DNA型鑑定で血縁がないことが証明されても、法的には「妻が結婚中に妊娠した子は夫の子」となる 157
ストーリー by hylom
なんとも判断が難しい 部門より
なんとも判断が難しい 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は7月17日、DNA型鑑定で血縁がないことが証明された場合でも法律上の父子関係が維持できるかが争われた3件の訴訟の上告審判決で、科学的証拠に基づいて夫と子との血縁関係が否定された場合でも、民法772条の「妻が結婚中に妊娠した子は夫の子と推定する」(嫡出推定)規定の例外としないとの判決を出した(時事通信)。
まあ実用的には(特別)養子等で補うことができるだろうから、親権争奪闘争時の優先順位が再確定したという事か。
嫡出推定の規定は約115年前の明治時代にできたのだそうで、科学が進歩し、血液型・DNA鑑定が可能になった現代でも、規定は一度も見直されず現在まで引き継がれてきたとのこと。
子供視点でみると妥当 (スコア:5, すばらしい洞察)
託卵された父親視点でみると理不尽に感じられますが、父親の利益じゃなくて子供側の利益が優先されたということなんでしょう。托卵と判明したから父親に養育の義務なし、と放り出された場合、母親は自業自得だとしても、弱い立場である子供にとっては大きく不利益になるので。
実際の運用でありがちなケース、たとえば不倫・托卵判明から離婚に至るような場合に父親側が被る不利益(養育費など)に関しては、母親に対しての慰謝料請求で色をつけるようにする、ってあたりが現実的な落とし所になるんじゃないでしょうか。
Re:子供視点でみると妥当 (スコア:1, 興味深い)
この件に限っては、「子供視点でみると妥当」とはいえないと思いますよ。
託卵であることをわかったうえで実子としたのに、その後すぐに離婚することになって子供を持っていかれた。
元妻と子供は現在、子供の実父と暮らしてるというがそんなの知るか、俺のことを覚えて無くてもその子は俺の子だ。
っていう戸籍上の父親大勝利な面がある判決なので。
まあ、この件が特殊なだけで、一般的な場合はおっしゃるとおりですが。
不妊治療の一貫として精子提供を受けた子供の扱いとか考えると、法律四角四面でこうならざるを得ない感じですかね。
Re:子供視点でみると妥当 (スコア:1)
どんな判決でも特殊事例持ち出されたらどうしようもありません
Re:子供視点でみると妥当 (スコア:2)
母親が話さないってケースがありがちですね。どうしても不倫を認めないとか、不倫は認めるが相手が誰か話そうとしない(相手に慰謝料請求が行くのを避けたい)とか。
Re:子供視点でみると妥当 (スコア:1)
そうでないなら、レイプ被害とか、産院での子供の取り違えとかのケースになりますが
これはさすがに離婚事由にはならんでしょう(なったら夫側が非人道的すぎる)
強姦の結果であったことを証明するのが困難、ということはあり得るんじゃないですかね。
強姦の被害を公にしたくないとか、強姦の証拠が既に失われてしまったとか、薬を盛られてて強姦が記憶に無いとか。
そういう場合、夫側が非人道的か、と言われると、どうかと思いますね。
Re:子供視点でみると妥当 (スコア:1)
収入が多く安定した夫を捕まえて
それとは別に不特定多数のイケメンから種を持ち帰る。
デキ婚で、でも父親が誰か分からないので、候補の中から一番年収の高そうなのにしたって話は聞いた事がある。
3対2 (スコア:2)
「実の父との親子関係が確保できている場合は取り消しを認めるべきだ」 [msn.com]
と反対意見を述べています。
こんな事案を多数決で決めていいのでしょうか
このままだと、他人の子をわが子として育てなければならない危険を回避するため
結婚はせず、事実婚で、DNA型関係で自身の子と確定できた時だけ認知するといった
ケースが増えるのではないでしょうか。
この他にも、第三者から精子提供を受けた性同一性障害の男性を「父」と認定した判決など
今の法律では判断が難しいケースが増えています。
最高裁でもスッキリとした結論が出せなかったわけで、法律の改定が絶対必要でしょう。
今の鑑定技術で (スコア:1)
アリシア・Yやウェイトリー兄弟の父親のDNAって鑑定できるんだろうか?
母親由来のDNAしか鑑定できない気もする。
もっともウェイトリー兄弟の父親(戸籍上の)は不明だし、アリシアのほうは
父親(戸籍上の)が画策したことだから問題にはならないだろうけど。
らじゃったのだ
Re:今の鑑定技術で (スコア:1)
まず、彼らを本の中から追い出してください。
そしたら一休が鑑定してお見せします。
おぷとぴ (スコア:1)
なんか懐かしい名前が見えたのでググってみたら、作者が毛羽毛現じゃなかったなんてはじめて知った!
クライマックスっぽい2~3話しか読んでなかったもので……
あの頃はラヴクラフトも知らないぼうやだったなぁ
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
出産祝いのコメント (スコア:1)
友人知人が出産したときには、まず言ってはいけないことは、
「旦那さんには似てないね」ということ。
ベスト解は「旦那さんとドコソコがそっくりだね」というコメント。
妻は産んでるから実子なのは確実だけど、夫は実子ではない可能性があるため。
Re:この裁判自体は (スコア:4, 参考になる)
民法としては「戸籍上父親になったら、たとえDNAの親でなく、離婚しても、子供が成長するまで責任持て」ってこと。
これを両親の都合で切ってはいけませんという考え。
古いからやめるというならいいけど、
それに変わる考えはどうなんだろう。
別に片親でもいい、と考えるか、DNAの親が(たとえクズでも)至上ということでいいのか。
Re:この裁判自体は (スコア:1)
> 民法としては「戸籍上父親になったら、たとえDNAの親でなく、離婚しても、子供が成長するまで責任持て」ってこと。
そこまで一般化した規定・判例ではなくて、規定にもある嫡出推定の限界にもちゃんと配慮した判決になっています。
今回の3ケースはいずれも懐胎期間中の長期間の別居など嫡出推定を否定する状況が存在していなかった。判決はそうした特別な事情が存在していなかったことを嫡出推定がそのまま覆されない根拠としている。
つまり、そうした事情がある場合は、DNA鑑定の結果とも併せて父子関係不存在が認定される可能性がある。というか、そう認定される。規定で「みなす」となっていないのはそういうこと。
Re:この裁判自体は (スコア:1)
どちらも親になる資格があってしかるべきだと思う。
もしそう考えるなら、慰謝料を支払うことになりそうですね。
実際に親権を奪った場合は、それまでにかかった養育費も併せて請求されそうな気がしますし。
Re:この裁判自体は (スコア:1)
そゆこと。
具体的には寝取られた相手の子供に財産の相続権が発生するってことじゃないかな?
自分の血を引いた子供だけにに財産を相続させたくても、遺留分滅殺請求とかやられると考えると……
Re:この裁判自体は (スコア:1)
なんつーのかな、見方を変えれば、その意見って血縁原理主義だよね。
血縁があろうが無かろうが、自分の子供だと思い込んでいれば何の問題もない。
自分の子供だと思い込んでて、後で血縁関係が否定されようとも、そんなことは無関係に子供を愛し続けることができる。
そういう人がいても、特に不思議は無いけどな。
Re:この裁判自体は (スコア:1)
そういう人は血縁も何もない子どもを養子に取って好きなだけ愛情を注げばいいだけでは?
そうだね。君に言われるまでもなく、そうしたい人はそうしてるんじゃない?
問題はそこじゃなくて、「他人の子を自分の子として育てたい」人を「キチガイ」と断じる料簡の狭さです。
Re:この裁判自体は (スコア:2)
「他人の子を自分の子として育てたくない」人を「原理主義者」と断じる人ほどは狭くないつもりですが。
君は本当に料簡が狭いな。
私は、いろんなケースを考えてみて、どんなケースにおいても「他人の子を自分の子として育てたくない」と言えるか、と言うと、そんなこともないだろうと思っています。
生物学的に自分の子でなかろうと、法的に自分の子として育てることができるケースは十分ありうる。
そして、実際にそうしている人たちもいる。
ありとあらゆるケースで絶対に「他人の子を自分の子として育てたくない」と考える人もいるだろうし、そういう人がいても構わない。
彼らは別に、原理主義者ではありません。
一方、「他人の子を自分の子として育てたくない」と考えない人を「キチガイ」と罵る人は、料簡が狭いか、原理主義者かのどちらかでしょう。
別にキチガイだから死ねとか思ってないし。
「原理主義者」だから死ね、なんて思ってませんよ、私も。
Re:この裁判自体は (スコア:2)
血縁原理主義だよね。
そりゃ、そうでしょ。
そう?
血縁など関係なく子育てする動物も皆無じゃないわけだし、「そりゃ、そう」と思考停止していい問題でもないと思うけどな。
血縁が重要でないと言うつもりはさらさらないけど、そこまで血縁にこだわるか?
Re:この裁判自体は (スコア:2)
そんな人間とは違う、人間においても稀なケースを持ち出されても。
人間の例も出せるよ。
婚姻、というか戸籍制度を作る上で「家」を重視したために血縁が大事になっているんじゃないかな。
家を重視ってことは、血縁が最重要と言うわけでは無いってことだ、ってことなんだよね。
なぜなら、まったく血縁関係のない養子と嫁をとって家を存続させる例も無いわけでは無いからね。
この場合は、稀なケースと言うのはその通りだね。
血縁関係のない養子をもらうってことも普通に行われているね。
日本の養子縁組は、基準が厳しいのでまあ珍しいことではあるけど、稀だから無視できる、という話でもないね。
海外では、お金持ちが複数の養子をとるって話は、よく聞く話だね。
お金がないから他人の子供までは育てられないけど、お金と制度が許せば、って考えているケースまで含めれば、稀で無視できると言う程のことではないと思うね。
まあ、君の狭い見識では、無視できるって言うか、無視したい、って言うか、そーゆーことかもしれないけどね。
Re:この裁判自体は (スコア:2)
もし血縁を大事にせず、養子+嫁というケースが普通に起きる世の中であれば、もっとこういうケースが多数見つかっても不思議ではないだろう。
その辺りは、程度の問題なんだよね。
日本はその点では、比較的血縁に執着がない。だから養子+嫁なんてケースがわりとよくある
一方、血縁が絶対と考えて、養子+嫁なんてありえない、と考える文化もある。
それが稀である、ということは、やはり血縁に寄らない家督相続は出来るだけ避けようとしていたからではないかな。
繰り返し言うけど、血縁を重要と考えていない、という主張はしてないよ。
海外では、ね。日本の話とは違うよね。「海外ではこうだから、それを日本にも根付かせたい」という話ではなく、「海外ではこうだから日本でもこうしろ/こうじゃないか」と言われても。
私は日本国内に限った話をしていたつもりはないよ。
そんなことだから、日本はどのくらい血縁主義なのか、ってことに思いが及ばないんだよ。
そんなケース、本当に無視出来ないほどたくさんあるの?
あなたの勝手な思い込みじゃないの?
事情が許せば他人の子でも自分の子として育てたい、と言う人は実際にいるね。
そうでなければ、特別養子縁組なんてものが成立するはずがないわけだから。
君こそそれを否定する根拠はあるの?
思い込みだけでは?
Re:この裁判自体は (スコア:1)
なるほど、確かに程度の問題だろうね。私は「レアケースだから血縁を重視している」と思っているし、あなたは「割と良くあるケースだから血縁をそれほど(?)重視していない」と考えているようだ。
そうだね。
他の支那や朝鮮と比べれば、重視してないと言っていいんじゃないかな。
それは随分おかしなテーマ設定だね。
それは見解の相違に過ぎないね。
日本のことを知るには、他の文化と比較してみるのも有効。
それが私の立場なんだ。
君は、日本の中だけを見る狭い視点でとらえれば十分、と言う立場か。
その結果、
そんなことだから、日本はどのくらい血縁主義なのか、ってことに思いが及ばないんだよ。
なんてことを言っても、ちょっと説得力に欠ける気がするね。
そういうのがない以上、特にそういった方向での社会からの要請は薄いものと考えざるを得ないよ。
君が知らないだけのことを、「無い」と言い切ったり、自分が少数と思い込めば無視できると断言したり。
まあ、君の立場はよく解ったよ。
Re:この裁判自体は (スコア:1)
実子でない子供まで面倒を見なさいと言われちゃった父親はかわいそうですが、だからと言って現に家族である子供たちのを区別するのはどうかと思います。
離婚して子供は母親が全員引き取り、養育義務は実子分だけ父親が負うよう民事訴訟で認めてもらうってのが落とし所かな?
# 婚姻期間中に浮気して子供を産んだ上夫の子だと嘘をついたって事で訴訟では父親が勝ちそうな気が、ってか、そうあって欲しいな。
Re:この裁判自体は (スコア:1)
不貞の妻は離縁されたうえで、多額の慰謝料と全ての子の養育費を負担すべき。
夫の実子を夫が引き取るなら妻から養育費をとれるようになっていなきゃおかしい。
# まぁ、そうはなってないと思うけど。
Re:この裁判自体は (スコア:1)
大体、養育費ってものは、決められたとおりに払われることはないからね。
Re:この裁判自体は (スコア:1)
> 実子でない子供まで面倒を見なさいと言われちゃった父親はかわいそうですが、
少なくとも今回の場合、法律上の父親は「実子でないけど俺が親だ」と主張して勝ったわけです。
いやいや面倒見ろと言われたわけではないです。
ただ、現在子供はDNA上の母親とDNA上の父親が結婚したうえで育ててるわけです。
勝った法律上の父親は当然別居。
元々親権って母親vs父親では母親の方が認められる場合が多い。
「法律上の父親だけれども親権は認めない」となる可能性が高い。
だから、法律上の父親と言う肩書だけは与えるけれども、一緒に暮らすことは許されない。
法律上の父親なんだから養育費は送れ。遺産相続もしろ。
となる可能性も。
TomOne
Re:この裁判自体は (スコア:1)
そんなわきゃない。前の夫が養育費を払う義務はなくなるよ。ただ、妻が再婚したら戸籍上の父親も再婚相手になり、再婚相手が妻の連れ子を育てるためのお金も養育費と言うから、「戸籍上父親になってしまった男性は養育費を払い続けなくてはならない」のは確か。しかしそれを「酷い話」と解釈するのは不自然だと思うので、そういう話をしてるんじゃないよね?
LIVE-GON(リベゴン)
Re:見直されなかったの? (スコア:1)
生物学的に親子でなくても親子になる方法は法的にいくらでもあるけど、その逆は不可能なんだから。
Re:見直されなかったの? (スコア:1)
Re:見直されなかったの? (スコア:1)
その理論だと、父親はAだったとして、母親は卵子を提供したBですか? 子宮を提供したCですか?
Re:見直されなかったの? (スコア:1)
おそらく前者が卵子の親(B)になれないけど生みの親(C)になれる母(M=C)、
後者が提供する卵子の親(B)だけど産めないからに代理出産担当者(C)にしてもらう母(M=B)
ということで子をなしたいという創意発意を有する母(M)を基準に言い分けているように思える。
ドライに割り切るなら分けなかったほうが話をシンプルにできたんだろうけどそれはそれでツッコミを呼ぶ議論だろう。
Re:見直されなかったの? (スコア:1)
裁判官が全員「法律が変」って言ってるけど、裁判官には法律を変える権利はないから、今回のような判決になった。
一番問題なのは、裁判官がいっているように、「子供が父親を選べない」という点だとおもう。子供にものごころがついて、「戸籍上の父」の顔が全然似ておらず、あまり可愛がってもくれなかった場合、自分の親を血縁的な親に変更したい、と思う場合があると思う。しかし、子供にはそれが許されない。
離婚の場合、父と母を選ぶときに子供の意見が反映されることが多いから、母を選べば、血縁上の父と同居する可能性は多分にある。しかし、その場合でも依然として「戸籍上の父」は赤の他人で、「血縁上の父」は法的に「義理の父」になる。
Re:見直されなかったの? (スコア:1)
子供が父親を選べない
普通は選べないよね。法律上の親と生物学上の親が同じだから。
しかし、子供にはそれが許されない。
許されたら許されたで、いろんな問題が起きてくるね。
例えば、養子とか、代理出産とか、精子バンクとか。
母を選べば、血縁上の父と同居する可能性は多分にある。
まったく関係ない人が父親になるケースが大多数だけどね。
Re:見直されなかったの? (スコア:1)
いや、夫婦関係が破綻して、婚姻中に不倫して出産、その出産が切っ掛けで離婚して不倫相手と再婚した裁判の話だから、このケースは「多々ある」。
正確に言えば、出産時には不倫が発覚してなくて、夫も嫡出否認せず、出産後しばらくは夫婦関係も破綻していない、という条件もあるけどな。
まあ、まったく無い話ではないだろうけど、君の周りでは「多々ある」話なんだな?
Re:見直されなかったの? (スコア:1)
「君の周り」は「2chのまとめサイト」だけなのか?
2chまとめサイトには、創作実話 [srad.jp]も含まれてるらしいね。
Re:見直されなかったの? (スコア:1)
# 雌雄感だけでなくメス同士やオス同士のカップリングもあるんだけどなアッー!
Re:見直されなかったの? (スコア:2)
いいこと思いついた。それ、ヒトの社会の中にも導入してみろ!(アッー)
# あと、パートナー以外は受け付けなくなる不倫抑制と、万一不倫に至ったら死んでしまう愧死機構も遺伝子に導入すればいいよ!
Re:見直されなかったの? (スコア:1)
昔の日本(の庶民)はフリーセックスだったので、誰の子か分からず、
地域で子育てしてた。
って聞いたことあるけど。
TomOne
Re:夫と妻の(世の中的)力関係 (スコア:2, 参考になる)
これは夫の方は自分の子供にしたいという訴訟でそれが通ったことになるけど、その逆の場合はどうなるのか。
何となく、邪推してしまうな。つまり、こういう事例で通しておいて……。
いや、記事ちゃんと読めよ。
邪推じゃなくて最高裁判例として「科学的に托卵が証明されても法的には養育義務あり」で通ったんだよ。
北海道と関西の訴訟では、いずれも婚姻中に妻が夫とは別の男性と交際し、2009年に出産。DNA型鑑定の結果、交際相手が子の父である確率は99.99%で、母側は夫らとの父子関係がないことの確認を求めていた。
多分こっちしか認識していないでコメントしているんだと思われるが、
今回の最高裁判決は北海道・関西と、以下の四国を合わせて出された判決。
四国の訴訟では子5人の法律上の父である男性が、DNA型鑑定でうち2人との血縁がないことが判明したとして、父子関係の否定を求めた。
第1小法廷は北海道、関西両訴訟について、父子関係を認めなかった一、二審判決を取り消して母側の訴えを却下。一、二審で父子関係を認めた四国訴訟に関しては、父側の上告を棄却した。
#独身男性が結婚する気をまた無くした!
Re:夫と妻の(世の中的)力関係 (スコア:2, おもしろおかしい)
つまり、托卵を企んでいる人には朗報ということですね
Re:夫と妻の(世の中的)力関係 (スコア:1)
四国のケースは、民法的には当然の判決ではないかと思います。これは、一、二審でも同じ結論が出ていることからも予想できるのではないでしょうか。
妻が産んだ子供が自分の子ではない場合、夫は嫡出否認の訴えを起こすことができます(民法774条、775条)。ただし、出生後に自分の子供であることを承認した場合、あるいは子供の出生を知った時から1年以上経過した場合は、訴えを起こすことができなくなります(民法776条、777条)。四国のケースは、訴えることが可能な期間を過ぎているために認められなかったものと考えられます。
一度は家族として育てておきながら自分の子供でないことがわかったからと言って放り出されたのでは、子供にとってはたまらないわけで、別に理不尽な制度とは思いません。
Re:出生届出す時に (スコア:1)
# 文庫版を買って久しぶりに孤独のグルメを読んだら作中の食べ物の値段が安くてびっくりした。
# 誰だ。デフレ時代なんて言ってたのは。
Re:出生届出す時に (スコア:1)
#2641651と迷ったけどこちらに。
>真面目に子育てを考えている女性
ならそもそも浮気しない。
子連れ状態の結婚なら子供がいることが前提なので結婚相手にならない。
Re:出生届出す時に (スコア:1)
私はフェミニストじゃないが、#2641568 [srad.jp]には賛成だね。
一体、どの辺がフェミニスト臭いと考えたんだい?
Re:出生届出す時に (スコア:1)
「血縁など無くとも、一緒に過ごした時間がとても大切で、いまでも娘が愛おしい」
その点だけは、たいへんよろしいことかと
娘の幸せのために自分の欲を制するところまでいってほしいですが。
結婚するのに間男作って間男との間に子供を作る、そんな母親の方が問題ありすぎる話。
法律改正するなら姦通罪も復活をって意見も同意できるところではある。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:出生届出す時に (スコア:1)
わかりやすく言えば、
「夫や子供の人生なんて考えもせずに浮気して小作りするアホは地獄に落ちろ」
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:出生届出す時に (スコア:1)
自分のDNAを受け継いだ子を特別扱いしたいという気持ちを多くの人がもつということが「親子」というのが特別な人間関係とみなされるようになった発端なんだから。
それはどうかな?
DNAなんてものが知られてない時代からの話だしね。
まあ、DNAは比喩的表現としても、子供の父親を正確に知ることができるようになったのは、ついこの数十年の話。
日本で言えば、その昔は、武家・公家なんかは、父方の血縁にこだわったみたいだけど、それ以外の大多数は、それほどこだわってはいなかったという話も聞くね。
母系の血縁を重視する家柄ってのもあるしね。
それから考えると、基本的には、父子に血縁関係はあるだろう、と推定するけど、そうでないこともあるかもね、ってくらいの感覚だったのかな。
Re:つぎの民法大改正のときどう反映されるかな? (スコア:1)
改正の必要がないからしてない憲法と、特定の特殊な層が必要だと考えるからしてない法律を同列に語られてもね
少し…頭冷やそうか…
Re:つぎの民法大改正のときどう反映されるかな? (スコア:1)
96条のどこら辺が不平等なんですか?
TomOne
Re:つぎの民法大改正のときどう反映されるかな? (スコア:1)
姦通罪を復活させるべき。
なんで? ちゃんと理由を述べないと、理解されないと思うよ。