Amazon、年内にも日本向け電子書籍事業をスタート 89
ストーリー by hylom
充実した雑誌の品揃えを希望 部門より
充実した雑誌の品揃えを希望 部門より
Amazonが年内にも日本向けの電子書籍事業をスタートすると報じられている(日経新聞)。すでにPHP研究所と合意しているとのことで、他社とも交渉中、年内に日本語電子書籍の販売を開始するとのこと。
米国ではAmazonが電子書籍の価格決定権を持っているが、日本では出版社との事前協議で決定する方向になっているようだ。
Amazonが年内にも日本向けの電子書籍事業をスタートすると報じられている(日経新聞)。すでにPHP研究所と合意しているとのことで、他社とも交渉中、年内に日本語電子書籍の販売を開始するとのこと。
米国ではAmazonが電子書籍の価格決定権を持っているが、日本では出版社との事前協議で決定する方向になっているようだ。
ハッカーとクラッカーの違い。大してないと思います -- あるアレゲ
そもそも可能なの? (スコア:3)
kindle2を買ってから、フォーマットを少し追いかけていたのですが、
1) 縦書きのフォーマットを表示出来ない
2) 挿絵としての画像しか想定していないので、高解像度の画像を表示できない
という状況があったんですが解決したんでしょうか?
1) が解決しないと殆どの新書の文書は出せないと思いますし、
2) が解決しないと日本で大きなシェアを持つコミックがほぼ全滅になるんじゃないかと思います。
Re:そもそも可能なの? (スコア:2)
kindleは基本kindle用のazwの形式しか売買できないはずなんですね。
当然dotBookは読めないわけです。azwは基本的にはmobipocketにDRMをかけたものだそうですし、横書きしか表示できないはず…ですw
(kindleは2しかもってないもんで)
PDFはDRM対応してませんし、Amazonから購入の形は取れないですから今回の対象外でしょう。
amazon.comでコミックを出している方も居るんですが、挿絵として表示しているので
・画面全体の70%の領域にしか表示できない
・解像度を上げるとAmazonが勝手に圧縮して画質が落ちるので解像度を上げられない>小さい絵でコミックを見ることになる
みたいな感じで日本向では全然ないんですよね。
http://www.amazon.com/dp/B004TNHJKI/ [amazon.com]
(六本木蛮さんの漫画目当てで買ってますw)
多分、これが解決しないと日本向の本は売れないんじゃないかなぁ…。
価格は… (スコア:2)
日刊スポーツの記事 [nikkansports.com]より。
なんというか、まあ…(´・ω・`)
And now for something completely different...
Re:価格は… (スコア:2)
まあ、書籍として製作されたものに関しては出版社が一定の権利を持つので
権利者と初手から睨み合うのはAmazonとしても避けたほうがいいしょう。
米国でも電子書籍の極端な値引きに出版社がAmazonに抗議してドタバタした
ことがあった。
電子データに関しては定価維持制度が適用されないことから、長い目で見れば
参入する会社が増えれば自ずと価格を市場が決めるようになるんでは。
それだけでも出版界としてはどでかい変革ですよ。
Re:価格は… (スコア:2)
Re:価格は… (スコア:1)
出版社がいくらにすればAmazonが買ってくれるのか交渉してるだけなので、
独禁法のドの字にも引っかからない通常の商取引ですが…。
Re:価格は… (スコア:3)
Re:価格は… (スコア:5, 興味深い)
アマゾンの販売契約にはいくつか種類があって、
出版社が価格決定権を握る場合は、簡単に言うと
「アマゾンのショッピングモールに直営店を出店する」
という契約形態になります。アマゾンは所場代を徴収。
消費者からの表側の見かけは同一のkindle storaで買うのですが、
裏側で流れる金の流れ(と契約主体)が違います。
ですので、小売り=出版社自身 になるので独禁法対象外です。
Re:価格は… (スコア:2)
たしかにエージェンシーモデルだと再販じゃないとみなされるかもしれないですよね。
いや実質的に再販だという意見もあるのでよくわかりません:
http://adv.yomiuri.co.jp/ojo/tokusyu/20100805/201008toku5.html [yomiuri.co.jp]
Re:価格は… (スコア:1)
そもそも独禁法と言うものを誤って解釈してるようですが…。
独禁法とは、市場における独占度の高い企業がその独占度を背景に価格統制を行うことに対する規制法であり、ある一企業が卸値をどうするかとかその先の売値をコントロールしようとするとかは全く関係ありません。
#「希望小売価格」と言う言葉があることを見ても分かるでしょう。
今回は数ある出版社の1つとの交渉における価格調整なので、少なくとも独禁法には抵触しません。
Re:取次ぎが一番力を持つ (スコア:5, 興味深い)
取次に以前勤めていた私からすると、取次ぎが一番力を持ってるなんて幻想なんじゃないかと思うことも。
中小の書店やそこで働く書店員からみれば横暴に見えるでしょうけど(いや、特に配本システムなんかは実際横暴だと思うけど)、卸売業者に過ぎない出版取次なんて「大書店」と「(優良な)版元」の奴隷ですよ。
大書店から「あの本持って来い」といわれたら営業は最優先で物流拠点に本を取りに行くのが仕事です。
二大取次の株主上位はほとんど出版社です。Wikipediaにも載ってます。
取次ぎとAmazonの力関係?大書店でお得意様なんだから一番綺麗な本を「必要とされるだけ」送りますよ。
ネットで本を買う人は表紙の状態とかにうるさいからね。客注扱いで優先して在庫確保ですよ。
とかいうとどこの人だったか分かっちゃいますかね。
あ、卸売り業者っていっても出版取次には特殊なところも確かにあって、それはだいたい「委託販売」と「再販価格」によるんですけど、そのあたりについては公取がまとめた資料 [jftc.go.jp]にいろいろ書いてありますね。
取次って卸売り業者というか、物流業って感じがするんですけどね。仕入れた本は出版社から委託されたもので、返品ができるから自分が仕入れた商品(在庫)という意識が無い。預かったものを書店に送るお仕事。
ただ単にモノを流すだけというわけじゃなくて、委託と再販のせいで妙に強力な金融機能も持っちゃってますけど。あ、この辺が一番力を持ってるって思われるゆえんなのかしらね。実際はその金融機能(の裏にある委託と再販)のおかげで随分出版社も書店も甘やかされてると思うんだけど。
委託と再販で甘やかさないと売れない本なんて流通しないし、売れる本しか流通しない世界は文化的に貧しくなっていくとは思う。でも掛で買ってもらえるからって資金繰りのために売れない新刊を次から次へと出して返本の山を築き上げる出版社は世界を豊かにしていると言えるんだろうか。売れない本を配本される中小書店の身にもなってみろと。まぁ、売れなきゃ書店は返品するだけなんですけど。書店にも在庫リスクがほとんど無い。なんか特殊な商売なんですよね。出版界。
返品されて売れ残った本は巨大な機械でバリバリ裁断されるんですよ。誰に読まれることも無く。なんていうか、紙がもったいない。古紙として利用はするけども、なんかね。
Re:取次ぎが一番力を持つ (スコア:1)
そこで電子書籍の出番ですね。
売れない本でもそれなりの価格で読みたい人は読めるようになるし、返品も無くなるし資源の浪費も減るでしょうから良いことずくめに見えてしまう。
もちろん紙の方が読みやすいし蔵書というのもあるので、無くなると困るけどきっとそのうち実体本は価格が高騰していきそう。
Re:取次ぎが一番力を持つ (スコア:1)
>そこで電子書籍の出番ですね。
>売れない本でもそれなりの価格で読みたい人は読めるようになるし、返品も無くなるし資源の浪費も減るでしょうから良いことずくめに見えてしまう。
そこには大きな問題があって、前提となる出版数よる出版コストの低減が考慮できなくなるのが、実はコスト増加要因です。
基本的に取次ってマス・マーケットの為のコスト低減システムです。ですので、外すという事は値段が上がるという事。
自費出版本や同人誌の価格を知っているなら、それは理解できる事でしょうし、ちょっと前からは再販に乗らない本も有りますが、やっぱり高額です。
そして、実費分を差し引くと、出版・印刷・取次の上がりは30%もない。
つまり、AppleやAmazonが今の利益を確保しようとすれば、ほとんどコストダウンは見込めないって事です。
取次なんて全然怖くないですよ。自分の金で出版社を経営していれば。
いや、それが出来なくなっても赤字の出版社に運転資金を先払いしてくれる銀行なんて無いのだから、ありがたいことはあっても別に怖い物でも無い。
取次を通すと再販制度なんかも問題になるから価格の制限は出てくるが、それだってAppleを経由するほど縛りがキツい訳じゃない。
在庫管理から受注発送までしてくれる割にはむちゃくちゃ安価なサービス料とも言える。
出版社がコストダウンに雑誌をWeb化しても文句の一つも言わない。
一体全体、どこから取次が怖いって話が出ているのかちょっと不思議。
この頃思うのは日本の電子書籍の一番の壁は、実は無理筋の理想を抱くユーザーではないかと。
コスト高になる方法を示し「こうすれば安くなる」と言う人があまりに多い。
Re:取次ぎが一番力を持つ (スコア:1)
>基本的に取次ってマス・マーケットの為のコスト低減システムです。ですので、外すという事は値段が上がるという事。
そうなんですか、それは全然知らなかったしこれだけの文章だと、その辺はほんとド素人なんでよく分からないです。
私が抱いていたイメージだとこんな感じで、それぞれのところで必要な分経費がかさんで行ってると思ってます。
--
・著作者:書く、作る
・出版社:編集(チェック)、レイアウト構成、装丁依頼
・印刷屋:印刷、製本、装丁
・取次:配本(?)、保管(?)
・運送業:運送
・書店:陳列、販売
--
これが↓なったと思うのはたぶん乱暴すぎる・・・ (誰か補間してくれるとうれしい)
--
・著作者:書く、作る
・編集者:編集(チェック)
・Amazon:データ整形(?)、配信
--
#書籍が電子化されると中抜きが大幅に減って消費資源削減とかでコスト下がるという幻想はずっと抱いてます。
Re:取次ぎが一番力を持つ (スコア:1)
ライトノベルラブコメ視点からは、
『ライトノベルの楽しい書き方』(GA文庫)みたいな作家、編集者、イラストレーター、その関係者の人物関係作品は依然成立するが
『三流木萌花は名担当!』(MF文庫J)みたいに作家、編集者、イラストレーター、取り次ぎ大手と新刊書店およびその関係者という登場人物の作品が成立困難になるということで、ちょっと惜しいかも。取り次ぎの女性キャラは資力にモノを言わせてくれる役なのです。
// 替わりに登場する電子書籍事業者というのが電子少女というのならそれはそれで興味深いのですがそうでなくても狭いニッチェな絞り込み分野の作品になるから見込みが少ないだろうし。
Re:取次ぎが一番力を持つ (スコア:2)
Amazonは、すべでではないが取次通さず出版社直で取引きしてますよ。
で、日本最大の書店なんで、もはや力関係的に取次ぎと同等か
ヘタすると上回ってるといえるでしょう。
とくに大手の出版社はAmazonの扱い額かなり大きいので取次ぎが
何を言おうとAmazonは無視できない存在でしょう。
Re:取次ぎが一番力を持つ (スコア:1)
しかも取次から仕入れた本を余所に転売してたりするからなあの会社
Re:取次ぎが一番力を持つ (スコア:1)
>特に活字中心の小説やらビジネス書やらは(アダルトを除き)ほとんど電子書籍のほうが安い。
そこで書き捨てないで、具体的にどこの電子出版でどの書籍が実体本より幾ら安いかわかる資料を出してくれると、知ったかさんにも他の人達にも有りがたいです。
Re:取次ぎが一番力を持つ (スコア:1)
Re:取次ぎが一番力を持つ (スコア:1)
そうですね、eBookJapanさんやRenta!を利用していますが。
一巻目だけ無料とか、時間限定でシリーズ無料や半額キャンペーンもありました。
廃盤になってて実体本が手に入らない古いコミックなんて当時の値段のママなのでそれも安く感じたりしてます。
Re:価格は… (スコア:1)
>PHP研究所は、約1000点の電子書籍を提供する。
表に出てるPHPの話ですが、これ、既存の電子書店に卸してる数と同じなんですよね。
例)出版社名で検索>出版社名:PHP研究所>1018件 [hon-to.jp]
単に
「価格決定権を出版社が握る」「データ提供も出版社が行う」
という既存の電子書店と同じ契約をアマゾンが飲んだから、
既存の電子書籍と同じ書籍を流しますよ、という身も蓋もない話。
あとはKindleハードの価格とamazonブランドでドコまで食い込めるかってことで。
出版社は安泰、競争相手は他の端末メーカーと電子書店ですね。
ちなみにamazonはappleと違って(笑)、国・地域ごとに契約形態を変えてくる程度には
融通が利く存在です。欧州では電子再版制もあるので、定価で売ってますしね。
日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:2)
kindleとか166dpiのハードで読む電子書籍とか、だいたい300~350dpiで印刷されている紙の書籍に比べたら劣化版以外の何物でもない。
そんなの読むくらいならブックオフの100円コーナーで買うよって人がほとんどだろう。
珍しいガジェットに飛びつくだけのアーリーアダプタは継続して本買ったりしない。出版社がどれだけコンテンツ出しても、マスを固定客に出来るだけの商品価値がない以上、徒労に終わるのがオチでしょう。
#そんなことはamazonだって出版社だってわかってるだろうし、いつもの飛ばし記事なんじゃないの?
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
> kindleとか166dpiのハードで読む電子書籍とか、だいたい300~350dpiで印刷されている紙の書籍に比べたら劣化版以外の何物でもない。
そのうち、300dpi の
http://www.epson.jp/osirase/2011/110517_2.htm [epson.jp]
を使った Kindle がでてくるんでないの?
# ってか、出してほしいけど。
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
文庫本サイズで綺麗な文字/図を見たいとなると, こちら [impress.co.jp]の500ppiクラスのやつが欲しくなりそう.
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
劣化以外の何物でもないだなんて感じるのは口うるさいオタくらいであって、大半の人間にはたいした問題にならないと思う。
音楽配信みたいに劣化してるから嫌だ、やっぱりCDじゃなきゃ駄目ってタイプの人は残るだろうけど
価格に魅力さえあれば日本でも電子書籍が主流になる可能性は充分あると思う。まあ日本の場合その魅力ある価格を実現するのが難しいわけなんだが。
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
そもそも、漫画の電子書籍って既にアホみたいに売れてるんですよ。携帯電話配信で。
1話105円とか、そういうぼったくり値で、あの小さい画面で見る(荒い画質の)漫画が売れる。
主な購買層は中高校生だとか。
という訳で、「漫画は高画質でないと売れない」なんてのは
単なる思い込みにすぎないと思います。
それに「○○がないから日本では売れない」っていうのは
どうも過去繰り返してきた負け戦を連想してしまいますね。
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
>1話105円とか、そういうぼったくり値で、あの小さい画面で見る(荒い画質の)漫画が売れる。
>主な購買層は中高校生だとか。
その値段で売られているのは知っていて、なんぼなんでもそんなぼったくり価格で誰が買うねん。
と思っていたけど、イマドキの中高生ってブルジョアなの?
週刊雑誌連載のコミックなんて単行本一冊に10数話以上詰まってるから、そんな値段だと実体書籍の倍じゃすまなくていったいどんだけ搾り取るんだ。
とびびってた私は中高生以下の貧乏っぽい・・・
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
ガラケー向けのコミックスは、書籍の代替品とは違うメディアだと認識されてるんではないですかね。
コマごとに分割されていて、凝ったものだと画面効果で簡単なアニメーションしたり、効果音やバイブ機能を使った演出が入ったり、マンガと言うよりFLASHアニメに近い。
つまり、紙の書籍よりもリッチなメディアなんですよ。だったら、多少値が張るのも当然ですよね。
#着うたがあの価格で売れるのも、着メロ機能と言う追加要素があって、音楽CDとは違うメディアだと思われてるからでしょう。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
漫画家さんがテクニックを駆使して、紙の上でそれらの効果をひねりだし、読者は脳内でそれを再生していたけど。
携帯だとそこもお任せにしてるということは、読者の脳の負担が減り労せずして快楽に浸れるということですね。
そりゃ若い人が金つぎ込むんだろうなぁ。
--
携帯の着うたと着メロ機能というのはどういうのか詳細を知らないのですが。
私の場合、PCでCDや録音音源を加工してスマフォの着メロに指定しているけど、それとはまた違うのかな。
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
オフトピですが……
ガラケーの場合、着メロはネット経由でダウンロードしたものしか設定できない機種が多いようです。
つまり、パソコンなんかで加工(3gp化)した後、インターネット上にアップロードして、ダウンロードしないと着メロには設定できないってことのようで。
#もちろん、ネットにアップしたら自分しかアクセスしてなくても公衆送信権侵害なので、個人持ちの商用音源は使えません。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
最近めっきり小説よりもマンガにシフトしつつあって、そんな楽なメディアが出てきたらまたそっちに流れていきそうな自分がいるので、簡単に気を許すと引きずり込まれそう。
気楽に快楽に浸れるのは良いことだと思う。
どちらの方がより深い快楽を得られるのかはわかりませんが、記憶筋を辿ると長編小説にはまった時の方がより深い味わいがあったように思えるけど。
定量化するのは難しそうです。
費用対効果でいくと小説の方に軍配が上がりそうだけど、必要とする時間はマンガの方が少なかったりするし。
#画ニメという単語が浮かんで消えた。
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
えええっ、と思ったけど、「自分しかアクセスしてなくても」と書いてましたね。誰もアクセスしていなくても、アクセスできる状態においていれば公衆送信権侵害なので、パスワードなどのアクセス制御で「自分しかアクセスできなく」しなきゃですね、確かに。
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:2)
自鯖に上げて軽くBASIC認証でもかけとけばいいでしょう。
完全にノーガードではないってことを証明できれば、不特定多数へのアクセスを許していると言われることもない。
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:2)
収納に困るほど本を買いまくってるけど捨てられない本好きな人間こそが、
書籍販売業者としてのAmazonの最も重要な顧客なんでしょう。
書籍を買わない8割などどうでもよい。
さらに買って捨ててる人からすれば元より本への執着がないので、
デメリット無しで「捨てなくて良い」電子書籍のメリットを享受できるとも言える。
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
2:8の法則はゼロかサムかではないですよ…。
それを言うならせめて2:6:2の法則を使わないと。
#これもアレな法則ですけど。
仮に2割をターゲットにしたとしても、
そのターゲットから得られる収入がプラスにならなければ市場として成り立ちませんし。
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
うん、だから2割のメインターゲットに売れれば残りの8割が買わなくても十分だし、
もし残りの8割も買ってくれれば丸儲け。どっちに転んでも何も問題は無い。
#もちろん2割8割というのは便宜上ね。実際には5割が買ってくれるかもしれないし、
#9割に売れて大ヒットかもしれない。
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
ちなみに2割8割ってのはもしかしてパレートの法則 [wikipedia.org]のことかな?
あれは「全体の売り上げの8割を2割の人気商品が占める」という法則。つまり、大多数のライトユーザーが買う人気商品が売り上げの8割を占めているという意味で、コアユーザー相手のニッチ商売とは完全に真逆。
Amazonはロングテールでその常識を覆したわけだけど、現状の電子書籍システムは広く浅く売ると出版社の赤字がかさむ一方、でもたくさん売れる人気コンテンツはブックオフとの価格競争が待っている。
紙面をそのままディスプレイに表示するだけのkindleでは普及は無理だよ。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
2:8の法則 (スコア:1)
いわゆる2:8の法則が蔵書数にも当てはまるとするならば、
2割の人間が8割の本を購入・所有してるというのはありそうな話。
一人あたりの蔵書数で考えると、8割の一般人に比べて16倍の蔵書を持ってるわけですから、
その2割に電子書籍のニーズがあればニーズとしては十分でしょう。
16倍の蔵書でも電子書籍が要らないとしても
2割の2割で4%の人が一般人の256倍の蔵書を持ってるのは流石に置き場所が問題になるでしょう。
この4%の人だけで6割の本を持ってるわけで、ある意味でこちらの方が多数派。
Re:2:8の法則 (スコア:1)
256倍の蔵書がすべて同じ本であればその通りだろうけど、実際にはニッチな本が薄く広く売れるという結果になる。
amazonは販売マージンとるだけだからそれでいいかもしれないけど、出版社そうもいかない。
オーサリングにかかるコストはコンテンツの数に応じてリニアにかさんでいくし、解像度の劣るkindleが対象になるわけで、表示のチェックだけでもめちゃめちゃ人件費がかかる。
タイトルひとつあたりの平均売り上げが電子化コストを上回らないと。
なので、マスに売れる人気コンテンツを大量に売らないと行けないわけです。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:日本じゃ爆発的な普及は無理 (スコア:1)
>そういうひとはどうぞ電子データでも集めてください
マニアにも貴賤有りということですね。
蔵書マニア>>>>>>>>>>>>電子データマニア
とうことでしょうか。
#マニアは人の上に人を作った。
去年も言ってるけど,本当だろうね? (スコア:2)
ようやく,とっかかりがついたのかな?
早いところ普及しろよー,と思う反面,
タダの書籍なら紙でイイじゃん,と思う私。
本を買わない層へのアプローチはともかく,
本を買う層へのアプローチを考えないとね。
とまあ,こちらはユーザーとしての意見。
制作者側としての意見としては,
ちゃんとしたストアができるのであれば歓迎したいね。
まずは品揃えさ。早いところ形になってくれないと,
零細出版社がなかなか動けないじゃないか。
出版社としても紙か電子版かなんて議論はナンセンスであって,
選択肢が増えることになんら異論はございませんことよ。
ただね,ストアが乱立してると,どこに一枚噛むのか,って結構難しいんですよ。
全部に対応する体力はないですしねー。
あと,年内ってのは間に合うのかね?端末は作ってるのかね?
New Kindleは日本語のリソースはないっぽいけど,わざわざ別ファーム?
個人的にはiOSみたくシングルソースが継続性も含めて最適だと思うがそこはどうなの?
今回の日経の記事は飛ばしというよりは観測気球みたいなもんだと思います。
まあ,Kindle Fireとtouchが出る辺りまでに動きがなかったら年内はムリじゃないかな。
または,あそこらがしれっと日本語メニューとか備えていたら,そろそろって気もしますけどね。
Re:去年も言ってるけど,本当だろうね? (スコア:1)
だいぶ前から、今年こそはやっとamazon kindle年内日本参入の噂はありましたが、
日本語はPDFで対応という話なので、メニューを日本語化すれば対応出来るレベル
なら、それほど時間は必要ないかと
今回の記事については、観測気球で同意。
20日はちょうどSony Readerの新型の発売日なので、その朝に間に合うように
無理矢理にでも発表するためなのかな? たいした内容じゃ無かったですね
#出版社と交渉を続けているのは、過去の発表でも既知ですし
#というか、何年かかっているんだか
正直、PHPと合意が出来そう。ってだけじゃ何のニュース性も無いです
提携する出版社の数をを増やして! (スコア:1)
岩波書店、新潮社、集英社、小学館、講談社、ソフトバンクパブリッシング、技術評論社、朝日新聞出版、日経系出版社、中央公論新社、早川書店など、もっと増やして欲しいです。
Re:提携する出版社の数をを増やして! (スコア:2)
早川書房には先日、動きがありましたね。
アガサ・クリスティーの名作を電子書籍化 [j-cast.com]
電子書籍の中では翻訳物が悲惨な状況で、海外SF・海外推理は著作権切れ作品が少数ある程度でした。
(翻訳物は権利絡みで色々あるのかな?)
これを契機に、早川さんが電子書籍化に前向きになってくれると嬉しいんですが……。
もちろん (スコア:1)
情報系の技術書をいっぱい出してるような所は早々に乗ってくるよね?
もういっそのことamazonが出版社を買収すればいいんじゃない? (スコア:1)
http://finance.yahoo.com/q?s=AMZN [yahoo.com]
時価総額7兆円くらいか。でかいところを一つ二つ買収したら、あとは追随することしかできないんじゃないかな?
漫画コンテンツを独占的に世界で売れるのは大きいでしょ。
本買って電子版無料入手 (スコア:1)
こないだEvernoteかなにかの解説本買ったら、無料のpdfのダウンロード権が付いてきました。
思わずしてどっちも手に入ったので、出先ではiPhoneに入れて読んで、とても便利でした。
この形式、何気に今の日本に一番合ってる気がするんです。
これをもっと大々的にして、それなりの認証形式でやってしまえばいいのでは。
下手すると店先で入力されちゃう点と、本を売っても読めちゃう点は解決しないとですけどね。
Re:本買って電子版無料入手 (スコア:1)
ドラえもんやブラックジャックの台詞のように、いつの間にか差し替えられていたりして。
レンタル (スコア:1)
高い価格で購入ではなく安い価格で立ち読み・レンタルとかの選択肢をして欲しいな・・・・・・・・・・
1泊2日85円とか。それならみんなレンタルを選ぶんじゃない?
わざわざ違法サイトからダウンロードするよりも正規品のレンタルを借りた方がまだ効率が良いと思うし。
Re:少なくとも (スコア:1)
このへんのサービスを日本でも維持してくれるのか、ちょっと不安に思ってます。
iTunes StoreとかiCloudとかの状況を見てると。
でもまあ、まずはサービスが始まることを喜びたい。