FSFはLindowsに尋ねました、「ソースはどこにある?」 111
ストーリー by kazekiri
いろいろ騒がしい 部門より
いろいろ騒がしい 部門より
NewsForgeによると、FSFのBradley Kuhn氏は、LindowsOSのsneak preview
リリースが
ソースコードを含んでいなかったので、Lindows側と連絡を
とっているらしい。99ドル払えば非公開の情報を含むベータリリースを
得ることができるらしいが、どうせGPLにするなら公開してもいいような気もする。
これに対して、Lindows CEOのMichael Robertson氏は、
「現在のリリースは試作品であり、
最初のリリースは今年の半ばだと思う。そのときには、全てのGPLコードは
正しく配布される」と記事中で反論している。また、「幾つかの
Linuxコミュニティは、事実と反する中傷が投げつけるのが早い」とも
述べている。
ちなみに同じくNewsForgeには、
LindowsOSのレビューも掲載されている。
それにしても、いろいろ
お騒がせなソフトウェアである。
しっかし・・・ (スコア:2, 参考になる)
「現在のリリースは試作品であり、 最初のリリースは今年の半ばだと思う。そのときには、全てのGPLコードは 正しく配布される」
この段階でGPLに著しく違反してるように思えるのは僕だけでしょうか?
一応GPLってバイナリーを入手したユーザーがSourceを手に入れられるようにする必要があるっていうのがあったような気がします。(ftpで公開する必要性はないけど)
あぁ、そうか、今のは正しくないって認めてるんだな。
Re:しっかし・・・ (スコア:1)
突き詰めて言うならば、GPL Basedなシステムである以上、βであってもGPLで配布せねばならないのは原則ですが、その影響がソフトの存続にとって致命的である場合は例外が許され得る可能性はないか?と言う事です。
独占的なソフト会社を相手に回すと言う事で、β段階で全面公開することで独占的企業から付け込まれる可能性が強く出てくる訳で、最悪の場合、付け込まれるようなコードを悪意の第三者からcontributeされる可能性がある。
その場合、ソフトの配布自体が台無しになる訳で、Lindowsの配布元が、開発途上のコードについては$99で限定情報を配布する形にしたのは、一つの冒険的な防衛措置でしょう。それが道義的にいいかどうかとは別の次元でありますが。
Re:しっかし・・・ (スコア:1)
あんなバレバレの名前つけたら訴えられる可能性が上がるってのも
プロジェクト開始時点からわかると思うがねぇ。
#それがわかってないならGPLも名前も使わなければよい。
#そう、すべては自業自得のような気が・・・。
なので、「係争中だから」ってのは言い訳にもならんです。
#なんか間違ってます??
#あ、わたしの立場を明確にすると、MSは大っ嫌いですが、
#ライセンスを無視するやつも大嫌いです。
可能性を論じるのは嫌いではないですが、抗弁になってないものが
多いような気がするので、ちょっと反論と質問を書いてみました。
>βであってもGPLで配布せねばならないのは原則
原則ではなくて、約束(契約)です。
GPLが明文化してある以上、それからはずれるのであれば、
GPLとして配布するのはやめなければならない。
違いますか?
#係争中だからという話は、その会社には関係あっても
#GPLというライセンスには関係ありません。
約束を破られたらGPLを定めて公開してる側は怒って非難してもいいのでは?
自分たちの決めた契約事項を満たさずにGPLと称して配布するのであれば
GPLを定めた側にとってはライセンス名称の詐称になりませんか?
#まぁ、GPLにsource公開時期の明確な規定はないようなので、
#論理としては「ライセンス違反ではない」とも強弁できなくもないですが。
#でも、「要求されたら実費程度で入手できるよう」ってあるのだから、
#半年とかの期間は長すぎますよねぇ・・・。
#だいたい、GPLではsource公開の準備をしてからbinary配布する前提で
#決めてる気がします。makeした人間はいるのだからsource自体はあるのだし。
内部で使ってるtoolがGPLだから、ってのは言い訳にはなりません。
だって、同じ機能を別の実装で作ってる例は世間にごろごろ
転がってるし。
#不可能なことじゃない。
#規模によっては死ぬほど大変かもしれないけど。
>ソフトの存続にとって致命的である場合は例外が許され得る可能性はないか?
kernel sourceこそはもっとも重要で、変な修正とかがあれば
致命的な部分ではありますが、率先して公開されているように思うの
ですが・・・何に対して何がどう致命的なのか、記述から
よく読み取れませんです。
Distributionを販売してる各社もkernel sourceの独自パッチを
公開してますから、各社独自の部分ってのも公開してると
わたしは考えますが・・・。
・・・なにか着目点が違ってますかね?
#最悪、会社がつぶれてもsourceがあればソフトの存続は可能だし。
#Open Sourceってそういうことでしょ?
#もちろん、ライセンス違反もなくみんなに好まれる製品をリリースして
#くれるならば、メーカーから離れてメンテするヒトは出ないだろうし、
#積極的なフィードバックが集中してよりよい状況になるでしょうが・・・。
#あ、わたしはメーカーをつぶしたいわけではないですよ。
>全面公開することで独占的企業から付け込まれる可能性が強く出てくる訳で、
そんなの、ベータ版であろうがなかろうがsource公開してしまえばおんなじ。
この時点で抗弁として持ち出す理由が分かりません。
#付け込まれたくないならclosed sourceで開発してGPLなど採用しなければよい。
>付け込まれるようなコードを悪意の第三者からcontributeされる可能性が
そのよりわけをするのが開発者では?
#つーか、危険かもしれないコードをテストもせずにほうりこむんかい(汗)?
>開発途上のコードについては$99で限定情報を配布する形にしたのは、
>一つの冒険的な防衛措置
会社の存続のためなら契約は破ってもいい、ってことですかね?
道義とかの問題ではなく、契約社会(会社間のやりとり)では
認められないことではないですか?
---- redbrick
ちょっと訂正(Re:しっかし・・・) (スコア:1)
他の方もおっしゃってるように、binaryを入手できたヒトには、
sourceも入手できるようにしなければいけない、ってことですね。
#binaryとsourceの同一性保証の問題なのでしょう。
不特定多数にばらまく公開形態でなければならないというわけではないので、
(現時点とかの時間にかかわらず)99ドルが実費(媒体+人件費)なら、そして
ライセンスに従っての受領者の再配布(これも不特定多数でなくてもよい)が
認められているなら問題はないのですね。
---- redbrick
Re:気持ちはわかる (スコア:1, すばらしい洞察)
それとは別に、マトモな商品になる前に公開しちゃったら、競合会社がそれを改良しちゃって、自分が商品出すよりも先に商品化しちゃうとかって危険があるので、ソフトウェアを売るビジネスモデルのところは、「発売前にソース公開」ってのは、嫌でしょうね。つまり「優先期間」が欲しいと。
いや、そもそもそういう考えならもっと悪質でしょう。
GPL自体のライセンスを知っててやってるわけですから....
デバックがして欲しいならデバック屋さんに頼めばいいわけだし。
それはあまり正当な理由にはならないと思います。
気持ちは解っていてもやってはいけん事だと思います。
どうでもいい突っ込みをしてみる (スコア:1)
ソースがなきゃデバッグできないよ~(いやできる人もいるかもしれんが)。
この場合バグ出しとかテストとかいった方が正しいのでは?
それともそれを含めてデバッグという方が一般的なんだろうか。
自分の考えに自信を無くしてみるテスト。
妖精哲学の三信
「だらしねぇ」という戒めの心、「歪みねぇ」という賛美の心、「仕方ない」という許容の心
Re:気持ちはわかる (スコア:1)
ホットワイアードの記事,『コーレルLinux』のライセンス条件に抗議の声」 [hotwired.co.jp]で,同様のトラブルが報告されています。
この例では「既存のLinuxコードに付け足した、同社独自のコードの配布を予防するため」の措置が誤解を生んで顰蹙を買った。ということらしいんですが,そうじゃなくて「同社独自のコードを配布しない」のが,不届き千番,つうことなのかな?
斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
Re:気持ちはわかる (スコア:1, 参考になる)
そう。よくわかります。
ベータ版だろうがバイナリを公開したらソースも公開しなきゃいけない [gnu.org]んだから、ソース公開のためのリソースがなければベータリリースしなきゃいいだけですよね。仕事のコードだと (スコア:1)
だから、後でちゃんと出すって言ってんだから勘弁してやれと思うわけです。出さないなんて言ってないし、GPLでも「ソース出せ」とは書いてあっても、「すぐ出せ」とか「○日以内に出せ」とは書いてないんだし。
Re:仕事のコードだと (スコア:1)
> #思いますか?(^^;
うーむ。「素晴しい洞察」 B)
FSFって、ある種「厨房」なところが存在意義でもあるので、FSFの態度としては正しいのでしょうね。ただ、その尻馬に乗ってソースソースと、この世界の連中が厨房化するのはどうしたものか。Linusはそーゆー「厨房さ加減」を持ってなかったからLinuxがここまで普及したとも言えるわけで。
> 「後で公開するよ」と言いつつ、旬を過ぎてから公開。
ランセンス上の是非は別にして、私はそれでも十分かなと思うのです。いかにGPLだとは言え、オリジナルからforkするのはなかなか容易ではないから、「参考にするためのコード」があれば十分なこともあるわけで。もちろん新鮮な方が嬉しいですけど、腐ってしまうよりはいいかなと。
Re:仕事のコードだと (スコア:1)
(オフトピ:-1)
Re:仕事のコードだと (スコア:1)
一見厳密に見えて、よく見るとそういった細かい穴があるのがGPLだったりするわけ。契約文書と言うよりは、「紳士協定覚え書き」のレベルだから、いろいろと思ったりやったりはあるでしょうよ。
今回の例で言えば、「どっちもどっち」ではないかな。個人的意見としては、GPLって言ってんだから、さっさと出してよと思うけど、それよりは早く品質上げろよとも思う。でも、「解釈」はそれとは別のこと。
Re:仕事のコードだと (スコア:2)
だから、「配布が可能になっている」と「実際にすぐ配布出来る」とは、厳密に同じじゃないでしょ。「可能なんだけど、今手が回りません」なことだってあるのだし。
一見厳密に見えて、よく見るとそういった細かい穴があるのがGPLだったりするわけ。契約文書と言うよりは、「紳士協定覚え書き」のレベルだから、いろいろと思ったりやったりはあるでしょうよ。
今回の例で言えば、「どっちもどっち」ではないかな。個人的意見としては、GPLって言ってんだから、さっさと出してよと思うけど、それよりは早く品質上げろよとも思う。でも、「解釈」はそれとは別のこと。
それもふまえて準備する必要性がLindows側にあったのではないでしょうか?
バイナリーは準備出来てSourceが準備出来ないと言うのはただの言い逃れにしか思えません。
その部分はogochanさんならわかると思うのは私だけでしょうか?
また、GPLのライセンスの部分は確かに紳士協定に近いものかもしれません。
ただ今回のことのような事が悪い例となり、他の企業まで同じ事をやり始めないかちょっと心配です。
やはり人間の心情としてわかる部分であってもLindowsは企業体で行っているわけですから、企業側を甘やかす言い分は見ていて気持ちのいいものではありません。
企業体は何らかの収益をあげる団体であるわけですから、自分らの都合のいいように何事も解釈しがちです。
が、それを許す事はGPLの意味において良いことにはならないだろうと思います。
Re:仕事のコードだと (スコア:1)
やってくれたら嬉しいじゃん。ベータの時は我慢するにしても、配布版が出たら、ソースソースと言えるんだから。
> 企業側を甘やかす言い分は見ていて気持ちのいいものではありません。
ちょっと甘やかすだけで得るものがいっぱいあるなら、私は甘やかす方を取るけどな。まぁこれはGPL云々とは関係ない話だったりしちゃうけどね。
GPL原理主義的立場で言えば、「free software」を「open source software」と言い換えたことは、ある意味「甘やかし」だと思いますよ。だけど、それでコミュニティが得たものは大きいです。GPLを厳密に云々ということを離れれば、それも戦略だと思います。
Re: 仕事のコードだと (スコア:1)
こんな無駄なことやってる間にコードを書こうよ、プログラマ諸君。
Re:GPL とはそういうもんです (スコア:1)
「なんでもかんでも」というつもりはありません。猶予期間として半年、あるいは一年、が妥当かという議論なら全然有意義でしょうけどね。「百万年」とか言い出すのは単なるガキです。現実問題として誰も「百万年後にソース公開」と言ってる人はいない。それは認めるでしょ?そして、
>GPL のそういう性質を嫌って(中略)という事の意味を考えたほうがいいんじゃないですかね。
非常に同感です。GPLを運用する際に「大人の対応」をすればもっと嫌う人は減るんじゃないかな、とは思うんですけどね。
Re:GPL とはそういうもんです (スコア:1)
それは思わないでもないのだけど、GPLってのは「理念」で、その理念を徹底させるためには、厨房と言われようが何だろうが、強く主張するという態度が、少なくとも源流には必要であるのも事実です。周囲は適当に「大人の理解」をしながら、ソフトランディングを目指せばいいのですけどね。
他人事的に見れば、件の騒動は「いいところで争っているな」と思います B)
Re:気持ちはわかる (スコア:1)
でもさ、せっかく(?)のGPLなんだから、
「これはベータ版だ。てめぇら覚悟してダウソしろ」
と一言言いそえたうえで公開すればそれで良いというか、
そうして公開されたものにイチャモンつけるのは
フリーソフトならば逆に変なわけで、
つまりは、既存の「商習慣」とは違うノリだけど、皆さんよろしくね、
ということでしかないと思うんです。
#GPLの性質からして、ベータ版であっても、それにGPL汚染に耐えられないコードが
#混入してるという心配は、する必要がない(心配が必要なようだったらそれはすでに破綻してる)ので、
#結局「どの時点ででも」公開に「問題」は無いはずだったりしますよね。
なつかしいな (スコア:1)
TOWNSのgccの時のことだったら、当事者でした。開発中のlibcを公開するのせんのとゆーことで、あの時もGPL厨房が騒いだものでした。
その時はRMSにメールしてみたら、「無理に開発途中のものを公開せんでええ」という意味の返事でした(既にバイナリの配布はしてました)。その頃、インターフェイス誌にGNUのことを引地さんが書いた時も、それを援護するようなことを書いて下さったものです。だから、今回の話を読んだ時には、「FSFって方針変わったのか?」と思いました。
もっともそれは、LGPLなんてものが出来る前でしたし、ftpなんちゅーものも一般的ではない時代なので、今回と同じ条件では論じれないでしょうね。
Re:気持ちはわかる (スコア:1)
今時そんなにコストがかかりますかね。ベータといえど、バイナリを公開できたのだから、同様な方法でソースも公開すれば。ftp サーバーにコピーするだけなのではないかと。
テープ配布だからその媒体代と製造の為の人件費を請求しますよ、というのも GPL は否定していないと思った。
一方、開発事情で、βでは使い慣れた社内謹製ライブラリを使用しているが、社外に出したくないので正式版では簡易版を使うことにしよう、でも今は手が回らない!とかあるかもしれない。
ここで、そのライブラリが使い慣れた市販品のライブラリだった場合、それを販売している会社にソースを出せとは言えないのではないか。そして、その市販品というのが実は自社が販売している商品だとしたら。
結局は「混ぜるな、危険!」な結論になりそうだが。
ソースのコメントも、余分なコメントという印を付けておいて、 awk で一括削除とかすればいいし。スタイルもこれは結局慣れだから、GPL で公開する予定ならば、最初から BSD スタイルで書く、 とか実行すれば結構馴染めてしまうものだ。
現在仕事で書いているソースを明日公開するからね、と言われて、まずいよ待って下さい、という要素は僕の場合は皆無です。
Re:気持ちはわかる (スコア:1, すばらしい洞察)
(百歩譲って「使いにくい」)という結論が得られるだけです。
# という GPL の本質論を言うと、叩かれるんだよなぁ :D
GPLは商用に有利 (スコア:1)
sendmailの人の話 [nikkeibp.co.jp]などはどう思いますでしょうか。まぁ、プロダクトって種類も売り方もいろいろありますしね。
/.configure;oddmake;oddmake install
Re:GPLは商用に有利 (スコア:1, 興味深い)
Re:気持ちはわかる (スコア:1)
Re:気持ちはわかる (スコア:1, 荒らし)
半年くらいなら待ってやりゃいいじゃん。
Re:気持ちはわかる (スコア:1)
あとで公開するって言ってるでしょ。
ここで問題になるのは、『今直ぐ公開しろ』との要求に『後で公開する』と返したこと。
公開したくないなんて言っていない。
ちゃんと読もうよ。少しは読もうよ。
ごめん全然違うから。
というのは、ライセンスという観念が解っていない。
ライセンスに書かれている内容は絶対なので、それがGPLだとか商用ライセンスだとかは関係ないです。
そもそもライセンスって言う言葉知ってますか?
GPLだって同じ事です。
後で公開すれば良いだろうっというのは、ライセンスを破ってもかまわないだろうと同じ事になるんです。
#というか、そこまで力説するんならせめてユーザーIDぐらい
#だしゃいいのにって思うのは僕だけですか?
Re:気持ちはわかる (スコア:1, おもしろおかしい)
あ、今はカネがねーので、コピーして使いますが、
カネができたら、購入するのでまったく問題ないです。
購入したくないなんて言ってませんので。
リンク間違い (スコア:2, 参考になる)
たぶんこっちにリンクしたかったんじゃないかな?
「FSF asks Lindows, "Where's the source?"」 [newsforge.com]
ACはVA Linux Systems ジャパンに尋ねました、「ソー (スコア:1)
Re:ACはVA Linux Systems ジャパンに尋ねました、「ソ (スコア:1)
便乗で質問させてください。確かに、web application等の、ローカルのコンピュータで実行されないアプリケーションは、配布しているわけでは無いので、ソースコードを配布する必要は無いと思います。しかし、実行出来るプログラムのソースが手に入らないということになり、FSFの思想には合致しないと思うのですが、実際のところはどうなんでしょうか?
# web applicationを考慮した、GPLのversion 3が用意されているという情報をどこかで見たような気がするのですが、見付けられませんでした。
# 個人的には、GPL version2 は、(shared libraryの問題も含めて)時代に合わなくなってきていると思うので、早くversion upして欲しいです。
## fixした結果を支持するかどうかは別として…
Web application向けGPL (スコア:1)
・・ (スコア:1)
こんなとこでつまづいてる時点でLindowsは成功しなさそう。
いまさらながら (スコア:1)
# Wine は *BSD でも動いたはず。
# 何故 Linux を採用したのか、その根拠が見えない。
ヤダ,ヤダ,ヤダ。 (スコア:1)
いまオープンソースのすばらしい仕事をしているっていうのに。
なぜ,みんな攻撃するの?
彼らは,あなたに被害を与えたわけではない。
そのコードあなたが使うことで,あなたに責任を強要するわけでもないでしょ?
ここで提供されたバイナリはGPLベースのGPLコードだ。
あなたは,配布ソースを提供しようとはしない,それを GPLが明確に要求しているとかいう。
なぜいけない,いいじゃないか。
もし,あなたがGPLのコードを使っていて,ソースを配布していないのなら,
あなたは,コミュニティの一員ではない。ただの,パラサイトだ。
元ネタの読み人知らず [linux.com]のてきとー訳。
#オープンソースに貢献したことも無く,その貢献者に対しなんの敬意も払えない人は,
#ようするに寄生虫と呼ぶべきなのだ。
斜点是不是先進的先端的鉄道部長的…有信心
待ってやれよ (スコア:1)
ベータ版なんてのは、いろんな意味で「ハンパもの」なわけで、コードも安定してなきゃ、仕様も安定してないし、もちろん動作も安定してない。そーゆー「ハンパもの」なんだから、ツッコむ余地はいくらでもある。そこを鬼の首でも取ったかのようにツッコむという態度は厨房と呼ばれてもしょうがあるまい。ソースの公開だって「やりたいけど今は難しい」な状況だってあるんだし。
Re:待ってやれよ (スコア:1)
Re:待ってやれよ (スコア:2, すばらしい洞察)
脊髄反射してるなぁ。なんでGPLだと半可通がのさばるかね? まあ件のFSFの野郎も、DQNのくれくれ厨房なんだろうが。
芸術家は完成前には作品を公開しないもの。たとえそれが公開スペースに置かれて、最終的には多くの人にさらされるものであっても。
知ってて煽ってるんだろうけど、全然違うっていってんじゃん。
GPLどうのこうのじゃないのよ。
そこに含まれるライセンスに違反しているから問題視してるんでしょ?
GPLだろうが、BSDライセンスだろうが、商用ライセンスだろうが、そのライセンスにふれる事はしちゃいけんのよ。
それを脊髄反射とか言っちゃうあなたの方が厨房だと思う。
たとえそのSourceが人にマネされたとしてもそれはそういうライセンス内容なのでしょうがないの。
Redhatにしろ、製品前のベータ出したらSourceも公開してるでしょ?
大体GPLって成果物自体で儲けるというビジネスじゃなくて、サービスで儲けようってビジネスだから今回のLindowsのやってることは全然逆行してるの。
成果物自体で儲けたかったら一般のソフトウェア会社みたいに0からCodeかきゃいいじゃん。
Re:待ってやれよ (スコア:1)
このあたりがひどく誤解しているように感じるのですが。
GPLなソフトウェアを商売に結びつける方法として「サービスで儲けよう」というスタイルができたのであって順番が逆です。
GPLは単なるライセンスで、どういったスタイルでビジネスをするかという話には無関係です。
うじゃうじゃ
Re:待ってやれよ (スコア:1, 興味深い)
Re:待ってやれよ (スコア:1)
ベータの時は「公開したくないなー」な気持ちはある程度尊重してやっても良いんでないかな。その代わり「ベータ」であること対するチェックとか厳しくやって。
# 金取って売り出したら、何と言おうとベータと言ってはいけないとか
無論、ベータだから公開しちゃダメってことはないわけで、公開したい人はどんどん公開しちゃえばいいのだけど。
Re:最終的には公開するって言ってるんだし... (スコア:1, 興味深い)
Re:最終的には公開するって言ってるんだし... (スコア:2, 参考になる)
Re:最終的には公開するって言ってるんだし... (スコア:1)
親コメントに
>「やっぱりGPLって商売に使っちゃいけないのね」って思われてもしょうがない気がするけどなぁ.
と書かれているのは
「商用OKということになってるけど、実際にはGPLの商用プロダクトっていろいろと叩かれるので、結局『商用はダメ』ってのと同じじゃない?」
というような意味だと思います。
うじゃうじゃ
Re:最終的には公開するって言ってるんだし... (スコア:1)
販売用ソフト開発・配布の手段としてGPLソフトウェアを使用するのは全く問題無いし、むしろ歓迎されるのだと思います。
もともと、GPLなソースから作られた物を販売目的製品の一部として販売「させない」ための(および大規模な社内プロジェクトでの非公開変更をさせないための)ライセンスなので、販売目的のソフトのコンポーネントに使いにくいのは仕方がないかと。
フリーソフト開発者が安心するために作られた
用心深いライセンスなわけですからね。
「守秘義務契約とGPLについての考察」(offtopic) (スコア:1, 興味深い)
GPLのFAQには 「守秘義務契約のもとでGPLソフトウェアを改変することが可能な場合がある」 [gnu.org]とあり、 その例として、次のようなケースが示されています。
そこで、より現実的な次のケースを考えてみます。
このケースの守秘義務契約は、GPL 下では不可能です。 もしこのような契約が GPL 下で「可能」であると仮定すると、 このことは、GPL ソフトウェアの頒布者が受領者に対して、 「ソフトウェアを頒布する権利を放棄する」 ことを契約の条件とすることが「可能」であることを意味し、 これは GPL の「頒布者は、受領者に許諾された権利の行使について、更に制約を加えることはできない。」 という部分に反し、矛盾します。
従って、「守秘義務契約のもとでGPL ソフトウェアを改変することが可能」なのは極めて限定されたケースであるというほかありません。
(※通常「頒布」とは不特定多数へ配布のを意味しますが、GPL においてはあらゆる形態のソフトウェアの配布を意味するものと思われます。なぜなら、例えば仮にこのケースで開発者から依頼者へのソフトウェアの配布が頒布でないとすると、GPL には「複製、頒布、変更以外の行為は本使用許諾の対象としません。」とあるので、開発者は依頼者に modified をパブリックドメインソフトウェアとして配布することができてしまいます。すると依頼者が modified を GPL 下で頒布する義務が消滅してしまいます。)
Re:「守秘義務契約とGPLについての考察」(offtopic) (スコア:1, 興味深い)
親コメントの2つのケースにおいて、「依頼者」、「開発者」(「開発者 A」、「開発者 B」)は、それぞれ異なる「組織」であるとします。
Typo訂正:
(誤) …とは不特定多数へ配布のを…
(正) …とは不特定多数への配布を…
Re:バイナリを配布していなければ (スコア:1)
個人的には、LindowsはMicrosoftに喧嘩を売ってくれているとともに、Linuxを従来のユーザー層以外へ広める潜在力を秘めていると思うので、応援したいし、早期ソース公開のために何がしかのエネルギーを割くべきかといったら、それよりも完成度を高める方に使って欲しいと思います。そんなことには興味ない、GPL遵守こそが大事だ、という人を止めようとも思わないけど…。
Re:バイナリを配布していなければ (スコア:1)
GPLの要件を満たすには
Re:バイナリを配布していなければ (スコア:1)
Re:バイナリを配布していなければ (スコア:1)
なるほど、そうですね。見失っていました。あくまで「あげた人」「もらった人」の間の関係ですよね。ただ、そういう一対一のやり取りの関係が基本なのだとしたら「もうちょっと完成度が上がったらソースあげるから、しばらく待って」っていう関係は許されないんですかね。「いや、GPLなのだから何が何でもソースを出せ、今すぐ出せ」と言われたら拒否する権利は…ないんだろうなあ…。
ここから先は妄想(+多分、中途半端な理解に基づく誤解)ですけど、そうなるとあんまりおいそれと他人にソフトをあげられなくなるような気がしますね。開発したソフトがGPLになってしまうのは外部要因で割と簡単だけど、その結果開発した人にあまりに過大な負担を強いるようなライセンスなのであれば、GPLが普及すると、その負担に耐えられない状況にある人にはプログラムを作る権利がなくなっていくことになったりしないかなあ。考えすぎ?