世紀の大発明?Wheel+Tire=Tweel 132
ストーリー by yoosee
まさに車輪の発明 部門より
まさに車輪の発明 部門より
L.star 曰く、 "自動車の世界で永らく当然の物と思われてきたタイヤとホイールの組み合わせを時代遅れにするかもしれないとんでもない発明が現れた。Responseの記事、エキサイト・ニュースの記事によると、ミシュラン社がタイヤとホイールが一体化したTweel(トゥイール)というものを開発した。空気圧の調整も必要なく、燃費も従来のタイヤ+ホイールと同等を実現している。既に開発の最終段階にあり、実現すれば「100年に一度の自動車産業の大きな革命的イベント」になる、と言う。ただ、デビューはハイテク車椅子「iBOT」およびセグウェイの四輪モデル「ケンタウルス」で、一般的な自動車の世界にやってくるにはあと10から15年かかると同社は予測している。
写真を見ると一見ゴム製のホイールのようで、それだけ見ると実際にこれが走るというのはちょっと想像しがたい。しかし、ゴム製であるが故に軽くて足回りの軽量化に大きく貢献するだろうし、全体的に柔らかいのでオフロードを走るのも有利だろう。実用化が楽しみだ。"
走ってますが (スコア:3, 興味深い)
それにしても薄い!
”空気圧の調整不要”ってどういう事かと思ったら、そもそも”空気不要”なんですね。
Re:走ってますが (スコア:3, 参考になる)
http://www.nytimes.com/2005/01/03/automobiles/03cars.html?ex=1262494800&en=f8f420df5ca1261d&ei=5088&partner=rssnyt
Re:走ってますが (スコア:2, 興味深い)
市販車に使えるって状態にするには、耐久性、色々な局面での安全性、コストなどの検討事項が色々あると思います。
まずは車椅子やセグウェイなのはあまり高速回転しないからではないでしょうか?
Re:走ってますが (スコア:1)
解決案ができているだろう、という見方もできるかも。
空気圧の調整に変わる、トゥイール独自の調節様式とか。
車輪の”硬い場所”を細かく調節できたりすると面白いかも。
とりあえず一本の左右で硬さが変えられるだけでも使い道ありそう。
ある角度ごとに硬い/柔らかいが交互に現れるようにできたり。
Re:走ってますが (スコア:1)
なんだろ。
車との接合部は大丈夫なんだろうか。ゴムにボルト。
はずれんべか。
Re:走ってますが (スコア:1, すばらしい洞察)
そのまま従来の普通の車に履かせてもかっちょわるいので
車のデザインがトゥイール前提になっていかないと
それほど普及しないんじゃないかなと。
そうなるには10~15年はかかるという意味じゃないかな。たぶん。
Re:走ってますが (スコア:1)
# それまではマニアの間で広まるのかな。
初登場は (スコア:3, 参考になる)
本命の用途は普通自動車・貨物自動車でしょうが、response.jpの記事写真 [response.jp]を見る限り従来のタイヤを置き換えているだけでホイールはアルミのようで、現時点ではホイールを必要とする何らかの理由があると思われます。
実は強度を確保しようとするとゴムのほうが重い、とかハブの設計がホイールの存在を前提としているので直接は組み付けられない、とか。
Re:初登場は (スコア:3, 興味深い)
そうだと思います。ナットで締め付けて固定する部分は剛性が必要だし、従来の空気の代わりをするスポーク部分は弾性が必要、どのみち複数の素材を組み合わせることになる、今はとりあえず真ん中のとこは金属ホイールにしとこう、ということじゃないでしょうか?
Re:初登場は (スコア:3, 興味深い)
大抵はディスク・ドラムブレーキが占有してますし、未来的なモノの場合はインホイールなモーターが納まっていたり。
ああいう部分の形状・構造は、やはり一枚板のゴムでは辛いでしょうね。実際、この「トゥイール」をもってしても、ハブとの接合部とは垂直にしているわけですし。
-+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
Re:初登場は (スコア:1, 参考になる)
Re:初登場は (スコア:1)
ですが、いかに複合素材で引っ張りやねじれに強い素材であったとしても、圧縮やスラストにはまだ対応できませんよね?
なので、今回のようなハブ部(基部)近くにある程度の空間を確保する必要がある乗用車用途向けには、圧縮力やスラスト力に強い金属製のハブが必要となるということではないでしょうか。
(それとも、既に圧縮やスラストにも強い、そういう素材があるのでしょうか?)
ちなみにこの手の形状ですと、旧来のように空気の弾性で下から支えるのではなく、上辺にまわったリム部から吊るような感じで荷重を受けているのではないか、とか、考えてます。
-+- 想像力を超え「創造力」をも凌駕する、それが『妄想力』!! -+-
Re:初登場は (スコア:1, 参考になる)
それと、運転時のキビキビ感が失われるからじゃないかと思います。スポーツ志向の乗用車ユーザーには特に向かないでしょうね。理由は下記。
1) 空気圧の調整による挙動の変化を付けられない。
2) 高速走行中にハンドルを切ると、従来品では回転軸方向にタイヤがヨレるのに対し、トゥイールではスポークが曲がってポジティブキャンバーが付きそうなので、接地面内側のグリップを失いつつ強烈なアンダーを出しそう。
3) ブレーキの反応が遅れそう。
4) スリップ時のグリップ回復が遅れそう。
空気圧の弾力をスポークの弾力ででカバーするという生い立ち上、どうしても剛性不足になる (正確には、たわみが大きい) ので、従来品で運転してきたユーザーからすると「素直な挙動」がスポイルされるような気がします (良いか悪いかは別として)。そういったユーザーにはランフラットタイヤの方が良いかもですね。
逆に、軽自動車やコンパクトカーのタウンユースには良いかも知れませんね。ホイールレスになれば、ホイールを傷つけたり曲げてしまう心配もないでしょうし。
ちなみに、複数車種や前後輪に同一サイズタイヤを使うとき、従来の空気圧変更で対応できない分、スポークとリムの弾力の違いでバリエーション出さないとダメな気がするのは私だけ?
これぞまさしく (スコア:3, おもしろおかしい)
#くだらないけどID
しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
Re:これぞまさしく (スコア:2, 参考になる)
Re:これぞまさしく (スコア:2, おもしろおかしい)
しかし、車輪は再発明されました
また一つ特許法が現在の状況にそぐわないことが証明されましたね
ミシュランマンは失業か (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:ミシュランマンは失業か (スコア:2, おもしろおかしい)
#「あ~る」で見た時、これのことだと思っておりました。
--
「なんとかインチキできんのか?」
Re:ミシュランマンは失業か (スコア:3, 参考になる)
彼は白いままですが、現在のタイヤはカーボンが混入されてるため黒いです。
ところで彼には「ビバンダム」という立派な名前があります。
この機会に覚えてあげましょう(笑)
参考:ビバンダム [michelin.co.jp]
細いタイヤは無理そう (スコア:2, 興味深い)
Re:細いタイヤは無理そう (スコア:1, 興味深い)
マウンテンバイクなら2インチもありでしょうから出来るかも
四輪でもドリフトはきついと思います。
まぁ、扁平率50とかタイヤは乗り心地悪いのでわたしゃ嫌いですが
#サスペンションふわふわ嫌いだし…
一部のトヨタの高級車に見られる運転している実感がわかない
ものは怖くて動かせませんがどうなんでしょうね。
Re:細いタイヤは無理そう (スコア:1)
> ものは怖くて動かせませんがどうなんでしょうね。
ああいうのを高級と言うらしいですよ。
自分で運転して乗るものじゃないのかも?
[udon]
意外に短命かも (スコア:2, 興味深い)
現在ではホイールはタイアをつけるための枠でしかないんですが, ポルシェ式 [porsche.co.jp]を初めとするホイール・モータ一体型の電気自動車が一般化した場合には, 分界点がホイールとタイアの間になるので, 現在のタイア方式の方がつぶしが効くように思えるのですよね.
だいたい, タイアは振動吸収や接地性向上といった柔軟性を活かすべき物であるのに対して, ホイールはむしろ剛性の方が重要ですから, 本質的に異なっているんですよね.
空気がいらない、すばらしい (スコア:1)
そもそも、パンクの恐れがない。
ミシュラン二輪タイヤ [michelin.com]愛用しているので期待。
自転車用も出してほしいけど、自動車や自動二輪用と違って
ウェイトの制約が大きいから無理かも知れんなあ。
Re:空気がいらない、すばらしい (スコア:2, 興味深い)
>そもそも、パンクの恐れがない。
でも、スポーク部がいくつか断裂したまま走ってる車がでてくるかもしれませんよ?(^^;)
このタイヤ……じゃなかった、トゥイールの「そろそろ交換した方がいいかな?」って前兆はどのようになるんでしょう?
強度的(構造的?)に最初に劣化するのはどこなのかなぁ。
もうスペアタイヤは不要になるのかな? (スコア:1)
あぁ、「ン」が消えてるんですよ。「ビーフン・カレー」ね。
Re:もうスペアタイヤは不要になるのかな? (スコア:2, 参考になる)
あるいは、
といった方法でスペアタイヤを搭載しない車種というのは結構あります。
しかし、上記のような車種に今までの車にないデザイン上の特徴があるかといわれると、そうでもないわけで、
タイヤ一本分の空間の自動車のデザインに与える影響というのはかなり限定的なのではないかと。
Re:もうスペアタイヤは不要になるのかな? (スコア:2, 参考になる)
スペアタイヤが無いのがあったかと思います。
とりあえず、スペアタイヤやランフラットタイヤ [yomiuri.co.jp]
について link を用意。
Re:もうスペアタイヤは不要になるのかな? (スコア:2, 参考になる)
ただ、RFTも完璧なわけじゃなくて、
サイドウォールの剛性を上げてあるから
乗り心地も含めて専用にチューンしないと
(いまのところ)駄目みたいです。
今回の試作品にしても、ポン付け出来るかは
わかりません。また、オフセットが大きい場合に
剛性を確保できるのか興味深いです。
個人的には、空気圧による即席チューンが出来ないので
ちょっと面白みにはかけるかと。だけど、
足として車を使うなら結構良いでしょうね
(耐久性があればですが)。
Re:もうスペアタイヤは不要になるのかな? (スコア:2, 興味深い)
また、 鍛造、鋳造、削り出し(あるの ?)などの製造方法や
アルミやマグネシウムなどの材料
ワンピース、ツーピース、スリーピースなどの部品数 etc .... [cool.ne.jp]
こだわると素晴しい金額になります。
wheel の代替部品に成長するには、それ相応の年数(経験)が必要になると思います。
タイヤ+ホイールなら (スコア:1)
Re:タイヤ+ホイールなら (スコア:1)
の方が言ってみたくなります
Re:タイヤ+ホイールなら (スコア:1)
「タホイヤ」
で良いじゃないですか?
ところで「たほいや」の本当の意味って何でしたっけ?
Re:タイヤ+ホイールなら (スコア:2, おもしろおかしい)
Re:タイヤ+ホイールなら (スコア:1)
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一体化って事は (スコア:1)
# それはちといやだ。
もったいない (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:もったいない (スコア:1)
#倉庫にメカドック全巻保存してるので、未確認
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
騒音はどうなんだろ? (スコア:1)
# だから後10~15年か?
やられた! (スコア:1, おもしろおかしい)
ホイヤを開発中だったのに…
#出遅れ気味なのでAC
民生用よりむしろ (スコア:1)
現在の装輪装甲車ではランフラットタイヤを装備して、小銃弾などでタイヤがパンクしてもある程度の走行を可能にするのが普通ですが、このTweelは空気が入らないわけだからパンクそのものが発生しない。これは利点だと思います。
とは言え、路面状態に応じてタイヤ空気圧を調整するような芸当は不可能だろうし、写真 [response.jp]を見る限り従来のタイヤ+ホイールより全体的に柔らかそうなので、(ただでさえ装軌車に劣っている)射撃精度にも難が出そうです。
Re:ほいーる? (スコア:2, すばらしい洞察)
今回は、タイヤ=ホイール外周のクッション部とでも考えてください。
Re:ほいーる? (スコア:2, 参考になる)
乗り心地を改善するために、車輪の回りに軟らかいものを巻き付けて細かい衝撃を吸収しようとするものがタイヤですね。ホイールを省いてゴムだけで車輪を作ると車重をささえきれないので省けません。ホイールが主役なわけです。たくさん走って摩耗しても、タイヤだけ交換すればいいので省コストにもなりますね。
だからホイールは丈夫で重いです。私の車に付いてるのは4輪タイヤ込みで40kgくらいあると思います(アルミ鍛造なのに、タイヤが安くて重い)。これが全部ゴムになって軽くなれば、燃費が少し良くなるかも。
Re:ほいーる? (スコア:2, 興味深い)
昔の馬車などには鉄のタイヤが使われていました。だからゴム製タイヤの分野で画期的な
発明をしたグッドイヤーさんもダンロップさんもタイヤの発明者ではないんですね。
なお、鉄道列車の世界では今でも鉄のタイヤが主流で、その素材を「タイヤ鋼」と
呼ぶそうです。
Re:ほいーる? (スコア:2, おもしろおかしい)
スーパーユーザになれる特権を持つグループ。
Re:バイクは? (スコア:2, 興味深い)
山中でパンクの心配が無いのは良いと思われる。
タイヤのクッション性も高そうなので走破性も高まるのでは。
MTBなら (スコア:1)
重量は増えるけど走行感は軽くなるんだとか。
Re:バイクは? (スコア:1)
#あと、基本原理(どうしてチューブなしでいけるか)が出てないので適当な「不安のでっち上げ」になるが、二輪のコーナリングでありがちな車輪の倒しこみの状態で安定するのかな?
#発表の際、対象として出てきたどの乗り物も四輪かそれに準ずるもののような気が...
Re:バイクは? (スコア:1)
Re:車は急に止らない (スコア:2)
ブレーキの利き方もトゥイール対応に調整がいるかもしれませんね。
ハブとトゥイールの固定方法を工夫すれば、冬用タイヤなどへの換装が簡単にできるようになるかも。
ハブを大径化してその中に駆動モーターを収納すれば、電気モーターへも対応できそう。ぜひ実現してほしいです。