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19506 submission
地球

Bio燃料の生産でCO2排出量は増える 88

タレコミ by tetsuya
tetsuya 曰く、
Wired Visionの記事によると、Sience紙のウェブサイトにUse of U.S. Croplands for Biofuels Increases Greenhouse Gases Through Emissions from Land Use Change(Abstract)という論文が掲載された。(本文PDF追加資料)
Abstractをざっと読むと、バイオ燃料生産のために非耕地を耕地に転換するためのCO2排出量を燃料生産のためのCO2排出量にカウントすることでバイオ燃料生産のためのCO2量は従来考えられていたのより大幅に増えると主張している。
トウモロコシ原料のアルコール生産の場合従来は20%のCO2削減効果があるとされていたのに対して、30年にわたり2倍のCO2排出量が発生することになり最終的に167年間CO2排出量を増やし続けることになるというのだ。
この内容をそのまま額面通りに受け取れるかは分からないが、既に、世界的に穀物類の高騰を引き起こし、食糧供給に深刻な影響を与え始めているバイオ燃料の生産に新たな、そして根底的な疑問を投げかける内容の論文であり各界への影響が大きいのではないだろうか?
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • ま~要するに (スコア:4, すばらしい洞察)

    by Tatenon (20311) on 2008年02月12日 22時17分 (#1295833) 日記
    使ってるエネルギーの絶対量を減らさない限り何やっても無駄だと。

    # 10km/lしか走らない車を20km/lにしたところで、走行距離が倍になったら同じことだと。
    ## 厳密に言うと同じじゃないぞ。
    # ここは厳密に言うところじゃないだろう。
    • by saitoh (10803) on 2008年02月12日 22時26分 (#1295841)
      そういう痛みをともなうことを実行するのはイヤなので,ちょっとお金を余分に出すだけで済むバイオ燃料を「解決策である」といって大々的に打ち出したのでは?と思います.
      親コメント
      • by vn (10720) on 2008年02月12日 23時40分 (#1295889) 日記
        同感です。
        石油文明というものが一時の饗宴ではなくて、ちょろっと燃料の供給源を変えさえすれば
        持続可能なものである、ということを信じたい/信じさせたい勢力があるということ。
        そう信じてなかったら、自動車メーカーなどは衰退産業ということになってしまうし、
        自動車を前提とした社会構造みたいなものを作り出している諸産業が大打撃を受ける。
        親コメント
        • by 335 (4199) on 2008年02月13日 0時17分 (#1295918) 日記
          エネルギーの供給ってそんなに持続させなきゃいけないものなんでしょうか?
          たとえば核融合が本格的に実用化されるまでにあと100年必要でしょうか?
          親コメント
          • by usagito (9671) on 2008年02月13日 1時11分 (#1295940) ホームページ 日記
            >核融合が本格的に実用化されるまでにあと100年必要でしょうか?

            いま想定するような核融合炉は、ついに実現しないんじゃないでしょうか。
            そもそも集中発電・長距離送電のシステム自体がダサい。
            小規模発電の効率を上げて地産地消とした方がスマート。テロや災害にも強い。システム販売とメンテ需要で各地域での雇用も安定。自動車産業の代替にどうだろう。
            これまで核融合に突っ込んだお金で、太陽光発電パネルや家庭用コジェネや、マイクロ風車・マイクロ水車を開発してればよかったのになあ。
            親コメント
            • 賛成1反対1。

              分散小規模化することで長距離送電による損失を最小限に抑えることができるし、なにより災害に対しての耐性が上がるというのは大いに同意です。

              ただ、小規模の発電施設はエネルギー効率がどうしても落ちます。(送電損失とのトレードオフを考えるとどっちがいいのでしょう?)
              核融合や原子力に突っ込んだお金で太陽光やマイクロ風・水車というのは同意できなくは無いですが、それが20年30年前に予見できてれば誰も苦労はしてないでしょう。
              またシステム販売とメンテ需要で各地域での雇用は安定するでしょうけど、それは同時に人件費というコストが増大することを意味します。
              ついでにこんな話 [pekori.to]もあるようです。蓄電技術の向上も不可欠ですね。

              総論としては賛成を採択します。発電目的で、いままでの惰性で原発や核に金突っ込むくらいなら、より効率のよさそうな新技術につぎ込んだ方が、今後は色々建設的でしょう。
              世界的な方向性にも合致します。
              でも、政治家や官僚が今までの方向性を捨ててこれを実行するのは、紐なしバンジーかパラシュートなしスカイダイビングにも等しい勇気が必要で、それゆえ誰もやらないでしょうね・・・
              なんといっても既存電力会社が黙ってないでしょう。
              私のような一介のサラリーマンはしがらみも責任もなんも無いのでこんな好き勝手言ってますけど。

              # 実現するとしたらどのみち地産地消にならざるをえないのですが、地方にそれだけの金があるかという問題も・・・
              親コメント
    • by foobar2006 (30156) on 2008年02月13日 0時52分 (#1295935) 日記
      > 使ってるエネルギーの絶対量を減らさない限り何やっても無駄だと。
      人口を減らさない限り無理だよねぇ。みんな文明的な最低限以上の生活を求めてるんだし。
      途上国・貧乏国はそのままでいてくれよ!ってのが勝ち組列強先進国の本音だよね。

      # 戦争も解決にはならんし。第二次世界大戦でも死者は一億越してないのはorz
      # 今の半分以下の人口でないと持続可能にはほど遠いと思うんだけど如何に!?
      親コメント
      • Re:ま~要するに (スコア:1, おもしろおかしい)

        by Anonymous Coward on 2008年02月13日 3時20分 (#1295973)
        > 第二次世界大戦でも死者は一億越してない
        今のペースでいけば遠からず南京大虐殺の被害者だけで億は越える予定ですよ。
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      • by Tatenon (20311) on 2008年02月13日 11時05分 (#1296092) 日記
        >人口を減らさない限り無理だよねぇ。みんな文明的な最低限以上の生活を求めてるんだし。
        >途上国・貧乏国はそのままでいてくれよ!ってのが勝ち組列強先進国の本音だよね。

        まあそこまで踏み込んで書いてないところがミソだったんですが、
        途上国の方が圧倒的に人口が多いので、そこで消費量が増えると致命的なのは確かですね。
        ただこれは『増やさない』にフォーカスした場合の話。

        『減らす』にフォーカスすれば、現在大量に消費してる所が減らした方が効率もいいし影響も少ないのは
        論を待たないでしょう。ただ、『増やさない』と『減らす』を同時にやらないと総量として減らないというのが
        悩みのタネで。

        『どうやって』についてはここでど素人が演説ぶっても滑稽なだけですので触れません。
        エロイ人にお任せします。

        # 人口減らすのに一番早いのは「疫病」と「飢餓」でしょうね。
        # わざわざ食いものを燃料に変えてるのってまさか・・・
        親コメント
  • by Anonymous Coward on 2008年02月12日 21時12分 (#1295793)
    まずここを読んで欲しい。
    http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008020902086419.html [tokyo-np.co.jp]

    現状必要とされる燃料を生産するためにインドネシアの泥炭地、ブラジルの熱帯雨林など現在炭素を豊富に蓄えている土地を使用する事を考慮して計算していたりする。

    この研究はまず、バイオ燃料は温暖化を促進するという事を言いたい為の研究結果の匂いがする。

    現在砂漠化している土地を使ってバイオ燃料を生産する分には多少効果はあるはず。
    空気中の二酸化炭素を減らす為には化石燃料の使用を減らして空気中の二酸化炭素を固定化するしかない。

    一刻も早くシズマドライブの完成が待たれるところです。
  • by Anonymous Coward on 2008年02月12日 21時23分 (#1295804)
    投機集団の買占めで物価高騰 [dion.ne.jp]

    世界的な余剰マネー(オイルマネーだけでも運用残高は2兆㌦=約230兆円に達しているとされている)が原油や穀物相場、信用力が高い金などに投資先を乗りかえ、相場の乱高下へとつながっている。先物買いによる差益を取ることが目的だ。サブプライム問題が深刻化した8月以後、日米欧の株式市場から逃げ出した投機資金は、値上がりが見込める商品市場に流れ込み、上昇をあてにした買いが殺到する事態となった。原油も穀物も実需では説明がつかないほどの高値であり、すでに「金融商品」と化していることを露呈している。

    こういうことなんで、相場が上がったり下がったりするとゲームで儲けの出る人とか居るんですよ。
    • by Anonymous Coward on 2008年02月13日 0時14分 (#1295913)
      もうしばらくしたら終りますよ。オイルマネーの約230兆円の運用残高というのは投資銀行にあるもの
      だけですが、おおむね年率10%以上で運用されています。米国の銀行への増資が報じられましたが、たとえば
      シティへの増資では 11%という破格の金利を払わせることを約束させているのです。
      11%という金利では、7年で資本が2倍になります。そして彼らはオイルというインプットをもっているので
      投資に回すお金は何かの担保にしているわけではない、すなわち純粋の余裕資本なのです。

      230兆円は今後20年で等比級数的に1500兆円以上にふくれ上がるでしょう。そうなると先進国の負債の大部分
      を支払える程度のキャッシュが集まることになり、彼らは世界のGDPの1割以上をノーリスクで金利として納
      めさせる体制を作り上げることができてしまいます。

      通常資本主義では、相続税などのあらゆる粗税によって富の再分配が行われるので、長期的にみれば貧富の差
      は拡大しないことになっていますが、国家間ではそのようなメカニズムはありません。したがって、一旦富が蓄積しはじめると、破綻するまで膨張します。従来は戦争という方法でこれを阻止していましたが、そろそろ戦争という手段では抑えられない水準になってしまいました。

      今後は、国家という壁を取り払って富を再分配する必要が生じます。そのためには世界国家を作らなければならないでしょう。

      親コメント
      • シティが破綻すれば、痛手を被るのは投資家ですし、
        オイルマネーも大部分は基軸通貨であるドルとユーロで運用しているのでしょうから、
        政策インフレで対抗することが可能なのではないでしょうか。
        インフレは金融資産に対する課税とみることができるので、通貨発行高をある程度高い比率で
        増やしていけば、オイルマネーの持つ「富」も目減りしていくだけです。
        もちろん物価もどしどし上がりますが、所得もおなじように上がれば生活への影響は押さえられるわけですし。
        親コメント
      • そこでアメリカはどんどん輪転機を回すって政策に出るだろうね。
        当然ドルは暴落するけど、ユーロが決済通貨になるのはまだ早々
        なので完全には紙くずにはならない。
        結局アメリカが軍事力にものをゆわせて紙くずと富を交換する
        って状況はしばらく続くでしょう。
        ここでロシアがどう出るかが見どころだと思う。
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  • by Anonymous Coward on 2008年02月12日 21時46分 (#1295818)
     昨年秋にもこのような指摘がありましたね。
     バイオ燃料は地球温暖化防止には貢献しない、ノーベル賞化学者が警告 [technobahn.com]

     先の論文は燃料単体での温暖化ガス排出について述べたものですが、今回の指摘は生態系を含めたシステム全体での視点から考察している点が違う所でしょうか。
    • > バイオ燃料は地球温暖化防止には貢献しない、ノーベル賞化学者が警告

      そのテクノバーンの記事では、バイオ燃料の燃焼によるN2Oの発生が問題であるかのように読めるのですが、元論文 [atmos-chem...iscuss.net]を読むと、窒素肥料の使用など、バイオ燃料の生産にともなって発生するN2Oを問題にしているように思われます。

      # あと、Crutzen博士はドイツ人ではなく、オランダ人。>テクノバーン記事
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    • Re:既視感 (スコア:3, 興味深い)

      by maia (16220) on 2008年02月12日 23時12分 (#1295865) 日記
      アメリカのとうもろこしが最悪というのは以前から言われていることなのに(要するに、石油を使ってバイオ燃料を作る、入力と出力が殆ど同じ赤字すれすれで、意味が無い)、アメリカ大統領選で推進の雰囲気があるので(とうもろこし農家の利権化してますので)何とか押し止めたいと。

      農業的工業的にペイするのはブラジルのサトウキビだけだけど、それも悪い点が伴う(詳しくは忘れた)。だいたい、いくら生産しても需要には追いつけない(需要の一部しか賄えない)。耕作に伴うメタンガス発生も気になる。まあ、ろくなもんじゃない、というのがこの手のバイオエネルギー。

      ただし、スイッチグラスとか、セルロース系とか、海草とか、他のは有望かもしれず、今はどんなものかと研究段階。

      #砂漠を利用するなら太陽電池でいいような。太陽炉で水素製造でもいいけど。
      --
      #説明責任はないです
      親コメント
  • バイオ (スコア:3, おもしろおかしい)

    ビックサイトとか幕張メッセとか人が集まるところのトイレにタンクとなんかバイオな
    物体を取り付けて、メタン燃料を生成とかできないもんなんですかね?

    このコンピュータ展示イベント●●はみなさまの体内を通過したlogを集計し、
    個人を特定できないよう機械処理した後抽出したエネルギーで電力をまかなっています とか。

    なんか、とうもろこしとかじゃなくて、身近で採れる物体でお手軽クッキングで
    作れるエネルギーとかでもいいんじゃないかなとかおもうですよ。

    身近で発電できるソリューションと実感できるなにかがあれば
    少しはかわるんでしょうとかおもうんですけどねえ。チャリのダイナモより
    大規模で、屋根の上の太陽光パネルよりサイズ小さいの。

    # この同人販売イベント●●はおにいちゃんたちがたっぷり出(ry

    --
    ( ´・ω・`)いままでとこれからを比べる生活
    ぱんかれ
  • 農業のエネルギー収支 (スコア:3, すばらしい洞察)

    by Mooolyeee (19868) on 2008年02月13日 1時31分 (#1295949) 日記
    いろんな取り組みをしていることが大事だと思うのだけど。
    だから、バイオ燃料を頭から否定するつもりも無いのだけどね。

    でも、現在の農業ってのも石油漬けなので、微妙な話ではあります。
    検索して出てきたのは米の話 [iae.or.jp]なんですが、
    (表5 稲作における投入エネルギー の表参照)
    投入エネルギー量に対する収穫エネルギー量の比が、
    1950年には1.27であったものが、1974年には0.38、
    少なくとも、日本の米から燃料を作るのはあまりよろしくないようです。
    (エネルギー量=CO^2量ではないし、話を単純化しすぎるのも危険ではありますが)

    でも、いろいろやってみるしかないのでしょう。
    そう簡単に最適解が見つからないから、皆大騒ぎしているわけなので。
    • 手段と目的を履き替えてはいけない。炭酸ガスだけを帳尻あわせにバイオ燃料を海外から(EUがパーム油を東南アジアから、日本がETBEをブラジルやフランスからetc)運び込むのは良くない。コスト競争に晒され、栽培コストを抑えるためにプランテーション農業に走るから、開拓を含めての環境破壊が炭酸ガス抑制を上回る。
      しかし、農村景観の保存や規格外農産物の処理 [blogspot.com]、BSEによりレンダリングが難しくなった危険部位の獣脂の利用 [greencarcongress.com]を盛り込んで行われる小規模な地産地消のバイオ燃料は、温室効果ガス以外の価値観の創出を含めて利益があるのではなかろうか?
      ブラジルからETBE [blogspot.com]を運ぶのに船賃が安かった以前の試算で9円/L[pdf [meti.go.jp]]、離島に運ぶ流通経費 [yamabiko2000.com]がさらに数十円 [okinawa.jp]。その差額で廃蜜をエタノールにして直接混合するE3を補助することで地域の農業を護る [jacom.or.jp]程度のことは許されるべきなのだろう。しかし、そんなところにまで輸入ETBE [blogspot.com]を押し付けようというのは温室効果ガス以前のことで環境に合わない。
      親コメント
  • by harutin_99 (34900) on 2008年02月12日 20時19分 (#1295761) 日記
    「もうアラブから原油買わなくてもなんとかなるんだもんね」というポーズをとって、
    さまざまな交渉を優位に進めたいというのが裏の目的なんじゃないんですかね?

    もちろん表の目的が崩れると都合が悪いのでしょうが。
  • by hiro030 (31631) on 2008年02月13日 10時24分 (#1296069)
    おからからバイオ燃料を積極的に作ってほしい。

    たくさんの豆腐が食べられる裏側でたくさんのおからがゴミになっています。
    昔はおからも食べていましたが、いまでは捨てるいっぽう。不法投棄騒ぎも
    おきています。

    逮捕!「おから」の大量不法投棄
    http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20071115039.html [sponichi.co.jp]

    静岡にある静岡油化工業では、おからからバイオ燃料を生産している。これは問題がないならば
    是非とも広めていってもらいたい。

    「おから」もバイオ燃料 温暖化防止へプロジェクト 静岡
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080209-00000101-san-soci [yahoo.co.jp]
  • by Anonymous Coward on 2008年02月12日 20時36分 (#1295777)
    トータルなコスト(環境負荷)を考えない(あえて見ようとしない?)でエコですよ~、って言ってる人達(組織,メディア)が多くて辟易していたので、そろそろ正常な方向に収束していく流れになってくれると嬉しいなぁ。
    • 原発も総コストで判断してほしい。
      「今、CO2を出さないことが大切」「電気をつくるときCO2を出しません」などと称して原発が地球温暖化対策に有効と宣伝しているが(関西電力CM「視力検査篇」 [kepco.co.jp])、建設から処分まで計算したらCO2排出量はどうなるのか。

      それに、CO2抑制も重要だが、処分困難で総処理コストもわからない放射性廃棄物を出さないことや、処分場という名の“利用不可能な土地”をつくらないことはもっと大切だろう。
      親コメント
      • by vn (10720) on 2008年02月12日 23時25分 (#1295875) 日記

        原発も総コストで判断してほしい。
        [中略]建設から処分まで計算したらCO2排出量はどうなるのか。
        原発の建設、燃料の運搬、設備の最終的な封鎖と事後の管理には石油が必要だ。
        かなり昔の試算では、消費する石油の熱量と、発生する電気エネルギーがほぼ
        等しくなる、というものがあった。それに比べて火力発電では熱量の 40% 強
        しか電気にならないので、それに比べればマシとは言える。

        とはいえ、たとえば原発事故は損保会社がリスクを引き受けてくれないので、
        今の法律では政府(つまり国民)が最終的なリスクを背負う形になっている。
        保険料相当分だけ、隠れた国庫補助が原発事業者に出ているようなものだから、
        本当に経済的にペイしているのか、という議論はその分だけ複雑になる。
        親コメント
        • by Anonymous Coward on 2008年02月13日 9時38分 (#1296045)
          >原発事故は損保会社がリスクを引き受けてくれない

          勘違いなのか悪質な嘘なのか分かりませんが、原子力損害の賠償に関する法律 [e-gov.go.jp]を読んでからにしてください。
          有限責任の保険契約が定められており(というより基本的に保険契約がなければ運転できない)、保険の支払額を超えた分を国が補償するに過ぎません。

          #「東京に原発を」とか世迷いごとを言っている人は、保険契約のコストが電力料金に上乗せされることを考えていないのでしょうね。
          ##あるいは無駄にコストを上げさせて、「ほら原発は電気料金も高いですよ」と誘導したいのか。
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          • by vn (10720) on 2008年02月13日 11時27分 (#1296110) 日記

            保険の支払額を超えた分を国が補償するに過ぎません。
            ところが、「保険の支払額」というのは標準的には600億円に過ぎず、
            チェルノブイリ級の事故を想定した場合には雀の涙ほどのものです。
            それを以て「損保会社がリスクを引き受けてくれる」とは、ふつう言えません。
            もしも、たった600億円の賠償額でそう言えるのであれば、原子力行政の周辺にある
            欺瞞に満ちた言葉遣いに馴らされてしまっているからではありませんか?
            親コメント
  • なんか、「環境」が声高に叫ばれる時代になると、反動も必然的に起こってくるんだよなぁ。
    京都議定書から離脱するためにブッシュ政権が利用した、ビョルン・ロンボルグっていうデンマークの経済学者が典型。

    リスクを低く見積もって、京都議定書は意味ねーよ、という主張をScientific Americanで繰り返して科学者が大反発した。
    日本だと、あからさまに経済至上主義者の山形浩生が「環境危機をあおってはいけない」として翻訳して、「地球温暖化対策にカネを使うよりも、HIV対策に使え」とかいう、意味のわからない主張を繰り出し、一部から失笑を買った。

    今回のも、それと同系統の匂いがプンプン。要するに焼き畑農業みたいなのを禁止すりゃいいだけじゃん。
  • バイオ燃料を作るために化石燃料を今まで以上に消費するって、
    一般的に知られていたはずだけど、何で今頃?
    それに食料を食べずにそのまま燃料にするっての感情的にあれだし。
    日本では米を取った後の稲から燃料作る実験してたけどコストが合わなかったからねぇ。
    稲や残飯のような食料の余りから燃料を作るのが感情的にもベストなんだろうけど。
  • これは別に驚くようなことじゃなくて、米国で主流のトウモロコシ原料エタノールは燃料効率が最悪で、温室効果ガス排出量を減らす効果はない(むしろ増やしているかもしれない)というのは、ちょっとばかりこの問題に関心を持っている人にとっては既に常識では。要はもっとふさわしい作物を選んでエタノールの材料にするべきだという話。ブラジルで使われているサトウキビも、トウモロコシよりはマシだけどあまり効率が良くないらしく、もっとも有力なのはスウィッチグラス(イネに近い種類で巨大に育つ草)。

    ちなみに自分はアメリカ大統領選で個人的には民主党バラック・オバマのファンだけど、この問題に限っては有力政治家の中でほぼ一人だけトウモロコシ原料エタノールへの助成金廃止を主張している共和党ジョン・マケインが偉い。オバマは州議会議員の時代からずっとトウモロコシ業者から支援を受けてきているから、トウモロコシからスウィッチグラスへの転換は無理そう。
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「科学者は100%安全だと保証できないものは動かしてはならない」、科学者「えっ」、プログラマ「えっ」

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