやブログなどにアクセスして、日々の出来事を非公開で記録しておくとか、結構有効です。もしくは、上司に送信した作業日報などを毎日印刷して持ち帰るとか。
日記とメールの記録は、ねつ造であると反証されない限り、割と強いですね。
Re:この裁判長に (スコア:1)
あと、立証責任は、原告側に有るのが普通なんで、裁判が法律通りに運用されていればいる程、原告側有利になっちまったりする訳で……
Re:この裁判長に (スコア:1)
結論ありきのコメントですね。
Re:この裁判長に (スコア:1)
あなたの意見は、元同僚の意見を信じることが前提になっています。
これが採用されなかった理由はなぜなのかを知らないことには、
信じるべきか信じないべきかもまだ分からないのです。
この記事から分かることは、何らかの理由で裁判官に元同僚の意見は
採用されなかったということだけです。
その理由はもしかしたら、裁判官の偏見のために採用されなかったのかもしれないし、
元同僚が挙動不審であったからかもしれないし、ともかく不明すぎて推測すらできないのです。
Re:こういった民事裁判判決文は一般人が閲覧出来ないの? (スコア:1)
できますが、大阪地裁まで行かないとできませんし、また事件番号も必要です。
地裁の判決が最高裁でひっくり返る確率は低い (スコア:1)
平成21年の統計(pdf注意) [courts.go.jp]によると
最高裁における事件処理結果は以下の通りです。おいて
最高裁でひっくり返る破棄判決というのはそもそもこんなに少なく、割合としては1%程度でしかありません。
この数値からすると、
地裁の判決ってかなりの確率で最高裁でひっくり返る
のかというと、かなり疑わしいですね。
Re:この裁判長に (スコア:1)
Re:この裁判長に (スコア:1)
IT業界の人からは司法がITに対してトンチンカンに見えるのと同じくらい、
司法の人からはIT業界の人が司法に対してトンチンカンに見えてるんじゃないかなあ。
労災なら積み重ねがあるのでそっちのコースで判断したのだろうけど、
たまたま司法の人がITについても専門的な知識があった場合に立証責任をどうするべきなんでしょうねえ。
プロジェクトの概要 (スコア:1)
も資料として提出されてるのかな。
そういう資料を、ここで晒せばどの程度の人材ならこなせるのか
おおよその目安がつくかも。
(いろんな意見を集約すれば妥当なレベルになるようなきが・・
・。)
27歳くらいといったら、前職もIT関連だとしても客先に一人で打
ち合わせに行かせるというのはあり得ないような気がするんです
が、どうなんでしょうね。
Re:プロジェクトの概要 (スコア:3, 参考になる)
>ち合わせに行かせるというのはあり得ないような気がするんです
>が、どうなんでしょうね。
大企業の大規模プロジェクトならまだしも、小規模プロジェクトなら
十分ありえますよね。
感覚的には受注金額数百万程度かな。
このくらいならプログラマといえども、
要件分析や機能仕様の作成程度はするでしょう。
Re:プロジェクトの概要 (スコア:2)
私が以前いた職場では、新人で入った翌年には
一人で、特注試験装置の打合せやって、仕様決めて、見積もりして、契約して、設計して
下請けに発注して、部材を購入して、組み立てて、動作試験やって、納入して
まで、やってましたよ。
上司の決裁は、見積もり金額と仕入れ値の比較だけ、
問題が出てこない限りほぼスタンドアローン動作でした。
業界と当人のスキルによるのでしょうが、少なくとも私には、そう特殊なケースに思えません。
Re:プロジェクトの概要 (スコア:1)
いやいや、全然特殊じゃないよね?
27にもなれば普通に1人で行くよね?
Re:プロジェクトの概要 (スコア:2, 参考になる)
お客様にもよるし。
仕事を任せる/任せないの判断は
自分の場合は、年齢じゃないな。
自分の周りだと
30超えてもキビシいヒトって
少なくないわ。
#不幸自慢でスマン。
『過労』自殺? (スコア:1)
Re:この裁判長に (スコア:1, すばらしい洞察)
> 情報ソースが無いけど、「数十社の面接を受け、ようやく京都のS社に中途社員」なんて話を聞くと
> 単純に本人の資質、スキルの問題だと思うけど・・・
今の就職事情をご存じでないね。
たぶん、あなたが会社にクビを宣告されればわかると思うよ。
でも、あなたには資質、スキルがあるので、大丈夫かな(笑)
まあ、クビになったところで、失業給付がすぐにもらえるので、
飢え死にはしないと思いますが、がんばってみてください。
Re:この裁判長に (スコア:1, すばらしい洞察)
> スキルのないものを雇う会社は悪
煽りでも何でもなく見合わない人を雇う会社が悪い
少なくとも雇った限りは、本人の問題でない限り、業務に十分な環境を提供するべきで、それが出来ずに自殺に追い込んだのだから、雇って使役した方の問題
本人の資質が鬱だろうが、それをフォローできなかった方が悪い
少なくとも、会社はそれを保護する義務がある
でなければ、労基なんていらん
Re:この裁判長に (スコア:2, 参考になる)
労働時間に関する記述は見当たらないですし、キツイ事については「プログラマーだったのに取引先に1人で打ち合わせに行く予定だった」くらいしか書いていないですし。
なので、記事だけを読んで自殺の原因が業務だったのか、他にプライベートなどで何かあったのか判断することはちょっと難しいかなと。
と言っても、こちら [npoposse.jp]に書いてある「会社は社長を先頭に「かん口令」を敷き労基署の調査に対しても会社に都合の よい社員だけ応ずるようにして…」ってのが本当ならちょっと許せないですね。
そのあたりを労働局とかに申告して何とかできないものでしょうか。
もちろんそれで労災認定されて遺族給付金とか貰えるとは思えませんが。
# 労災申請で会社ともめて、色々頭に来たので偽装請負の申告を労働局にしたことが…
# 労働局の人によると、警察ではないので告発とは言わないらしい
Re:この裁判長に (スコア:1)
問題はその仕様書があまりにも訳分からんのですよね…
仕様書を解釈する仕事で飯食っていけてる学者様方もいるくらいですよ。
Re:この裁判長に (スコア:1)
「マイナスに....マイナスをかければ...............プラスやん (゚∀゚)」
# こうですか?(>< )
Re:この裁判長に (スコア:2)
この裁判長がどういう理由で同僚の意見等却下したのかは知らないけど、
裁判長その他判断する方々がプログラミングの事なんて全く判らなくても、
適当な数社に工数見積もり出してもらえば客観的にわかるんでないの?
それより、無理強いされたという理由で自殺っていうのがおかしいのでは。
「無茶振りされたら自殺」が正ならもっともっと自殺する人が多いと思うんだけど。
辛い事なんていくらでもあるよね。
Re:ソフトウェア業界は、いまだに黎明期 (スコア:1)
いわゆる人売り業とのお付き合いがなくなり、コの業界から退場したように見えるかもしれないと
最近考えるようになってきています。
未成熟な企業と脱却した企業でそれぞれ独立したクラスターになってるんじゃないかなあと。ちょっと願望ですが。
#存在自体がホラー
Re:採用すんなって、そんな奴。 (スコア:2)
社員が鬱病になろうが、自殺しようが
1:労災扱いにならなければ丸儲け
2:労災保険で賄える範囲なら、被害は微々たる物
3:鬱病や自殺では会社側の重過失や不法行為が認定される可能性は極めて低い
つまり
「ぶっちゃけ、何人死のうが儲かれば関係ない」
が、今の法体系の上での資本主義社会への営利目的企業としての最も合理的な判断だと思います。
それによって事業遂行に必要な人材が確保出来なくなるようなケースでは、合理性を欠きますが
「訓練すれば誰でも出来る」業務を担う人材の扱いとしては
「訓練相当の利益を生み出せば、いつ死んでも損にはならない、長生きしてくれればそれだけ儲かる。」
と、いうのが当然の帰結で
つまり、体と精神の限界まで働いてくれる人材を採用するのは、今の社会制度では正しい事でしょう。
更にそういう人は、デスマの中で唐突に辞職願を叩き付けたり
辞める際に、会社の保管している個人情報や機密情報を持ち逃げしたり
退職後に営業情報を同業他社に流したり、社内の不法行為を監督官庁に一斉に通報したり
会社の情報システムにバックドアを仕掛けたり、不平不満のある同僚を退職後の内通者にしたり
残務処理のふりして一人で社内にのこって管理職のHDDコピーしたりetcetc
は、しないで黙って死ぬのでしょうから、やはり採用して正解ですよ。
道義的な問題は大きく残りますが、それ以外の問題はない気がします。
Re:採用すんなって、そんな奴。 (スコア:1)
http://at-sushi.tumblr.com/post/7141777092/a-a
Re:採用すんなって、そんな奴。 (スコア:1)
#存在自体がホラー
Re:採用すんなって、そんな奴。 (スコア:3, すばらしい洞察)
そしてさらなるゴミを生産すると。
# なんだ、おれのことか。
Re:同僚のコメント (スコア:2, すばらしい洞察)
プログラマに限った話ではないですが、IT系の仕事の多くは、その担当者の知識や経験によって生産性が大きく異なる性質があります。
ある人では1人で1の仕事ができる(これでも一般的にはよくある仕事量)のに対し、ある人では1人で1000やら10000やらの仕事ができてしまうようなことが、往々にしてあります。
またその10000もの仕事ができる人を連れてきたところで、その人の得意のする分野から外れてしまったら、5000や2000どころか、1未満にさえ落ちてしまうこともよくあります。
これは今までの仕事としてはどこにもなかった特徴で、これが「勤務時間をベースに給与を計算」してみたり、「仕事量をベースに仕事を割り振ったり」してはならない理由です。
また人によっては「ITの仕事は芸術活動とかに近い」と言われるゆえんでもあります。
今回の件については詳細がわからないので何とも言えませんが、上記のような状況がある以上「平均的に見てどうなのか」はほとんど意味を持たず、本人にとって困難や苦難を感じるようであれば、早急に回り(会社)がサポートするくらいしかできなかったことでしょう。
逆に本人も早いうちに「無理!」って声を上げられる環境作りが必要だったように思います。
Re:プログラミング好きな人間には辛い仕事 (スコア:1)
言われていればなんとなくそう思ってきただけで。そして、以前はそうだったかもしれないけど、
今からはわからない。
そういう思い込み故に年をとった人間にプログラマさせてくれないというループ
体力が必要?→経験に基づく工数の適切な見積ができて、安定した生産力があればスケジュールが破綻する事はない。
知的能力の減退?→基本的な能力の上積みに正しい経験を積んでいれば十分以上にフォローできるはず。
新しいことを覚えない?→将来の技術は現在からの地続きである以上、今の蓄積があればより深い理解ができることもあるだろう。
営業的にさせられないという理由はそれこそ慣例でしかないよなあ
#存在自体がホラー