補助スピーカを用いた「音忠実再生技術」 94
タレコミ by harutin_99
harutin_99 曰く、
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通常のスピーカーでは、筐体などから原音以外の音が発生してしまうという。
その音は全体の4割を占めるとされ、特に小型なスピーカーではさらにそれ以上となる。
そこで東芝は、原音以外の音を打ち消すために、補助スピーカーから逆位相の音を
発生させ、現音を忠実に再現する技術をした技術を発表した。
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2009_03/pr_j1601.htm
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これこそ本当の意味でのピュアオーディオなんじゃないかと思います。
そもそも (スコア:4, すばらしい洞察)
録音後も、ミックス時、マスタリング時などなどに
エンジニアがEQやらコンプやらで、音をいじりまくって
るんですよね。だからCDに録音された音をそのまま再生
って実はあんまり意味がないのではないかと思います。
そもそもエンジニアたちがそういう環境でミックスしてない
わけですよね。
エンジニアの意図やアーティストの意図を考えるなら
CDやレコードに録音された音をそのまま出すことより
その音源がミックスされたスタジオにお邪魔して
ミックスに使った機材で(その機材から発生する
ノイズやらなんやらも含めて)その音源を聞くほうが、
音の「再現」と言えるのではないかと思います。
そこでの音を聞きながらいろいろ調整したり、最終的に
演奏者もOK出してるだろうし。
いや、マニアな方が求めているのはそういう方向じゃないんだろうけど。
Re:そもそも (スコア:3, 参考になる)
同感です。制作側も同時に置き換えないと意味がないですからね。
構図としてはバイノーラル録音関係と同じと思います。バイノーラル録音のように制作時点から専用の機器群で統一するところまで伽藍スタイルを徹底できれば意義が出てくるかもしれません。
加えて、スタジオにお邪魔して…というのも実は怪しかったりします。たまに依頼もらってマスタリングやりますが(まぁ真似事レベルですw)、そこでは手持ちのスピーカーとかヘッドホン、イヤホンを総動員して、どれでもだいたい問題ないように中庸を狙っていきます。なもので、スタジオに行ったとしても「これが原音」っていうのは厳密には存在しないかと思われます。
# もちろんやり方は千差万別なので何とも言えませんが…。単一の機器で確認したのならそれが確認済み原音ってことになるのかなぁ。
笑った話 (スコア:3, おもしろおかしい)
「音を美しくする空気清浄機」という広告が載っていて
「空気がいい=音がいい」理論を力説していました。
その頃僕はボーヤであらゆるスタジオを駆け回っていたので、
まず禁煙のスタジオがねーよ、とツッコんだのでした。(最近は増えてる)
ピュアオーディオマニアの求めるところって、本当に謎。
Re:そもそも (スコア:1)
ていうか、元の音が空気を通ってるとは限んないでしょ、
僕の仕事範囲に限って言えば、半分以上の素材は電気にさえならないまま
CDに乗っかります(これでもかなり割合的に多いほうでしょう。)。
90%以上の信号は、ユーザーのスピーカーで初めて空気の振動に変わります。
その90%にはそもそも原音なんてのは存在しないので。
KISS (スコア:4, すばらしい洞察)
筐体から余計な音が出てくるのなら、
スピーカーをムキ出しで使えばいいじゃないか!
スピーカー素材の音を消すなんてとんでもない! (スコア:3, おもしろおかしい)
「ガラス管スピーカー [srad.jp]は透き通った音が鳴る」とか、そういうのが真のオーディオマニアじゃないんですか?
署名スパムがウザい?アカウント作って非表示に設定すればスッキリさ。
きりがあるのか (スコア:1)
その逆位相の音も目的以外の音が出てしまうため、そのまた逆位相の音を出して・・・。
それはともかく、狭いリスニングポジションから外れたらひどい音にならないんだろうか?
〜◍
Re:きりがあるのか (スコア:3, 興味深い)
ピュアオーディオという言葉ってなんなんでしょうね。
こういう、「元に近づけようとしてどんどん手を加えていく」
ことって、ピュアからどんどんかけ離れている気がします。
こういう人って、出てくる音そのもので楽しんでるのかなぁ。
「音楽」はただの素材でしかないのかも。
ふつーに (スコア:1)
生演奏を聴いてればいいのに。
なんで不都合ばかり目立つ(と思い込んでいる)録音再生にこだわるのでしょうか?
Re:生演奏ってわかってる? (スコア:1)
モーツアルトやベートーベンはマイクを通して音量の差を埋める事を前提に作曲していたのだろうか?
Yasuda
Re:生演奏ってわかってる? (スコア:2, おもしろおかしい)
楽器間の音量バランスをとるためにも指揮者が必要なのです。
指揮者の仕事はオーケストラの前で踊っているだけでなく、作曲家の意図を楽譜から読み取って全体の音量やテンポ、楽器間のバランスなどをとるのが重要なのです。
とはいえ、実際のコンサートでは踊ることも重要な仕事ですが
Re:しんどい思いをせずに良い音を聞きたいのもふつーだと思います (スコア:1)
「一期一会」は大切だね
#そして思い出は都合が良いように変革され勝ち
Re:きりがあるのか (スコア:2)
無限級数和になっちゃうけど、整理すると綺麗な式になるでしょう。
一つのインパルス応答を、無限項のインパルスで近似して、その個々のインパルスの応答を、さらに無限項のインパルスで近似して、
を無限回繰り返すと、答えが出てくる?
疲れますね。
無限級数和が最小になる位置で聞きましょう!
小型のスピーカーではって事は (スコア:1)
Re:小型のスピーカーではって事は (スコア:1)
>それなりにまともなオーディオはエンクロージャーは箱鳴りしないように作っているはずなので、今回の技術
>はむしろ安価な機器向けだと思います。個人的には4万円くらいするBOSE Computer MusicMonitor
>(M2)並みの音を「小型/薄型機器で用いられる薄肉のABS筐体」で安価に作れるようになれば十分革新的ですね。
まぁ、5万のミニコンポとSONYのかつての555クラスのモニタとアンプを使うと歴然と違いがわかります。
うちはNS-10Mですけど
アンプは出力は小さくてもA級アンプを使うべきです。
まぁ、信仰の部分を除いてオーディオは金(かね)です。
信仰にかかわるオーディオは私は解りかねますが‥
うーんクラシックがロックに聞こえるNECのA-10は‥アーキテクチャ的には完璧なんですが
だが、人間の耳は? (スコア:1, 興味深い)
骨格の拾う音は?音量は?聞く場所の反響は?
自分もSonyのノイズキャンセリングイヤフォン(NC22)を愛用してますが、技術としてはこれと同じものだとして・・・
確かに快適で陶酔感・没入感は楽しめますが、ノイズが完全に消えるわけじゃないです。
純粋な音、なんていうのはある意味プラトンの言うイデア論の完全な円みたいなもので、
現実には存在しないが理性によって想像できるもの、の類なのではと。
安いスピーカーも街の雑踏に流れる歌声も味があって良いものじゃないかなと。
そこからピュアな音というイデアを聴けるかどうかは技術ではなく、その人の想像力次第では。
Re:だが、人間の耳は? (スコア:1)
電子楽器などだと厳然たる基準は存在しませんが。
ピュアオーディオというより (スコア:1, すばらしい洞察)
プレスリリースを読んだ印象としては,ピュアオーディオ向けというより,
ローコストなスピーカーの音を改善するのが目的のような気がしたんだけど…
東芝だし,ピュアオーディオより,テレビのスピーカーとかじゃないのかな?
正直ピュアオーディオはニガテだ (スコア:0, オフトピック)
Re:正直ピュアオーディオはニガテだ (スコア:2)
カナルイヤホンってそういうイメージですよね。
外耳の両端を鼓膜とイヤホンで塞いでるわけですから。
限りなくダイレクト。
Re:正直ピュアオーディオはニガテだ (スコア:1)
マイクで取り込む時点のノイズは? (スコア:0)
微々たるものなんでしょうか
Re:マイクで取り込む時点のノイズは? (スコア:2)
測定系の誤差が不明なので何とも言えないのですが、
常識的に判断すると、マイクのインパルス応答性能は、スピーカのそれより一桁以上いいのでしょう。
さらに性能のいい無反響室が必要になるので、想像以上に金がかかっていると思います。
測定費用に反比例してノイズが逓減するということでしょうか。
Re: (スコア:0)
それ以前に「演奏の善し悪しとか歌唱力なんてものはどうでもよい」と思っている気がする。
如何に演奏ミスや音のハズレを忠実に再現するか、、とか。
一方、長岡鉄男は (スコア:0)
他方、江川三郎はニアフィールドリスニングを提唱した
#ヘッドホンですらまともな音のするノイズキャンセリングが出来てないのに
#リスニングポジションの広いスピーカーでうまくいくとは思えない
むか〜し、むかし・・・。 (スコア:2)
スピーカ構造で、「バスレフ」「バックローディングホーン」は、正に逆相利用の構造じゃ無かったですかね〜。
いまさら、と思うのは私だけ?
hoihoi-p 得意淡然、失意泰然。
Re: (スコア:0)
「原音以外の音」を「逆位相の音」で打ち消すって書いてあれば、普通は「原音以外の音の逆位相の音」を出すと思うでしょ。
良い音とか出してどうするんですか。
Re: (スコア:0)
もし目的外の音を出さないとすると、元のスピーカよりも質が良いんじゃない?
という疑問だと思われます。
Re:よく分からん (スコア:3, 興味深い)
ある原音を再生したとき,その 1/10 が歪み成分などのノイズとして筐体から発生するとすると,
そのノイズを打ち消す補助スピーカは 1/10 の出力でよいですよね.
その補助スピーカがさらに 1/10 のノイズを持つとすると,結果的に補助スピーカの出す
ノイズは元の 1/100 になるということでは?
筐体を以下に鳴らして良い音にするかというのが従来の発想だと思いますが,
倍音成分が完全にゼロというのは難しいと思うし,過渡的特性,
例えばパルス状の音に対しての残響成分などには効果がありそうだなと思えます.
音楽以外にも科学技術用途にも使いでがありそう.
Re:よく分からん (スコア:1, 興味深い)
あるスポットでは打ち消されて原音だけが聞こえるかもしれないが,
逆位相の波を離れた音源からだしてるんだったら, 場所によっては同位相で
強化されるスポットも生じる
(特に元のユニットと補正ユニットの間隔より小さい波長の周波数帯では)
1khzの波長は約30cmだから, 大型スピーカーに使うにはこのくらいの周波数
からは逆に歪み強化器と化す可能性があるわけで, 中高音には使えない.
じゃあ低周波なら効果があるかというと, 低周波成分はユニットの特性というよりは
箱鳴りやら部屋の定在波などに起因する歪みが支配的なので, これまた逆位相の
波をだせば即解決するような単純なもんでもない.
いわゆるピュアオーディオの大型スピーカーで使える技術というよりは, 携帯機器や
ノートPCのスピーカー(ひどい特性のものがおおい)の補正用の技術だろうね.
でもそういう機器はスピーカーなんぞにコストかけれない(だからひどい特性なわけで)から,
なかなか普及しそうにない気がするよ.
大型ヘッドフォンとかに使うのはいいかもね.
Re: (スコア:0)
0.4*0.4=0.16
で元より雑音が減る…ってこんなに単純じゃないんでしょうけど。
Re:よく分からん (スコア:1, おもしろおかしい)
するってえと、うまくこのシステムが普及した暁には、さらにもう一式使って 0.16→0.06 するシステムを売り込めるわけですな。
Re:よく分からん (スコア:3, 興味深い)
まあ確かに、今回のはノイズキャンセリング技術の話ですからね。実際に巧く行くのかは兎も角として、原理的にはオカルトではない。
ただオーディオ界隈の話題は大半がオカルトだったりするのも事実で、しかも今回はタレコミからして「ピュアオーディオ」という表現を使っているわけですから眉唾な反応もある程度致し方ないのではと。
実際、「ポジション次第では却って増幅されるのでは」などの指摘もあるわけですし、「これで音が良くなった」かどうかは是非二重盲検なテストで実証して欲しいですね。そこを通過しないと結局のところ「やっぱりオカルトなんじゃないか」に行き着いてしまうと思うので。
Re:よく分からん (スコア:2, 参考になる)
「オーディオ界隈の話題は大半がオカルト」というのは本当に事実でしょうか?
オーディオとなると条件反射でレッテル貼りしているだけの人がスラドには多いように思いますが。
オーディオ界隈には、科学的には怪しい話が多いのも知っていますが、
スラドでは、オーディオが関連すると科学的な話まで手当たり次第にオカルト扱いする人が毎回のように騒ぎ立てているので、
「オカルト的なものが大半」だと思っているのではありませんか?
タレコミもソースも「これで音がよくなる」という主張は全くしていないところに、
「音がよくなる」とか「いい音」とか言い出しているのがオーディオアンチ的発言している人だという現状は、
そういう部分が原因となっているようにも思えます。
「ポジション次第では却って増幅されるのでは」という指摘は同意しますが、
まだ製品が出たのではなく技術が発表されただけで、製品開発はこれからです。
その問題をどう解決するのかは、製品および運用次第でしょう。
#「ピュアオーディオとは何か」とか「原音とはなにか」ってのは、
#半ば哲学の領域かもしれませんね。
#どこまでを「純粋」とするのか、どこまでを「原点」とするのか……
あと、生演奏と家庭用オーディオは用途が違うと思いますよ。
好きなときに好きな演奏家を呼んで自分のために演奏させられるような力のある人なら違うかどうか知りませんけどw
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:よく分からん (スコア:1)
このストーリーについたコメント群がいい実例でしょう。
これを偏っていると思わないなら、既に偏った先入観で見ているということです。
あとは、iPodやiPhine関係のストーリーでも、オフトピなオーディオ叩きの話題に持っていく人がよくいますよ。
この間はNintendoDS関係のストーリーにもいましたね。
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:よく分からん (スコア:1)
>「これで音が良くなった」かどうかは是非二重盲検なテストで実証して欲しいですね。
そもそも、原音に近い音で再生すると「音がいい」と感じるのかどうかは微妙じゃないですか?
オーディオに夢中な人たちは「よくなった」と思う音を欲しがっているのか、「元に近い」音を欲しがっているのか、どっちなんだろ。
1を聞いて0を知れ!
Re:よく分からん (スコア:2, おもしろおかしい)
欲しがっているのでは音ではなく、機械です。
Re:よく分からん (スコア:1)
「自分の好きな音」が欲しいだけでしょう。
ほら、ここの大多数の人の大好きなiPodとかのプレイヤーにも、イコライザとか称して「わざわざ音を歪める」機構を入れている訳でして。
Re:よく分からん (スコア:1)
ノイズキャンセリングの場合は、ノイズが発生した後に、逆位相の音波を生成しているので、
時間的なギャップがあり、ノイズを消しきることができません。
一方今回の技術の場合は、タイミングをあわせることができるので、結構綺麗に消せるのでは
ないかと期待しています。
Re:別に苦労しなくても (スコア:3, おもしろおかしい)
本文に筐体などからとあるので
>スピーカーの話なのでモーターは無関係では?
ピュアオーディオのアンプとモニタを使用すれば何の問題もないこと
アンプに30万モニタにペアで20万もかければ十分では?
電気も並みのPCぐらい食うけど
#そのすぐ下のクラスを使っているけど文句はない。
ま、箱鳴りするような「スピーカ」を使っているなら論外。
Re:別に苦労しなくても (スコア:1)
>ピュアオーディオのアンプとモニタを使用すれば何の問題もないこと
「いい音」を出すための技術じゃなく、「(なるべく)そのままの音」を
出すための技術ですが。
たとえば室内で「そのままの音」をスピーカーから出したら、
当然ホールで聞くのとは全然違って、「いい音」じゃなくなるでしょう。
Re:そこで (スコア:2, 参考になる)
ココ [phileweb.com]によるとこのスピーカーはタイムドメインの改善のようですね。
#タイムドメインってなんか好き、っていうのはたぶん僕の思いこみの可能性が高いです。
Re:そこで (スコア:1)
東京モーターショウでの富士通テンのブースの音は何か一味違うなと感じていたが、後にタイムドメイン理論のスピーカーを販売していることを知った。
そして我が家にはTD508IIが設置された。
俺はオーディオマニアではないが、先入観なしで聴いた印象は大事だと思ったね。
メインスピーカーに逆位相を足してしまうと・・・ (スコア:1)
何も音が出なくなるんじゃ。
原音以外の成分の逆相を生み出す信号=元の信号の逆相 では?
#これはこれでピュアなサウンドかもしれないが虚無すぎる
Re:メインスピーカーに逆位相を足してしまうと・・・ (スコア:2)
いや。できるんじゃね? ようするに無限インパルス応答 [wikipedia.org]と有限インパルス応答 [wikipedia.org]の違いでしょ。でもって,逆相音の再生にメインスピーカーを使うと結果的にインパルス応答が無限ループする話になるから,ノイズに対してヘンな残響音を合成する怖れがある。
斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
Re:メインスピーカーに逆位相を足してしまうと・・・ (スコア:2, 興味深い)
別のスピーカーを使う場合でも、メインスピーカーの信号に足す場合でも、
出てきた音をマイクなどから拾って、そこから出すべき「逆位相の音」を算出してるなら無限インパルス応答(IIR)だし、
あらかじめ求めておいた音響特性に基づいて、本来出す予定の音から「逆位相の音」を算出してるなら有限インパルス応答(FIR)。
どちらの場合でも、制御の流れは同じです。
今回の場合、はっきりとどちらと書いているわけではないですが、おそらく後者でしょう。
「原音に忠実」とは、「インパルス応答がインパルスになる」ということですから、
メインスピーカーで打ち消す場合、「逆位相生成機」の伝達関数と、スピーカーから先の音響特性の伝達関数の、畳み込みが「インパルス」になればいいわけです。
単に逆位相を生成するのではなく、いわば、音響伝達特性の「逆関数」を求ることになります。
あるいは、音響特性 f に対し、恒等的に f(g(x))≡x になるような関数 g を求めるといえばいいでしょうか。
一方、別のスピーカーを使う場合だと、そちらのスピーカーから音を出した場合の「音響伝達特性」も考える必要があります。
サブスピーカーの音響特性をhとすると、恒等的に f(x)+h(g(x))≡xになるような関数gを求めることになる。
特性hが特性fに比べて単純なら、こちらの方式のほうが、逆位相の音を求める関数gの算出が簡単になります。
Re:メインスピーカーに逆位相を足してしまうと・・・ (スコア:2)
私の工学系の無知がバレる・・・ みんな知ってるか。
一方、別のスピーカーを使う場合だと、そちらのスピーカーから音を出した場合の「音響伝達特性」も考える必要があります。
ということは,あえてメインスピーカーを使わないのは「原音以外の音」の音響的な指向性がメインスピーカーとは異なるっていうことなのかもしれないですね。
斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
Re:メインスピーカーに逆位相を足してしまうと・・・ (スコア:1)
制作用途だと、例えばこんなのも売られてます。まさに後者の通り、マイクで拾った信号を元にスピーカ出力が平坦になるようにフィルタ処理をするようです。使ったことないので効果のほどは不明なのですが。
http://www.minet.jp/ikmultimedia/?page_id=64 [minet.jp]
制御の難しさ的には
空気の振動としての音声波形>>アナログ電気信号としての音声波形>>>>>データとしての音声波形
だと思うので、空気の振動に変換された後で何とかするのは、わざわざ難しく解決してるような……。
Re:え~と (スコア:1)
追加のスピーカの方が目に見えるので売りやすいし、お値段もふっかけやすい。
Re:ところで原音の定義って? (スコア:1, おもしろおかしい)
基督教ではアダムとイブが楽園で犯した罪を原罪と言い、神の救いなしには克服し得ないとされている
これは基督教的観点で人間の方向性を決定付けたものである
一方で我が国では伊邪那岐命、伊邪那美命が天浮橋に立ちてオノゴロ島を作った際に
天沼矛を下界に突き刺し「こをろこをろ」と掻き混ぜた。
この「こをろこをろ」を原音と言い、国産み・神産みの原点と言える。
オーディオマニアとはこの原音を追う求道者であり、歴史の真実を解き明かそうと言うもの達である。
─ 民明書房刊 『人・国・音の起源』より