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日本人は「人=コスト」と考えている? 106
ストーリー by reo
組織病じゃないすか 部門より
組織病じゃないすか 部門より
hylom 曰く、
日経ビジネスオンラインのなぜ日本人はリスクマネジメントができないのか?という記事が興味深い。
要約すると「日本人は人を資産と見なさずにコストと見ている傾向がある」「日本人はコストと資産の区別がついていないのかもしれない」「人を消耗品と見ていた太平洋戦争では、そうでない米国に負けた」「日本人はひとりひとりが我慢しすぎている」「欧米ではシステムの設計において誰が扱っても大丈夫、間違えても大丈夫、という発想がある」という主張だ。
記事では先に発生した原発事故をテーマに分析しているが、このような主張はほかの業界でも当てはまるのではないだろうか?
人は城、人は石垣、人は堀 (スコア:5, 興味深い)
なんか「人材を消耗品とみない」を「民主主義」と結びつけるのか気持ち悪い。
非民主主義でも人材育成を重視した権力なんて昔からあったじゃないか。
Re:人は城、人は石垣、人は堀 (スコア:3, すばらしい洞察)
本来、民主主義だと「消耗品扱いされる人」の意見も、政策に反映され易い。というだけのことです。
自分や家族が消耗品にされそうな場合、民主国家だと、選挙とか言論とかで、反対できます。
非民主的とは、一般国民の意見を聞かなくても(政策決定に参加させなくても)許されるという体制ですから
人を消耗品にする政策を、消耗品にされる側から、阻止し難い訳です。
ということで、一種の原理的、定義的なことですから、探せば例外は色々見つかるでしょうが、民主主義は
人を消耗品扱いし難い体制です。
Re:人は城、人は石垣、人は堀 (スコア:1, 興味深い)
でも、リンク先の記事で悪い例とされている「ナチ」政権って、
「一度やらせてみてください! 」っていう
2年前に日本で聞いたことあるスローガンで
WWII前で一番民権的な制度のワイマール共和国で、法にのとって政権をとったのがナチですよねー
制度としての民主主義は、最低条件的な意味はあっても、民主主義であれさえいれば問題解決、みたいな元記事みたいな論点はやっぱり気持ち悪い
Re:人は城、人は石垣、人は堀 (スコア:1)
それは、「民主的手続きに従って、民主的制度を廃止することは可能か?」という話になりますな。立法手続きの技術論としてであれば、それは「可能」ということになります。憲法だって手続きを踏めば変えられるわけだから。ワイマール時代のドイツ人はそう考えた。
しかし、世の中にはそう考えない人もいる。たとえば、「自然権」という考え方がある。これは、キリスト教の神様から人間に与えられた権利ということになっていて、神様ではない人間どもの作った法律なんぞでは奪えない、ということになる。
でも、それは宗教的信念でしかないわけで……キリスト教の神様はそう言ったかもしれないけれど、イスラム教の神様はそんなこと言ってないぞ、とか言い出すと宗教戦争になるのでした。
もちろん日本人にはそんな宗教的信念なんぞないし、共産中国は宗教なんぞ否定するし……ねえ。一方アメリカ人は、政府が腐ったときのために国民に革命を起こす権利が必要だ、とかいって武器所有を正当化するのでした。いやはや。
Re:人は城、人は石垣、人は堀 (スコア:1)
>ということで、一種の原理的、定義的なことですから、探せば例外は色々見つかるでしょうが、民主主義は
人を消耗品扱いし難い体制です。
もし、非民主主義で、消耗品扱いしてなければ、「一般国民の意見を聞かない」のでそのままだろうし、
消耗品扱いしていれば「一般国民の意見を聞かない」のでそのままだろう。
民主主義においては、消耗品扱いでも高い価格付けなら喜んで受け入れたりもするので、
商法品扱いにいくのも、そう難しいことではない。
ここで問題とすべきは民主制といった政治体制ではなくて、資本主義という経済体制についてを
問題にすべきではないのか?と思うんだ。そもそも消耗品・耐久品(資産)といった考え方は、
経済において重要で、それについてを決定するのは、政治体制というより経済体制なのだからね。
資本主義=お金を前提としてそれを目的とする=お金に収斂する=あるものを消費財消耗品と
するか、耐久財資産品目とするかがわかれるというのが前提。
そして、金がかかり、いつでも取り替えられて、老朽化しやすい(たとえば新技術に追いつかない
技術屋があるとか、他に転用できないのができるとか)だと、消耗品扱いもむべなるかな、と思う。
Re:人は城、人は石垣、人は堀 (スコア:1)
#存在自体がホラー
Re:人はモノ?(Re:人は城、人は石垣、人は堀) (スコア:2)
> 人は城、人は石垣、人は堀
「人柱」を推奨しているとか、爆弾で生じた穴が、死体で埋められる様子だとか、
曲解している人はいるかもしれませんね。
人を生かして能力を引き出すと城にも石垣にも勝る、という言葉がわざわざ賞賛され
るということは、裏を返せば、人を消耗品だと見る戦略が、当時は(恐らくでも今でも)
一般的だということです。
さらに付け加えると、戦略の良し悪しというのは、その時の周囲の状況・条件次第で、
変化するものですね。何年にも渡って事業を続けるつもりか、自分が経営者としての
在任中に物言う株主に対して成果を出せば良いだけなのか。
(ゲームの理論などで色々研究されてますね)
太平洋戦争の場合、日米を比較して、日本は短期決戦を目指しており、それゆえ人
の消耗の激しい戦略を採るのも、あながち間違いではなかったでしょう。
そもそもの間違いは、当時の総力戦研究所が、戦えば負けるという研究報告を出して
いるにも係わらず、確かな根拠もなく「実際の戦争は違う」といった程度の感想を述べ
て短期決戦が可能であるとした、開戦の決断です。
この日経ビジネスオンラインの記事は、その辺りを欠いたまま、しかもタイトルで、
失敗の原因が「日本人」であるからかのように書いているので、何か少しずれた感じ
が残るのでしょう。
Re:人はモノ?(Re:人は城、人は石垣、人は堀) (スコア:2)
>この日経ビジネスオンラインの記事は、その辺りを欠いたまま、しかもタイトルで、失敗の原因が「日本人」であるからかのように書いているので、何か少しずれた感じが残るのでしょう。
って風には私には読めませんでしたが。。。日本人か否かの問題ではなく、当時の軍部の考え方ですよね。自分の自己保身と出世のみ考えて、兵隊は単なる駒のような発想と、犯した間違いを自己修正できない点が大きかったと言われていますね。
資産とコストと言うのは比喩的である種の誤解が生じやすい表現ですが、大枠でとらえれば私には納得できます。
今の官僚も昔の軍部も兵站を疎かにしている事は明らかですし、兵站を疎かにする背景には資産とコスト的な発想があると思います。代表戦で落選した某旧経産大臣がそれを軽んじた発言もあったばかりですし。。。。
Re:人はモノ?(Re:人は城、人は石垣、人は堀) (スコア:1)
Re:人はモノ?(Re:人は城、人は石垣、人は堀) (スコア:1)
> 当時の軍部の考え方ですよね。
まるで軍部の暴走のような書き方していますけど、戦争を煽り安易な協定を拒否したのは新聞とそれに煽られた国民であって、正直な話をすると暗殺されるかもしれないような状況下では国民が疲弊するまで止められなかったんですよ。
そもそも資産とコストを対立項にしている時点でおかしい比喩です。
資産は維持するのにコストがいるしコストをかける価値のあるものはすなわち資産でもあるので、そんなものは視点の違いでしかありません。
日本人は謙虚なのだか自虐的なのだか知りませんが、いつまでたっても外国の方が優れていると思いたいのだなという感想です。
Re:人はモノ?(Re:人は城、人は石垣、人は堀) (スコア:1)
>> 今の官僚も昔の軍部も兵站を疎かにしている事は明らかですし、
たしかに,官僚は国家に仕えて低賃金(←同レベルの人材の民間企業での給与に比べて)で深夜まで働いている人材なのに,国民は官僚に対して「コスト」とか見ていないですね.…って話じゃないのか.
Re:人は城、人は石垣、人は堀 (スコア:1)
世襲による為政者は、十分に賢ければ自分の子孫の為に領民を大事にする。
民主制による為政者にはそういうインセンティブが働かない為、政治が腐敗する。
という理屈を今思い付いた。
;; もちろん、昔の独裁的な政治が腐敗しまくりなのは、よぉ~く知ってますが……。
正規社員=コストの罠 (スコア:5, すばらしい洞察)
昔いた会社のこと
正規社員を雇うよりパートに仕事をさせるほうが安上がりという判断はコストだけの話。
しかも正社員に高度な技術を習得させ利益率の大きな仕事を目指すことは考えないから、誰にでも出来るような一定以下の利益率の仕事しか取れないので収益は頭打ち。だからもっと正社員の削減をという悪循環。
よく見かけるんじゃないの?
Re:正規社員=コストの罠 (スコア:1)
社員がいい提案をしてもバカにするくせに、
同じことを外部のコンサルタント屋に言われると、ありがたくきいて
何十万とか何百万とかのコンサルタント料を払うとか。
そういう会社がけっこう多いと思う。
「日本人は~だから」
という発想も同じだと思う。
少しは誇りを持てよ、と。1ミリでいいから。
Re:正規社員=コストの罠 (スコア:2)
中間に位置していますが・・・
責任者が、自身や部下の提案を判断して責任を負いながら提案・改善ができないのは、それそのものが会社の癌ではないですか?
また失敗してしまったとして、更に上の役員などが、その失敗を成長の為の失敗と考えるかどうかも
その会社の先行きを見る為のポイントだと思っています。
といいつつ、中々そういう剛胆な会社が少ないのも事実ですが。
Re:正規社員=コストの罠 (スコア:1)
たぶんこの一言が簡潔に言い表している (スコア:5, おもしろおかしい)
と,思う....
先生「毎月定額料払えば使い放題なものはなーんだ?」 たかしくん「正社員」 [twitter.com]
//さすがにAC....
Re:たぶんこの一言が簡潔に言い表している (スコア:1)
経営サイドだと、とても定額だとは思えないんだけどなあ。
むしろ定額料を毎年上げないと能率下がったりある日突然使用不可(退職)となったりするし
しょっちゅうメンテナンス費(飲み会代)払わされたり。
もしかしたら「オレはいつでも辞めれる」という有能社員と
「ここを辞めると先がない」という無能社員とのどっちに属すかで
扱いが真逆になるのかもしれない。
Re:たぶんこの一言が簡潔に言い表している (スコア:2)
>もしかしたら「オレはいつでも辞めれる」という有能社員と
>「ここを辞めると先がない」という無能社員とのどっちに属すかで
>扱いが真逆になるのかもしれない。
つまり・・・
Re:たぶんこの一言が簡潔に言い表している (スコア:1)
嘘大げさ紛らわしい、ですね
// 睡眠と食事が必要だなんて、使い放題じゃないじゃないか!
Re:たぶんこの一言が簡潔に言い表している (スコア:1)
それはJARO
1を聞いて0を知れ!
会社ベースか社員ベースかの違い (スコア:5, 興味深い)
>「欧米ではシステムの設計において誰が扱っても大丈夫、間違えても大丈夫、という発想がある」
欧米の企業と提携しているのでこの発想はよく理解しているが、
欧米の企業は「仕事出来ない人」率はちょっと高いかな。
逆に日本企業の弱点は、有能な人間に頼りっぱなしで会社のシステムの一部として運用出来ているわけではない事。
その人が辞めたら終わり。
# 辞める時も、「○○日で引き継ぎしろ」とか門外漢の素人上司に言われて、あまり引き継げずに辞める。
正にリスクマネジメントは出来てはいないが、そのかわり社員スペックが高くなりやすく、日本企業がよく評価されている一因になっているんじゃないかと思っている。
俺は欧米型の方が安定性があっていいと思うが。
Re:会社ベースか社員ベースかの違い (スコア:4, 興味深い)
マニュアルが整備されていて、品質も均一化されているとか。
バカンス等の長期休暇に備えるため、が理由だそうで。
Re:会社ベースか社員ベースかの違い (スコア:2)
その理由もあるけれど、もうひとつの理由として、何らかの問題や不正がないかの確認のためでもあるそうです。
つまり、取るべき休暇を取らないのは、「他の社員に知られたくない何かがあるからでは?」と考えるとのこと。実際に、友人が勤めていた会社では、休暇を取りたがらない社員に休暇を取らせたところ、その社員がおこなっていた不正が明らかになり、その社員は解雇された例があったそうです。
はてな支店 [hatena.ne.jp]
Re:会社ベースか社員ベースかの違い (スコア:1)
Re:会社ベースか社員ベースかの違い (スコア:1)
それ以前に「Job Description」というのがあって、「この人の仕事は、会社全体の仕事の流し方の中のこの部分」というのが物凄くはっきりしている。で、それ以外はやらないしやらせない。
日本はこの Job Description に相当するものが物凄まじく曖昧で「出来る人がやる」的な発想がまかり通っている。
そうすると、仕事を機械化するときには前者のほうがやりやすい。後者だと現場では本当は何が起こっているのか、偉い人が思っていることとぜんぜん違う…なんてのが当たり前な状態に陥る。
でも小さな変化に追従しやすいのは後者。個人の能力で変化を吸収できる範囲であれば、後者のほうが変化に強い。むろん、限度はあるけど。
一概にどっちがいい、とは言えないが、明らかに前者のほうが「人件費」は安くて済む。
「お前の仕事はこれで、これだけで、だから給料はこれだけしか払わない。どんなに有能でも知った事ではない」
と突っぱねることができるから。
fjの教祖様
人は「社会の資産」 (スコア:2, 興味深い)
激しく同意。
日本企業の場合、替えが効くことを期待していないから、「消耗品」というよりは「資産」。「会社の資産」だから、会社の都合で削っても良いもんだと思っているんだな。でも、人は「会社の資産」である前に「社会の資産」であるから、会社の都合で削られるような状況は好ましくない。
Re:会社ベースか社員ベースかの違い (スコア:1)
技術を持っているのが個人なのか会社なのかと言う違いは今とても大きいようだ。
液晶や電子部品の分野で韓国中国が追い上げているのは日本人等の外国人技術者を雇っているからだという。
特出した社員によって支えられていた技術は人材流出によって衰退してしまう。
社員が流動していても長生きするブランドは会社に特色が染みついているからなんだろな。
技術者にもうちょっと優しくして欲しいと思うケミカル系エンジニアでした。
Re:会社ベースか社員ベースかの違い (スコア:1)
> 欧米の企業は「仕事出来ない人」率はちょっと高いかな。
同意すぎる。
入れ替え激しいのもあるかもしらんが、無能というよりかは
いろんなことが未経験の人が多すぎる。
Re:会社ベースか社員ベースかの違い (スコア:1)
二つほどですが外資の現場に派遣で入ったことありますが、確かにどちらも新入りをすぐに使えるように訓練する仕組みが整ってましたね。ドキュメントも一見さんが読んで理解できるものになってますし、教育担当の部署が定期的に講習開いてるのでそこに参加すれば仕事に必要な一通りのことは覚えられるようになってました。
残念ながら(?)日本企業でそこまで面倒見てくれた職場は無いですね。わかる人にしかわからないドキュメント(というより、ただの製造時の資料)を与えられて「とりあえずこれ読んでて」って放置プレイなところばかり。説明して指示を出すことに対して労力をかけないのも、日本で新人(=説明を受ける側)のコミュニケーション能力が重視される所以でしょうか。
Re:会社ベースか社員ベースかの違い (スコア:1)
>説明して指示を出すことに対して労力をかけないのも、日本で新人(=説明を受ける側)のコミュニケーション能力が重視される所以でしょうか。
酒飲み話で海外勤務経験のある人から聞いた話ですが、情報伝達について
日本→受ける側の責任(理解できないのが悪い)
海外→出す側の責任(理解できるように説明できないのが悪い)
という傾向があるそうです。
某社にて (スコア:4, 興味深い)
某海外企業では、定期的に仕事量、成果の見直しがあるようで、半年ぐらいづつでいなくなる人がいます。
といっても、きちんと残る人は残ります。
要するにかけたお金に対して、その分がどれだけの成果を出したか(収益だけじゃなくて、作業、成果内容など)を定期的に検査していれば、それは投資(資産)として機能しますが、もしそれをしないと、単なる「コスト」でしかありません。
ただ、温情的に「首切りが出来ない」という風土では、その辺りが機能しないのではないでしょうか。
どっちが正しいかはわかりません。
Re:某社にて (スコア:1)
>ただ、温情的に「首切りが出来ない」という風土では、その辺りが機能しないのではないでしょうか。
温情的に首切りが出来ない代わりに、社会福祉としての親、女房、子供の面倒を押し付けていた、と言う面も……
消耗品と見たから負けた訳じゃ無い (スコア:4, 興味深い)
単に計算できなかっただけ。
米軍は全て計算する。
人間もね。
そこは米軍の方が圧倒的に徹底されていた。
日本軍も一部はちゃんと計算しようとした。
しかしそれを覆してしまう奴らが居たんだよ。
大和魂でどうにかできるってのは、それこそ人を「消耗品でない」と判断しているからだろうに。
緒戦のキルレシオとそれからの移行を見れば、明らかに計算負け。
中期以降対抗するだけの消耗品を揃えられて居ないのが敗因じゃないか。
Re:消耗品と見たから負けた訳じゃ無い (スコア:3, 興味深い)
>中期以降対抗するだけの消耗品を揃えられて居ないのが敗因じゃないか。
当時の議事録でも,当初から「長期戦になったら負け」という認識は軍部も内閣も持っていたようですし,実際の工業力を考えても「中期以降対抗するだけの消耗品を揃える」ってのは無理なわけですし(何せ生産力で数倍以上の差があることは周知の事実).
揃えられなかったから負けというか,(揃えられないのはわかった上で)短期講和に持ち込めると思った,けど無理だった,って段階で詰んだのでは……
Re:消耗品と見たから負けた訳じゃ無い (スコア:2)
消耗品扱いだったかどうかは知らんが、当時の軍隊には「員数」って言葉があってな、頭数さえ揃っていれば質は問わない、構成員は常にその最大限の力を発揮できるという前提で考える、…というのだよ。
たとえば兵隊一人といえば、ベテランでも新米でも病み上がりでも、常に一人分の力を100%発揮できる、という前提で作戦を考える。日本兵一人には常にヤマト魂が120%注入されていると考える。実際は、そんなわけないのに。
もちろんアメリカ軍と日本軍の質の違いも無視する。日本軍一個師団は、アメリカ軍一個師団と同等な能力があると考えるとか。実態は、あちらは自動小銃なのにこちらはボルトアクション、あちらは補給が万全なのにこちらは補給切れ、あちらは完全自動車化されているのにこちらは徒歩行軍、みたいな話が山ほどあったのに。
結果、どうなったかはご存じの通り。
リスクマネジメントと関係ない (スコア:4, 参考になる)
リスクマネジメントできないのは事実だが、これは人の被害をリスクと思ってないだけの話だろう。
the.ACount
日本の企業の人件費意識 (スコア:3, 興味深い)
「ホワイトカラーエグゼンプション(≠"white collar exemption")」を導入したがったりとか。
非正規労働者を多用する理由の一位が「賃金以外の労務コストの節約(三位)」ではなく「賃金の節約」のためだとか。
外国人労働者を求める理由も同じだったりとか。
ヒト、モノ、カネ (スコア:2)
別に日本に限ったことではないのでは? (スコア:1)
外資系勤務ですが、目標利益に届かないとコストカットのために容赦なく人切られますね。
#日本法人が数字作るために人切ってるだけかもしれませんが。
Re:別に日本に限ったことではないのでは? (スコア:2, 興味深い)
外資に夢見すぎ。
IBMとか金融系とかズバズバ切ってるぞ。
実績関係なく年齢で切ったりとか。
Re:別に日本に限ったことではないのでは? (スコア:1)
日本IBMは外資ぽくないことで有名なので、あまり適切な例じゃないのでは?
金融系というのが、投資銀行のディーラーとかなら、利益を出せるひとは切られないみたいです。
Re:別に日本に限ったことではないのでは? (スコア:1)
まー、ある意味
「これから同じだけの実績は出せねーべ?」
と言っているようなものだけれどね。
# その割には実績を出した時に給料をそれに応じて上げたりはしないよなぁ。
fjの教祖様
米国でも人は消耗品 (スコア:1)
米国でも人は消耗品
硫黄島ではローコストの消耗品を浪費する結果となった(日本軍に匹敵する損害)
一方、高価で補給困難な消耗品の損失を避けるために貴重な潜水艦を割いてまで墜落した爆撃機のパイロットを救出した
Re:米国でも人は消耗品 (スコア:1)
元記事で加藤陽子おばさまが言ってるけど、
1943年の甲種飛行予科練習生十三期生から2万8000名、その前の十二期は3000名、というから
太平洋戦争の初めの2年で腕利きのパイロットの大半は戦死して、残りは技量未熟のパイロットで戦ったわけだから、負けるのは当然。
頭数だけ揃えても意味はない。
1990年代からの大学院重視政策も同じ。頭数だけ博士を増やしても、レベルは未熟。収容先もない。
Re:とりあえず (スコア:1, すばらしい洞察)
xxの一つ覚えのようにオフトピを繰り返す前にこことか読んどけ [hatena.ne.jp]。
Re:×:日本 (スコア:5, すばらしい洞察)
元記事を読む限り、そこで出てくる対比に地域性とか国民性は全く関係なくて
民主主義と軍国主義、という枠組みがしっくり来ますね、個人的には。
だから民主主義なら全部良いのか?というのも違うと思うので
全体的に的はずれな文章に見えます。
まあまだ第一回目だから今後、主張が見えてくるのかもしれないですが。
Re:こんな分析するまでもなく (スコア:1)
やはり奴隷制のハンマー算出は効率がいいとか、
グローブ座を作っちまえばあとは毎ターン徴兵するだけだとか、
偉人を都市に定住させるより、すり潰して技術を手に入れるとか・・・
Re:コストねぇ (スコア:1)
自分はいくら貰う価値があるのか
「法律で決まってるから」「契約でそう決まってるから」と言うのなら、なぜ法律や契約でその額になっているのかを
説明できない人はどれくらいいるかにも、興味がありますね。
まず私が1人目ですかね。私はなんで月50万ももらえるのか、よくわかんない。
・・それを説明できないくせに、なぜか
「会社は正当なコストを払っていない(・・に決まってる・・実際のところはよく知らないけど)」なんて
臆面もなく言い放つ人って、わりと目にしますよね。
Re:コストねぇ (スコア:2)
「本当の○○」「真の○○」「正当な○○」というフレーズを耳にしたら「俺が認めた○○」と変換することによって、世の中にはびこるうそ・おおげさ・まぎらわしいに対処することができるよ、と学生の皆様には教えるようにしています。
Hiroki (REO) Kashiwazaki