悪質スパマー相手にキレてしまって逮捕 89
ストーリー by Oliver
私的制裁したくなるってもんだ。でもだめ。 部門より
私的制裁したくなるってもんだ。でもだめ。 部門より
asmodeus_mt 曰く、 "本家でも話題になっているが、カリフォルニア州在住の44歳のプログラマー、チャールズ・ブッカー氏がカナダのアルビオン・メディカル社のスパム攻撃に堪忍袋の尾が切れ、「私を貴社のスパムリストから除外しなければ貴様らのオフィスに炭疽菌を送りつけ、従業員を銃殺した後、電気ドリルとアイスピックでずたずたにしてやる!」といった内容のメールを送りつけた事で脅迫罪・殺人未遂罪で逮捕された。[Wired Newsの記事]
事の起こりはブッカー氏がインターネット上から間違えてダウンロードしたプログラムが氏のメールアカウントをアルビオン・メディカル社のメーリングリストに登録し、連日「我が社の製品を使えばあなたのペニスは確実に大きくなります。」といったメール・ポップアップ広告が送られ、氏のPCを使用不能状態に追い込んだ事が原因である。もし裁判で有罪となれば最高で禁固5年、罰金25万ドルの刑になるそうだ。皮肉にもこの事件が報道された次の日の早朝に連邦議会の下院ではスパム規制法案が可決され、週末明けには上院でも可決される見込みだ。"
署名運動? (スコア:3, 興味深い)
Re:署名運動? (スコア:1)
それにしてもこの裁判、どうなるんでしょ。
やっぱり被告弁護人は送られてきたメールを読み上げるのでしょうか。送られてきた回数分読み上げれば、陪審員もキレてしまうかも。
---- 末は社長か懲戒免職 なかむらまさよし
アメリカの個別広告(?) (スコア:2, 参考になる)
アリー・マイ・ラブ(弁護士ネタのアメリカのドラマ。NHKでやってた)
でも勧誘会社に対する集団訴訟みたいなネタがありました。
これも連邦の禁止リストみたいなのが最近できて、
自分の家の電話番号を登録しておくとそこに勧誘電話は
かけてはいけないということになったみたいです。
インターネットから簡単に登録できるみたいで、開始数ヶ月で
数千万の電話番号が登録されてるみたいです。(不正確ですまん)
(以前から州レベルで同じようなのもあったみたい)
しかしSPAMにしても個別電話にしてもそれで買う奴いるのか?
SPAMはともかく電話はかなり人件費かかってると思うし。
まぁコストを上回る収益があるから存続しつづけてるんだろうけど。
ちなみにこの電話が実はインドあたりからかかってくることもあるらしいです。
国際電話代よりも人件費の差の方が大きいとか。
Re:アメリカの個別広告(?) (スコア:3, 参考になる)
テープレコーダーとダイヤラーをカウンターで繋いだような代物で、予めデータテープにダイアル先を入力しておくと、延々と電話を掛け、電話を取った相手にアナウンステープを聞かせると言う機能で、電話先の相手の反応を自動的に録音する機能まで付いてました
そんな機械が売れるほど、米国はネット時代以前にもspamerが蔓延してたんですかね?
# 爆言のち漏電中… :D
スパマーの収入源 (スコア:2, 参考になる)
スパマーは別にスパムで宣伝している商品を売って収入を得ているわけでは無いという記事 [hotwired.co.jp]があります。
スパマー同志がお互いを食い物にする構図になっているというのはなるほどというか、あきれてしまう話なんですがそれよりもまともにスパムに返信してみるという実験をやって見せているところが流石Hotwiredですね。
Re:アメリカの個別広告(?) (スコア:2, 参考になる)
これ、違憲かどうかってことでもめてたりする [mycom.co.jp]が、役には立っているのかな。
一応、今度通る予定のspam対策法はこれに似たDo-not-spam [mycom.co.jp]みたいだね。
Re:アメリカの個別広告(?) (スコア:1)
違憲論争は、FCCにはDo Not Call Listを実行する権限がない、というものだったと思いますが、FTCがあっさり支持を表明したので、この問題は片付いているはずです。誰だったか忘れましたが、この論争が起きたときに言った"Fifty million people can't be wrong." という言葉が印象に残っています。
Re:アメリカの個別広告(?) (スコア:1)
ということで、Charityからの寄付のお願いはたまにかかってきますが。
とりあえず (スコア:2, 参考になる)
もう少しましなプロトコルを考えてください。
どうしても永久にSMTPでなければならないという理由もないでしょ。
無視なんかしててもspamは無くならない。見て見ぬふりかぃ。
Re:とりあえず (スコア:3, 参考になる)
スパムとSMTPの関係を勘違いしている人が多いですね。ネットワーク雑誌で「認証のないSMTPがSPAMの温床になっている」なんて平気で書いているものもありますが、いったいどうなってるんでしょうか。
インターネットの偉い人 [dcrocker.net]も「いいかげんにせいよ」とご立腹 [com.com]です。
基本的にはSMTPに認証がないこととスパムを送信できることにはほとんど関係がありません。今回の件だって、送信元の企業名や連絡先がメッセージ本文に書いてあったから「脅迫」できたわけでしょ。SMTPに認証がなくっても、スパムの送信者自身が本人を特定できる情報を入れているわけです。電子メールでスパムが問題になるのは送信コストがただ同然だから。
で、問題を2つにわけて考えましょう。スパムを送信させないようにする
ISPのメールサーバの負荷が高まって大変だから、何とかしたい人の話。不正中継を防ぐ。POP before SMTPとかで認証する。
スパムを受信しないようにする
一般ユーザーの話。フィルタとかではねのける。
送信させない系の話としては、SMTP Auth [ietf.org]やTMDA [tmda.net]やAMTP [bw.org]があります。受信しないようにする方法としては、いろいろなフィルタ技術やメールアドレスをユーザーごとや親密度に応じて使い分ける方法 [ietf.org]があります。LMAP [kavi.com]なんていうものもありますよ。
/K
Re:とりあえず (スコア:1, 興味深い)
少なくとも架空請求は減るでしょう。認証つけただけでspamの数が0になるなんて、誰も思ってない。
POP before SMTPで認証してみたところで、送信プロバイダの管理者にしか、その存在がわからない。プロバイダのSMTPサーバ使って送信してるspamなんてほとんどない。ということで受信サーバ側で送信者を認証して、その上で拒否するなり苦情するなりができるようにならないと意味ないってことです。
ウイルスメールもACもおなじこと。
Re:とりあえず (スコア:1, すばらしい洞察)
詰まるところ、信頼関係のない見ず知らずの赤の他人同士がメールをやりとりすることがシステム的に必要である限り、どうやっても迷惑メールを取り除くことは無理でしょう。
Re:とりあえず (スコア:1)
原理的に完璧は難しいでしょうけど、商売にならなくするようにはできるのでは ないかと思います。
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
Re:とりあえず (スコア:1)
# 数学は科学の女王にして奴隷
Re:とりあえず (スコア:0)
Re:ついでに (スコア:1)
#むしろ投げ込みチラシ減らないものかなぁ……って思ってるID
Re:ついでに (スコア:1)
都内のマンションとかだとむしろこっちが問題でしょうね
着払いで送り返すとかしてやりたくなっちゃいます
やると問題になりそう(なところも多いし)なので実行出来ませんが
まともなチラシならまだしも…………
Re:ついでに (スコア:1)
> やると問題になりそう(なところも多いし)なので実行出来ませんが
切手をはらずに封筒の裏側に相手の住所を書いて
ポストに投函したことだとあります。
さて、どうなったんだか...。
PCにECC Registeredメモリの利用を推奨します。
Re:ついでに (スコア:1)
着払いで送り返したり切手を貼らずに送り返したりした場合、
相手が受取を拒否したら、そのまま自分のところに返ってきて、
しかも郵便料金を支払わされることになるかもしれませんよ。
もしやるとするならば、きちんと「受取拒否」をするほうが良いと思います。
(対象は開封前の郵便物に限られますが。)
やり方は、手頃な大きさの紙に、対象郵便物を受取拒否する意志を示した
文言(「受取拒否」など)と自分の氏名を書き、押印して
対象郵便物に貼り付けてポストに投函するだけです。
これで、無料で発信元に送り返されます。
これをやると相手に対して「DMなんかおくってくんな!」という
意思表示もできる可能性があります。
ただまあe-mailの場合と同様、相手に「その住所に人間が住んでいる」
ということをしらせることにもなってしまいますが。
Re:ついでに (スコア:1)
> 書かれている場合だけです。
正解です。宛名なしで会社名だけ封筒に印刷してありました。
中身そのままで送り付けました。
PCにECC Registeredメモリの利用を推奨します。
Re:ついでに (スコア:1)
多いのはピンクチラシなので 出来ません…
仮に相手の住所がわかってもなんかおっかないのでACとか やったとしてもやっぱりねぇ
それに郵便局の人が困っちゃいますよね
ブッカー氏は800万円で保釈されたとのこと (スコア:2, 参考になる)
マイケル・ジャクソンの3億円って安くない?
ってそういう問題じゃないか。
速報性 (スコア:1)
16:36 Nov. 21 ET 元となったReutersの第一報 [reuters.com]
14:20 Nov. 21 PT Wired Newsの記事 [wired.com]
16:06:21 Nov. 22 JST X51.ORGの記事 [x51.org](RSS [x51.org]を参照)
15:25:25 Nov. 22 GMT /.本家の記事 [slashdot.org]
09:40:25 Nov. 23 GMT /.jの記事 [srad.jp]
X51.ORGの頑張りも(少なくとも今回は)さすがにWired Newsにはかなわんかったようですよ。
Re:速報性 (スコア:1)
企業サイトの場合、Reutersのような企業と直接提携してるとこは早いし、間接的に提携してるところとか翻訳が必要なところとかは(週末にぶつかると特に)遅いし、読者に伝える価値がないと判断したら配信を受けないだろうし(HotWired JAPANがそう判断しているのかどうかは知らん)、その間にBlogが入ることもあるというのは、当たり前の話。企業サイトとBlogの掲載時期を単純に較べて意味があるのかどうかわからんけど。
X51.ORGと本家/.なり/.Jについては、主として扱う話題とか掲載プロセスとかタレコミの可否とかが違うから、この両者についても較べる意味があるのかどうかわからない。でも本家/.よりも早かったぐらいだから、X51.ORGは頑張ってますよね。最初からこう書いとけばよかったのかな。
緒 (スコア:1, おもしろおかしい)
尾かよ!
# 変な生物を想像してしまった。
Re:緒 (スコア:1)
Re:緒 (スコア:1)
# 「カカリチョーサン」と呼びかけられる人もいるらしい
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
アメリカでは (スコア:1, 参考になる)
だから気に食わない奴に「殺すぞ」なんて送ると捕まります。
まあ、そんな時にはACで。
There is no spoon.
Re:アメリカでは (スコア:2, おもしろおかしい)
氏ね、と書けば良かったのに(違
And now for something completely different...
英語で (スコア:1, おもしろおかしい)
↑こんな感じですか?
Re:英語で (スコア:1)
Re:アメリカでは (スコア:2, 参考になる)
一番安全なのは「法的手段に訴える」だろうな。
# これを一番使ってるのはウシログライ連中ってのがなんとも...
Re:アメリカでは (スコア:1)
>一番安全なのは「法的手段に訴える」だろうな。
法的手段に訴える気がないのに、訴えると言うのも恐喝だったような。
TomOne
日本では(Re:アメリカでは) (スコア:2, 参考になる)
|当社としてもバカを相手に金をかけるのももったいないけど
|この辺でキッチリと白黒つけるつもりで告訴に踏みきった次第
1年前、悪名高きスパマー「M」は、この様にして、
反spamサイト管理者のT氏に告訴したぞ、と言っていましたが、
「未だに」T氏は裁判所からの召喚がありません。
私も証人で呼ばれるはずなのに連絡がありません。
1年になるし、そろそろ脅迫罪成立ですか。
#T氏のコンテンツを収容する腐れ縁の関係者なのでID
米子-松江往復だと?そんなの自転車に決まっ(ry
愛車(ロード)のフレームに「ありす」って名前つけちゃったze
参考にしちゃいやん (スコア:1)
相手にspamを止める義務がなかった場合は、強要罪にレベルアップ。
--
Ath'r'onならfloatあたりに自信が持てます
Re:参考にしちゃいやん (スコア:1)
そです、脅迫です。
Re:アメリカでは (スコア:2, おもしろおかしい)
私に精神的ダメージを負わせているため脅迫行為と言えるのでは無いでしょうか。
FUD行為といったほうが近いかも。 FUDは違法じゃないか。
# こういうコメントなら得意なのでID
Re:アメリカでは (スコア:2, おもしろおかしい)
"貴方に"ですか。。。
#共感してしまう自分_| ̄|○
Re:アメリカでは (スコア:1)
"負わせている"といえるのであろうか…?
--
Ath'r'onならfloatあたりに自信が持てます
Re:アメリカでは (スコア:1)
それなりに情状酌量の余地がありそうな・・・
というかそうあってほしい。
Re:アメリカでは (スコア:1)
連絡先がわからないではどうしようもないか。
#大きさより、そこそこの持続性が欲しい…
Re:アメリカでは (スコア:1)
blackmail (スコア:1)
実際のところそういう用法(郵便物)があるかどうか知らんのですが、とりあえずWebsterによるとblackmail [reference.com] の語源は、
「1.スコットランド~イングランドにおいて強盗や盗賊にあわないように(脅し)取られていた金銭や物品」「2.脅迫による金銭の支払い」「3.(英法)銀貨以外で納められる賃貸料/地代」...この1.であるようです。どこで読んだのか忘れましたが、銀貨は「whitemail」とも呼ばれたそうです。
「小さな硬貨、特に、ヘンリー5世時代の半ペニー銀貨のこと」「賃貸料/地代、貢ぎ物」...という項目があります。
無視が重要 (スコア:1)
Re:無視が重要 (スコア:0)
ほんとはspamに怒ったんじゃなくて (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:ほんとはspamに怒ったんじゃなくて (スコア:3, おもしろおかしい)
てか、HTMLメール表示さすなよ (スコア:1, すばらしい洞察)
俺も切れたいよ (スコア:1, 興味深い)
俺のドメインを騙ってspam投げるのをやめろ。
いつまでも同じ腐った送信リストを使ってるから、山ほどのエラーメールが毎日のように送られてくる。マジぶっ殺したい。
# 阻止する方法が全く無いってのがこれまた頭来る
Re:俺も切れたいよ (スコア:1, おもしろおかしい)
「毎日大量のSPAMにお悩みじゃありませんか?ぜひこちらへ!」
なんてのには殺意を覚えるな
#ビーコン野郎もな