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masakunの日記: 改正消防法により過疎地からGSが消える「2月危機」 304
日記 by
masakun
2013年2月以降、過疎地などの採算の悪いガソリンスタンドが廃業する「2月危機」が懸念されている(毎日jpの記事、消防危第144号通知[pdf])。
その理由は、2010年6月の消防法改正によりガソリンスタンドに埋められている貯蔵タンクの規制が強化され、油漏れを防ぐなどの処置を講じる地下タンク法改正の猶予期間が2013年1月末で終わるため。対象となる地下貯蔵タンクは「経過年数」「塗覆装」「板厚」により異なるものの、主に設置から40年を経過したものについては「タンクの交換か、FRPライニングによる内面コーティング」「油漏れ探知機の設置」が義務付けられており、その数は日本全国で4万3000基になるという。しかしこの対策には数百万円かかることから、まだ3割弱しか実施されておらず、しかもGS経営会社の約半数が赤字経営(資源エネルギー庁の委託調査)ということから、不採算のガソリンスタンドが一気に廃業する可能性があるそうだ。
最近は低燃費の車が増えたが、この夏思わぬところでガス欠になり立ち往生する車が増えるかもしれない。
僻地、貴重なランドマーク (スコア:5, 興味深い)
10年くらい昔、3万分の1か6万分の1の地図しか無い状態で
栃木県茂木のあたりでうろうろと、ガソリンスタンドを探したことがあります。
田舎道には、目印など何も無い事も多く、どこを走っているのか容易にわからなくなり
日曜日には閉店しているようなガソリンスタンドまであって、非常に不安な小一時間を体験した。
結局、三菱フリートカードが使えないところで現金給油した。
ガソリンスタンドくらいしか目印(地図に記載されるような目印)が無い地域で
ガソリンスタンドが無くなるのは困るなぁ。
まぁGPS常備がふつうの時代ではあるけど…
というか、僻地は、改修するための一時的な営業停止だけでも
かなり不便な思いをすることになるよ。
私の実家なら、もよりの農協給油所まで1分だけど、その次は4km先だ。
帰りは海抜数mから海抜100mへの上り…
18l缶を積んだ自転車では登れない坂が二箇所1km分くらいある。
Re:僻地、貴重なランドマーク (スコア:3, 参考になる)
必要は発明の母と言いまして、
今後は道路地図やカーナビに、特に僻地でのガソリンスタンドの位置が記録されるようになるだけでは。
#「XX年版 道路地図 最新のガソリンスタンド情報が満載!」みたいな感じで。
赤字のガソリンスタンドを維持するよりは、道路地図一冊買う方が安上がりだと思うなあ。
他にもガソリンスタンド情報を共有するWebサービスが作られるかも。
#鉄道で言う「ジョルダンライブ!」 [jorudan.co.jp]みたいな奴。
Re:僻地、貴重なランドマーク (スコア:2)
すでにナビにはGSの情報とか入っているので、最新版では更新されていくだけです。
道路地図、特にバイク用のツーリングマップルとかにもGSの情報は記載されています。
単純に消防法遵守っていう観点では、採算の取れないところは廃業するしかないですね。
ですけど、薬の通信販売がそうだったように、人口の大部分のことだけじゃなくて、田舎とかのことも考える機会になって、よりよい方向に修正されていったら良いなぁと思います。
#個人的には、バイクのツーリングでは150-200km毎にGSほしいので、もうすこし規制を緩やかにしてほしいところ
Re:僻地、貴重なランドマーク (スコア:2)
なんか層雲峡のあたりでスタンドが無くなって事前の給油忘れるとえらいことにとか聞いた覚えがあったんだけど
国道39号の上川町から留辺蘂の温根湯まで約80キロスタンド無しか・・・前は間に1~2ヶ所はあったような気がしたんだが・・・
Re:僻地、貴重なランドマーク (スコア:2, 参考になる)
Re:僻地、貴重なランドマーク (スコア:1)
アメリカでも「この先○マイル、ガソリンスタンドなし」って看板があるので、その手でしのぐべきじゃないのかなぁ?
UT州のI-70で100マイル以上なしを見たことあり。
Re:僻地、貴重なランドマーク (スコア:2, 興味深い)
日本でも200kmスタンドなしの道路がありますよ
http://www.tokachi.co.jp/news/201110/20111026-0010799.php [tokachi.co.jp]
Re:僻地、貴重なランドマーク (スコア:2, 参考になる)
Re:僻地、貴重なランドマーク (スコア:2)
ただ、4km歩けない老人であればそろそろ免許返納も検討して頂きたく…
(4km歩くってのは日常的にではなく緊急時ね)
EV(電気自動車)を一気に普及させるチャンス (スコア:4, すばらしい洞察)
そして、各地のガソリンスタンドを電気スタンドに置き換えよう!
あれ?
Re:EV(電気自動車)を一気に普及させるチャンス (スコア:2, おもしろおかしい)
おしい、実におしい。
ここは、ピコーンのAAつけて、電気スタンドにするべきだったのに(違
今後のトレント先取り。 (スコア:4, 興味深い)
地方からあらゆるサービス業が撤退していく、というのは今後のトレンドですね。
国の方針で言うと、国土の均衡ある発展 ⇒ コンパクトシティ構想への転換ってことになるのかな。
(撤退のトリガーはいろいろあると思いますが)
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以下、補足。
【データ】 ※国土交通省の資料 [mlit.go.jp]より
・2050年には人口が25%減、高齢化率は20%から40%へ増加。
(高齢者自体の人口は減ってますが、分母がさらに減っているので、高齢化率は高まる)
・地方では人口規模/密度の減少により、1人あたりの行政コストが上昇。
さらに生鮮食料品店などが撤退、徒歩圏内に生鮮食品店が無い地域が増加。
⇒現状規模のインフラ/利便施設を維持するだけの税収/労働者が確保できなくなる。(特に地方で顕著)
【方針】
「地方にも利便性をよこせ!」っていうワガママには、日本はもう耐えられません!人口構造的に!行政も民間も!
⇒地方に住むなら不便なのを我慢してね or 利便性を求めるなら都市に住んでね
【備考】
ちなみにこういう話をすると国防上の問題がよく話題に出ますが、それって思いつき(思い込み)レベルでしょ?と思っています。
そもそも現状でも国土の50%は無居住ですし(2050年には60%に増加)、日本よりも無居住エリアが広いアメリカとかオーストラリアとかそれこそどうすんの?って話です。
「国防上、無居住エリアが非常に重要」というデータがあれば、見てみたいです。
人は見た目が120%
Re:今後のトレント先取り。 (スコア:2, 興味深い)
むしろ、人口構造的にそうだからこそ
人口をある程度バラけさせるべきなんじゃないだろうか?
ここ20年でかなり多くの人が感じた事だと思うけど、やっぱり公共投資は必要なんだろう。
かといって、誰もが、ITに携わってクリエイティブ(わらぃ)な仕事ができるわけがない。
道路を掘り返して舗装し直し、お金を強制的にブン回すしかない。
それには、掘り返すための道路が必要だ。
敢えて地方にも投資をし続ける事が、景気の高揚感の鍵だと思うね。
(ここで「雇用の確保を、って事?雇用の無い国民にはBIを与えればいいのでは」というツッコミはNG。
そうじゃなくて、マネーの流通速度をこれで政府がある程度制御できるんじゃないだろうかって事だ。
安倍首相も内需について考えてるようだしね)
それに、人間をきっちりとキレイに一箇所に集めると、災害時に耐えられない。
都市がヤバくなった時、どこに疎開しようか?
東京さん「地震で都市つぶれたわ。大阪さん、ちょっと泊めて」
大阪さん「どこも無駄を省いた結果、現人口を支えるだけのギリギリのインフラしかあらへんさかい、自分ら、山の中にでも篭っとれや」
そんで「もう何十年も手入れされていない山の中に、ずっと昔、集落があったはずだ」という伝説を聞いて
あてもなくさまよい続けるのだろうか?
そらまずい。
九州はクマが絶滅したらしいからまだ気楽かも知れないが、本州や北海道はすーぐクマの楽園になるよね。
Re:今後のトレント先取り。 (スコア:3, 興味深い)
日本の(国から自治体レベルまで一貫した)問題は、
「明るい未来の目標」と「暗い未来の推計」、どちらの負担にも備えようとしているところだと思います。
具体的には「基盤施設や社会保障は人口が維持できる前提で必要量を計上」する一方で、「福祉や産業や税制は若年層が減少する前提で金額を計上」してるんですよね。
実際自治体の総合計画とか見てみると、推計の異様な精緻さに比べて目標設定のアバウトさは目を覆わんばかりです。
都道府県は国の目標をブレイクダウンするよう通達がでているし、市町村は現状の人口規模と産業構造が同じなら金太郎飴になるよう総務省に指導されているし、当然の帰結ではあるんですが。
確かにそろそろ「明るい未来に最後のバクチを仕掛ける自治体」と「暗い未来と心中し終焉を見据える自治体」への二極化も起こりそうですが、本来は国がもっと上(移民政策への転換や抜本的少子化対策の可否)の選択肢を明示すべきなんですよね。そのへんの本末転倒はエネルギー政策と同じ。
プラグインハイブリットの販売が (スコア:2)
さらに捗るね。
トヨタプリウスとか三菱アウトランダーPHEVあたりはカタログ上の
複合燃料消費率が60Km/ℓ超えるからなぁ・・・
田舎のガソリンスタンド過疎地でも安心!なんて販促のポップが出るはず。
##
実際には10~30Km/ℓ辺りだと思うので、5~10ℓくらいは入れておかないと、
ホントのガソリンスタンド過疎地ではしんどいかも知れない。
Re:プラグインハイブリットの販売が (スコア:3, 興味深い)
ところがどっこい、田舎の道は狭いしグネグネ曲がってるし舗装は悪いけど、
道路の本数自体が少なくて信号も少ないからブレーキをあんまり使わないので、回生ブレーキの効果が少ないんだな、これが。
アクセル開度一定での走行になるから、ハイブリッドシステムはほとんど重たいだけのお荷物。
そんな物よりもクリーンディーゼル車の方がよほど高燃費で低公害だったりする。
ネガティブキャンペーンが張られてしまったせいもあって日本では普及が遅れてるけど、今のディーゼルはほんとに良い物だよ?
ハイブリッドシステムとの相性もガソリン車以上だから、都市部でもディーゼルハイブリッドがおすすめだし。
地域の燃料拠点 (スコア:1)
扱っているのはガソリンだけじゃなくて、
燃料系全般の販売をやっていたりするわけで。
まして北国の過疎地ともなれば灯油はライフライン。
全体の売上で何とか保っているような零細販売店は
GSが継続できなくなれば商売自体が全滅になる。
安全の観点も結構なんだが…。
Re:地域の燃料拠点 (スコア:2, 参考になる)
採算合わないけど必須というなら、
民間任せではなく自治体か自治会の共同出資で運営して、赤字分は税金か会費で賄えばいい
会員以外は5割増しぐらいで燃料販売すれば、タダ乗り防止と緊急時の給油が兼ねられる
Re:地域の燃料拠点 (スコア:5, 参考になる)
実際にそうした取り組みが始まってるってクローズアップ現代で見た。割り増しは特に言ってなかったかな
ガソリンスタンドが消える
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3001.html [nhk.or.jp]
Re:地域の燃料拠点 (スコア:1)
> 安全の観点も結構なんだが…。
そしてトンネルが崩落したり原発の建屋が吹っ飛んだりしたら手のひらを返して叩きまくるわけですねわかりますん。
Re:地域の燃料拠点 (スコア:1)
(今となっては、「すべきだったのではないか」ということになるでしょうが)
応分のコストを負担すべきなのは販売店だけじゃないでしょう。
競合店がないのは消費者にとって選択肢がないことでもありますが、だからといって必要なコストを無視して安価に販売することが正常な経済状態とも思えません。
販売店だけが一手に負担する構図はそれ自体が異常だと思います。
そのような体制に依存しているのであればその地域経済も異常ではないでしょうか。
独占状態である時期にしかるべき利益を挙げておかなかったからイザというときに経営が成り立たなくなっているのだし、利益度外視の安売りを享受し続けていながら将来への策を断立て置かなかったツケじゃないですかね。
Re:地域の燃料拠点 (スコア:1)
ガススタンドのない僻地。
自動車を持っていて日常的に使っている人は、自動車で走っていけば給油できるのであまり問題はない。買い物に行ったついでに給油すればよい話。
そういったライフスタイルが地元の小売店やガススタンドの経営をより苦しいものにしていたのも事実。
ガススタンドがなくなると困るのは自動車を持たない、あるいは積極的に使えない老人の世帯など。
そのような僻地は厳しい自然環境の所だったりして、灯油の存在は生死を分ける問題になることもあります。
そして、農作業用機材を動かすためのガソリンの調達が極めて困難になります。スーパーカブの荷台にガソリンタンクをくくりつけて、数リットルのガソリンを買いに行く、ということが困難になります。
オートバイの燃料管理は気を使うようになりました。リサーブタンクに切り替えてからガススタンドを見つけるまでの不安感は以前より増したように思う。
Re:地域の燃料拠点 (スコア:1)
住んではいないが、知ってる僻地。
一番近いガソリンスタンドが50km。
そこがもし潰れると、次に近いスタンドは80km。
でも、そこのガソリンスタンドも似たような経営状態なので、そっちが先に潰れるかも。
2店とも無くなると、100kmくらい遠くまでガソリンを入れに行くことになるのかな。
タンクローリーを使って、移動販売にするといいのかもね。
週に一回売りに来るので、その時に満タンにする。
法律が許すのかどうかはわからないが。
あとは、へき地に住む人々は危険物取扱者の試験に合格して、自宅にガソリンタンクを配備しておくという手もある。
Re:地域の燃料拠点 (スコア:1, フレームのもと)
あとは、へき地に住む人々は危険物取扱者の試験に合格して、自宅にガソリンタンクを配備しておくという手もある。
それは資格者が各地に張り付くこととは結びつかない気がします。本スレッドとは別文脈で危険物取扱者資格に関して貴重な助言 [srad.jp]をいただいたことがあるのですが、遠隔の監視センターから各小規模サイトを有資格者がじっと見守るだけの簡単なお仕事をすることでサイト毎に兼任不可の専任資格者がいないというありかたもあるのではないかと考えます。
// 引用元ではセルフスタンドのサイト内監視だったけど、ハローワーク求人で遠隔監視という記憶があったので合成した。事実誤認があったらごめんなさい。
Re:地域の燃料拠点 (スコア:2)
消えることと安全管理は別 (スコア:1)
この手の話になるといっつもごっちゃになるな。
Re:自己負担は平均100万円以下 (スコア:1)
支給した補助金が少なくて、圧倒的大多数のGSは補助金を受けられなかった。
補助金を受けられなかったGSは100%自己負担で回収するほかないが、数百万円でできるのはFRPで内側を補修する工法で、10~15年の延命程度。
長期的な経営を前提にしたタンクの改修だと1000万は超える。
田舎にある個人経営・小規模経営のGSだと、店舗数が少なく、改修工事の間は営業ができない。
ただでさえ経営難のところ、長期休業することができない。
地域に他のGSが無い場合、改修したくても改修ができないという事情もある。
赤字経営のGSの場合、廃業したくてもできない事情もある。
廃業するには地下タンクを撤去しないといけないが、その費用も出せない。
そのため、補助金で撤去費用の一部をねん出して廃業するというGSもあると思う。
天下り電力会社には巨額の支援をして原発なんか推進させてるくせに、GSの支援の予算はたった84億円かよ…。
Re:自己負担は平均100万円以下 (スコア:1)
>天下り電力会社には巨額の支援をして原発なんか推進させてるくせに、GSの支援の予算はたった84億円かよ…。
電力はほぼ確実に全国民が使いますが、GSはそうとは限らないですからね・・・。
とはいえ、やっぱりGSはある程度の間隔で置かなきゃいけないんじゃないかと思っています。
特に過疎地域では、それこそ補助金出してでも設置し続けないと。
まぁその過疎地域に、タンクローリーが通れるだけの道路も作らなきゃ(保守もしなきゃ)ならんのですが・・・。
Re:自己負担は平均100万円以下 (スコア:1)
>公共交通機関が都会に比べて圧倒的に少ない田舎では原付と軽自動車は生活必需品
>GSを使わないですむのは免許のない高齢者と子供だけ
うん、分かってます。
なので過疎地域には設置し続けないとと書いたのですが・・・。
言葉足らずで申し訳ないです。
#ウチの実家も田舎ですから、その辺はよ~く分かってます。
#でもタンクローリーが通れる道路を保守するのもお金かかりますしね・・・。
Re:自己負担は平均100万円以下 (スコア:2)
好立地のGSなら、当然、近隣の他店と競争がある。自由化でセルフ店なども乱立する以上、価格競争が激しくなるのは避けられない。当たり前だが、小売店が利益を削って激しい価格競争をしたいわけではない。消費者が望んでいるだけだ。
地方都市~過疎の立地なら、競争は少ないか、まったくなく、バカな安売りをする余地はない。過疎地では、GS事業は赤字のため、民間の場合は他店舗の黒字で補うか、JA(農協)などが運営している。生活物資の買い物にも、農機具、漁船にも、燃料は欠かせないためだ。
Re:自己負担は平均100万円以下 (スコア:1)
売らなきゃただの不良在庫で済むね。
正月早々、おめでたいね。
Re:自己負担は平均100万円以下 (スコア:1)
でも、周りに他のGSも無いところで、なんで赤字経営になるのかなぁ。
そりゃ、ガソリン入れに来たお客さんに、あんたのところ高いね〜と、イヤミの一つも言われるかもしれないけど、こんなにも大切なインフラだったら採算がとれる価格で販売してもいいんじゃないの?
Re:自己負担は平均100万円以下 (スコア:1)
大都市同士を繋ぐ幹線道路沿いとかならともかく、
田舎のガソリンスタンドの主な利用者は地元の自動車利用者でしょ?
自動車で買いに行くんだから、なにも近くにある必要は無い。
安いとなれば数十キロ離れた隣のGSまで買いに行ったりとか、
いつも買い物に行く商店街の近くにあるGSでついでに入れたりとか、
そういうことは普通なんじゃないかと。
そもそも一定の人口がなければ、人件費や設備費も払えんわ。
「その人口が払うガソリン代からの利益 ÷ 近隣のGS数 < GSの毎月の経費」
になれば、少なくとも一つのGSが廃業する計算。
日本は年々人口が減り続けてるし、若者の自動車離れと都心への集中が進めば、
そりゃあ廃業するGSも増えるでしょうよ。
Re:自己負担は平均100万円以下 (スコア:2, すばらしい洞察)
実績でも何でも、予算がないと国はやらないよ。
予算の範囲内での実績ね。予算は86億円くらいだったと思う。
たぶん、記事にある補助金って、「被災地等地下タンク環境保全促進事業」ってやつだと思う。
いわゆる、復興予算ってやつね。
今月から25年間、国民の所得税が復興予算を捻出するために増税されるけど、この事業はそれを先に使って始めちゃってる。
311が無かったら補助金は出さなかったのか?なんて疑問に思っちゃ、だめ。
「被災地等」って付けることで、ざっくざっく掘り出してる予算なわけだね。
対象は被災地じゃなくて、「被災地等」なので、すなわち全国。
法人税の復興増税は期間が3年くらいで短いので、ま、法人じゃなくて国民個人個人がガソリンスタンドの支援をやってると考えてもらえればいいんじゃないかな。
もちろん、ガソリンスタンド以外でも、「被災地」「防災」をキーワードに付ければいいね。
Re:自己負担は平均100万円以下 (スコア:1)
Re:自己負担は平均100万円以下 (スコア:2)
記事の
>仮に内面コーティングを3基に施すと、対策には500万円以上もかかり
というのが合いませんね。
記事が吹かしてるんでなければ、PDFには「腐食のおそれが特に高い(50年オーバーに多い)」と 「腐食のおそれが高い(40〜50年物に多い)」という2つの枠がありますので
・総額500万円以上かかるすごく古いところ
と
・総額数十万円程度で済む軽微なところ
が混在しているというところではないでしょうか。
Re:「特に高い」と「高い」の違いが金額の差のつもりかね? (スコア:2)
高精度油面計設置費は上限300万/SS
なのでタンク一基に換算すると100万以下ですね。
Re:悩みどころではあるが・・ (スコア:5, 興味深い)
高齢者ドライバー問題と関連してきますが…。
そもそも、僻地で高齢化の一人暮らしと言うのが社会学的に無謀なんです。
年老いたら体力のギリギリまで踏ん張らず、早めに土地・田畑を処分して、都市のマンションに住むのが合理的なのですが。
労働生産力を失った個体は、本来は都市において「群れ」で暮らすべきで、そんな個体が大自然の中で単独生活したら普通は死んでしまいます。
都会の若者ボランティアが田舎で草刈り・除雪するなんてのは、根本的な解決じゃないよなぁ。。
Re:悩みどころではあるが・・ (スコア:3, 興味深い)
>年老いたら体力のギリギリまで踏ん張らず、早めに土地・田畑を処分して、都市のマンションに住むのが合理的なのですが。
10年以上前の話ですが、札幌ではそんな人もけっこう居ました。
北海道は、歴史が浅いのと、自然条件が厳しい、合理的な人が多いということでそうなのかもしれません。
でも、酪農家とか2億円以上の借金からのスタートなので、年老いたときに土地・田畑をさっさと処分できる人とできない人に分かれるのでしょうね。
Re:悩みどころではあるが・・ (スコア:3)
金になるビジネスモデル作って若い入植者を沢山入れるか,
それこそ災害対策であれば,
国が雇い主になって高い給料を出すのが本筋だと思うんだけどなあ.
元の話もつきつめれば,
非労働人口を地方都市に入れて,
若い人たちをそうした地域で積極的に働かせる話だと思う.
農業については議論があるけど, 林業なんかは本当にそうすべきだと思うよ.
Re:悩みどころではあるが・・ (スコア:3, 興味深い)
まあ、一理はあるとおもう。
東京がシンガポールや香港のような都市国家になる、というプランですね。
その場合は国土を都市と田舎が共に支えるのではなく、田舎のリソースを都市が対価を支払い利用する、という関係になります。
その場合、将来都市の問題が深刻化しても、その問題解決に地方のリソースに頼って解決を図るということは基本的に出来なくなります(リソース使用料の購入は可能ですが)。
恐らく田舎のほうは、可能な限り高い価格で田舎のリソースを売るべく努力を始めると思います。都市問題の深刻化は、困った隣人を支えあうというより、ビジネスチャンス到来と受け止める形に変わって行くと思います。
その都市の特徴を極限まで伸ばした都市国家は、それにより より効率的な発展が可能となるでしょう。ただそういった都市国家は、自力での問題解決の力を失ったり、リソース購入の資金を失ったとき、簡単に崩壊します。
日本の都市の都市国家化というプラン、検討の余地はあると思いますが、日本の都市の場合その都市だけが長年植民地であったという歴史もなく、その地域だけ華僑が多い、などといった民族的特徴があるわけでもなく、都市国家化というプランはなかなか難しいでしょう。
単に都合の良い部分のみをつまみ食いしたい、という発想なのだと思いますが、如何?
Re:悩みどころではあるが・・ (スコア:1)
恐らく田舎のほうは、可能な限り高い価格で田舎のリソースを売るべく努力を始めると思います。都市問題の深刻化は、困った隣人を支えあうというより、ビジネスチャンス到来と受け止める形に変わって行くと思います。
既に敗戦直後の歴史で一度証明されてますから、もう都市住民は有事の際に農村が助けてくれる、なんて思っていないですよ。
食い物の恨みは恐ろしいというか、すでに都市と農村は単にビジネス相手の関係ではないかと。
「火垂るの墓」に生々しく描かれていますが、経済封鎖されたら農村は自給できますが都市は真っ先に餓死します。
だから都市住民にとっては、自由貿易死守こそが食糧安保になってきます。
Re:悩みどころではあるが・・ (スコア:1)
現代の都会は水と電力を田舎に負担してもらっていることをすっかり忘れている。
徳川幕府ですら、水や燃料・材木の供給源としての山林の重要性に気づいて、積極的に保護していた。
シンガポールは一見成功している都市国家だけど、水の供給をマレーシアに強く依存している。
外交的にカード一枚持って行かれている状態。
現状の日本でも、水と電力だけは(発電のための原油は輸入できるけど)そのままの形で輸入できませんからねぇ。
Re:悩みどころではあるが・・ (スコア:2)
Re:悩みどころではあるが・・ (スコア:2)
Re:悩みどころではあるが・・ (スコア:2)
自分は若い頃は都会に出たいしか考えてませんでしたが、
年とって思うのは、土地や自分の産まれた所への愛着を軽視していくというのは、
ちょっと大げさかもしれませんが、長期的には民族としてのアイデンティティが薄れていくことにもつながっていくんではないかと。
弟さんが何らか人の役に立つことでお仕事にやりがいや意義を感じておられるんであれば、
それも有意義なことではないでしょうか。経済面等でご心配になられるのは分かりますが。
都市部にもっと集約すべきというコメントも多いですが、
その人たちは何も悪くないのに、「あなた方がそこに住んでるとコストかかるんですよ(悪いことなんですよ)」
みたく言われたら、どんな気持ちになるんだろうという気はします。
若い頃から住んでる地域/家で暮らしたいというのが、そんなに悪いことなのかと。
そのために税金使うのも、別に悪くはないと思う…んですけどねえ。
Re:悩みどころではあるが・・ (スコア:1, すばらしい洞察)
農業、漁業、原発、リゾート・観光、水資源、エネルギー資源、鉱業などなど、全部東京だけでやっていけるんならそれでもいいんじゃないの?
余った地域は中国にでも売ってさ。
東京だけで日本が生きていけると勘違いしているヤローっているのな。
マリー・アントワネットは本当は発言していないらしいけど、「パンが無ければケーキを食べればいいのに」ってのと似たようなくらいアホすぎる発言する東京原理主義の人っているのな。
俺は、君の弟のほうが大層立派だと思うよ。
Re:悩みどころではあるが・・ (スコア:2, すばらしい洞察)
優秀な人材を18歳まで育てては根こそぎ都会に持って行かれる田舎者の立場としては
自分だけの力で都会が発展していると思うな痴れ者
Re:悩みどころではあるが・・ (スコア:2)
青森のコンパクトシティ構想は、市長が変わった時に有耶無耶にされてしまいましたので、
今現在で有効な事例は富山ではないかと。
Re:ディーゼルが救う。 (スコア:2)