「ゲーム脳」追試研究@エンタテインメントコンピューティング2003 113
ストーリー by Oliver
思考停止を目的にゲームをすることも 部門より
思考停止を目的にゲームをすることも 部門より
oltio曰く、"今月13~15日に大阪で開催された
情報処理学会のシンポジウム
エンタテインメントコンピューティング2003
にて、東京大学の松田剛氏が「テレビゲーム操作中における前頭前野の活動計測:近赤外分光による研究」という題で発表した。
今回の研究では、対象ゲームを4種類(シューティング・リズムアクション・ブロック落し・サイコロパズル)に増し、それぞれにおいて脳の活動がどのように変化するかを、近赤外分光(Near Infrared Spectroscopy, NIRS)を用いて測定している。それによると、単純な足し算作業をしている時の脳の状態に比べて、ほぼ全てのゲームで活動低下が見られた。特にリズムアクションではほぼ全ての領域で低下している。一方で、サイコロパズルやブロック落しでは、活発になる領域も観測されている。
論文では、リズムアクションは「(操作は)タイミング良くボタンを押すことのみであり、(略)反射的な行動のみが繰り返された結果、複雑な行動計画や意思決定は行われず、前頭前野の活動が必要なかったものと思われる。」と考察されている。結論として、全体的に活動低下がある事は確認された一方で、
ゲームの種類により活動の変化に違いが顕著であることを挙げている。また、
ゲームの習熟過程を対象としていないため、今後は習熟度を考慮した検討をしたいとしている。
ところで、このシンポジウム自体とっても楽しいものでした(僕自身は口頭発表2件とデモ1件余興演奏1件を1日でやったのでえらく忙しかったけど)。ゲーム業界からも多数の参加者がありましたので、酒の席などでいろいろな話が聞けました。来年は東京での開催を予定しているそうです。"
比較対象 (スコア:2, 興味深い)
> 単純な足し算作業をしている時の脳の状態に比べて、
> ほぼ全てのゲームで活動低下が見られた。
そろばんを用いた足し算作業時の脳の状態とも比べて欲しいよね。
Re:比較対象 (スコア:1)
もっと様々な状況での脳の働きを比較しなければ
実験結果に何らかの意味を求めることも難しいのでは?
そういった大量の統計の中でゲームが異質であると言うのでもない限り
ゲームに着目していること自体が意味不明に思える。
Re:比較対象 (スコア:1)
リズムアクションってのが、アーケード筐体か家庭用ゲーム機で標準パッドかそれとも...はよくわからんけど、その他については「(主に)視覚情報をもとに即時判断して(すでに学習ずみの)指の動きで返す」
という感じのやつじゃないかな。
んで「足し算」ってのも暗算なのか筆算なのかそれとも...もよくわからんのだけど、「そろばん(電卓でもいい)で計算」「すでにある文章をタイプ」「ラジコン」なんかが比較対象として良さそうだと思うんだけどね。
あるいは「(リアルタイム性の低い)ストラテジー」と「囲碁/将棋」を比較するとか。
Re:比較対象 (スコア:1)
暗算で足し合わせ、回答するというものでした。入力は
ボタンです。
実験で使ったゲームはどれもPlayStation用だったかと。
「テレビ」ゲームの定義 (スコア:1)
「モニター上でゲームをすること」と「モニターを使わないでゲームをすること」
がどう違うのかを、まず最初にハッキリさせて欲しいところです。
例えば、ネット上で囲碁や将棋の対戦をすることが出来るけど、
これは実際に盤上で向かい合ってするのとどう違うのか、とか。
逆にゲームの内容を可能な限りモニターを使わない形で再現し、
モニターを使った場合とは、どう違って来るのか、という事も重要でしょう。
余談ですが、「テトリス」が大ブレイクした頃、
雨後のタケノコのように大量のパズルゲームが出ました。
しかし、ほとんどが生き残らなかった(続篇が出なかった)ように記憶してます。
結構頭を使う、刺激的なパズルゲームもあったと思うのですがね。
実際に「頭をかなり使う」ゲームがあったとしても、
それをお金を出して買う人が多いかどうかは、また別問題ではない
でしょうか。
より良いビデオゲームの為に (スコア:2, 興味深い)
それでは今後どうしたらより良いビデオゲームが作れるのか、という
方向に議論が進んで欲しいと思っています。どうしてだか「ゲーム脳
はトンデモだ」「プレイスタイルの問題だ」「ゲーム選びが悪い」
というの反応に終始しがちなんですよね。
大筋として、単調なパターンに陥りやすいゲームを長時間プレイ
するのがまずい、というのは多分正しいのではないかと思う。
テトリスコラムスなんかは、徹底的に上達してしまうとまさに
トランス状態でゲームが進められますからね。もちろん、何も
考えたくない、たいして頭を使わずに快楽を得たいという時には
とてもいいゲームですが、これを長時間毎日やり続けるのはまずい。
これは確かにプレイスタイルの問題だけど、ゆくゆくはゲーム提供
側からも、こうした極端な行為を防ぐための策を盛り込まないと
いけない可能性もある訳です。
また、一人用RPGなんかでも、最近のゲームでは、イベントとイベント
の合間は単調なモンスター倒しに終始してしまう事が多いのですが、
これがまた「ゲーム脳」状態に近い感覚でプレイできてしまう。
「いや、戦略をきちんと考える戦闘をすればいい」とつい反論して
しまいがちだけど、実際問題として、パターンに落して反射的に戦闘
をこなすだけでもゲームが進んでしまい、その方が楽だから大多数の
プレイヤーはそれを選んでしまう。
「普通そんな何時間もやらねー」とも思いますが、子供達はスゴイ
ですよ。放っておくと平気で何時間でもゲームに没頭します。以前は
これを「すごい集中力だ」と解していたのですが、実は「集中力」は
求められていないのではないか、単なるトリップなんじゃないか、
という事ですよね。
という訳で、ゲーム製作側としてもかなり真面目に対処する必要が
あるんじゃないかというのが僕の感想です。
Re:より良いビデオゲームの為に (スコア:1)
業界団体の申し合わせとかそんなもので方向づけはできるでしょう。
けど、ゲームを作るのは、必ずしもそういった人たちだけではないわけで。
どういうゲームがヤバいか明らかになった場合、アンダーグラウンドなとこで
そんなのがじゃんじゃん出てくることは想像できなくもないかも。
法規制とか始まったりしたら…嫌だな。
# N○rton Anti-DragGameとか出てきたりして。
ちょっとした例・・・と、その他諸々 (スコア:2, 興味深い)
これだって [namco.co.jp]、文章を作る能力がなければダメですし。
どのジャンルのゲームにしても、結果で一喜一憂したりとかもします。
脳内云々という数値にばかり目が行って、副次的(と表現するのが正しいか?)はどう評価しているのでしょうか?
次は、そういった部分も込みにして・・・はくれないんだろうなあ(苦笑)
#メンコとかベーゴマとか(って例え古いか?(笑))だったりしたわけですが、その頃よりも良くなった側面もあると思うんだよねえ・・・
#個人の体格差ってのは関係ないし。
--- いじょ、トーシローの呟きでした。
NIRS?? (スコア:2, 参考になる)
その発表を見ていないので分かりませんが,NIRSに関してはかなり疑問があり ます.波長は恐らく2,3個しか使っていないと思いますが,変数はそれ以上に 存在します.つまり仮定=拘束条件が多いわけです.最大の問題は本当にどこ を測定しているのか分からないことだと思っています.都合のいいチャンネル のデータだけを選び出したりしていないのか参加者からの意見を聞きたいです.
脳脊髄液の流速の変化や散乱光の影響,皮膚血管のHbの影響など出てきたデー タが信頼に足るものだと私には考えられません.
あれは直進した光ではなく曲がった光を測定しているのだから...
「ゲーム脳」の信憑性は? (スコア:1)
東京大学の研究は、どの程度信憑性があるのかはっきりして欲しいものですが…、
前頭前野も他と比較しなければ意味がないとあります。
その辺はいかがでした?
http://allabout.co.jp/game/portablegame/subject/msub_brain-clm.htm
Re:「ゲーム脳」の信憑性は? (スコア:1)
失礼しました。
Re:「ゲーム脳」の信憑性は? (スコア:1)
残念。ただ、「また『ゲーム脳』かよ」みたいな反応は他の参加者
にはなかったようです。
STGと言っても・・・ (スコア:1)
ついでに言えば、2Dのスクロールするタイプ(グラディウスみたいな)と、3Dのフライトシム(エースコンバットとか)みたいなタイプでも全然別のゲームだったりするわけで・・・
もしかして、ひとくくりでSTGとして見てたりするんでしょうか?
#2Dも3Dも全部好きだけど(w
Re:STGと言っても・・・ (スコア:2, 参考になる)
この点ですが、リズムアクションゲームでも同様のことが言えると思います。
現在(当初からかな?)のリズムアクションゲームの難易度設定は非常に幅が広く、論文の主張にある「(操作は)タイミング良くボタンを押すことのみ」でクリアとして認定される程度のものから、「譜面を見て反応するだけではほぼ対応不可能 -> 譜面を覚える等の計画性が必要」とさえ思える極悪難易度まで、プレイヤー自身が難易度選択が可能であるほど幅が広いものになっています。
2Dシューティングでも完全攻略の域に達するには年単位での習熟性が必要ですし、それに見合うだけの攻略方法の確立が必要です。
#残念ながら完全攻略を達成したゲームはひとつもありませんが(汗
したがって、ゲームをプレイする人のスタイルによって(脳活動等の結果が)大きく異なるのではないかと考えています。
/.J的にはどうなのでしょう?
STGに続いて (スコア:1)
あまりその系統やってないので(^^;、STGの話だけを書いてました。
#私も2D STGの完全攻略を目指したのは、もうずいぶん昔な気が・・・。
#最近ちょっとまた手を出してみましたが、ぼろぼろでした(w
#すっかりSLGが中心になってるなぁ・・・。
パズルに注意。ゲームで発散はウソ。脳は疲れない (スコア:1)
反射も回想も頭(前頭前野)を使うとは言えないでしょうね。
ゲームを繰り返ししたかどうかで ゲーム脳かそうでないかは決まります。
http://www.zakzak.co.jp/gamezak/dejibata/gamenou03.html
頭に良いゲーム (スコア:1)
でも、リンク先を呼んだ限りでは、スキー脳やテニス脳もあるわけで、そっちは問題としてぜんぜん上がってこない。
ってことは、2D STGをやってゲーム脳と言われる同様の状態になっても、別にたいした問題は無いって思っていいわけですよね(w
#ゲームだけ特別なのか?
#しかし、繰り返しが駄目で頭で考えるものが良いということは、ストーリー重視のギャルゲーなんか、とても頭にいいということになるんだろうか(w
こういう… (スコア:1, 興味深い)
是非研究してもらいたいものです :-)
で (スコア:1, すばらしい洞察)
あの人のあの本の問題は (スコア:1)
それに加えてデータの不正確さが挙げられるけれども、それは上記の根本的な問題をさらに助長するものだったことはたしか。
今回の「実験」は、より正確で客観的なデータを得る、という意味で意義のあったものと思うけれども、データの正確、不正確とは離れたところで、最初に書いたような「トンデモ」が「権威のもとに」公認されてしまう、ということに使われるようでは、結局同じような問題になるかと思うな。森教授と言う方、まともな科学の方法論というものをよくご存じないように見えるので、きっとこういう実験結果でも、いとも簡単に自分の望む結論にだけ、お話を持っていきそうな気がしますから。
Re:あの人のあの本の問題は (スコア:1)
いや、それはさすがにないのでは?
というより、そういう事は全てわかった上で
本を売るために、敢えて無茶な結論の導き方をしているのでは?
取り敢えずゲームやPCを槍玉に挙げておけば、喜んで飛びつく方々は多くいらっしゃる訳で
森教授の場合、だから余計にタチが悪いとも言えます
対象ゲームの選択が疑問 (スコア:1)
「パラッパラッパー」の成功を受けて始まったものなのですが、
その「パラッパラッパー」は単に表示されたタイミングに合わせてボタンを押すだけという
単純なものではなく、自由なアドリブにも点数がつくというものでした。
しかしそのアドリブモードではボタンを押せば押しただけ点数が上がるという致命的な欠点があったのですが、
その点は「ウンジャマラミー」、「パラッパラッパー2」で解消され、
むやみにボタンを押しても点数は上がらず、ある程度「音楽的な配慮」をしたアドリブをしないと
点数が上がらないようになっています。
音楽的には劣っていて、かつ後発であるはずのいわゆるリズムアクションゲーム群が、
逆に本流のように扱われているのが、まずは謎です。
論文(またはレジュメ)を読んでみたいのですが、どこかで読めませんでしょうか。
もしかしたらですよ (スコア:1)
#ポリクロロトルエン子牛脳搭載なのでID。
Re:習熟の必要なゲーム (スコア:1)
記憶の階層構造を無視した考えに意味はないでしょう。
Re:そもそも (スコア:2, 興味深い)
「風呂に10時間つかってる奴はいないが、ゲームに10時間没頭する
奴は沢山いる」という点にあるのではないかと思います。
同じシンポジウムで、コーエーの松原氏の講演で、「信長の野望
オンラインのβテストで、一日平均10時間以上プレイする人が
10人近くいる」との報告もありましたし。(厳密な数字ではない
でしょうが)
実際、ゲームをプレイしててパターンにはまるようになってくると
半分トランス状態に落ちいったような感じでゲームを続けてたり
しますよね(僕の場合コラムスがそうだった)。あれはやっぱり
ヤバイような気がする。
Re:そもそも (スコア:1)
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
だからこそ、その信憑性が知りたかったのです。
それとこの研究はどういった結果を得たいのでしょう?
反射だけでできるゲームは、ぼーっとしているのと同じといいたいだけでしょうか?
ぼーっとしているのが危険…というのが最初にありきなら、
通勤で長時間ぼーっとしてる人や、
テレビを長時間ただ見てるだけの人は、相当危険なんでしょうねえ。
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
長時間プレイが健康に悪いのは当然のことで、説明書にだってもちろん書いてあります。
短調なゲームを長時間プレイするのが危険なだけで、
いかにもゲーム全体が悪いという印象を与えてしまうのはどうにかならないものでしょうか。
また、ストレスについては、池谷助手は誤解を招く発言をしてるかもしれません。
ここ [allabout.co.jp]によると、ゲームのストレスは善玉でほとんど問題がないと書いてあります。
どちらの言う事も鵜のみにするのは危険かもしれませんが…。
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
それは、池谷氏の話しへの意見でしょうか。 それについて危険な事は無いと、私は考えています。ただし、利益にはなりませんよ。
> ここ [allabout.co.jp]によると、ゲームのストレスは善玉でほとんど問題が
> ないと書いてあります。
うん、それは専門分野の違いからストレスの定義された意味が違うのでしょう。例えばゲームでストレスを発散するつもりが、目にストレスが加わって疲勞しそこからストレスを受ける。これを善玉だとは言えないでしょうね。脳は疲勞しませんから何かと暴走し体を壊しやすいのです。また、記憶力が良いとストレスから体への悪影響が少ないそうです。
所で、"精神的ストレス" という言葉を見かけましたが、大脳へ直接かかるのではなく感情などを作るより低位の神経系への影響がホルモンバランスの変調を起しているのでしょうか。以下がストレスと記憶力の関係だそうですが。
ストレス -> ホルモンバランスの変調 -> シナプス伝達 LTP(長期増強) が弱まる
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
池田氏の話だけでもなく全般的な話ですが・・・
何故です?体からくるストレスの話でも、長時間プレイしたらより溜まると思いますが。
>それは専門分野の違いからストレスの定義された意味が違うのでしょう。
そうでしょうね。
ですから誤解を招きやすい発言だということです。
私の書きこみが説明不足で申し訳無いですが…、
池田氏のは良く読まないと、いかにもストレスは解消されない溜まるだけと誤解されそうです。
肉体からくるストレスの話でしたら、スポーツでストレス解消なんてのもまるっきり怪しくなりますね。
ゲームでストレス解消したい人は、完全に精神的な辛さからくるものを癒したいからでしょう。
少なくとも私はそうですが。
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
> るっきり怪しくなりますね。
> ゲームでストレス解消したい人は、完全に精神的な辛さからくるものを癒し
> たいからでしょう。
その前に、まず "精神的ストレス" とは何でしょうか。精神的と聞くと、私は無形なものを想像してしまいます。また "精神的な辛さ" は感情でありストレス(刺激と反応) とは無関係ではありませんか。
ストレスとは何らかの刺激とそれへの反応であり、"悪いストレス" とは身体が反応出来ないまでに疲勞している事ではありませんか。
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
たとえば人前で発言するのが苦手な人が、
これから会社でなんらかの発表をしなければならない、といった場合を想像してください。
そういった逃れられない、しかし、やりたくないことをやるのも重要なストレスでしょう。
そこには、肉体的疲労は関係ありません。
失敗して上司に叱られればさらにストレスですよね?
とても良いストレスとは思えません。
戦場でストレスが溜まり、痴呆化する人は何故ストレスがたるのか。
もちろん、体を酷使して溜まった部分もあるのでしょうが、
死ぬかもしれないという極度の緊張、精神的なものからくるのだと思うのです。
オリンピック選手が、体を酷使したって痴呆化したなんて聞いたことがありません。
ちなみに、国語辞書によると…
「精神緊張・心労・苦痛・寒冷・感染などごく普通にみられる刺激(ストレッサー)が原因で引き起こされる生体機能の変化。一般には、精神的・肉体的に負担となる刺激や状況をいう」
だそうですが…
やはり精神緊張、心労もはいってますよね?
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
つまり、ストレスとは 肉体や感情などから刺激を受け、身体が反応する事です。したがって "悪いストレス" とは、疲勞困憊した状態ではありませんか。
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
私はこの場合そうは思えません。
いえ、このHPが間違ってるといいたいわけではないのです。
厳密にいえば、ストレッサーとストレスは区別しなきゃならない。
だから、ストレスといえばストレッサーからくる肉体的被害のことで、精神的原因のことではない…といいたいのですね?
確かにそうなんでしょう。
しかし、この場合には当てはまらないと思います。
そのHPに書かれているように、現実にストレスとはもっと広義の意味で使われている。
つまり、一般的なストレスは、ストレス反応だけではなくストレッサーも含んでしまっているんです。
池谷氏のストレス解消も、斎藤氏の善玉悪玉ストレスも、
ストレス反応ではなく、ストレッサーのことを言っているんだと思います。
通常、上司に悪口(ストレッサー)を言われて胃が痛い(ストレス反応)、だからゲームをしよう!ってことにはならないと思うのですが。
2つ目のHPでいうと、「抵抗期」以下の状態の時に、少しでもストレッサーを減らそうとストレス解消をするのでしょう?普通は。
胃潰瘍ならまず病院に行くべきです。
第一、常に厳密にストレス反応だけを言うのなら、
じゃあ善玉ストレスってなに?ってことになってしまいますよねえ。
気にしないでいい胃潰瘍なんて存在しないと思います。
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
失礼、ストレッサーとは刺激のことですね。
ですからストレス解消とは、ストレッサーを減らすのではなく、ストレッサーからくる不満の状態を減らすということですね。
かならすしもこの場合、ストレス反応がストレスなだけではないと、言いたいわけです。
まとめると… (スコア:1)
つまりおっしゃりたいのは、ここ [thinkquest.jp]でいうと、
ストレス病がストレスだということだと思うのですが、
池田氏などがいっているストレス解消とは、ストレス容量がいっぱいにならないようにするストレス対処のこと、
ストレスとは、ストレス容量を埋めていくもの…だと思うのです。
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
いえいえ、そうではありません。ストレスとは生物が何らかの刺激を受けたときの防衛反応です。例えば、危険がせまれば血圧を上げ流量を増やし身体機能の制限を緩和します。 火事場のばか力 状態にする事もあるでしょう。血流量が増えれば脳機能が活性化(スマートドラッグはこれを常時起す) します。また、手を切ってそれを見たりするとそれが刺激となって血流量を低下させ貧血を起したり、抵抗力や治癒力が強まるでしょう。活力が無かったり、切羽詰った時のストレス、これは "良いストレス" ではありませんか。"精神的に辛い" 時にストレスを与えて、体を活性化する事がそうではありませんか。体を疲れさせると良く眠れたりするかもしれません。感情を他の物へぶつければ 感情という刺激を鎮静させるかもしれません。
しかし、脳は疲れませんから、これが長期に続けば肉体が疲勞困憊していきます。例えば、神経症(ノイローゼ) に うつ病というのがあります。これの対処法は 寝る事です。
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
でGoogleってみると色々見つかります。
むかぁしゲーム雑誌で見て以来、この名前がどうにも忘れられない。
日本人には覚えにくい名前だと思うんだけどなぁ。
# 覚えにくいからこそ?
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
ってな仮説でいいのかなぁ
きっと 前頭葉以外の部分に負荷が分散してるんでしょ
あとは それによってどんな影響があるのか ですよね
もしかしたら余裕が出来た前頭葉で別のことを同時進行できるかもしれませんよ…できたらいいなぁ
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:2, 参考になる)
> ってな仮説でいいのかなぁ
それは仮説ではなく、脳はその回路を コピーして使うそうです。まるで今のコンピュータの様です。大脳は大きいのでそのままでは効率が悪いのでしょう。したがい、非効率な場所を使う事こそが思考なのかもしれません。
Re:脳の一時的な活動低下 (スコア:1)
バイク乗りの“ライダーズ・ハイ”みたいなもんですね。
極度の精神集中や判断力の行使によるトランス状態という点は同じかと。
アスリートの“ランナーズ・ハイ”は似てるけどこっちは肉体酷使による部分が主である点が違うのかな?
Re:特にリズムアクションではほぼ全ての領域で低下し (スコア:2, 参考になる)
演奏するのとゲームするのとでは
全然違うと思います。
例えば、音の強弱や、叩き方など、気にしなければ
ならないことはたくさんありますから。
エレキドラムの場合でも同じです。
音の強弱くらいは簡単に判別してくれます。
だから、ゲームみたいに「叩けば鳴る」
という、単純なものではないと思います。
プロのギタリストは、
曲中に自分のギターのチューニングを
するという話を聞いたことがあります。
自分の音が音程をきちんととれているか、
演奏中いつも集中しているわけです。
逆にゲームセンターでド○ムマニ○を
やりこんでいる人は
譜面を完全に暗記して演奏したり、
初見でもバーの上をねらって叩くみたいな、
あたかもSTGの乗りで叩きますよね。
その辺、人によって脳の使い方が
違うんだろうなと思う次第です。
でも、音楽だとか、芸術を表現する人たちと、
ゲームをしているときの脳の使い方が
どういう風に違うのか、興味深い話ですね。
--
どうでもいいが、ゲーセンでのプレイをみてて
「BD踏むのにかかとで踏むのはやめろ」と思う。
実際にドラム叩くときにそれはできないから。
Re:特にリズムアクションではほぼ全ての領域で低下し (スコア:1)
>ならないことはたくさんありますから。
ゲーム機がそれらを解するように作られるようになれば、また事情は違ってくるんでしょうね。
ただまあ、解する(センシングする)だけでゲームと音楽が同一なものになるわけじゃなく、
更に一段、ゲーム機が「芸術」を解するようにならない限り、音楽とゲームとは別物のままですが。
演奏行為のうち、芸術性じゃなく「反復運動(笑)」の部分を取り出してゲーム化したのだとすれば、
近年まで(技術的にそう難しいわけじゃなかったろうに)音楽ゲームなるものがあんまり無かった訳が判るような気がします。
だって音楽やる奴ぁそんなの思いつかないもんね。
(音楽やらない人ならそもそも楽器の使用を思いつかないだろうし。)
Re:特にリズムアクションではほぼ全ての領域で低下し (スコア:1, 興味深い)
こんな程度の低い事言わせといて良いのか?
確かにゲームをクリアする最低条件は、大抵の場合、タイミング良くなんらかのアクションをするだけだが、普通はそんな機械的にプレイ出来ん。
リズムを取り、譜面を記憶し、進行(指・脚など色々あるが、適当に反応してても一定のレベルで詰まる。)を考えて、かつ最終的にはカッコ良くプレイする。
ま、最後のは人にもよるし、単純に覚えた通りプレイするだけで満足する人間もいるようだが。
まったく同じ譜面でも、進行を工夫してプレイ出来るようになると、ダンスと変わらんと思うんだがな。
判らん人には判らんかも知らんが、あんまバカみたいな話が出てたので一言。
---DOUBLE専門プレイヤー
Re:特にリズムアクションではほぼ全ての領域で低下し (スコア:1)
>まったく同じ譜面でも、進行を工夫してプレイ出来るようになると、ダンスと変わらんと思うんだがな。
同意。
習熟仕切らなくてはいけないって前提はありますが、某足踏み系ゲームでは・・・飛んだり跳ねたり捻ったりなプレイをしている人もいまからね。
#足だけじゃなくって、手も使うって輩もたまに。
大型筐体系の奴は、軒並み"体育的な"要素があるのはまちげーねーと思うんですがねえ。
#VOシリーズにしても、Forceは判断能力要求されるし。
--- いじょ、トーシローの呟きでした。
Re:特にリズムアクションではほぼ全ての領域で低下し (スコア:1)
Re:特にリズムアクションではほぼ全ての領域で低下し (スコア:2, すばらしい洞察)
例えば、もぐらたたき型のゲームではターゲットがランダムに現れ(そうでないのもあるようだけど)、基本的に一アクションで一つのターゲットを叩くことを想定しています。一度に複数のターゲットが現れる事がない訳ではありませんが、現れてから引っ込むまで時間があるので、そこを叩く訳です。ここでどれだけ叩けるかで、上級者と下手の差が出ます(多分)。
それはそうとしてさらにオフトピですが、何で って言われがちなんでしょう。いや、別に貴方に文句を付けたい訳ではなく。一方で音楽を題材にしたゲームでは、曲毎に楽譜は決まっています(スコアの並びをランダムにするモードもあるけど)。種類にもよりますが、鍵盤型になっているものは大抵、複数の指を使う事を前提とした楽譜になっています。これまたゲームや難易度の設定・曲の速度によりますが、タイミングの判定はシビアです(少なくともワニワニパニック辺りに比べれば)。
また、実際に音楽を演奏するのとは確かに違います [srad.jp]が、もぐらたたきや記憶型のシューティングでは得難いグルーブ感も、リズム系ゲームがプレイヤーを惹きつける要因の一つであると思います。同列に扱うには、あまりにも違いすぎるかと。
確かに、カタルシスが明確に得難いゲームは人を選びます。でも、そういう「ご褒美」と称されうる部分も含めて、それを得るプロセス全体が、一般的なゲームの楽しみなんじゃないですかね? 以前は、ある時期からぱったりテレビゲームを止めてしまう集団と、いつまでも遊び続ける集団の違いは、その辺りの考え方なんじゃないかと思っていましたが、後者にも意外とそういう考え方の方がいると知って、かなり驚いた記憶があります。
18禁なゲームなら、エロ絵を見る為だけにプレイしている人もいるかもしれないけど、大半はそういう層ではないみたいです。非常に謎です。
Re:特にリズムアクションではほぼ全ての領域で低下し (スコア:1)
エロ絵を見る為だけにプレイしている人は黙ってコッソリやっているので、表(ネット等)にはほとんど出て来ないんです。見えている状況だけでゲーマーの性質は特定し切れません。
公の場で、「○○のエロ絵はイイ! ヌケル!」とか言ってたら間違いなく変態だと思われるでしょ?
Re:そもそも (スコア:1)
#とりあえず、手元にやってないゲームとしてSimCity4と.hackとMaltyBloodがありますので、この辺の調査をお願いしたい(w