職務発明の対価が1億6500万円な高裁判決 125
ストーリー by Oliver
そのアイディアを忘れずにメモ 部門より
そのアイディアを忘れずにメモ 部門より
maia曰く、"東京新聞によれば、東京高裁で社員の職務発明の対価を1億6500万円とする判決が出た。日立製作所の元研究員米沢成二氏は、1969~1996年の間に光ディスク分野を中心に308件の発明を行い、このうち3件の発明について「相当の対価」の支払いを求めていた。 今回の判決では、一審では認めなかった海外での特許に対する対価、日立が16社と結んだライセンス契約で得た利益、ソニーとの相互ライセンス契約で得た利益についても検討し、全体として11億8000万円が日立が得た利益と認定。米沢さんの対価を1億6516万円と結論付けた(一審では対価を約3500万円としていた)。日本における「相当の対価」をめぐる訴訟では過去最高額となった。
特許法改正では職務発明の「相当の対価」は労使間の契約優先の規定が設けられたが、オリンパス事件や日立事件を含め「職務発明規定についての再提言」(日本知的財産協会)が参考になる。"
対価を求めるのであれば (スコア:4, 興味深い)
社長がこうした動きに際して、自分で起業していることもあって
非常に憤って見ていたりします。
曰く「対価を求めるのであれば、自分で起業して特許明細を書き
特許でクロスライセンスなり、訴訟なりを行ってやるのがスジだろう」
というところです。
そもそも特許には維持費用もかかるし、またその発明自体その人個人
で発明したものであるのかというのは微妙なものもあるでしょうに
対価を個人に還元していくというのが本当に個人の権利を尊重した
ものであるか疑問が残ります。
もちろんがんばった人は評価される機構を作る必要はあると思います。
起業しにくい日本の問題もあると思います。
Re:対価を求めるのであれば (スコア:4, 興味深い)
毎年数件の会社名義の特許出願を義務付けられており、業務の合間やプライベート時間を使って泣きながら明細書を書いています。
○特許の維持費がかかる
○企業というシステムが日本での特許の成立に貢献している
○本当に個人の発明なのか疑問
確かに一理ありますが
それはわずかな報奨金で全ての権利を譲渡させてそれっきりの企業を正当化する理由にはならないと思います。
億円単位の対価要求というのも調子に乗り過ぎの感がありますが、色々な条件を差し引いても億円単位の価値のある特許の対価が数万円レベルというのは納得出来ません。(概ね、どこのメーカも似たような報奨システムだと思いますが)
○個人起業家を拒絶するようなシステムを作った国が悪い
正論ですが、まずはそれを悪用している企業から徐々に懲らしてめて行かないと始まらないのではないでしょうか?
そのような意味で意義のある訴訟であると思うのですがいかがでしょう
Re:対価を求めるのであれば (スコア:1, 参考になる)
Re:対価を求めるのであれば (スコア:1)
特許を書くような職場でないなら他のことで頑張ってください。
特許で優遇された人はその手段が単に「特許の取得」だっただけです。
他の事で頑張っても評価されないのに特許の方は“優遇”…
だとしたら確かに不公平に感じますが。
ちなみに、私の周辺では営業だろうと総務だろうと特許書いてますよ。
ネタなんてどこにでもあると思いますが…
Re:対価を求めるのであれば (スコア:1)
ノートリアス
Re:対価を求めるのであれば (スコア:3, 参考になる)
一、自分でやる
二、大きな対価をもらう契約でする
のどちらかじゃないですか。
一の場合はもうけたいなら自分でリスクとれって話で、二の場合は一回決めた契約を後から引っくり返すのって話になる。
もちろん社長さんの言うように一も問題だけど、ここでは二の方がよっぽど危ない。最初から自分でやってくれるならいいけど、契約結んどいて後から請求されちゃあ経営なんてできない。なんせいくらかかるのかわかんない。
あんまりにも対価が少ない場合、それこそ公序良俗に反する場合(ほとんで騙してるとか)でなければ裁判所が契約を無視するのは問題だし、無視するにしてもせめて何か客観的な判断基準を示さなきゃ特許関連企業なんてやってらんない気が(1割ぐらいとかいう問題じゃないし)。
#発明者を保護すべきとかとは全く違う話でしょ。
Re:対価を求めるのであれば (スコア:2, 興味深い)
Re:対価を求めるのであれば (スコア:5, 興味深い)
Re:対価を求めるのであれば (スコア:2, おもしろおかしい)
10ドルで買い叩かれるに1票
Re:対価を求めるのであれば (スコア:2, 参考になる)
争いのために取得しているところが多いというところがどうなんだろうかと思っています。
だから日本の企業にとっては、概ね特許は金がかかるばかりで儲けにならないと思われて
いるような感じがします。
また、小さい企業が大きな企業に勝てるようになるには、本当にがっちがちに
特許で固めてもなかなか勝てるものではなく、結局取り込まれるということが
あるんじゃないかと。まあアメリカとかだって成功したら企業毎吸収とかされて
いるので、別に日本だけの問題ではないと思いますが。
私の会社はそういう意味で日本の会社との特許訴訟よりも、海外の会社との訴訟を
重点的にやっています。別に国内の企業とは全くやらないわけでは無いですが
国内の企業を守るという意図もあるので、基本はクロスライセンスに持っていく
ようにしていたりします。
実際には言語の壁をがあって国内の企業でどれだけできるのかと言えばなかなか
困難なのかもしれませんが。。。
Re:対価を求めるのであれば (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:対価を求めるのであれば (スコア:2, すばらしい洞察)
違うな。
「成功したときだけ都合よく対価を求めるような奴は、最初から自分一人でやっとけ」
ということだろう。
>最初から、自力で起業できる人なんてごくごく限られていると思いますし。
>(発明者としての能力以外の、例えば経営者としての能力も必要なので)
他人におんぶにだっこで成果が出たときだけよこせってのはどうかと思うね。
>がんばって良い発明をした事へのインセンティブがはっきりしていた方が、一生懸命になれるし
最初からはっきりしてるじゃん。
うまくいってから、納得いかんという後出しだよね、今回みたいなのって。
>問題は、それが「相当な」対価かどうかって言う事で…。
果たして「相当」である必要があるのかどうか。
少なくとも、「社会通念上の相当」なんてものは必要ないと思う。
対価率の高い会社もあれば低い会社があってもいいし、研究者だって選ぶ自由があるんだから、
対価率が低いのがイヤなら高いところへいけばいいだけのことだと思う。
もちろん、それ「相応」のリスクがあると思うけどね。
対価を求めること自体には賛成ですが (スコア:1)
だったら、そういう契約を最初からやっとけって思います。
関連訴訟として (スコア:3, 参考になる)
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Re:関連訴訟として (スコア:1)
日経の記事 [nikkei.co.jp]。
Re:関連訴訟として (スコア:1)
# ちょっと軽く書いてみました。
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自作自演します (スコア:1)
# この発明だけのと断っていますが、裁判長の(判決後の)コメント、50%が原告の取り分だと
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Re:関連訴訟として (スコア:1)
ってことは、あと400億も取れたのかぁ…スゴい
Re:関連訴訟として (スコア:2, 参考になる)
# まとめて書くべきだった(鬱)
褒賞の契約 (スコア:1)
理想を語らせていただくと、それこそ著作物の印税のような感じで売上げだか利益だかの何%とかいうふうに決めてしまっておいて、高く売れれば売れるだけ発明者(達)に金が入るみたいな仕組みが双方にとってよさそうな気がするんですが。
雰囲気的には出版社専属の作家さんみたいな感じで。
世間知らずの勝手な思い付きなので、実は問題が山積かも(^^;
そもそも発明している人とはいっても社員さんだしなぁ...
あ、営業さんとかに比べて、少しだけ基本給を低く設定しておくとか
そんなことしたら人が集らんか...
結局何が言いたいんだろう?>私(こら
上告するそうです。 (スコア:1)
光ディスク特許訴訟、日立製作所が上告へ [nikkeibp.co.jp]
重蔵。
Re:上告するそうです。 (スコア:1)
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ノーリスク・ハイリターンですか? (スコア:1, すばらしい洞察)
この人が研究開発をする為に使った費用は、
会社(他の社員の労働力の成果)より捻出されたお金であって
成功したら自分により多くの金をよこせってのは
根本から間違っていると思います。
こんな人は個人で研究所でも設立してやってください。
又は、契約社員として、事前にそのような契約を結んでから就職しようや。
みんなボランティアじゃねぇんだし、 (スコア:1, すばらしい洞察)
特許に限らず、仕事なんだから「相当の対価」貰うべきでしょ。
その発明の研究開発をサポートしたヒトも、
その発明を他社に営業して高値で売りつけたヒトも、
その発明で実際に製品開発を行ったヒトも、
その他大勢の社員がみんな、自分の成果に対して
「相当の対価」を求めるのが正しい姿では?
で、みんなが利益から何パーセントか貰えば良い。
自分のところにも多少なりとも「対価」が入ってれば、
1割貰った発明者に高過ぎると文句つけるやつは少ないんじゃない?
高度知識社会としては当然。 (スコア:1)
それって、お役所とか工場とか、工業化社会に基づく発想のような気がするのですが。
それなりの利益を生む知識を作った人に敬意をはらって、それくらいの報酬がもらえるようにするのは、知的所有権とか著作権に価値をおく、これからの高度知識社会にとってはいいことではないのかね?
だいたい、それくらいの報酬がもらえるぐらいでないと理系離れ・勉強離れの昨今、誰が勉強するんでしょう?
選択肢が増えると良い (スコア:1)
当たるまいと、一律数万円程度の報奨金だったというのが問題。
そういう会社もあっていいんだけど、当たればタップリ出しますという
会社もそこそこあれば、技術者、研究者としては自分の意志でどちらが
良いかを選択できます。
そうすればどのような会社に優秀な研究者が集まるのか、成果が上がる
のかが比較できる。どちらを選択するかは各企業の選択なわけだし。
とにかく大企業の半分ぐらいは一攫千金可能な制度
を導入して、残りの半分ぐらいが利益はすべての技術者(営業も含めたい?)
に分配する方式を導入する。
そして、技術者、研究者は自分にあうと思う所で働くとよい。
10年ぐらい前まで、給料を完全能力給にする企業なんてあまり無かったのに、
いくつかの大企業がやり始めたら、オセロみたいにパタパタとどこもかしこも
やり始めたよね。それと同じであと10年後には、こんなこと当たり前に
なってるんだろうなあ。
やっかみがずいぶん多いようですが、 (スコア:1, 興味深い)
タレコミでもカバーされているとおり、特許法改正により、今回のようなことは多分大企業ではもうなくなるでしょう。
ということですから、現在の会社と会社員の力関係から見て、労使間の「契約」は、以前の数万円とかいうスズメの涙よりはマシになるかもしれませんが、人のうらやむような200億なんて報酬はありえないようなものになるでしょう。
よかったですね皆さん。「平等」な国に生まれて。
Re:やっかみがずいぶん多いようですが、 (スコア:2, 興味深い)
しかし景気好転の暁には、ある程度社員有利な労使契約 (成功した場合の歩合制を含む) を結ぶ企業が現れるのではないでしょうか。
今回の法改正は一概に企業有利というわけではなく、あくまでも「ルールは事前に決めてね」という方向を目指したものと (好意的に) 解釈してます。
だが、いいこともあるぞ、外の天気は上々なんだ
ジャパニーズ・ドリーム (スコア:1)
Re:約1割ですか。 (スコア:2, 興味深い)
上前を寄越せというのなら、
「自分のせいでこれだけ損した」からと、
損失の補填くらいやって見せろと。
この人が過去にどれくらい失敗したか知りませんが。
#とんでもない額の負債を負った社員がごろごろ出そう。
Re:約1割ですか。 (スコア:2, 興味深い)
開発、研究まで会社の金でやって、
特許までとったのに販売に失敗したものに関しては
責任取らないってのは、今回の話と矛盾してる気がします。
商品が成功するか否かは、新しいものを作る
努力もありますが、他にも、それを大量に生産できるように
したり、安く作れるようにしたり、販売網を広げる努力があったり、、
そう考えると、なぜ「同じ企業で、発明人だけは」、、、
と、疑問です。
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
おそらく、雇用者側はとんでもなく低い数字しか出さないだろうけど。
彼が得るべき対価(1億6500万)から、
彼の給料と研究設備投資に対する彼の応分負担と他の社員の協力分を引いたら
あといくら残るのかなぁ~。
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
>おそらく、雇用者側はとんでもなく低い数字しか出さないだろうけど
雇用者 → 被雇用者 です。
Re:約1割ですか。 (スコア:2, 参考になる)
・日立側が各社から得たライセンス料に、他社と結んだクロスライセンスで得た収入を加え、総利益を算出した。
・こうして積み上げた総利益のうち、米澤氏の寄与度を1審同様、14%として対価の額をはじき出した。
ということなので、含まれていないと私は判断しました。
#「総利益」ではなく「総収入」と書けばわかりやすいだろうに……
「開発投資やライセンス取得、契約・維持に関わる費用は残りの86%の中で全部負担しろや」ってことなのでしょう。
やっぱ発明は偉大だねぇ。
Re:約1割ですか。 (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
無茶言わないでください。
経営者からすると、研究をひとつ許可することは大量のリスクを背負うということです。特にこのご時世では。
全てが全てそうであれとはいいませんが、研究におけるリスクの軽減を考えると、日本式の「和」の研究体制というのは多少は意義があるのではないでしょうか。
政治力のない有能な技術者が比較的容易に研究をスタートできる。利益も分散されますが、リスクも分散できる。なかなか興味深い仕組みだとは思うのですが。
確かに、もう少し個人評価の手法をしっかりするべきだとは思いますが。
Re:約1割ですか。 (スコア:2, すばらしい洞察)
なりにくいので開発側の人間としては比較的楽です(爆)
昔に比べれば厳しくなりましたが、欧米よりはまだまだ楽ですね。
自分が開発した特許だから金をくれというのはまあわからなくも
ないんですが、個人的な観点からいくと1億6500万円はちょっと
多すぎな気もします。
(もちろん当人がどれくらい動いたかは知る由もないので一般的
研究部門の人からの想像の範囲ですが)
みんな金金といっていますが、たとえばこのひとがお金持ちで
一人で技術を開発したとしてもどこのメーカーも買わないと思いますよ。
(こっそり真似して類似技術を作るかもしれませんが(苦笑))
本人の技術、発想のほかにここで他の人も触れているような
設備やメーカーとしてのノウハウ、人的設備なんかもあるわけ
ですし、研究を遂行していけるだけの基盤を提供している
ということも忘れてはいけません。
あとあまり注目されてませんが、メーカーとしての売り込みが
最後に最も効くのも忘れてはいけません。
(他社への売り込みや競合技術つぶし(これ重要(笑))等)
最後はマーケティングが勝負を決めるのは某社や某社を見れば
一目瞭然ですし。
Re:約1割ですか。 (スコア:5, 参考になる)
> そから買った方が安上がり、という風にもなるんじゃないかな?
どこにもないし、誰もできない技術だからこそ莫大な利益が得られる
んでしょ?
本当に革新的な技術があれば、そしてそれが世間の求めるものであれ
ばマーケティングやら営業やら企画やら、何もしなくても売れますよ。
青色発光ダイオードなんぞその際たる例でしょう。
営業が商品を売るのは当たり前。製造が製品を作るのも当たり前。その
対価のことを給料というのです。残業したらその分残業手当が出ますし
ね(建前上はね:-))
研究開発部門が技術を開発するのも当然のことです。フツーに商品が作
れてフツーに利益が出る程度の成果しか出していないのなら給料もらっ
てそれで終了。
通常以上の利益をもたらす成果を出せたときぐらい金銭的評価をしてもいいんじゃないかと思うんです。どれだけ儲かろうが、技術開発するの
は当然、給料払ってるだろ、という考え方もあるんでしょうけどね。
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
>ばマーケティングやら営業やら企画やら、何もしなくても売れますよ。
>青色発光ダイオードなんぞその際たる例でしょう。
青色発光ダイオードは以前からニーズがありましたので、
力の入れ具合は違えど、研究していた人や会社は
かなりあります。
それらの人や会社よりちょっと、
早く完成できて特許が取れただけですから、
運の要素もあるのではないでしょうか?
ノーベル賞も同じですけど
ただ、人より早く完成できたというのは
とてもすばらしいことですけどね。
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
でも誰もできなかった。
それを誰よりも早く可能にした。
特許が取れるということはそういうことです。(最近はそうでもない例も多いですけどね)
それで会社が収益を上げられたなら、技術を開発した人間は評価されてしかるべきでしょう。
開発者以外も貢献したかどうか、それはまた別問題。開発者が大きな貢献
をした事実は変わらないんじゃないですか?
Re:約1割ですか。 (スコア:4, 興味深い)
普通の研究者は、普通に企業に資金を出してもらい研究し、企業の求めるレベルの成果を出し、その見返りとして通常の給料をもらいますよね。
同様に、例えば普通の営業職の場合、こちらも企業の資金などのリソースを使って営業し、求められる成果を出し、見返りとして通常の給料をもらいます。
問題は「通常以上の成果をあげた場合」です。例えば営業の場合は「個人売り上げ」等の分かり易いパラメータで評価されるため、企業によっては特別ボーナスや社長賞、また昇進と言った形でのフィードバックが行われます。
# 故に「日本では文系の方が理系より平均生涯賃金が高い」と言うケースが現状見られます。
対して日本企業の研究者の場合、もちろん仕事として「企業が求めるレベルの特許」なりを出すことになります。この時点での報酬は通常の給料なり数万円の報奨金で支払われます。
ここでこの特許が企業に『著しい利益』をもたらした場合、多くの企業では研究者に対してのフィードバックが殆んど無い状態が続いていました。これが問題視され、今回のような話になっています。
「特許」の場合、当たったときにもたらされる利益が非常に大きくなるためにその報酬も大きくなるわけで、つまりは「1000万円がノルマの営業が10億円売りました。どう報酬をあたえますか?」と言う事になります
そもそも「科学立国」とか言いつつ、研究・開発者を少なくとも金銭的に冷遇しているのが日本企業の典型例だと思いますよ。プロジェクトXで出てくる「成功者たち」が「大金持ち」になっていませんよね? アメリカで同じ番組を作ったら、出演者は豪邸で猫撫でながら高いワインでもくねらせて想い出話をするでしょうね。
# まぁアメリカのやり方が良いとも思わないけど、モチベーションにはなるわけで。
「あらかじめ契約しておけば云々」は今だから言える話ですね。同様に「経営のリスクが云々」も、「利益に対して割合が出されるインセンティブ」として扱うならば、始めから折り込んでおけば問題無いでしょう。支払い額が大きくなろうと、それは利益が増えていることを示すんだから(純利と粗利の問題はありますけどね)。
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
>企業によっては特別ボーナスや社長賞、また昇進と言った形でのフィードバックが行われます。
研究職もフィードバックが行われています。
今回で言えば231万円を最初に受け取っていますね。
主管研究員だったようですので、昇進もしていますね。
>つまりは「1000万円がノルマの営業が10億円売りました。どう報酬をあたえますか?」と言う事になります
当方、営業職ではないのでわからないのですが、
一般にそういうすばらしい営業の方は1億円ぐらいの特別報酬が貰えるものなのでしょうか?
今回の判決では、著しい利益をもたらした研究職にのみ対価が支払われるようなので問題でしょう。
著しい利益をもたらした営業にも、著しい利益をもたらした契約処理を行った事務方にも、
著しい利益をもらたした人材を採用した人事にも、きちんと等しく還元するようにすべきでしょう。
#不公平イクナイ ^^;
Re:約1割ですか。 (スコア:1)
>に製造現場ががんばって製品化して、企画や営業が売りまくっての利益でしょ?
>製造や企画営業は定時に帰宅できるとでも? 広告代って知ってる?
それが9割で発明が残りの1割でしょ?
つっこみは置いておいて、一般的に特許はそれを製品化して利益を得るまで
育てることが一番大変と言いますね。
主張に同意はしかねるが (スコア:1)
Re:約1割ですか。 (スコア:2, 興味深い)
だから、売り上げ等ではなく「利益」の、しかも「1割」なんでは?
# For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
Re:青色発光ダイオードには200億円の支払い命令 (スコア:1)
http://www.sankei.co.jp/news/040130/0130sha082.htm
「それがどうした、おれたちには関係ない」
Re:青色発光ダイオードには200億円の支払い命令 (スコア:1)
# 印紙代幾らになるんだろう?
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Re:青色発光ダイオードには200億円の支払い命令 (スコア:1)
200億円請求の場合 約2600万円
604億円請求の場合 約6600万円
# かかるなぁ
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Re:青色発光ダイオードには200億円の支払い命令 (スコア:1)
>対価の算定基礎とするためにそれぞれ大手監査法人による
>「特許の価値」の鑑定結果を証拠として提出した。
>しかし、中村教授側の鑑定結果が約2650億円だったのに対し、
>日亜側の鑑定ではコストを差し引くと約15億円の損失だったと算定。
>在職中に同氏に支払った計2万円の報奨金で対価は
>十分だったと主張していた。
もし青色LED特許がなければ、日亜はここまで大きくならなかっただろう。
なにせクロスライセンスすら拒否して、同業他社と訴訟合戦を
やっていたぐらいなんだから。
そこまでして守った特許が結果的に損失だったというのなら、
なぜ売却しない!?
15億で買えるならほしい企業はいっぱいあると思う。 [asahi.com]
Re:研究ってもっとロマンがあるのかと思ってた(笑 (スコア:1)
研究者めざして学生やってますが,僕はとりたいですね.
でもまぁ,じじいになってからもらえるノーベル賞より
まずは IBM 科学賞 [ibm.com]かな.(^^;