元コメの言うコンテンツ事業者間の競争の阻害だけを問題にしているわけではない。

想定しうるゼロレーティングのスキームというか仕組みが一つでないため、論点が分散する難しさがある。

「ネットワーク中立性に関する研究会　主要論点の整理」（PDF）の10ページより引用。

ちなみに論点はまだまだ提示されてますから、一度元資料の閲覧をお勧めします。

米国が馬群に沈んでるのを見ても、イノベーションとの関係は相当怪しい。
他にも、根拠を示さずにNTT東西のせいにしてみたり、論理の飛躍が多すぎる。

こういうシステムを作って役所のDBと連携させつつ仮運用するところまで持っていける地力の凄さには驚きますね

勘違いしている人ばかりなので言っておきます。
この件で問題視されているのは通信サービスを通してアクセスする先のサービス間の競争で不公平という意味です。

例えば動画見放題と言いつつ、実際にはYoutubeだけをゼロレーティング（いわゆるカウントフリー）すると、利用者は複数の動画サービスの中から「ギガが減らないから」という理由でYoutubeを選択するようになります。
ニコニコに動画を上げても見に来る人が「Youtubeに上げ直してくれませんか？」と言い出しかねない。
もともとYoutubeは需要の高いサービスですが、寡占状態に拍車がかかってしまうわけです。
スタートアップ企業が革新的な動画配信サービスをリリースしても、「ギガが減るから」利用者が増えないという状況が懸念されている。

寡占企業を優遇する仕組み自体が宜しくないのですが、公共財である電波を使って行われるとしたらさらに問題が深刻というわけ。

LISPer にはそう呼ぶ人いましたね。会ったのはもう30年以上前ですが。

汚職に手を出さずに暮らせる奴は
他国のエージェントか狂信者だから逮捕すべき

うっ、「太陽が自殺して」だったorz

英語だと、 ( を paren、 ) を thesis と呼ぶという、ブラ/ケット方式もありますね。

SNS上に貼ればカウントフリーになるけどリンク先を見に行くとギガが減るからみんなスクショするわけで、スクショ違法化への地ならしですかね

中立性に関しても言及されていますよ。
>> 電気通信事業法の問題としては、「利用の公平」がある。ネットワークは公平に利用可能でなくてはならない。例えば、キャリアAが、動画サービスBには回線を提供するが、動画サービスCには提供しない、といったことを行えば、公平性に反する。