Wikipediaの信用度は新聞・ラジオ未満、テレビ以上? 110
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
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Yahoo! リサーチなどを手がける調査会社のヤフーバリューインサイトが、「情報メディアに関する調査結果」を発表した。これは全国の15~59歳男女1000人を対象に、情報メディアに対する認知度や利用度、信用度、今後の利用意向などを調べた物で、Wikipediaなどの「フリー百科事典」は、信頼度において新聞・ラジオに次ぐ3位、利用度はテレビ・検索エンジン・ポータルサイト・新聞に次ぐ5位という結果が得られたそうだ。
また、Webメディアの認知・利用・参加傾向について見てみると、掲示板やblog、フリー百科事典、動画共有サービス、Q&Aサイトは半分以上のユーザーが利用したことがあるという結果が出ている一方、3D仮想世界やライブストリーミングサービス、画像/写真共有サービス、ソーシャルブックマークサービスなどはまだ認知度が低めで、利用したことのあるユーザーも少ないという結果であった。また、SNSは利用したことのあるユーザーが約40%と多くはないものの、積極的に参加しているユーザーが10%を越えており、積極的に利用するユーザーとそうでないユーザーが分かれる結果となった。
「Wikipediaの信用度が3位」と聞くとちょっとびっくりするが、そのほかの比較対象はTVやQ&Aサイト、企業HP、SNSなどということで、意外に順当な結果なのかもしれない。また、インターネットを使った調査というのも結果に大きく影響していそうなところだ。皆さんはWikipediaを信用していますか?
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注意書きがあるのが良い (スコア:4, すばらしい洞察)
ウィキペディアの良いところは「独自研究」とか「要出典」とか言った形で、
信用に足らない情報には注意が付けられている点ではないでしょうか。
テレビだと出典元は最後にスタッフロールと一緒にざーっとまとめて流すだけでどれがどれやらわからないし。
Re:注意書きがあるのが良い (スコア:2)
あれはwikipediaの悪しき(悲しき)面を端的に表している。特に「要出典」。
義務教育で習っていることにまで「要出典」を付けるとか、参考文献とか外部リンクもチェックせずに「要出典」と付ける人が少なくない。
逆に「要出典」を付けられると「ノート」で感情的になる人もいる。下手に「ノート」を開くと悲しくなることが少なくないので、必要がなければ「ノート」は開かない方が良い。
Re:注意書きがあるのが良い (スコア:1)
> 関係者に取って都合の悪い記事
関係者ってのが独自に推定したものを出ない場合も多いですけどね。
Re:注意書きがあるのが良い (スコア:1)
つまり、そういうツッコミの多い記事は信用できない、と、ぱっと見でもわかるのがウィキペディアの良さなのですよ。
初登場なので (スコア:3, すばらしい洞察)
ネタ元を見ると、新聞、ラジオ、テレビの信用度には変化なし
その他のWeb(企業、Blog、掲示板他)は軒並み信用度が微減
今後の利用傾向は検索エンジン以外は全て減少
# グラフが大雑把だから正確に読むのが難しいんだけど
初登場のWikipediaを持ち上げるのはちょっと短絡的かもしれない
前回も登場していたとしたら、信頼度は同じように下がっていたんじゃないかと思う
個人的には、Webでの活動が検索エンジンありきに変化してるんじゃないかと思う。
検索エンジン以外の利用意向が軒並み減ったのは、特に意識して選択しないからで
Wikipediaが上位に位置しているのは、検索結果として得られやすいから
Wikipediaの信頼度は妥当な所じゃないかな、要出典で新聞や出版物をソースにしているし、TVほど扇情的じゃないからね
編集の品質という問題だ (スコア:3, 興味深い)
NHK のたいていの番組は Wikipedia よりも優れているし、
Wikipedia のたいていのエントリは「週刊新潮」に比べれば信頼できる。
ただし NHK であっても、プロジェクト×は嘘が多かったとか、
政治の解説委員が言うことはほとんど信用できないとか、いろんな癖がある。
要するに、どれだけ慎重な編集が出来ているかということと、どれだけ
嘘が混ざる動機があるかということを推測しながら使うしかない。
これだけは確実だが、無料なのに信頼性の高いメディアなんて世の中には存在しない。
その点、インターネット以降の新しいメディアは過大評価されているようだ。
Re:編集の品質という問題だ (スコア:2)
もし、プロジェクトXのことなら、演出ではなく、根本的なウソが少なくない。
DVD化、再放送からはずした回さえある。
Re:編集の品質という問題だ (スコア:2)
プロジェクトXでしたら、明らかに制作スタッフが対象を理解していないエピソードがありましたね。2003年5月6日放送のハレー彗星探査のエピソードについて、当時、私が書いた感想です。
Re:編集の品質という問題だ (スコア:1, すばらしい洞察)
それは疑わしい前提だ。
「手間ひまのかかっていない情報は大抵ダメだ」というのは恐らく正しいが、
その逆が同じように正しいとは言えない。
# もしも当局がその気になれば、「人民日報」は世界一の労働力を有する新聞に
# なれるかも知れないが、信頼性では世界のトップ100にも入れない現状は容易には変わらない。
テレビの「信用度」を調査する際には, (スコア:2, 興味深い)
NHKと民放を分けて集計するべきだ。
Re:テレビの「信用度」を調査する際には, (スコア:1)
Re:テレビの「信用度」を調査する際には, (スコア:1)
ただ、NHKはニュース、報道と称した、出演者のワンマンショーはないので。
#三寒四温は地球温暖化じゃないからね>F
Re:テレビの「信用度」を調査する際には, (スコア:1, すばらしい洞察)
ただし、21時台のニュースは除く。
NHKのニュースにアナウンサーの主観が入ったコメントなんて求めてない。そういうのが欲しいなら素直に民放見るよ。
Q&Aサイトは信用できないお (スコア:2)
Q&Aサイトの小規模なところは、けっこうあてにならない。
OKWaveの規模で、ある程度期間を以って
セカンド/サードオピニオンを得られて、それでやっと…
あるいは、アドバイスを元に、追加調査を自分でやって…
それで良いQ&A結果が得られるって程度じゃないかな。
ところが、一日程度で、ひとつの答えがあった時点で
満足して回答を打ちきってしまう人もめずらしく無い。
最短だと一時間未満で打ちきった人も見たことがある。
(ポイント目当ての自演かのような速攻クソ問答も稀に見られるし)
Windows特有の仕様をコンピューターの常識と履き違えた回答とか
質問者の目的に対する方向性の誤りをほったらかした、困難な試練の提示とか
…回答者の"自信あり"チェックボックスを"過信あり"とすべきレベルの回答も多い。
Q&A結果が蓄積される情報であることを考えると
そのままではまずいレベルの問答が、日常的に繰り広げられています。
普通Q&Aサイトに、マイナスモデレーションが無いことも残念。
#めったに経験者とか自信ありとかにチェック入れんけど
#脱線が基本スタイルだから、マイナスはかなり貰える見込み orz
参考にはする、信用はしない (スコア:1, すばらしい洞察)
情報は、ソースが異なる複数から取るのが正確性を増す手法。
(異なるところから得ても、それが同一ソースでは意味が無い)
鉄道記事 (スコア:1, すばらしい洞察)
についてはすごく信頼してる。なにあの正確さ
Webは一次資料でない限り単体では信用しない (スコア:1, 参考になる)
Wikipediaも含め、Webは基本的に信用していない。
だけど信用のあるなしが問題にならない所とかは別にそれでもいいし、信用を検証するための出展が基本的には張られているので、本当に信用が必要な情報はそこを当たって、真偽を確かめられるので、特に問題なし。(わりと日本語版WikiepdiaはWebか、図書館などで手にはいるような書籍を出展としている場合が多いので助かる)
また、出展がなくても、Webと言うツールの性質上、簡単に検索などして情報を探すことができ、そこから信用できそうな出展に当たることができる事が多い。
その点で、テレビや新聞などの既存のメディアとは違うと思う。Webの情報源は特定のサイトやページと、それ以外のWebの膨大なページとが基本的に陸続きであり、気になったら非常にわずかな手間でセカンドソースを当たることができるのが違う。
だからそれ自身の信用度はそれほど重要ではないと思っています。複数の情報を総合して信用度を上げたり、それ以外の情報へのアクセス方法が記載されていたりするのでそれでさらに信用を上げていけばよいので。
テレビ・新聞を初めとする既存のメディアは、それ自身がある程度権威を持っていて、事実を認定する(あるいは物事を既成事実化する)能力があり、自己言及性っていえばいいのかな、自身の記事の正当性が、自身の前の記事による、と言うところがあるし、また「観測者効果」みたいに、観測したことで観測対象に与える影響がでかすぎるので、その他のソースを当たろうとすると意外と苦労するのです。
所詮は修正の有無では? (スコア:1, すばらしい洞察)
TVの報道ネタなんぞ実際情報に問題が有って修正されたとしても、それに気が付く人間なんぞは極僅か。
毎日見ている筈でのニュースで「先日の報道に誤りがありました」って言われているのに気が付いた事は有る。
けど、その報道自体に繋げて考えるってのは意外と無い。
つまり、TVニュースなんかは録画で見ようがその時々に流れていく情報に過ぎない。
Wikipediaの場合、情報が留まる分は修正が効く。
けど、その情報自体の信頼性担保ってのが基本的に他の一次ソースに由来するって問題は有る。
ので、定常的に変化が無い様なネタならそれなりの信頼性が有ったりするけど、それ以外の物になると?ってのも。
Re:所詮は修正の有無では? (スコア:2)
蓄積は修正にも有効だから、複数人が複数のソースで確認される可能性がある。
定常的に変化がない~も、Wikipediaはニュースメディアではないので、TVと比べるのが根本的にムリがあるけど、TVはTV側が情報を流したいときしか流さないし、多くの場合は新しい情報しか提供しない。wikipediaであれば必要なときに引ける。
従来の冊子の辞典・事典であれば、下手をすれば10年、20年も改訂されない。
大改訂といって売り出しても、大半の項目が手つかずの本も多い。
「フリー百科事典」の定義 (スコア:1)
フリー百科事典とは
=「ウィキペディア(Wikipedia)」などの利用者が編集することができるフリー百科事典
この定義なら、普通のwikiも含まれてるんじゃないの?
ネットゲームのデータを集めたwikiとか、動画編集のHowtoのwikiとかなんか、全面的に信用してる人がほとんどだと思うんだけど。
他に情報ないことがほとんどだし。間違ってても、バージョンアップで変わったんだなぐらいにしか思わないし。場合によっては自分で直すし。
そういう意味で、信用できるという意見が多くて当然という気がする。
Re:「フリー百科事典」の定義 (スコア:1)
僕もすごい微妙な設問だと思います。アンサイクロペディアも入るんじゃないかと。一方でWikiはWikipediaだけのものじゃないので、その点でも誤解を招きそうな気がします。
Re:「フリー百科事典」の定義 (スコア:1, おもしろおかしい)
アンサイクロぺディアは記事がジョークだという信頼があるから高いんじゃないかな?
そういう意味では東スポの信頼も高そうだ
Re:「フリー百科事典」の定義 (スコア:2)
情報源として、はてなを使う人は多いだろうけど、百科事典と思うかな。固有名詞以外はあんまり項目がないし、情報量も少なく、体裁的にもイメージが違うと思う。
wikipediaをwikiという人は多いけど、wikiを全部wikipediaと思っているのか、wikipedia以外のwikiを認識していないのか。
wikipedia以外にwikiが使われているものって、まとめサイトとかが多いので、blogとかと違って、それほど一般の人に使われている気がしないけど。例えばPC系とか、デジタルガジェットとか、そういう一定の趣味に偏っているように感じる。
利用度の「新聞」って (スコア:1)
利用度のところ、Web検索などに続いて「新聞」ってありますが、Web検索とかとテレビ、
新聞を同列に並べるのってなんか意味あるんですかね?
まだ「ネット上にある情報」と「テレビ」「新聞」ならわかるんですが、
ネットの部分だけカテゴリが1階層下に掘り下げられて比較されているような。
#新聞がまだ有力な情報源であるということをアピールしたい、とかいう偏向なら理解できますが。
#同意はしないけど。
受動的情報と受動的情報のシェアが変化している? (スコア:1)
無作為抽出による調査であるほど、信頼している事と権威に従順な事が紙一重だったりして。
他の情報源としてネットにあたっているという行為自体が定着していて、代表がWikipediaというのは
ネットで調べたという時に「ググった」と言うのと同様、個々の事例について特定のサイトを挙げて
このサイトが役に立ったと言うのを避けて集合知の代表格Wikipediaに集約されただけでしょう。
最近は、Firefoxの検索バーでもWikipediaを中心に調べる事が出来るので、全てのケースであてはまる
とは思いませんが、少なくとも自分は検索エンジンの結果にWikipediaがヒットしたら参照する程度。
情報検索の方向性が、新聞雑誌にしろWikipediaにしろ、一定の客観性や広く浅い概要を中立的に
押さえる事に注意をした情報源は信頼性があっても実用性が無いので結果的に参照率が落ちます。
受動的情報より、能動的に必要な情報を好きな時に取りに行くライフスタイルの変化によって、
信頼度よりは優先度が下がっていくのが自然な事だと思います。
もともと新聞や雑誌が実用性があり、世間話のネタがそこを中心に形成されていたからでしょう。
しかし、今は「昨日の志村見た?→見た」という前提が通用しなくなってるので、
そこから一体感とか一定の集団が肯定したという安心を得ることが出来なくなっています。
つまり一応目を通した上で信頼できないと判断するのと、目を通す機会がないので消極的に信頼できない、
少なくとも自分は信頼できると保証する事が出来ないという意見も結構あるのではないかな、と。
[日本のメディア信頼度調査]
メディアの信頼度、NHK・新聞70点超え 新聞通信調査会 [j-cast.com](2009/03/09)
TBS NEWS23「ネット時代のジャーナリズム論」 [archive.org](2005/11/23)
[英国、米国のメディア信頼度調査]
イギリスの新聞を信頼する人、7%~「信頼できない」はなんと68% [goo.ne.jp](2009/03/03)
Wikipediaと新聞の信頼度は同じぐらい?:英国の調査 [ndl.go.jp](2009/01/07)
イギリスでは学生のネット信頼度、新聞を上回る... [mycom.co.jp](2005/04/20)
今年は信頼される組織としてのあり方が問われる新聞 [jica.go.jp](2009/01/08)
部門名 (スコア:1, 興味深い)
Wikipediaって「メディア」かね?
百科事典を「メディア」と呼ぶ人ってあまりいないと思うが。
利用者、参加者ともに、こういう感覚のズレを起こしているあたりが
よくも悪くもWikipediaなんだよなー。
あくまで百科事典たらしめようと「要出典」つけまくる人とか
「もっとくだけていいんだ」と主観ゴリゴリの記事書いてる人とか。
事実とは何か、みたいな命題に繋がる話なもので、
そういう議論が湧く場所にいるだけでなんだかうっとりしちゃう人というのが
この手のコミュニティの最大の敵な気がするが、これは余談。
Re:部門名 (スコア:1)
そうですよね。巨大とはいえ一つのサイトなのだから、
「メディウム」であるべきですよね。
そういう意味では、朝日新聞や産経新聞もメディアではない。
朝日新聞と産経新聞ならメディア。
独自研究、要出典 (スコア:1)
出典として新聞その他のメディアに載っていれば何でも良いというルールが
どうにも怪しいものだと思っていましたが、やはり同じ事を考える人がいましたね
通俗的に常識である事については出典が不要であるようで
どうにもルールが曖昧であると思いますがどうなのでしょうか
Re:ジャンルによる (スコア:3, 興味深い)
> ウソツキとは言わないにしろ、マスメディアは記述量に限界があるし、一次資料を書くことも滅多にない。
それは認識が間違っていると思います。
Wikipediaは、出典元を明記する事で読者が記事の信憑性を確認する事ができるという事を信頼の基礎においており、いわばWikipediaの信頼はマスメディアが担保していると言えます。
仮にマスメディアが全て信頼できないのならば、Wikipediaの信頼も崩壊します。
Re:ジャンルによる (スコア:2, 興味深い)
Wikipediaの全ての記事がマスメディアを出典元としているわけではありません。むしろ社会的事件などを扱った記事など、マスメディアを情報源とせざるを得ないものは一部にすぎない。特に、自然科学系の事象を対象とした記事などでは、一次情報源として原著論文、二次情報源として学術総説や(大学で使うような)教科書などを使うことが推奨されており、そういった記事も徐々に増えつつあります。特にこういった記事ではマスメディア……例えば新聞記者などよりはよっぽど専門知識に明るい執筆者も参加しており、無知に基づく誤解や誤謬という面ではマスメディアよりも信頼性が高いと言えるでしょう。
それに加えてマスメディアでは、記事に間違いがあった場合に訂正が行き届かないケースが多いので、その点に関して言えば、そういうシステム上の都合からもウィキペディアの方が有利かもしれません。
Re:ジャンルによる (スコア:3, すばらしい洞察)
いいえ、それは違います。
Wikipediaで出典元として使えるのはマスメディアのみであり、マスメディア以外は単なる独自研究として扱われます。逆に言えば、マスメディアであるからこそ読者が記事の信憑性を確認する事ができるのです。
> 特に、自然科学系の事象を対象とした記事などでは、一次情報源として原著論文、二次情報源として学術総説や(大学で使うような)教科書などを使うことが推奨されており、そういった記事も徐々に増えつつあります。
それらもマスメディアの内です。
マスメディアとは、文字通り「マス」をターゲットにした「メディア」なのですから、新聞、雑誌、テレビ、ラジオだけでなく、あらゆる専門誌や学術誌も含まれます。
> それに加えてマスメディアでは、記事に間違いがあった場合に訂正が行き届かないケースが多いので、その点に関して言えば、そういうシステム上の都合からもウィキペディアの方が有利かもしれません。
それは訂正のし易さの話であって、正しい情報が発信されているかどうかとは、似て非なる性質です。
Re:ジャンルによる (スコア:1)
たとえば、市町村の人口は市町村自身のウェブサイトに掲載されていて、
その検証は用意だし、十分に信頼できるソースです。
地方自治体はマスメディアなんですか?
それとも、インターネットそのものがマスメディアなんですか?
インターネット上の地方自治体公式サイトはマスメディアなんですか?
じゃあ、インターネット上の企業サイトはどうですか?
海は死にますか?
山は死にますか?
JASRACの方から来ますか?
Re:ジャンルによる (スコア:2)
> その検証は用意だし、十分に信頼できるソースです。
そうですね。
> 地方自治体はマスメディアなんですか?
> それとも、インターネットそのものがマスメディアなんですか?
> インターネット上の地方自治体公式サイトはマスメディアなんですか?
WWWは十分にマスメディアと言って良いでしょう。
> じゃあ、インターネット上の企業サイトはどうですか?
マスメディアですね。
何か間違っていますか? (?_?)
Re:ジャンルによる (スコア:1)
ものは、自治体の公式サイトなど www の一部分に過ぎない。Wikipedia の情報源として
適切でないものは、/. へのコメントを含めて無数にある。
nisiguti 氏の主張を、揚げ足を取られないように書き直すと上のようになると思う。
Re:ジャンルによる (スコア:2)
仰っている事は全くその通りだと思いますが、元々私の主張したかった事とは少し違います。
Wikipediaの信頼の基礎は、記事の信憑性を読者が自分自身で検証できる仕組みを用意している事です。そのためには「出典元」を不特定多数の読者が容易に調べる事ができなければなりませんので、「出典元」は不特定多数に対して提供されている情報でなければなりません。
当然その「出典元」は(言葉の定義に関わらず)マスメディアを外す事は有り得ない訳ですから、マスメディアを否定する事は、そのマスメディアを信頼の基礎におくWikipediaも否定する事になります。
つまり「マスメディアよりWikipediaの方が信頼できる」というような主張は、論理的にまるで矛盾する話だよという事を指摘したかったのです。所謂「マスゴミ」が信頼できない事は全く同感ですが、それを「マスメディア」全般に広げて「信頼できない」というのは全くの暴論だと思います。
Re:ジャンルによる (スコア:2)
確かにまとも批評とは到底言えない中傷が目に余ります。
ただ「プロが編集するマスメディア」だけが評価者として適切であるとはあまり思えません。
消費者の視点で商品の質を評価するのは「有るのが当然」という性質の物ですし、それはプロによる評価とは並存するものだと思います。
トピックに関連する話に戻すと、「Wikipediaは信頼できるがマスメディアは信頼できない」という単純な物ではなく、新聞社や放送局の「責任者の下でのプロ集団による情報発信」は可能な限り正確な情報を発信する物、Wikipediaの「出典元を用いた検証と衆人監視の仕組み」は誤りを直ちに修正する物として、両者は並存すべきものだと思うのです。
そして「マスゴミ」かどうかという評価にしても、マスコミやWikipediaの情報にしても、それらを鵜呑みにすべきでないのも同じ。そこに書かれた情報を吟味し、他人の評価ではなく自分自身による評価をしてから受け入れるか拒むか決めるべきだと思います。それが結果的に「マスゴミ」認定という評価だとしても、それは他人ではなく自分自身の言葉で説明する事ができるのなら、それで良いと思いますよ。
# まとまりがない文章ですみません。
Re:ジャンルによる (スコア:2)
第三者の検証が評価の一つとして有効である事は認めます。しかしそれで検証できるのは、報道されている内容が事実に即しているか反しているかといった事であって、いわゆる「マスゴミ」批判の理由とは違うものだと思います。つまり「マスゴミ」かどうかという事とは違う別の評価軸だと思います。
とは言うものの、元トピックから大きく外れてしまっていますので、そろそろお開きにしてはどうでしょうか。A(^^;
Re:ジャンルによる (スコア:2)
> 断った上で、説明なしに暗黙裡に了解されるだろうと期待しているわけですか。
いや、そういう事では有りません。
例え誤報を流したとしてもそれが即「マスゴミ」と批判される訳ではないと思うんです。誤報であるという事を素直に認め、然るべき対応を取っていれば逆にそれが認められるというのもネットの一つの側面だと思います。
しかし過ちを決して認めない、認めたとしても「しぶしぶ」認めたというだけで対応に誠実さが認められないという事が繰り返されると、「マスゴミ」認定という事になると思います。
また報道する側自身の問題についてもそれ以外と同様の態度で報道しているのなら、「マスゴミ」と批判される事は少ないでしょう。しかし報道側に関係が無い事なら殊更針小棒大に報道するのに、報道側の問題は逆にあまり問題として取り上げないという態度では、「マスゴミ」認定という事になると思います。
思うに、報道という武器を誠実に使っている限りは問題はないが、それを報道側への利益誘導や逆に他者を不当に貶めるような事に使う事が繰り返される事に、批判の的が集中するのではないでしょうか。それは私も正論だろうと思いますが、それが高じて「正論原理主義」のような「マスゴミ」連呼を続ける輩も居る事は困った事だと思います。
> たぶん「マスゴミ」なるマスメディア批判用語は、おのおの使う人が勝手に都合の良いものを
載せるための空っぽのコンテナみたいな言葉なんですよ。なにか中身のあることを主張したい
人にとっては、使い道のない言葉として定着しかかってるんでしょう。
そうですね。確かにそういう人も多いと思います。
ただそういう人は、何故そう思うのかという事を論理的に説明を求めると、どこかで語られた他人の言葉を念仏のように繰り返すので、「ああ、この人は自分の言葉では語れないのだな」と判ります。
Re:こういうときこそウィキペディアの出番w (スコア:2)
何が言いたいのか、全く判りません。
Re:ジャンルによる (スコア:2)
私は自分で独自の定義などしていないつもりですが、何か間違っていますか?
間違っているのなら、具体的に何が間違っているのか指摘して頂きたいと思います。
Re:ジャンルによる (スコア:1)
鉄道とアニメ関係は信用してます。
あとは他の検索結果と比べて‥
Re:ジャンルによる (スコア:1)
認識が間違っているのは、マスメディアの定義のほうかもしれません。
以上、Wikipedia [wikipedia.org]より引用してみました。笑
Re:ジャンルによる (スコア:2)
> その引用からだけでは、よくわかりません。
私が間違っているんですか? (?_?)
私がマスメディアの話をしていて、他の方が「「報道(ジャーナリズム)」と混同」されているのだという指摘だと思ったのですが…。
> nisiguti 氏の言うマスメディアの定義は、大衆に渡る情報源はすべてマスメディアとであるとしていて、
微妙に違うような気がしますが、概ねそのとおりです。
> Wikipedia の説明は、「特定少数の発信者から、一方的且つ不特定多数の受け手へ向けての情報伝達」となっているので、
> 「相互的な情報源は、マスメディアには含まない。」という点が違いなのかと思います。
その「違い」の意味が良く判らないのですが、私の理解としては広く大衆(マス)に対して発信される媒体(メディア)をマスメディアと理解しています。
Longmanによると
> mass media
> the mass media all the people and organizations that provide information and news for the public, including television, radio, and newspapers:
>
> http://www.ldoceonline.com/dictionary/mass-media
という事になっています。
「テレビジョン、ラジオ、および新聞を含む、公衆に情報とニュースを提供する全ての人々や組織」
という意味だと思うのですが、違いますか?
Re:ジャンルによる (スコア:2)
私には、元コメント主が「マスメディア」の意味を知らずに彼の批判の対象に定義付けして使っていただけだと思います。マスメディアはマスメディアであって、放送局や新聞社だけを指すとは到底思えません。特にそれが批判の対象として使うには語彙が広すぎて不適切だとしか思えません。
それに、よしんば「マスメディア」が新聞社や放送局など「マスコミ」を指すとしても、NHKと民放、朝日と産経ではまるで違うでしょう。それらをまとめてWikipediaより信頼できないと断ずるのは、「マスゴミ」批判で目が曇っているように思いますね。
Re:ジャンルによる (スコア:2)
> nisigutiさんの定義なら、これを以て「それまでマスメディアでなかったものが、マスメディアになった」とでも言うのでしょうが、
いやいや、私はそのような事は言っていませんよ。
#1534133 [srad.jp]のAC氏が「nisiguti 氏の言うマスメディアの定義は、大衆に渡る情報源はすべてマスメディアとであるとしていて」と推測されていますが、その表現は私にとって「微妙に違う [srad.jp]」と感じるものです。
#1534432 [srad.jp]でも書きましたが、「私の理解としては広く大衆(マス)に対して発信される媒体(メディア)をマスメディアと理解」しており、結果として「大衆に渡る」という事より、発信者が「大衆に渡る」事を意図しているものと考えて差し支えないと思います。ですから「会員向け」に発行されたものならマスメディアと言い切れるかどうかは私も微妙だと思いますね。
しかしパスワードなどで制限されていないのなら、それは「大衆に渡る」事も承知の上でしている事で、マスメディアではないと言い切れるものでもないと思っています。ですからWikipediaの出典元として利用できるのはマスメディアであるという事にも、あまり矛盾しないと思います。
ダブルスタンダードですって? まぁそうかも知れませんが、元々の私の主張はマスメディアかそうでないかという事ではなく、Wikipediaの方がマスメディアより信用できるという論理は矛盾しているよという事ですので、あまりマスメディアの定義に拘られてもなぁ・・・、というのが正直な気持ちです。
情報はマスメディアが全てではない (スコア:2)
人物に関することなら、本人や周辺人物のブログや著書や講演だったりするかも知れないし、
製品に関することならウェブサイトやスペックシートや、もしかすると殻割りして確かめたものかも知れないし。
とくに科学に関することなんかだと、マスコミの中の人の理解力が足りなくて、
ゆがめて伝わることも多いので、記事によってはマスコミを超えていることも多々あると思いますが。
Wikipediaについては、書いても書かなくても自由のなので、書いた人は理解して書いていることが期待されますが、
マスコミは仕事でやっているので、理解できないこともとりあえず何かの形で記事にしなければならないわけで。
Re:情報はマスメディアが全てではない (スコア:2)
> そういうものを信頼できる情報源として使うことは認められていません。
リンク先見たら、講演はだめっぽいですが、
逆に、公式ブログや(自費出版でない)著書は情報源になるよって書いてあるように読めるのですが・・・
> 殻割りして確かめたら独自研究になります。
なるの?客観的な事実だと思いますが。
せっかくリンク貼って頂いたんですが、リンク先読むと正反対にのように読めるのは
私の読解力がおかしいのでしょうか。
Re:ジャンルによる (スコア:1)
マスメディアにおいて報道されることがない云々のソースは別のマスメディアでは?
脚注の1とかでは一例として赤旗があげられてますが。
◆IZUMI162i6 [mailto]
Re:ジャンルによる (スコア:1)
一般論として、書籍等では?
出版社はマスメディアとは見なされてないですよね。
Re:ジャンルによる (スコア:2)
そうだと思います。
> 出版社はマスメディアとは見なされてないですよね。
出版社はマスメディアの代表格でしょう。
グーテンベルクの活版印刷が聖書を印刷するために誕生した事を考えれば、始祖と言っても良いと思います。