アマチュアによって破壊される音楽ビジネス 170
誰かが次の金の種を見つけるだけさ 部門より
本家/.「How Amateurs Destroyed the Professional Music Business」より。
近い将来、ミュージシャンやレコード会社はもう食っていけないと不満を漏らすようになるだろう。その原因は違法コピーでは無い。競争だ。
音楽は多すぎるし、ミュージシャンも多すぎるのだ。そして、アマチュアも十分に多い。これはアートの世界にとって素晴らしいとまでは言えないが、少なくとも文化的には健康的だ。そして、ミュージシャンにとっては恐怖だ。クラックされたCubase(音楽制作ソフトウェア)ですべてを打ち込みで作っている、警察沙汰になりそうなバンドもいる(ソフトウェアやプラグイン、サンプル集の海賊版を使っているミュージシャンなんて山ほどいる)。200ポンド(約3万円)のノートPCと、LMMS(Linuxベースの音楽制作ソフト)を使って音楽制作をやってる自分のようなのもいる。これだけで、30年前には1時間あたり100ドルも払っていた機材より良いものを手に入れられるんだ。もちろん、ちゃんとしたスタジオで、ちゃんとしたエンジニアを雇ってやることもできるけど、そうしなくてもいい。
そして、クオリティと便利さを比べたら、便利さのほうが常に勝つんだ。もちろん自分の音楽が、牛肉とかレストランとかキッチンに金をかけ、完璧な天才によって料理されたステーキだと主張するのも自由だけど。
元々の記事は、音楽業界が「インターネットが音楽を殺した」と言っていることに対する批判となっている。また、「高級ステーキを提供していないミュージシャンは豆腐から作った、もしかしたらクソから作った『デジタルステーキ』をほぼ0円で提供している」などのやや過激な発言もある。アマチュアがこうやって作ったものでも、一般大衆にとっては多くの場合十分だというのだ。
日本でも、ニコニコ動画などで無料で視聴できるコンテンツが人気を博しているが、これらをうまく使ってマネタイズしようとする試みもある。音楽業界は今後どうなっていくのだろうか。
まあ、そりゃ、そうだろう (スコア:4, すばらしい洞察)
そして、ビジネスの形態なんて短い間に変遷していくのがむしろ自然なことだ。
Re:まあ、そりゃ、そうだろう (スコア:1)
どうでもいいツッコミして悪いけど、大昔には音楽は儀式の一部であったり王様に献上するものであったくらいだから、音楽を演奏する仕事には千年単位の長い歴史があるはずだぞ。
たしか三国志とかでもそんな描写なかったっけ?
日本でも琵琶法師は一応プロの音楽家と言えるだろうし。
そりゃ"ビジネス"という言葉を自由主義経済下での商売と狭く解釈したら別だろうけど。
放送局の都合で評価が決まる時代は終わった (スコア:2)
「音楽の情報が欲しい」「気に入った音楽が聴きたい」なら、
プロアマ問わず、ジャンル問わずに、手の届くところに膨大な量のデータが存在しているのですから。
「放送局の都合で(番組や雑誌で)宣伝される情報がほとんど全てで、CD屋で手に入れる以外の方法はマニアしかやらない」
という時代は終わっている。
歌も踊りも顔もヘボい女の子を大量に集めてパンチラさせてあちこちでごり押ししても、
熱狂的なファン以外にはCDなんてろくに売れない時代ですよ。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:放送局の都合で評価が決まる時代は終わった (スコア:1)
握手券つきでCDを複数枚購入させる新しい商法でミリオンセラーを10連発する時代だからな。
Re:放送局の都合で評価が決まる時代は終わった (スコア:4, 興味深い)
AKB商法は「音楽を売るために握手を使った」じゃなく
グループあるいは個人を売るために歌やヒットチャートや握手やニュースを利用した、ってケースだと思うんだよなぁ。
だって、CDは売れるかもしれないけど「聞く人」は直接的には増えないでしょ。
アイドルを売るための方法の一つに歌があるのであって、曲を聞いて欲しくてやってる方法では無いと思うんですよ。
ジャニーズだって歌手としてのクオリティを上げるよりもそれ以外の技術を伸ばす方向に進むのが大部分ですよね。
逆に言うと歌で独り立ちできるような人は「アイドルから脱却した」と言われたりする。
…別にそれが悪いって言ってるんじゃなくて、歌唱力や歌詞、曲を売るための手法と顔を売るための手法は方向性が違うよねって話。
Re:放送局の都合で評価が決まる時代は終わった (スコア:2)
オリコンは被害者かもね。
売り上げランキングというビジネスを変えられたよね。
Re:放送局の都合で評価が決まる時代は終わった (スコア:2)
ラジオは独自のランキングなので、CDの売り上げランキングとは違った結果になるよね?
紅白はもういいでしょ (スコア:2)
ラスト年末年始に、見た歌番組は
ニコファーレで行われたのど自慢だけでした。
当然、ニコ生。
破壊ではなく淘汰 (スコア:2)
いわゆるオンデマンド化されている
古いサービスが時代遅れになったというだけで、破壊ではなく進化している
#偏向マスゴミと利権JASRACも大手レーベルの衰退に拍車をかけてる
Re:破壊ではなく淘汰 (スコア:1)
どうしてここでJASRACが出てくるのか。JASRACはボーカロイド作家などにも門戸を開いて委託できるようにしているだろ
ここで出すならJASRACではなくてCPRA [www.cpra.jp]とか、芸団協 [geidankyo.or.jp]とかこっちだろ。
Re:破壊ではなく淘汰 (スコア:1)
JASRAC等は分割委託出来るようになって、アマチュアがカラオケ配信でマネタイズするための道具になってますからね。
演奏する場合も全委託しているようなプロの曲は避けて、ニコ動やyoutubeで人気のアマチュア曲を使えばいいんですし。
Re:破壊ではなく淘汰 (スコア:1)
叩かれるうちが花。
反日と同じさ。
the.ACount
Re:破壊ではなく淘汰 (スコア:1)
>インディーズの方がアーティストは儲かるんだよね。
少々古い話になるけど、L'Arc-en-Cielがメジャーデビューした後の雑誌インタビューで、
ボーカルのHydeが「メジャーに移った後、自分たちがもらえる金額の少なさに愕然とした」と言ってたしね。
ただ、プロモーション他、色々なことを長期的に判断すれば、メジャーに行って良かったと思うと結論付けてたけど。
ソフトウェアと同じ (スコア:2)
ソフトウェアと同じじゃない?
有料ソフトより、無料ソフトが広まっているからって、ソフトウェアビジネスがつぶれたと。
そうかもしれないけど、いいものがあるから広まるんであって、有料・無料は関係ない。
Re:ソフトウェアと同じ (スコア:2)
無料のものが有料より優れているとは限らない。逆もまた然り。
ただ言えるのは、無料のものを使い続けることはある程度の不便を享受しなければならないということ。
ステマ重要 (スコア:2)
物凄く乱暴に状況を整理すると、一般聴衆の耳馴染み曲にする手段が増えたことに原因があるかと思います。
手段がTVやラジオなどの放送メディアしかなかった頃は、いかに番組プロデューサー、つまり流行仕掛人にリーチするかが最重要項目だったわけです。
ネットメディアでもてはやされている作品も、実は人気のものは放送メディア同様に露出を増やすことのできる能力、つまりプロデュースできる人が関わっているものがほとんど。
ニコニコ動画にしても、黎明期からそういったノウハウが存在しています。(参考 [ascii.jp])
作品が増えて行くにつれ、最後の決め手になるのは、今のメディアに最適化したプロデュースをいかに行うかになると思います。
そう考えていくと、今後重要になってくるのはネットでの口コミマーケティングの仕掛人、つまりステマ師なのではないかと……。
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
破壊できる物ならとうに壊れてる。 (スコア:2)
今は、どんなに美味しいステーキでも、自分で探し自分で評価しなければいけない状態じゃないですか
確かに選び放題かもしれない、けれど自分好みの「ステーキ」を探し出すには莫大な手間が掛かる。
(しかも自分の好みを真の意味で知ってるのは自分だけだから、他人の評価は参考意見になる。)
既存の音楽なら、いわゆるメジャーデビューしていればマスメディアに流れ「試聴」できるため
探す手間は減り且つ自分の好みに合うのか「購入する前に」調べることが出来る。
しかし、元ストーリーで言うところの「アマチュアミュージシャン」の楽曲でそれをしようと思ったら
それこそ莫大な「音楽」を調べなければいけない。
自分の好みを把握し的確に検索してくれるエンジンが出来るか、ネットメディアを網羅できる時間がない限り
既存の音楽が破壊されることはまず無いでしょうね。
極ローカルなエリアで流行ったり、希薄なコミュニティーの中で流れ漂う音楽が出ることはあるでしょうけど。
如何なる内容であろうとACでの書き込みは一切無視します。
握手とじゃんけん (スコア:1)
で乗り切れ。
全部チョキだかパーだか出してればきっと勝てるはず。
ただし日本だけかもしれないけど。
音楽自体特別なもんでもなくなってしまってるから付加価値つけないと客も満足できない。
ライブで大勢集まって感覚共有して盛り上がって楽しむとか、おそらく昔のお祭りがそうだったんでしょうね。
フェスティバルだ。
出し物(寸劇、踊り、空中パフォーマンスとか)盛りだくさんのカーニバルも流行ってるみたいだし。
純粋に音を楽しみたい人にはピュアオーディオ界隈が手ぐすね引いて待ち構えてるのでドンと行こう。
もう最近ラジコかその他サイマルラジオで流されてるのしか聞いてない。
こないだは夜歩きながらスマホでラジコ聞いてたら、山口百恵の歌が流れてきてなんとなく浸りつついい感じになれた。
Re:握手とじゃんけん (スコア:2, すばらしい洞察)
純粋に音を楽しみたい人にはピュアオーディオ界隈が手ぐすね引いて待ち構えてるのでドンと行こう。
だ、ダウトォ!ピュアオーディオ界隈では音を楽しむ奴は二流です。
純粋なピュアオーディオファンの作法では、定位が最も安定するソファーの位置を探し、その後は呼吸もせず、できたら心臓の音も止めてダイナミックレンジを楽しみ、
最後にレビューをへうげものチックに表現する、これがピュアオーディオでのカルマの稼ぎ方です。
Re:握手とじゃんけん (スコア:1)
そっち方面でとんがった漫画がどこかにありそう
#「美音んぼ」とか似た名前を連想した
Re:握手とじゃんけん (スコア:1)
握手とじゃんけんで食いつきがわるくなったら
おさわりとデートとかやり出すのだろうか?
Re:握手とじゃんけん (スコア:1)
ハグ程度なら既にやってなかったっけ?
デート券一枚だけ封入してCD売ったら全部買い占めるやつがいそうで怖い。
Re:握手とじゃんけん (スコア:1)
AKBはどうも歌で売るってよりはブランドイメージ派生物での商売がメインでしょうね。
メンバー各位も売れる努力はしてるけど、その前にあのユニットブランドで売るために運営側が色々させててそれにそぐわないのはさっさと入れ替えていく。
力を入れたい人・ユニットはとことん押して、それこそヘビーローテーションでマスコミがゴリゴリ押しまくる。
アイドル本人で商売をするのを諦めたところから出発してそう、おニャン子の頃からそういうのを回してそうだ。
去年も今年もじゃんけん優勝者は全部チョキとかパーとかって頭悪すぎに思えたけど。
それでもそこに食いついて盛り上がれるファンがいるのはすごいなぁと逆に感心した。
#じゃんけん必勝法といえばハンターを連想してしまう
日本では (スコア:1)
JASRACが街から音楽を消して、音楽ビジネスを破壊してしまったかもしれない。
でも違法ダウンロード法も成立したし、音楽ビジエンスの未来はとっても明るいものですねw
Re:日本では (スコア:4, 興味深い)
取り合えず、ここのぶら下げる
JASRACはCULTURE FIRST [jasrac.or.jp]だから、この意見とは正反対ですね(棒
音楽ビジネスは衰退しました (スコア:1)
それでも音楽そのものが衰退するわけじゃなきゃ問題ないよねっ
おまけのオフトピ:無意味に突っ込んでみるテスト:)
>LMMS(Linuxベースの音楽制作ソフト)
確かに先頭のLはLinuxのLであるのは否定せんけど、知らん人が見ると
「AndroidのようにLinuxカーネル上に・・・」とか誤解しそうだ。
そうなのか? (スコア:1)
破壊した本人はアマチュア音楽家でなくて「クソから作った『デジタルステーキ』」を消費する人々だろ。
似て非なる話だと思うけど(余談) (スコア:1)
佐久間正英さん
「録音作品を作ることとは」
http://masahidesakuma.net/2012/12/post-13.html [masahidesakuma.net]
アマチュアがそこそこのものを安く作ることが出来るようになって
反面、本来あるべき商業クオリティのものを作るのに必要なカネが回らなくなってるというのはあるらしい。
Re:似て非なる話だと思うけど(余談) (スコア:1)
プロ野球より草野球の方が面白いと思ってるんだが、プロってものは自分で出来ない人に代償として存在していただけってのが真実じゃないか?
未来は全てのプロが滅びる!
手間や技術が滅びるって意味じゃないよ、一般人が持てるようになるだけ。
the.ACount
Re:似て非なる話だと思うけど(余談) (スコア:2)
安いからって別の仕事の片手間で作った音楽が、音楽だけに人生を費やして作ったプロの作品を駆逐するのは、正しい未来でしょうか。
時代や技術のの変化によって、「音楽流通会社」が滅びるのはかまいませんが、
音楽のプロが全く評価されなくなる未来はないと思いますよ。
Re:似て非なる話だと思うけど(余談) (スコア:3, すばらしい洞察)
片手間で作ろうが傑作は傑作だし、人生の全てを掛けて心血を注ごうが駄作は駄作です。
アマチュアが片手間に作った曲に負けるような曲しか作れないなら、それはプロじゃないでしょう。
そんな似非プロが滅ぶのは全然かまいません。
本当の音楽のプロが全く評価されなくなる未来は決して訪れないと思いますよ。
Re:一部逆恨みっぽい (スコア:3, すばらしい洞察)
確かに機材の質の差を"豆腐から作った、もしかしたらクソから作った『デジタルステーキ』"
等と食材の質の差として表現してるのは恣意的な物を感じますねえ。
料理に例える場合、リズムやメロディを食材に、音楽機材は調理機材に例えた方がまだしっくり来ますし、
向うでも十分人気のある8bit音楽とか全否定してしまう理屈になってしまいますよね。
まあ
「超高級オーブンや超高級フライパンを使った超高級料理がその辺のホームセンターで買える調理器具で作った家庭料理に負けてしまう」
なんて言い方ではむしろカタルシスの有る話になってしまい、都合が悪過ぎるのでしょうけどね。
Re:一部逆恨みっぽい (スコア:3, 興味深い)
機材の質が音楽の質を決めるわけじゃないでしょうに。
ほら「モビルスーツの性能の差が戦力の決定的な差ではないことを教えてやる」って言ってた人もいましたし。
機材の質が音楽の質を左右しますよ
個人・アマチュアにとって、音質劣化を気にせずにオーバーダビングを繰り返しながら重ね録りで「厚い音」を作り出せるのは大きなメリットです
誰でもシンセ一台で複雑な曲を作り上げることが出来るようになったのは録音機材の進化があったからこそ
Re:一部逆恨みっぽい (スコア:1)
つまり音楽機材のコモディティ化の話ですね。
なのに、まるでどっかの悪徳業者が粗悪で不健康なブツを激安でバラ撒いてるかのように
音楽業界側のライターが印象操作してる記事だから表現に違和感が有ったんだなあ。
Re:一部逆恨みっぽい (スコア:1)
「売れなければどうという事はない!」
Re:んなこといったら (スコア:1)
>グラビアアイドルやAVアイドルは確実に残るだろうね。スケベ心がある限り。
映像や音声データだけで満足する客が多いとしたら先細りになる予感。
生接待(Live)で稼ぐ方向にいきそう、って既に行ってるか。
Re:んなこといったら (スコア:1)
他人に作ってもらった曲をただ歌うだけという歌手は、廃れていくだろうね。
まあ、今までよりは特別な存在でなくなることは間違いないだろうけど、廃れるってことは無いと思うな。
料理を考えてみるといい。他人が創作したであろう料理を作るだけ、という料理人は多いし、日々料理をする素人もたくさんいて、その中には玄人はだしの人もいる。でも、料理人が廃れるってことはない。
もちろん、いろんな工夫をする料理人もいて、それはそれで評価される。しかし、その工夫を創作と呼べるか? 極ごく一部が創作と呼ばれるに値するだけ。でも、料理人はそれで構わない。
しかし、音楽のオリジナル信仰って根強いね。
Re:んなこといったら (スコア:2, 参考になる)
パッケージの表ではなく裏を見ろ
Re:んなこといったら (スコア:1)
>パッケージと中身の肌の違いとか。
つ 美容整形
Re:日本ではマスコミとJASRACが元凶では (スコア:2)
というかJASRACってニコ動にいい顔してやる代わりにボカロ勢のカラオケ委託ゲットしたりして、
この音楽のコモディティ化の流れに上手く乗りやがった業者の最大手な気もするなあ。
Re:日本ではマスコミとJASRACが元凶では (スコア:1)
マスコミ様ゴリ押しとJASRAC様ご活躍の砌により(日本では)音楽業界から客が離れて行ってるよって言いたいんじゃないんすか。
#ネタニマジレスしちゃってる?
Re:日本ではマスコミとJASRACが元凶では (スコア:1)
そこあんまり表に出ないね、なんでだろ。
取り上げられるのはいつもJASRACってことはスケープゴートにされてんのかな。
歌うな演奏するな流すな金払えって言ってるのも元をただせばそこに行くのか。
ぜひもっとがんばってわかりやすく啓蒙に励んでくだされ。
#上から目線じゃないよ
Re:日本ではマスコミとJASRACが元凶では (スコア:1)
なるほど、権利(利権?)の盾ですね。
なんとかうまいシステムになって、楽曲作成者や演者に正当な報酬が入ればいいんだけど。
メディアも楽曲利用者側の状況も多様化しすぎてて技術的にも対応しきれないんだろうなぁ。
ええ?そんな過激なコトを!? (スコア:2, おもしろおかしい)
「中年男性が『ズンズンチャッ ズンズンチャ』と歌いかけてくる事案が発生」って注意喚起がかけめぐっちゃうぞ、そんなコトしたら
Re:おまえら本当は音楽聴いてないだけだろ? (スコア:2, 興味深い)
何というか……音楽の一部しか知らない人なんだなぁ。
良いものは時代やジャンルを超えて評価されるというのは同意。
ただ、それはあくまで音楽の一部でしかない。
芸術には、今現在評価されていなくても後世で再評価されることは良くある話。
初音ミクやAKBがどうなるかは知らないけど……。
メジャーだけを追っかけるならその考え方は正しい。
ただ、「周りには分かってもらえないけど、とにかく私が気に入っているんだ」という音楽も十分意味のある音楽だし、
内輪騒ぎだろうがその場を楽しむことに価値を見出している人がいることを無視するのは理解が浅いと思う。
そのスタンスは、一見上質指向のように見えるけど、自分自身で作品を評価できない、
賛同してくれる人がいなければ良いと評価できないってことですよね。
そんな人に「おまえは音楽を聞いていないだろ」といわれても説得力を感じません。
個人的には、世間や後世の評価を気にして今聴く音楽を選別することの方が
音楽に対して懐が浅いように見えるし、意味不明です。
Re:おまえら本当は音楽聴いてないだけだろ? (スコア:1)
頑張って書いているのは認めるけど、中身は残念ですね
Re:おまえら本当は音楽聴いてないだけだろ? (スコア:2)
「女子中学生の71%がVOCALOID(ボーカロイド)を知っている、また54%がボーカロイドの曲を「とても好き」もしくは「好き」と回答した [ascii.jp]」とか
「10代女性の40.0%が好きな音楽ジャンルとして「ボーカロイド曲」を挙げている。 [musicman-net.com]」とか
「20歳以下対象のカラオケ人気ランキング、上位10曲中7曲がボカロ関係 [naver.jp]」とか
上記のような調査を聞くとオッサンにはわからない・知らない文化が広がりつつあると感じ、ワクワクしますね。昔の人の「ロックがわからん」とかはこんな感じだったのですかねぇ。
「人間は思春期に影響を受けた音楽に一生影響される」との説がありますが、今ボーカロイドにハマっている若者、ボーカロイド曲が音楽だと普通に受け止める人々がこれから年をとって、どんな音楽シーンをつくり上げるか楽しみですよね。
Re:おまえら本当は音楽聴いてないだけだろ? (スコア:1)
ニコ動なんか実は見たこと無いおっさんなんだよ。そっとしといたれ。
Re:基本的には昔からもこれからも変わらんと思う (スコア:1)
プロ作家、Dixieさんはニコニコ動画に救われた? [ascii.jp]
一度全く曲が書けなくなって音楽業界から去った人が、VOCALOID楽曲がきっかけでまた音楽の仕事を始められた、ってこともあるようです。
Re:もうカバーをやめろ (スコア:2)
私は Megan Nicole さんのカバーは大好きです。カバー曲は素晴らしい。実力ある歌い手が、iTunes でカバー曲を売って、YouTube で広告料稼いで、原作者にも歌い手にもリスナーにも良い。三方良しのビジネスが盛り上がるのを期待してます。