elfbin 曰く、CNETの記事によれば、来年にも実用化されると見られているIntelの光ファイバによるデータ伝送技術「Light Peak」において、差し当たっては光ファイバ回線を使用せず、銅回線を用いることになったようだ。Light Peakではデータ転送速度が上下回線同時に10Gbpsになる予定だが、銅回線を用いることにより、伝送速度に影響が出ることはないということである。銅線と比べてのコストの問題もあるのかなと思ったが、Light Peakなのに光じゃないというのは梯子を外された気分が少々してしまう。
苦い経験 (スコア:4, 興味深い)
昔、10base-Tの時代にネットワークをカテゴリー3ケーブルで設置したことがあります。
今後の事を考えた場合、どうなりますか?とベンダーに聞いたところ、
カテゴリ3のUTPケーブルが使える100メガビット・イーサネットが主流になるから
大丈夫でしょう、と言う回答が返ってきたので安心していました。
ところが、100メガビット・イーサネットに切り換える際は、100BASE-TXが主流になっており、
結局ケーブルを全部張り直す羽目になりました。
今回の件も導入当初はいいのかもしれませんが、その後
「銅線じゃやっぱり駄目ですねえ」
なんてことにならないといいのですが。
今更聞けない(オフトピ) (スコア:0)
> 100BASE
が、出てきたので、つい聞いてみたくなったのですが、
10base:テンベース
100base:ヒャクベース
Gbase :ギガベース
と、仲間内では呼称しているんですが
ちまたでは
100base
をどう表現しているんですかね?
語呂では「テン」・「ヒャク」・「ギガ」等、2音で発音する方が落ち着きが良いように思うし、
英語本来の言い回しなら、やっぱり「ハンドレット」となるのかなぁ・・・と思いつつ
聞く機会のないままに、早10ン年。
皆様どう呼んでます?
# オフトピ&恥ずかしいのでAC
Re:今更聞けない(オフトピ) (スコア:2)
ほかでも出ているけど、
1000BASEは「せんベース」って呼んでいる。
でも「10BASE」と混同したり、外国人と話すときにややこしくなるから
できるだけ
10BASE:テンベース
100BASE:ファーストイーサ
1000BASE :ギガ (もしくはGbE、ないしはギガイーサ)
10G: テンG
と言うようにしている。
# 統一されていない感たっぷりだけど、まぁ通じるからおk
Re:今更聞けない(オフトピ) (スコア:2)
抜けていた。
100BASEは、普段は[ひゃくべーす]です。
Re:今更聞けない(オフトピ) (スコア:1)
私も
> 10base:テンベース
> 100base:ヒャクベース
> Gbase :ギガベース
と呼んでます。
1000BASE-Tは「せんベース」の方が呼びやすいんですが、「テンベース」と聞き違いしやすそうなので「ギガ」で。
で、今最大の悩みは、10GBASE をどう呼べばいいのかってことだったり。
「テンギガベース」「じゅうギガベース」「じゅうジーベース」どれもしっくりこない。
「まんベース」は呼びやすいんだけど誰も聞いててわかってくれなさそうだし…
Re:今更聞けない(オフトピ) (スコア:1)
古典的に
10GBASE:じゅうグバセ
100GBASE:ひゃくグバセ
1000GBASE:いちグバセ
を提案してみる。(読みづらい呼びづらい
Re:今更聞けない(オフトピ) (スコア:1)
てんべーす
ひゃくべーす
ぎがびっと
と言ってます。なぜか。
LIVE-GON(リベゴン)
Re: (スコア:0)
Re:苦い経験 (スコア:2, 興味深い)
配管は用意していたけど、曲げ半径の関係で通せなかったり?
#やっぱりフリーアクセスにしておくべきだと思うの。
Re:苦い経験 (スコア:2, 興味深い)
あと多くのエライ人には便利さよりも美観が重要なので、ラダーは天井裏に追いやられて超不便に。
Re:苦い経験 (スコア:1)
ラダーいいよラダー…とssさんなら言うかなあ
Re:苦い経験 (スコア:1)
よし!サーバールームには炭酸ガス消火器を設置だ。
-------- tear straight across --------
Re:苦い経験 (スコア:1, おもしろおかしい)
配管を金属製にしておいて、その内だけ電波で満たせば良いんです。
制御方式は、CSMA/CDにすれば、そこそこの効率が達成できます。
機器を接続するのは、配管にタッピングし、アンテナを配管内にたてることで簡単に実現できます。
送受信機(トランシーバとも)は機器の数だけ必要ですが、数が出れば安くなるでしょう。
そのうち、機器に内蔵できるぐらい小さくできるかもしれません。
Re:苦い経験 (スコア:2)
それなんて導波管
Re:苦い経験 (スコア:2)
太い導波管は取り回しが不便だなぁ
(ピコーン!)そうだ、中空をやめて銅の線を使えばいいんだ!
Re:苦い経験 (スコア:1)
元コメはたぶん10BASE5(イエローケーブル)をイメージしたネタです。
Re:苦い経験 (スコア:2, 興味深い)
牛肉のない牛丼 (スコア:1)
「光ファイバによるデータ伝送技術」なのに「光ファイバ回線を使用せず」って…どういうこと??
(λx.x x) (λx.x x)
Re:牛肉のない牛丼 (スコア:1, おもしろおかしい)
コメタイトルを見て落語の「しわい屋」を思い出しました。
引用元 [noevir-hk.co.jp]
これを「匂い⇒光」で上手く改変できないか数分悩んだ挙句、現代社会には江戸ではない陥穽があることを思い出しました。
Re:牛肉のない牛丼 (スコア:1, おもしろおかしい)
Re: (スコア:0)
嘉門達夫のショートソングにあった (スコア:3, 参考になる)
「おいオヤジ。このたこ焼き、タコが入ってへんやないかい!」
「なら何か?鉄板焼きには鉄板が入ってるんかい!」
Re:牛肉のない牛丼 (スコア:1)
牛丼が牛の形をしていたら、面白いかもね。
Re:牛肉のない牛丼 (スコア:1)
猫缶には猫が…
Re:牛肉のない牛丼 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
ファイバーじゃなくても Fibre Channel というがごとし
強度はどうなんだろ (スコア:1)
ケーブルって曲げたり、踏んだり、齧ったりするから光ファイバーだとバキバキ折れそう・・・。
Re:強度はどうなんだろ (スコア:3, 参考になる)
>光ファイバーだとバキバキ折れそう
残念ながらあなたの認識は5年から10年くらい遅れているといえます。
1999年のInteropで固結びしてブランコのひもにしても大丈夫な光ファイバーケーブルが発表・発売されています。
2000年ごろの段階で軍用車両が踏み付けても大丈夫な光ファイバーケーブルがありました。(具体的な製品名失念。ただし2001年以前に購入経験あり)
固結びしても大丈夫な光ファイバーコードは5年前の段階で安価に商品化されています。
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/11728.html [impress.co.jp]
LightPeakネタに限っても旭硝子が同様のものを製造しているようですね
http://eetimes.jp/news/3796 [eetimes.jp]
Re:強度はどうなんだろ (スコア:2, 参考になる)
そういう曲げに強い光ケーブルもあるのかもしれませんが
光ケーブルは曲げたら折れる、という先入観があるので
FDDとかIDEのフラットケーブル並にグチャグチャ折り曲げて隙間に押し込む、
とか怖くてできないです。
それはともかく、PCにつながる機器の速度を調べてみました。
Light Peak 10.0Gbps
DDR3-1333 84.8Gbps
DDR3-1600 102.4Gbps
PCI-E 2.0 4.0Gbps
PCI-E 2.0 x16 64.0Gbps
PCI-E 3.0は2.0の2倍
S-ATA2 2.4Gbps
S-ATA3 6.0Gbps
USB 2.0 0.5Gbps
USB 3.0 5.0Gbps
今までLight Peakとか知らなかったのですが
次世代USB+HDD接続方法ってことですかね。
もうちょっとマージンが必要な気がしないでもないですが。
Re:強度はどうなんだろ (スコア:1, 参考になる)
インターフェース 配線数 通信速度
Light Peak 数本 10.0Gbps
Light Peak x10 数本 100.0Gbps (2022年目標)
PCI-E 2.0 6 5.0Gbps
PCI-E 2.0 x16 66 90.0Gbps
S-ATA 2.0 4 3.0Gbps
S-ATA 3.0 4 6.0Gbps
USB 2.0 4 0.48Gbps
USB 3.0 9 5.0Gbps
Light Peakのスペックは公開されていないので光ファイバを使った場合のスペックを推測しました。
DDRは用途が違うので除外。
光ファイバは複数系統の信号を一本のケーブルで送信できるので、通信速度が上がればあがるほど有利になります。
メタルで通信速度を上げるようとするとPCI-E x16の様に配線数が増えるため用途が限定されます。
今回のメタル仕様ですが現在の技術では光変換回路を1チップに集積する事は難しいため、光ファイバで通信しようとすると
以下のような構成になってしまいます。
--------------------------------------------------------------------------------
**** メタル配線
==== 光配線
送信側********* 光変換チップ==========光変換チップ******受信側
----------------------------------------------------------------------------------
このような構成だと光配線部分だけでなくメタル配線部もLight Peakプロトコルの方が良いため、
メタル仕様の策定はある意味当然じゃないでしょうか
Re:強度はどうなんだろ (スコア:1)
元々Light Peakは、送信側チップも受信側チップも電気信号でやりとりすることを想定しています。
なので、メタルケーブル仕様もケーブル以外は全く同じ仕様になるのではないでしょうか。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/04/20/idf02/002.html [mycom.co.jp]
送信側:電気信号で送信
ケーブル:電気→光→電気
受信側:電気信号で受信
ケーブルとコネクタ間での光軸合わせが難しいので、ケーブル内で閉じようという物ですね。
うまくやれば、同じ送受信チップとコネクタを使って、メタルケーブルだと10M、光ケーブルで100Mとか対応できるのでしょうか。
Re:強度はどうなんだろ (スコア:1, 興味深い)
Re: (スコア:0)
PCケース内のケーブルに使う位なら特には問題にならないです。
それに、減衰は大きいがプラスチック製のマルチモードケーブルもあるので
曲げて壊れるような場所ならコレを使えば良い。
自身の経験では光ケーブルが壊れる時はだいたい家具が移動したときで
移動した家具の重みでつぶされて壊された事が多いです。
まとめる規格 (スコア:1, 参考になる)
Light Peakはディスプレイ信号やUSB、LANなどをまとめて光ファイバーケーブルで送信しようという規格でしたが
まとめて銅線で送信しようになっただけ。ドッキングステーションが作りやすくなるってだけかと
AppleがMagSafeコネクタに信号線を付加させようと特許をだしていたので、イメージとしてはこのような感じになる?
http://www.appleinsider.com/articles/10/11/30/apple_patents_show_conve... [appleinsider.com]
PLC技術を応用してコンセントに挿すだけで使えるLight Peakだと面白いですね。
光の道もADSLで実現 (スコア:1)
途中まで光で,最後の1km程度はADSLで実現すればいいのでは。
電柱に変換器を設置する必要はありますが。
Re: (スコア:0)
>途中まで光で,最後の1km程度はADSLで実現すればいいのでは。
>電柱に変換器を設置する必要はありますが。
ソフトバンクなら一時期VDSLを実験的にサービスしてましたが、金かかるってんでもう止めちゃいました。
ライト版 (スコア:1)
Re:ライト版 (スコア:3, おもしろおかしい)
# それまでの繋ぎとしては、ケーブルにLEDをちりばめる事を規格で要求する。
光を使うことは (スコア:0)
手段であって目的ではないはずなのでまあそういう判断もありじゃないですかね。
名前が詐欺臭いという点を除けば。
Re:光を使うことは (スコア:1)
>名前が詐欺臭いという点を除けば。
のぼってもいないのに「梯子を外された気分」とか、
とんちんかんな物言いより、端的さと描写性でよい表現
だと思うね>詐欺臭い
もしかしたら軽い機器を目指していたとか、言い逃れる
のも面白いかもしれない。
>手段であって目的ではないはずなので
この業界、出来上がったモノの使用目的はともあれ、
ある手段を採用することが目的みたいなのって、
結構あるよね。
Re:光を使うことは (スコア:1)
>屋根に上って待ってたのに降りる手段をなくしたわけですね。
それ、待っているのは、電波とかじゃね?
>なんで頓珍漢とか言い出すんだろう
待っている状況だけでは、「はしご云々」はないんだよな。
なにか投資なり構築なりして「え?あれが実はうそ?」だと、はしごがでてくる。
つまりは、昇っていないのに、はしごは不要だろってことな。
あ、もしかして、頭が舞い上がっちゃったとか?
でも、舞い上がったのなら、舞い降りればよいだけで、
はしごはこれも関係ないということな。
Re:光を使うことは (スコア:1)
# べすとえふぉーと的な:p
ウブなネンネじゃあるまいし>タレ (スコア:0)
> 銅線と比べてのコストの問題もあるのかなと思ったが、Light Peakなのに光じゃないというのは梯子を外された気分が少々してしまう。
何を今更。FibreChannel(光ファイバ以外に銅線もアリ)という先例を知らないのか。
Re: (スコア:0)
>> 銅線と比べてのコストの問題もあるのかなと思ったが、Light Peakなのに光じゃないというのは梯子を外された気分が少々してしまう。
> 何を今更。FibreChannel(光ファイバ以外に銅線もアリ)という先例を知らないのか。
fibreって繊維でしょ。
これは結局 (スコア:0)
それともファイバーがダメと?
ポート単価と消費電力の問題、USB3.0の小型化限界でしょう (スコア:2, 参考になる)
元々USBの次の規格として企画された経緯があります。USB2.0より速いI/Fが要るなら光にしましょう、と。
ファイバのコストもあるでしょうけど、光じゃある程度以下にポート単価を下げられないってのと
#高速な面発光レーザがなかなか安く作れない。シリコンフォトニクスも足踏み状態。
10gbeで使われるSFP+のポートあたり消費電力がプロセスの進歩で数ワットまで下げることが可能になったので
10メートル程度で使われる高速伝送ポートのPHYが安価に作れそうなのが大きいのかなぁと思います。
USB3.0のmicroBコネクタは小型化するには筋が悪いので、やっぱり銅線の規格も必要なのかなと考えたのかも。
互換性のために2.0の横に3.0のコネクタを置くのはしょうがないとはいえ筋が悪いとしか言いようがないです。
IntelはUSB3.0についてはあんまりやる気があるとは思えないんですが、現実にはUSB3.0の需要があった。
このままUSB4.0なんてのがずるずるとできちゃうとコネクタが足を引っ張って小型デバイスになかなか
高速I/Fが乗らないという困ったことになりますね。
#USB3.0の部分だけというサポートは規格書の上では駄目なことになってます。
なので、USB3.0はしょうがないにしても、その次までUSBをずるずると引っ張るのはやっぱりよくないのではないか
と個人的には思います。低速I/OとしてのUSBはxHCIで実装がすっきりしたこともあり存続するでしょうし、
USBの多段HUBが受け入れられなかったようにはじめからPCに複数ポート乗せることになるでしょうから。
ただ、USB的な普及を望むならば、規格を練りこんだ後オープンにしないといけないでしょうね。
NGIO、3GIO(PCIeに統合されましたが)のようにグダグダになるのはよろしくない。
Intelの特許囲い込みという悪い癖が再発しないように祈るばかりです。3GIOで学習したはずなので大丈夫と思いますが。
いいじゃん (スコア:0)
Light Peakってきっと軽いケーブルでまとめてくれるんだよ
そのほうが助かる
Re:逆だろう (スコア:2, 興味深い)
微妙。
Ethernetの場合はツイストペアケーブルの使い勝手が非常によいことと、
まだ置き換えない1000BASE-Tや100BASE-TXと組み合わせられることと
既にCat6aやCat7ケーブルがそれなりの値段で出ていることが
非常に大きく、市場が10GBASE-Tを早く求めているのだと考えている。
10GBASE-Tはチップや製品だけで見るとまだまだファイバの方が有利だと思う。
導入全体で考えるとケースバイケース。
Re:逆だろう (スコア:1)
じゃありませんでしたっけ???
100BaseTXと100BaseFとどっちが先立ったか覚えてません。
Re:なんだかなあ (スコア:2, 参考になる)
> デジタル信号なんだから、素直に考えれば10Gbit/sをシリアルに流すなら10GHzですよね。
2値のベースバンド伝送でNRZなら、シンボルレートの半分が信号周波数になります。
(たとえば、2bpsすなわち1秒間に2回正負が反転する信号は、2回の反転で一周期になりますので、電気信号としては1Hz。)
それで計算すると、10Gbpsの信号は5GHzです。まあ、この5GHzという計算は多値論理のことが考慮されていない机上の空論なわけですが
> 10GBASE-Tは銅線をつかって400MHz×4本だし、何を持って5GHzなのかが分からん?
10GBASE-Tの場合は、物理層11.2Gbpsを、4対使って1シンボル7bit(128値)で、1対あたりのシンボルレートは400Mbaud(=11.2G÷4÷7)なわけですが、
この時の伝送信号の周波数は、その半分の200MHz です。
(だからこそ、250MHz まで対応のカテゴリー6ケーブルが10GBASE-Tに使えるわけです)
#シンボルレートを「MHz」で表現するのは紛らわしいのでやめた方がいいと思いますね。