地上デジタル完全移行を延期するよう求める提言 204
ストーリー by soara
アナロ熊曰く、 部門より
アナロ熊曰く、 部門より
時事の記事に詳しいが、地上デジタル完全移行を2~3年延期するよう求める提言が発表された。提言をまとめたのは、ジャーナリストの坂本衛氏、青山学院大名誉教授の清水英夫氏、立教大准教授の砂川浩慶氏、元共同通信社編集主幹の原寿雄氏ら。低所得者層への普及や、集合住宅でのアンテナ改修の遅れなど、このままでは、事業所を含めて数百万軒がテレビを見られなくなると指摘。災害時の情報伝達などの点でも問題があるとしている。
部分移行じゃだめ? (スコア:4, 興味深い)
> 放送局側の準備は整いつつあるものの、受信者側の準備がどうにも間に合わず、
2003年から日本の地デジ放送は始まってるんだから、この期に及んで「受信者側の準備がどうにも間に合わず」ってのは説得力がないなと思う。未だに地デジ化してない世帯は、そもそも地デジ化する意志がないものと見なして放置すれば、お互いトラブルにもならないかと。
で、そもそもテレビって必要なもの?
まあ、必要でも不要でもいいんだけど、必要だっていう人は既に対策済みなはずだし、不要だっていう人に対しては、「災害時の情報伝達などの点」を根拠に持ち出すのは無意味。だってラジオがあるじゃないか。テレビが不要な人たちは自由意志でテレビのいらない生活を選択しているんだと思う。
国による手助けを要する「テレビが必要だけど見れない人」って、まだたくさんいるの?
代替案として、完全移行じゃなくて部分移行でもいいと思う。NHK総合だけアナログ1chか3chに残して、民放だけ予定通りに地デジ化すればいいんじゃないか。民放のアナログ放送はさすがにいらないでしょうし。
部分移行じゃ困る (スコア:2, すばらしい洞察)
代替案として、完全移行じゃなくて部分移行でもいいと思う。NHK総合だけアナログ1chか3chに残して、民放だけ予定通りに地デジ化すればいいんじゃないか。民放のアナログ放送はさすがにいらないでしょうし。
ゲーム専用モニタに受信料を払いたくないので、NHKも予定通り映らなくなって下さい。
「電波利権」(池田信夫)という本に (スコア:4, 参考になる)
思い切り要約すると、
「アナログ跡地の電波免許をオークションにかけて売れ。その収益で、低所得世帯のデジタル変換費用を負担しろ」
ということになるのですが、そもそも、タダ同然の電波利用料で「良い」帯域を使っているテレビ局が、こんな意見を報道するはずがありませんし、その親会社である大新聞も、絶対に報道しないので、この提言はマスコミには乗らず、政治家もとりあげてくれない。
非困窮家庭でも地デジ難民 (スコア:3, 興味深い)
その多くの理由は財政難。
財政逼迫を期にデジタル移行を断念して管理組織が解体され、アナログ停波とともに施設も停止という組織も多いようだが、公的には難視聴地域として認知されていないため、何の代替策も用意されていない。
というか、相談窓口さえ存在しないのが現実だ。
デジサポに相談しても「共聴施設の管理者にご相談下さい」の一点張り。
他の相談窓口(NHK・役所その他)に連絡すれば「地デジ化の相談はデジサポでお願いします」のたらいまわし。
既に倒産して存在しない不動産デベロッパ(名目上の施設管理者)とか、放置状態だった施設を引き取ってギリギリで運営していた管理組合とか、そもそも地デジ化対策の積み立て金なんてありゃしない。
相談してくださいって、責任を丸投げされて一気に解散に向かう組織が多い。
タイミング的にも最悪で、組織解散後に助成金の制度を作るとかが多すぎ。
ちょいと調べただけでも、全国では同様の事例は相当数にのぼる模様。
災害時の情報伝達 (スコア:2, 興味深い)
Re:災害時の情報伝達 (スコア:5, すばらしい洞察)
本当に災害時に必要となるのはテレビのネットワークじゃなくて、地域住民のネットワークです。
テレビは映像的にショッキングなところばかり探して流し、地味なところはひとつも映しません。
また救助の様子を空撮で撮ったりしますが、ヘリの羽音で現場の音がかき消されてしまい、がれきや
土砂に埋もれた被災者の声を聞き取りにくくしてしまいます。この点について何度も問題が指摘され
フォーラムなども開催されてますが、いざ新しく災害や事故が起こると同じことを繰り返してます。
CMをカットして地味な情報をたんたんと流すAMラジオ局のほうが好感が持てます。
#こんなテレビ延期なんかしなくてもいいです
Re:災害時の情報伝達 (スコア:1, 興味深い)
確かにおっしゃることにも一理ありますが。
テレビでセンセーショナルに取り上げられた地域に支援が集中して、物資の整理にも困るような状況になる一方で、報道で名前が出なかった地域は放置される事態も起こっていたとのことですので、ああいう災害時によく見かけるようなタイプの報道であれば、やらない方がマシかと思います。
Re:災害時の情報伝達 (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:災害時の情報伝達 (スコア:3, すばらしい洞察)
大地震が起こると、被害の大きな地域では大規模な停電を伴うことが多いので、自家発電でも
ない限りは、そもそも据え置き型テレビは映らないことが多いです。バッテリーで映せる小型の
テレビなら動きますが、それでも普通は数時間ですよね。画面が小さいからみんなでみるのも難しい。
地震発生~電力回復までの数日~10日程度の間「かけっぱなし」にするには、
ラジオの方が適してますよ。
Re:災害時の情報伝達 (スコア:1)
いまの地上波アナログテレビで災害に役立つとも思えません。
ワンセグの受信器なら、停電でもあるていど応対出来ます。MediaFLOも含めて、空き地を作る事が優先されます。
県単位の放送の前に、セル単位の情報も流せます。
スポットワンセグで、避難所の風呂のあきや配食の予定も放送できるでしょう。
テレビなんて飾りです。移行さえしてしまえば、あとはどうにでもなります。
勿論、ワンセグより、FMアナログラジオチューナーが、携帯電話には優先かなとも思います。電池の持ちを考えると。
Re:災害時の情報伝達 (スコア:4, 参考になる)
アナログ波だとFMラジオや広帯域レシーバーなどでも音声のみですが受信できます(映像受信できる受信機/無線機もありますが)。
現状のワンセグだと車載ダイバーシティアンテナでもエリア内でもちょっとした物陰で入らなかったりとかあります。
携帯電話の付属機能のワンセグでは送信施設への見通しがよくても殆ど入らないこともあります。
難視聴ということでCATVに振った地域ではワンセグ利用はまず無理でしょう。
将来にむけて技術革新や普及はあるでしょうが、今のまま移行しても全ての地域で使い物になるかどうかは疑問です。
地デジ普及には一般TV視聴で攻めるより逆にこういう災害時の機能を先に充実させておくべきだったとは思います。
今からでも遅くは無いだろうけど、はたしてそういう予算をつけるかなぁ。
Re:災害時の情報伝達 (スコア:1)
予算を手当てするという観点ではもう遅い、手遅れ。
今から駆け込み乗車で他の予算措置を押しのけることで実現するかもしれないけど、
それは国全体の厚生や公正を著しく歪めることに等しい。
今回の提言者たちはそれでもなおテレビの視聴できない人が出たらいろいろ困るからなんとかしろ
といっているわけで。技術上のFeasibilityならよりどりみどりだけどその金が措置できない話。
Re:今からでも遅くはない (スコア:2, 興味深い)
元ネタは二・二六事件じゃないでしょうか。
Re:災害時の情報伝達 (スコア:2, 参考になる)
Re:災害時の情報伝達 (スコア:5, おもしろおかしい)
> 災害対策情報x2チャンネル
「地震キターーーーーーー」とか想像してしまったおれは、何かに毒されているのかもしれない。
Re:災害時の情報伝達 (スコア:2, 興味深い)
>そもそもデジタル放送は、アナログ放送と比較して5秒程度の配信の遅れがあるので、
>緊急放送の送信手段としては明らかに向いていません。
本格的に災害に見舞われちゃうとコンセントからの給電がそもそも無理って事になっちゃったりするので
携帯で見られるワンセグ(デジタルだよね)とかラジオってのはやはり必需品な気がします。
そういう観点に立っちゃうと今のアナログテレビが緊急放送向けとはいえないよね?
5秒の遅れが致命的なのってどんな災害なのかな?
Re:災害時の情報伝達 (スコア:1, 興味深い)
ですから、長期的にはコンセントからの給電とかは気にする必要が無くなるでしょう。
当座は…、AMやFMラジオ、ワンセグに頑張ってもらいましょう。
避難所になりうる施設における地デジ化推進を仕分け対象にした民主党のおかげで、色々困ったことが起きそうな気はするけど。
Re:災害時の情報伝達 (スコア:3, 興味深い)
>集積回路に関する技術の進展に伴い、遅延時間は短く、消費電力は減少していきます。
地上デジタルは方式上、Iフレームが来るまで画像はでないので、どんなに計算速度が早くても
ある程度のラグはでてしまいます。
これ、地デジではどれくらい(何フレームくらい)なのでしょうかね。
Re:災害時の情報伝達 (スコア:2, 参考になる)
緊急警報放送 (スコア:2)
集合住宅でのアンテナ改修の遅れ (スコア:2, 興味深い)
# 地上デジタル放送への移行時に、「副作用」で東京MX(アナログ14ch)が受信可能になった世帯もきっとあります
Re:集合住宅でのアンテナ改修の遅れ (スコア:4, 参考になる)
UHF局が見られる地域に済んでる叔父がデジタル化したのですが、調整だけで済むと
聞いていたのに一向に受信できず、結局アンテナを付け替えた&○万円かかったと
ぼやいていました。
古いものだと交換する必要があるとメーカーFAQには書いていますが、本当に必要
だったのか疑問に思っています。年配の方だと業者の言いなりになっているよう
ですし。
http://www.yagi-antenna.co.jp/faq/chidigi.html [yagi-antenna.co.jp]
Re:集合住宅でのアンテナ改修の遅れ (スコア:3, 興味深い)
さすらいの電器屋です。
うちのあたりはUとVの両方で受信しているところなので、大抵(9割)はそのままデジタルで受信できます。
ただし、アナとデジで同じチャンネルを使ってるわけではないので、それまでアナログなら問題なくても、いざつないでみると特定のチャンネルだけ受信レベルが40以下になったり、不安定なことがあります。こうなるとアナログと違いブースター入れても基本的に改善しません。
特に設備が古いとアンテナが200Ω出しだったり、ケーブルが3Cとか、4Cでもシールドが弱い線を使ってたり、途中で継ぎ足しなどをしてロスが出ることが多いです。この場合ケーブル引き直しとかアンテナ交換は必要です。
一番安心なのは、やはり工事に立ち会って、実際に受信レベルが出ているかを確かめることだと思います。
Re:集合住宅でのアンテナ改修の遅れ (スコア:2, 参考になる)
私のところでも、特定のチャンネルだけ受信レベルが低くて、ブースタつないでも改善されませんでした。アンテナ-->ブースター --> 屋根裏の分配器 --> 各TV(4台 2世帯住宅なのだ) という経路で、配線がかなり古いのでだめなのかなーって思ってたんですが、分配器につながっている開放端の使ってない配線をはずすと、かなり改善され、いまは正常に受信できてます。
まあ、こういうこともあるってことです。
Re:集合住宅でのアンテナ改修の遅れ (スコア:2, 興味深い)
北海道の某地方ですが、アンテナが数本折れてたのもあったので地デジ対応TV買ったときに、自分でアンテナ設置しなおしました。
GoogleMapで自宅とアンテナ基地の角度を出して、コンパス(G'z one携帯電話)片手に自分でアンテナ改修しました。
現在PS3のトルネで、最大受信感度70ぐらいです。
台風がきたとき、下から見ても明らかに角度がずれて1回だけ修正しましたが、今のところ受信できてます。
#周りに大きな建物無いと、割と楽に済むって事で。
#壮大なストーリ。空転するアイディア。
Re:集合住宅でのアンテナ改修の遅れ (スコア:1)
潤沢な生活費がある世帯であればケーブル設備をそっくりそのまま使いまわしている地域型有料ケーブルTVの受信契約費用を支出して「厄介ごとは金で解決」
というほとんどオールマイティな手段が使えないのが低所得生活困窮者難視聴世帯なので。
// そういう意味ではあの本来電波が弱くて受信が大変な東京MXが視聴できたのは周囲に高層ビルが乱立していたせいでもあったなあ……
Re:集合住宅でのアンテナ改修の遅れ (スコア:2)
がCATVじゃなく単なる共聴アンテナで、
しかもその後電線地中化のせいでCATVが引けないという場所もあるんですよ。
#田舎じゃなくて政令指定市の市役所の向かいの話。
Re:集合住宅でのアンテナ改修の遅れ (スコア:2)
あれ、相模原っていつのまに政令市に?
#ちなみに、『「市役所の向かい」と市役所の間の道』=元国境の市の話です。
あと、謎なのはCATV加入不可な場所になぜかCATVの営業所が出来たんだよな。
共聴アンテナの客目当ての営業所だと思って行ったら断られたのでびっくり。
Re:集合住宅でのアンテナ改修の遅れ (スコア:2, 参考になる)
ビルが後からできてその影で難視聴になるのは、既得権があるのですが(つまり、先住者の難
視聴対策はビルを建てた側がする)すでにビルがあって、電波塔の位置が変わったらどうする
のかというのは実は決まりがなにもないんですよ。
東京あたりでは多くの場合複数のビルの陰になっているわけで、実施質的にはどのビルが補償
とかいうことはできないので、ビルの谷間でテレビ見たければ自分でアンテナ上げるかCATV
なりに加入するということになるかと思います。その辺が問題なんでしょうね。
# まぁ、自分はTVほとんど見ないので来年でTV終了でも一向に構わないですが。
Re:集合住宅でのアンテナ改修の遅れ (スコア:2, おもしろおかしい)
> # まぁ、自分はTVほとんど見ないので来年でTV終了でも一向に構わないですが。
読売新聞によると「すべての国民が避けて通れない」らしいですよ。
そうか、自宅にテレビが無い私は非国民だったのか…。
Re:集合住宅でのアンテナ改修の遅れ (スコア:1)
>「地方都市や山間部=最初からUHF局を受信していたので、アンテナの改修は不要」「首都圏=VHFアンテナのみの集合住宅が多く、改修困難」という逆転現象が起こっているように見えます。
初期投資額が多かった分、得をしたというだけでしょう。首都圏はアンテナ一本で済んでたのが、ここへ来て地方と同じくらい必要になっただけではないかと。
というか、マジで田舎になると現状のアナログ波すらまともに受信できていない(映像乱れまくり)ので、デジタル波をまともに受信できるようには思えません。山間部に住んでる親戚はデジタルに移行する気配がありません。
いまさらだね (スコア:2)
24/11/30東京スカイツリー運用開始見込み
この誤差については
当初からこの話はあがっていたよ
23年までは東京タワーの方角へ
24年11月からはスカイツリーの方角へ
このタイムラグによる2回にわたるアンテナ方向の移動にかかる費用は?
と、いまさら問題としてあげるんなんてなに考えてるのだか
郊外地域はそれほど変化はないですが
千代田区を中心とする東京タワーとスカイタワーの間にある
エリアはアンテナ方向が真逆なので東京タワーのデジタル停波の瞬間から写らなくなる
このエリアは企業が中心なんで、予算とかそもそも気にする人が少ないから
止まってから騒ぐ人が多いよ
それが総務省の公式見解です (スコア:2, 興味深い)
総務省のサイトでもそう説明してます。つまりは総務省の公式見解ってこと。
問題なのは、新タワーの近くで共聴のアンプが飽和する可能性があること。
これはアンプのゲイン調整だけなのでそんなに手間ではないですが、OFDMは直線性の悪いアンプを通すとノイズ出まくりますから、調整しないとテレビ全く見えないなんてことも当然あるでしょうね。
どうなるんでしょうか。まあお役人は余った電波利用料の使い道できて喜ばしいのかもしれません。
でも遅らせてどうなるというと? (スコア:2)
たいして変わらないよね。特に低所得者層の話は。
そういうとこには、今実質5千円きっちゃってるチューナー配るで話ついてるんでしょ?
放送設備の問題はそれこそ金で解決してくれ。
そうすると、遅らせる理由がもうないと思うんだけど。
簡易チューナー無償給付について (スコア:1)
ぐぐったらすぐに見つかりました。
地上デジタル放送受信のための支援
http://www.chidejishien.jp/ [chidejishien.jp]
Re:簡易チューナー無償給付について (スコア:2, すばらしい洞察)
>(1)生活保護などの公的扶助を受けている世帯
>(2)障がい者がいる世帯で、かつ世帯全員が市町村民税非課税措置を受けている世帯
>(3)社会福祉事業施設に入所されていて、自らテレビを持ち込んでいる世帯
ぜんぜん『低所得者』じゃないじゃん。
#いや予想通りだけどさ。しょせんはお役所のやることだし。
Re:遅らせれば混乱は小さくなる (スコア:1)
地デジに使う周波数を圧縮すべき (スコア:1, 興味深い)
遅らせるなら圧縮もしちゃえば。さらにMPEG2やめてH264にしたら。当然B-CASやめたら
予定通り実施すべき (スコア:1)
中途半端が一番処理に困る。
一気に切り替える前提進めてきたのだから、予定通り一気に行うべき。
# 一旦遅らせたら、20年くらいズルズルと延ばされる可能性が大きい。
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:予定通り実施すべき (スコア:1)
2~3年遅らせるのとは質的な差があるのですが……
一旦遅らせたら、#1797261 [srad.jp]の事態になること間違いなし。
(テレビの場合10~20年は保ちますから下手すると本当に20年延長されかねない)
notice : I ignore an anonymous contribution.
Re:裏読みとは (スコア:4, すばらしい洞察)
民放各社は売り上げ、収益が減少中で、赤字の会社もある。
ビジネスモデルを変えないと後がない。
本来なら、地デジ移行でピンチをチャンスに変えればいいのだが、その知恵がない。
そこで、御用学者や息のかかったジャーナリストたちを有識者という訳のわからない
グループに仕立てて、ひとこと言わせてみた。
裏読みというのは、こうやって読むものだと思うのですが。
いまどきスポンサーもないのに動く学者なんていませんよ。
Re:普通に裏読みをすると (スコア:1)
だから大学教授ってやーね。
Re:3年間 (スコア:4, すばらしい洞察)
んなわけないっす。
2011年以降もアナログ/デジタルの設備を二重に維持していかなければならない
ということになったら、財務状態の悪い地方の放送局は潰れてしまいますよ。
民間の企業が国が約束を破ったために潰れるという状況は、政府にとって非常に
よくないため(しかも相手はマスコミだし)、なんらかの補助が行なわれる可能性は
高いと思います。
その原資は税金ですよ。
他のコメントでもありましたが、2011年時点でデジタルのチューナを自分で買っていない
人は、2014年にも買っていないと思いますよ。だって生活保護世帯相手の話でしょ?
結局、低所得者に無償で配るチューナの数は、デジタル完全移行が延期されようが、
たいして変らないんじゃないでしょうか。
だって、2011年にアナログが止まるっていうことが決まってから、どれだけ時間が
経っています?それに+2〜3年で、状況が大きく変るとは思えないんですけど。
アナログの放送設備を維持し、数年後に生活保護世帯が地力でデジタルチューナを
買っていることに期待してデジタル完全移行を延期するのは、金勘定の観点からは
ナンセンスだと思います。
また、デジタルへの移行は、周波数の整理という目的がありますが、アナログで
使っている周波数帯の解放が遅れることで、どれだけの経済的な損失があるのかどうか。
非常時の情報伝達は大切ですが、テレビは電気/水道/ガスのような生活に必須な
ライフラインではないのですから、政府があんまり過保護になることもない、と
思います。
#これも他のコメントにありますが、非常時の情報伝達ならラジオの方が重要。
アナログ跡地の利用方法は未定 (スコア:2)
アナログ跡地の利用をどうするかは、未だに決まっていないので、すぐに停波するインセンティブがありません。
年間で数千億円も稼げる利用方法が見つかったら、タダでデジタルチューナを配ってもお釣りがくると思います。
おそらく、それは、あります。
iPadだとかandroidだとかいう難しい話ではなく、単に、携帯電話事業に参入するだけでいい。
携帯電話会社は、この不況に大儲けしているんですから。
タイムラグがあるでしょ (スコア:2)
現状は先送りとなってると思います。
思うとは (スコア:2)
なにやら実現する方向に解釈されてる
しかもスカイツリー関係ないって、一応停波とかいてあいるのだけどな とこうきりかえしたらだめなんだろうな
Re:災害時の情報伝達、ほんとうにテレビである必要が? (スコア:2)
アナログonlyな液晶TVだとすぐ映ったよ。
Re:災害時の情報伝達、ほんとうにテレビである必要が? (スコア:1)
電源入れてから表示されるまで何秒もかかるテレビっていつのなのか気になりました。
真空管のなら温まるまで一分とかだったらしいですし、30~20年位前の間にうちに来たテレビは
確かにそれくらいかかったと記憶していますが…
テレビ放送は衛星放送が最適 (スコア:2)
だから、衛星放送には、12GHz程度の極超短波が使われています。
1GHz付近の、情報量が多いわりに、指向性の低い、「良い」帯域は、テレビ放送なんかに使うのはもったいない。
携帯電話、携帯情報端末みたいな指向性アンテナを使えない通信に使うべきです。
なにが「べき」で、なにが「べきでない」かは、技術的問題というより価値判断の問題なので、帯域免許をオークションにかけて、金で決めるべきだと思います。
Re:時間が足りないわけではあるまい (スコア:2, おもしろおかしい)
8月最終週になって夏休みの宿題を始めて「時間が足りない」って言ってるようなもんだね。