エンドユーザーのインターネット接続は従量制へ向かうのか 218
ストーリー by Oliver
気にしない自由を金で買う 部門より
気にしない自由を金で買う 部門より
uhyorin 曰く、 "NETWORLD+INTEROP 2004 TOKYOの公演レポート「インターネットは従量制へ? 課金モデルの転換が必要」より。Internet Watchのネットワーク全体の50%以上がファイル交換によるトラフィックという視点もありますが、課金モデルの転換が必要ではないかという指摘がなされています。
ビジネスモデル的には、次々設備を更新していくのを補える収入モデルを作らないといけないが、現状ではコンテンツを載せてそれに対する課金を徴収するには市場が小さいためインフラを支える原資にはならない。インフラとコンテンツの両方を同一事業者が抱え込むことはビジネスモデルとして成り立たないだけでなく、むしろ訴訟リスクすら抱えることになる。電気・ガス・水道といったインフラ事業はどれも従量制の料金が基本であり、人によって使う量が異なる以上、インターネットも従量制にならなければインフラにはならない、といった論点があげられている。
現状ではエンドユーザー側から見れば「(ADSLやFTTHによる)常時接続=固定料金制」が成り立っているわけですが、そろそろ「常時接続と固定料金制は別の話である」ことを考慮しなければならない時期に来ていると思われます。
/.Jerにとって、もっとも望ましい従量制はどのような形になるでしょう?
…やっぱり「EZフラットが変動定額制に」のように上限付きの従量制が本命でしょうか。"
非対称にできないのかな (スコア:3, すばらしい洞察)
Re:非対称にできないのかな (スコア:1, すばらしい洞察)
草の根のWebラジオは壊滅。
マルチ用のゲーム鯖も壊滅。
そもそも、ネットワークゲームなんて怖くてできない。
自宅鯖立てたらいつの間にかDoSを食らって。。。
個人的にデメリット多すぎ。。。
ひとりひとりが (was Re:非対称にできないのかな) (スコア:1)
制約だから、これはひとりひとりがしっかり監視してそうならない
ように気を付けなければならない事柄ですね。
なにしろ、
「企業が提供する情報を一方的に見るだけにしろ」
「自分が情報を発信したかったら金を出せ」
という、企業体/政府はむしろ歓迎するかもしれない制限ですから。
IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.
Re:非対称にできないのかな (スコア:1)
従量制課金の必要性の理由は? (スコア:2, 興味深い)
そういう元データが欲しいですね。そうでないと、「取れる所からは取る」という話に向かいそうですね
なるほど (スコア:2, すばらしい洞察)
って思ってしまう。思わず。
むしろ、コンテンツが乗っかっても、従量制だと「気兼ね無く」見る気にはならないでしょ。パケット代金気にして携帯電話からのメールを自粛するみたいに。
まだ、オンラインコンテンツを金出して購入するという文化が浸透してない状況で従量制にしてしまうと、解約する人、自粛する人が増えそうな気はしますけどね。
ガス、水道みたいに無いと死ぬってモノではないですし。
#いや、おいらにはキツいものがありますが。
#EZフラットみたいな~ってのが結局普及しそう…ってのは同意。
Re:なるほど (スコア:2, 興味深い)
明らかに性質が違うものなのに。
ネットと商売と宣伝とそのツケ(売る方も買う方も)って感じですか。
タマゴが先かニワトリが先かのその狭間の苦悩とでも言いますか・・・
P2P規制のための全体規制ってのも能がない気がします。門外漢の印象ですが。
仮に同様のトラフィックの増加が100%合法なもので起こってしまったときにも
同じことを言ったのかな?とちょっと疑問です。
しかしまだまだネット関係ではすべてが変容し続けるものなのでしょうから
料金体系が大きく変化してもそれもアリって感じでしょうね。
だけどラストワンマイルに光ってのはちょっと早かったということなのかなぁ?
かつて推進していた(今でもか)NTTの人やお役所の人はその先に起こる問題もちゃんと見えてたのかな。
うーん読み直してみてもなんだか支離滅裂っぽい
またまた検察官風駄文失礼
Re:なるほど (スコア:2, 興味深い)
>仮に同様のトラフィックの増加が100%合法なもので起こってしまったときにも
>同じことを言ったのかな?とちょっと疑問です。
使い放題の所(帯域)に負担を掛けても、使用者の負担にならないから
そこに負担を掛けて、意図しないソフトまでキャッシュするnyの様な(帯域に対して)
非効率的な物が出てきて、帯域を有るだけ使い切ろうとする。
仮に帯域を10倍にしても、共有されている物がMP3がPCMに、DivXが15MのMPEGに
なるだけでしょう。
帯域にコスト(必ずしも金銭には限らないが)という概念を持ち込まないと
やっていけないのは自明でしょう。
Re:なるほど (スコア:1)
この手法,ソフトウェアでもよくありますね.
ユーザが馴染んできたころに有料化しちゃうもんね,というパターン.
その関連で思いついたのが,昨今のソフトウェアでありがちな「広告を表示させれば無料で使える」という制度だったりする.
これを通信インフラに導入するとしたら,spamを受信しまくれば通信料も安くなる.ということか?
# それはむしろ通信コストがかかってしまうだろ,と自己ツッコミ
旅に出ます.(バグを)探さないで下さい.
Re:なるほど (スコア:1)
いやー私はパケットを毎日食べてないと死んじゃいそうです(^^;
And now for something completely different...
営業的に見れば… (スコア:2, 興味深い)
掌握しやすい売上を算出しやすい固定料金の方が良いかと思う。
特に長期的な経営戦略も行いやすいと思う。
料金キャップ制にしても、見込み通りの売上を出せなかった時のリスクや料金計算の為の運用コストなどで、
経営的に資金に余裕のある大手ISPでなければ、決断できないと思う。
いまだに全国にある中小規模の地場系ISPがそれを行うとすれば、料金設定とかが難しくなりかねないと思う。
完全従量制から基本料金+料金キャップになった場合は、死蔵していたアカウントの解約などで、見込んでいた
売上を達成できなくなり、経営的に危なくなりそうなところも出てくるような気がします。
#そこでlivedoorが「お客さんの事を考えて…」とか言って、買収劇が全国で起こるのかなぁ…
/* Kachou Utumi
I'm Not Rich... */
ISPの人って馬鹿なんですか? (スコア:2, すばらしい洞察)
常時接続されたらだめ?...これって馬鹿っていいませんかね?
Re:ISPの人って馬鹿なんですか? (スコア:2, 興味深い)
*使用量毎月最初の500メガ >> 回線の速度は40メガ
*これより先、10メガごとに速度半減。なお、最低でも300bps
で、一応は御使用になれますので、ご安心ください。
〆の月末前に速度を早くして欲しいなら、現金で金を払っ
てください。なお、40M ・ 常時接続に嘘偽りはございません。
とか。
#512kと128kでは、断然快適さが違いました。
#今の所、512kで満足してます。
使っていないのに高額請求が来る? (スコア:2, 興味深い)
ウィルスに感染してパケット垂れ流しで破産するのは所詮自業自得なので一向に構わない。でもインターネット側から流れてくるパケットはどうしようも無いからな~。
常時接続なんて怖くて出来いぞ。
従量課金にしたところで、携帯電話のメール機能と同様の問題が再浮上するだけだろう。ユーザーの意図と関係なくトラフィックが生じて料金の請求が発生するという・・・。で結局、恒久的な対策として、携帯電話のメール機能は、無料に近い金額になったわけだよな。
現状の料金によって通信速度を制限する方法が一番現実的だと思うんだけどね・・・。それとも何か?ブロバイダでファィアウォールを用意して、逐一利用する通信をファィアウォールに登録するのか?
解の一つ (スコア:2, 参考になる)
FWAであるゆえにリソースの制約がxDSLやFTTHよりも厳しいためか、
月間である一定量の転送量を超えた場合、以降の通信は
帯域を大幅に制限するという方式でした。
私の契約していたプラン5GB/monで、それを超えると、
1.5Mbps→64kbpsまで帯域制限が掛かります。
転送量は都度確認できたので、ある程度計画は立てられます。
ごく普通の使い方で5GBを超えるようなことはなかったので、
料金の高いプランに変えることなく、使い続ける
ことができました。
帯域制限を受けても、一定料金で使い続けることは可能なので、
常時接続自体に価値を見出してる私にはデメリットは小さかったです。
# よく障害で止まることが多かったですが・・・
[]_g@
品質を金で買う (スコア:1)
安かろう悪かろう。
Re:品質を金で買う (スコア:1, 興味深い)
あなたにとっての品質は何ですか?
・RTTが短い事?
・ジッタが小さい事?
・帯域が広い事?
・電話サポートが充実している事?
・設備の冗長性が高い事?
携帯電話と違ってISPは腐るほどあるので、さまざまな選択肢が
提供できると良いですよね。
ファイル交換のようなアプリは
ピークのトラフィックを避けてやってほしいな。
そして大型計算機でリソースを食う計算は優先度が低いように
帯域をバリバリ使う人はちょっと優先度を考えてやってくれると
嬉しいです。
Re:品質を金で買う (スコア:1)
これは贅沢ってもんでしょうか。ヘビーユーザーってこういう使い方に対する需要が高いと思うんだけどな。
Re:品質を金で買う (スコア:2, 興味深い)
リアルタイムでできるかは別として、技術的に帯域制限等をかけるのは難しくはないのですが、
普通ISPはエンドユーザを一本ずつ収容してるのではなくて、太い回線に何百ものユーザのデータを通しています。
これを分けるとなるとまた大変なので、末端の収容局でやることになると思うのですが、そうなると、多いのは顧客の最寄のNTTの局舎ですよね。
そこにQoS装置とかを大量にってなると、凄い設備投資費がかかるのではないでしょうか。
#詳しい方補足があれば、お願いします。
Re:品質を金で買う (スコア:2, 興味深い)
> そこにQoS装置とかを大量にってなると、凄い設備投資費がかかるのではないでしょうか。
>
ADSL の話をすれば、その位置に相当するのが DSLAM になるのではないでしょうか。
もともと料金プランに謳われている回線速度も、DSLAM のスペックに依存する部分はあるものの、
複数の速度に対応している装置であれば、設定の切り替えによって調整しているのではないかと
思います (少なくとも低いほうには調整できるのでは?)。
ただ、リンクしなおしてもらう必要はあるかもしれませんし、DSLAM側で上限を設定しても
ご存知のとおり実効速度とはまた別のハナシになるので、それが有効かどうかは不明ですが。
Re:品質を金で買う (スコア:2)
ネットワークも量より質の時代が迫っていると感じるのは私だけでしょうか?
ますます光が遠くなるねぇ (スコア:1, すばらしい洞察)
従量制に移るべきではないか?とかって、なんかの標準化の話じゃないんだから、
やりたいなら勝手に従量制で商売始めればいいのに。
それで客が集まると思うなら。
課金方法 (スコア:1)
・通信量による制限
のどちらがいいか? といわれると、通信量かなぁ。
電気料金みたいに、月ごとのパケット量に応じて、段階的に値段が変わるのがわかりやすいかもしれません。
通常ユーザーの料金を下げるための従量制なら歓迎します。
ヘビーユーザーのために、全体の料金を上げられたりすると困るので。
煩悩とか現実逃避とか (スコア:1)
今から従量制にシフトするのは難しいんじゃないだろう (スコア:1)
それは初めから従量制で始まっており、提供側もほぼ独占(寡占)状態だからこそ従量制でいられるのではないでしょうか?
これに対しインターネット接続に関しては、
現在既に定額制が定着してしまっていることと、サービス提供事業者の選択肢が多いことから、
仮に今後新たに従量制の業者を増やしても、ユーザは殆どそちらに流れることは無く、
一つでも安い料金で定額制を提供している業者がある限りユーザはそこに集まり、
結局はその業者が数の論理で勝ってしまう結果になり、従量制への移行は失敗すると思います。
法律などで定額制が規制や重税が課せられでもしない限りは難しいでしょう。
課金体制によっては (スコア:1)
有料コンテンツ配信側から文句出そうですねぇ
#そして学校でいろいろDLする学生がまた増えると
LAN内LAN稼働中
無自覚にSPAMの踏み台にされた時の課金なんかはどうす (スコア:1)
従量制だとそういうのが難しいかも。
あえて従量制にすることで、そういう危機に対して 自覚的にさせるというのは教育効果がある…かなあ。
うーん、でもやっぱ恐いな。 OSの未知のセキュリティホールをアタックされて 知らない内に踏み台にされてましたなんてケースが 有り得ないとは言えないわけだし。
少々高くてもいいから、やっぱり私は定額制を選びたい。
Re:無自覚にSPAMの踏み台にされた時の課金なんかはど (スコア:2, おもしろおかしい)
検出した回数だけ追加料金が発生するとか
誤検出が怖いけど...
なんだかとても違和感を感じる (スコア:1)
お高価くついちゃうわけでしょうか?!やだなぁ...
それはおいておくとしても、
ファイル交換によって圧迫された帯域を改善するために
ISP が対価を徴収して、インフラに投資するとしたら
なんだか片棒をかついでることになりませんかねぇ?
振り回されないために (スコア:1)
構築するためのノウハウ/ソフトウェアの基盤が必要とされる
世界にじりじりとシフトしつつあるのでは?
IN EARTH AND SKIE AND SEA STRANGE THYNGES THER BE.
トラフィックの増大に対してナイーブに対応してみる (スコア:1)
大量のトラフィックを長時間続けると多く課金される。
ちょこちょこしたトラフィックを断続的にする分には課金されない。基本料だけ。
#誰が計算するんだ? その利用時間を。
もしくは連続してトラフィックを発生させると速度が落ちてくる。レスポンスは速いままスループットが減らせる。
#誰が調整するんだ? いっそのことクライアントサイドでやってしまったほうがいいかもな。
水道やガスとか電気には安全装置があるし? (スコア:1)
五感で事故を感じ取れるし
事故が起こっても他に影響しない程度の管経に押さえてあったりという
ちょっとした安全策がとられてます。
電気は目に見えないから漏れたり流れすぎたら危険だけど、
そのかわり必要以上にエネルギーが流れ込んで周囲の設備を破損しないように
ヒューズやブレーカーとか巧妙な保護装置が付いてます。
ネットにはそういうの無いよね・・・・
いなんず[いつでも前向きでイタい]
請求書の『使用量』は正当だろうか? (スコア:1, 興味深い)
使用量は問題になりにくいかと思うが、ネットの場合、使用量
計測の客観性・透明性が確保されないとトラブルが頻発する
のではないだろうか?
水道だと水漏れがあったような場合はその分は払わなくて
済むが、故障した機器がブロードキャストパケットを吐き続けた、
とか、ワームの大流行でトラフィックが大量発生した、といった
場合に同様の対応をISPに期待できるとは思えない。
ドコモが課金ミスを決して認めず、裁判になると証拠隠滅を
繰り返しているように。
なんでも民間では (スコア:1)
それにつけても、公共的性格であるにしては、P2Pトラフィックで違法なことをしたりするのが多いけど、これは公共の道路で行われる暴走行為のようなものなんで、この取締りはきちんとすべきと思うけどね。技術的にはP2Pパケットの制限なんかはできるはず。
今はみんな米国のマネして「小さい政府」にすることが良いこと、なんて言ってるが、カリフォルニアの電力危機見てもわかるように、インフラを民間にしてしまうと、クライシスが非常に簡単に起こりやすくなる、ということもあると思うのだよね。それに今の日本じゃインフラを民間に移行すると、簡単にハゲタカファンドの餌食になって、結局は破綻の道に進むことになると思うのだけれども。
Re:なんでも民間では (スコア:1, すばらしい洞察)
それは民間にしたからじゃないでしょう。民間にした上で料金規制を残したからのはず。
インフラ産業をどう規制しどう自由化して効率性を維持するか、なんて、産業組織論に厖大な蓄積があるじゃん。民間にすると危険というのはナイーブすぎる。
「次々設備を更新」する必要って・・・ (スコア:1)
ADSL が 40M,FTTH が 100M と来てますが,普通にウェブと
メールと偶に何かダウンロードするくらいならユーザーに
とって十分な速度な気もするんですけど。
既に「速度」より「定額での常時接続」の方が重要な気がするんで
速度を上げる為に設備更新が必要だってならもう止めとけ,と(笑)
まぁヘヴィな P2P ユーザーは「もっと速度を!(w」とか
思ってるかも知れんけど,そ~ゆ~人はそれなりのコストを
払えば宜しい。ISP が P2P ユーザーなんとかしたいなら
「帯域制限を掛ける場合もある」と契約に入れれば宜しい。
#未だ 8M ADSL だが事足りてるので :)
シェーピングの方向で・・・ (スコア:3, 興味深い)
一旦話がやや逸れますが、私も、P2Pトラフィック問題については、基本的には、今のやり方の延長線上にある、転送量の基準を超えたときにシェーピング、という方法で解決すれば済むのではないかと思っています。
ただ、現状ではその基準が明示されていない点が問題だと思います。これがないがために、ユーザは、帯域を沢山使っても「ひょっとしたら大丈夫かも」との期待を捨てようとはしないわけです。また、通信事業者の間でサービスを比較することができず、健全な競争が阻害されています。
しかし、通信事業者からすると、他の通信事業者がそれを出していない状況で自分のところだけ明示的に数値基準を出してしまうと、比較上不利に見えるため、ユーザ流出の危険があります。
そこで一つの解決法として、法令で、帯域無保証を謳う通信サービスでは、「シェーピングは約款で客観的基準を定めたときにのみ行うことができる」「当該基準に達したときは、通信事業者は必ずシェーピングを行わなければならない」旨を定めてはどうかと思います。
また、シェーピング用機器を使わずに実質的に帯域を絞る行為を防ぐために、補助的に「通信事業者はネットワーク構成と利用状況の概略を公開しなければならない」という規定も必要でしょう。
これらの規定により、中長期的には、ほぼ全ての事業者がシェーピングの基準を公表することになり、また同時に、諸悪の根源である「ベストエフォート」なる概念の乱用がいくらか健全な方向に修正されるかと思います。
さて、元の話題であるN+Iのセッションでの話は、P2P問題などとはあまり関係なく(背景にはなっているでしょうが)、単純に「とにかくもう少しカネをくれ」ということのようです。
この点、シェーピングのレベルに応じたサービスメニューをきめ細かく提供することにすれば、それは一つの品質の改善ですから、それによって収入増を狙うことが可能になるのではないかと思います。
語ってるのは一人だけ (スコア:1, すばらしい洞察)
他の方は反対も賛成もしていない(相手にしていない)だけでしょう。
過去にもこういう事メディアエクスチェンジ,従量制料金のネット接続サービスなどを2001年4月開始 [nikkeibp.co.jp]
ぶちあげて語って結局相手にされてないっぽいし。
そもそも他の人も言ってるが、ガス電気水道などに例えることも間違ってるし、
かの氏が掲げてるネット料金に関しては、携帯も傾向としてはパケット従量制から定額制に向かってる。
料金取ってる着うたなどはコンテンツ販売の話であって、
パケット料金の話であるからそもそも話が違うし
現状考えたら法規制でもしない限り定額制からISPが変えるとも思えず、
多分寝言言ってるなぁではなしは終わるでしょう。
Re:語ってるのは一人だけ (スコア:5, 興味深い)
> 他の方は反対も賛成もしていない(相手にしていない)だけでしょう。
そんなことないです。
ちょっと今探す時間がなくてすぐ出ないのですが、IIJ の鈴木社長も似たような発言をしています。
この問題を考えるときに、ざくっと既存の従量制インフラとの比較で語ってしまうと、現状の問題が見えにくくなってしまうのですが、要は「ごく一部、とんでもなく突出した利用者が莫大なトラフィックを発生させている」という現状が問題なのです。
他の方も書いていますが、ISPはいろいろ選べて、品質も様々です。品質を担保することが競争力である ISP がある程度の品質を確保する運用をしようとしたときに、一握りのユーザのために追加投資が必要となり、それをそのISPを利用する全てのユーザにかぶせるような課金モデルが本当に望ましいのか、という是非が問われているのだと思います。
ほとんど(98%とか99%とか)のユーザの利用を満足する水準で合理的な投資、課金を考えていても、一部突出した利用者(たぶんブランドロイヤリティも低い利用者)のために残りのユーザが影響を受けるような経営を考えるより、そういった利用者を(悪く言えば)切り捨てる方がより合理的な経営だと思います。
ISPは既に公共サービスと言えますが公益サービスではありませんし、限られた資源のなかで経営しなければならないわけで、品質を売り物にする ISP が従量制(実質的にほとんどのユーザにとっては定額制のまま)の課金形態に変化するのは正しい方向性なのだと思います。
Re:語ってるのは一人だけ (スコア:3, 参考になる)
nikkeibp だけですが、探しました。
「このままでは日本のインターネットは崩壊する」,IIJの鈴木社長が総務省研究会で警鐘 [nikkeibp.co.jp]
解説:IPインフラの破たん回避の研究会発足,ISPのビジネスモデル変更も視野 [nikkeibp.co.jp]
このままではインターネットは崩壊しかねない [nikkeibp.co.jp]
国内IPインフラのトラフィックを推定,総務省研究会が第3回会合 [nikkeibp.co.jp]
利用率の差 (スコア:1)
本来なんでしょうが、それは酷な気がする。
必要な時にファイルのダウンロードがするする速いという
利点からちょっと高めの光ファイバーを引いている自分と
しては、通常の3倍くらいの量使っても、今より安くなるん
なら歓迎したい。
ホスティングでも転送量に制限のあるサーバの方が、値段
安めで速度も安定する傾向がある。
全部が全部、従量制になったらそれはそれでいやですが、
ライトユーザー向けの選択子がふえるのはいい事なん
じゃないでしょうか。
この手の話に抵抗感があるのは、古の時代電話料金に
プラスしてプロバイダに払うお金が1分10円とかで
もっと長くつなぎたいけど、今月はもう何万円越えてるし、
ってストレスにさらされた経験があるからかもしれない(^^;
Re:利用率の差 (スコア:1)
>安めで速度も安定する傾向がある。
P2Pとアダルトサイトのアナロジーですか。
# P2Pもアダルトサイトも必ずしも俗悪とは限りませんが。
今のところそれでplala(だっけか)が人気が出たという話も聞きませんねよ…。
ネットゲーユーザーが大量に流れた!みたいな話があったら興味深いんですが。
あまり現実的とは思えない (スコア:1)
その方が安くなるんであれば、従量制でも受け入れる人はいるかもしれません。その場合、ユーティリティーはしっかりしている必要があると思います。ゲートウェイがプロバイダとの接続を持つか持たないかが自動的に、あるいは確実に制御可能である必要はあると思います。ガスで言うところの元栓を締める機構、でもよいのですが、最低、接続されているマシンすべての電源が落とされている状態を検出して、自動的に切断する機構ぐらいは欲しいです。
ただ、そうすることで従量制に「移行してもいいや」と思う人はいるでしょうが、今から従量制を基盤としたインフラを形成しようという話であるならば、それはもういくらなんでも無理があるんでないの? という気がします。現状の料金体制が、従量制に切り替えることによって全体を揺るがすほどの価格差を提供できるほど、高いとは思えないからです。Y!BB のように、すべての使用料を一括で受け取っている業者ならばやりようもあるかもしれませんが、ADSL 接続自体は NTT や ACCA や eAccess などといった業者のものを利用している ISP の場合、月額での実際の徴収料は数百円程度だったりするわけで、従量制にすることでこれがいくら安くなったところで (たとえ無料になるとしても)、飛び上がって乗り換えようと考える人はあんまりいないんではないかと思います。
むらちより/あい/をこめて。
結局は単に自社の売上を伸ばしたいだけ (スコア:1)
★田舎に生息する時代遅れのFortran&COBOLガイなオタク★
え~っと、 (スコア:1)
いいんじゃない?ただしUPサイズで決めて欲しい。 (スコア:1)
ISPの負担が全然違いますから。
が、昔みたいな時間従量制が受け入れられるか?って言えば、常備接続でナンボの世界ですから受け入れがたい。
となれば何処で区別するかって言えばUP容量ってのが無難な線ではないかと。
現状でISPに負担をかけるのはP2Pとか自宅サーバですから。
それによりユーザレベルにより価格負担を分ける事が出来る。例えば
1.メール・Web閲覧のみ:100MB/月
2.自分のサイトのメンテをする;1GB/月
3.自宅サーバを使用:10GB/月
4.それ以上のハードな使用
ってので固定料金を別々に決めて、オーバー分を従量課金すれば良いかと。
ついでに、UP従量制であればコストに五月蝿い人なんかでは、ウイルスやスパイウェアなんかの、勝手にUPしてしまうような物に付いては自然と厳しくなってくれそうなんで一石二鳥かも、
#ってVoIPを忘れていた。ある程度定常的に使いそうだよなぁ。
Re:httpのみ完全定額 (スコア:1)
bits/dayな従量課金 (スコア:4, すばらしい洞察)
大流行したウィルス/ワームにさんざアタック喰らい
「なんで今月こんなに高いんだ!」なんて不条理に
もやっとする将来が見えます。
# そのうちの幾人かには「自分で飼っていた」なんて
# 笑えないオチが待っていそうだが。
常時接続はブルジョアな趣味に逆戻り。
プロトコル従量制 (スコア:1)
まず、課金の基準をデータ量にしても時間にしても、何らかの課金管理システムが必要になってしまうと思うのですが、ダイアルアップ全盛期ならともかく、ブロードバンド時代になった今、それを新たにどうやってやるのか?
という疑問が残りました。それに従量制ではブロードバンドの魅力は半減どころではないでしょうし。客が集まらないでしょう。
たしかに、ライトユーザーはメールとWebぐらいでしょうから、基本料金ではWebとメールだけポートを空けておいて、使えるプロトコルを増やすとオプション料金が発生するという形はどうでしょうか?(例えばFTPが何円/月とか)
で、P2Pとかやりたい人には限定解除オプションでそれなりの負担をしていただくということで。
もっとも#584004 [srad.jp]で指摘の通り、HTTP変換されると困り物ですけど。
Re:httpのみ完全定額 (スコア:1)
> SoftEtherが
Winny over HTTPとか,それに類似するような新しいものがでるかも.
# 結局はイタチごっこになるのではないですかね.
旅に出ます.(バグを)探さないで下さい.