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199131 story

「デジタル放送専用DVDレコーダも私的録画補償金の対象内」との文化庁の見解に、経産省が異議 186

ストーリー by soara
縦割り\ (^o^)/ 部門より

hylom 曰く、

昨年文化庁が「アナログチューナーを搭載していないDVDレコーダーは私的録画補償金の対象である」という見解を示して話題になったが、この問題に対し経済産業省が文章で「文化庁の見解は文化庁が独自で出したもので、経済産業省は合意しておらず、また関係者間での合意も完了していない」と回答した(私的録画補償金に関する、経済産業省の回答を受け取りました)。

私的録画補償金管理協会(SARVH)は文化庁の「デジタル放送専用のDVDレコーダーも私的録画補償金の対象」との見解をもとに、デジタル専用レコーダーの補償金支払いを拒否した東芝を提訴している(ITmediaの記事)が、その根拠が崩れたことになる(「デジタルチューナーの私的録画補償金問題、文化庁の暴走であることが確定」)。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 10時12分 (#1728561)

    独自見解に過ぎないものをあたかも確定した事実であるかのように言い張ってたよね。
    1953年公開映画の著作権はやはり切れていた [srad.jp]

  • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 11時32分 (#1728596)
    建前では違法コピーによる損害を補償するための制度ではないんですよね。
    発生する損失の根拠も曖昧のままお金を徴収するのは詐欺同然だと思います。
  • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 11時37分 (#1728600)

    私的録画補償金を消費者が負担してもいいから
    コピーフリーにしてくれ、という方向の話は無いもんなんですかね。

    最近のAV機器のあまりのガチガチぶりに辟易してるし
    そのせいで技術革新もスローペースになってるように見えるので、
    少なくとも私は金払って緩和できるなら緩和してほしいと思ってるのですが。

    • by xan (25964) on 2010年03月06日 13時27分 (#1728655) 日記

      >私的録画補償金を消費者が負担してもいいから
      >コピーフリーにしてくれ、という方向の話は無いもんなんですかね。

      私的録画補償金を著作者に直接支払う方式が良いんじゃないですかね。今のシステムだと、稼いでる人のところに一番金が行く訳で(確かそうですよね?)、私のようにメジャーには興味がなくて知名度はなくても才能のある人を応援したい人向けのシステムじゃないですし。

      確か、私的録画補償金の目的って文化の保護がどーのとか言ってたような気がするので、稼いでる奴にはお金が落ちなくて稼げない人やアマチュア系の才能のある方に大量に金が落ちるシステムにすれば、裾野も広がるし、世間の理解も得られやすいんじゃないかなぁ、と思ってるんですがどうなんでしょ。

      というか、何もしなくても金が落ちてくるシステムって、時間が経つと寄生虫がたかって食い荒らすようになるから基本的に止めて欲しいっす。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 18時25分 (#1728755)

      > 金払うかDRMかの二者択一なら

      どこから択一なんて話が出てくるんでしょう。
      彼らが望むのは「どっちも」ですよ。

      親コメント
    • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 15時34分 (#1728696)

      > そのせいで技術革新もスローペースになってるように見えるので、
      > 少なくとも私は金払って緩和できるなら緩和してほしいと思ってるのですが。

      しかも、ガラパゴスな規格に直接のコストはもちろん、開発のための莫大な投資を
      強いられるので、海外企業と比べたときにどんどん競争力が落ちていっていることに
      経済産業省は気づいているだろうか?
      (たぶん気づいてはいるだろうけど)

      つまり、権利の主張は悪くないけど、プロテクトによって利用者が辟易して
      買わなくなる上に、競争力低下による国内の機器製造メーカーの力が削がれて
      景気にも悪影響を及ぼしていると思うのだが・・・。
      文化庁は気づいてないだろうが・・・。

      どうしてもやりたいなら、権利者側でワールドワイドで合意してからにしてくれ、
      と思うのだが・・・。

      親コメント
      • しかも、ガラパゴスな規格に直接のコストはもちろん、開発のための莫大な投資を
        強いられるので、海外企業と比べたときにどんどん競争力が落ちていっていることに
        経済産業省は気づいているだろうか?
        (たぶん気づいてはいるだろうけど)

        東芝が補償金払わないと言ってるのは、まさにそこの問題を表面化させるためなんじゃないですか?

        こちら(メーカー)はガラパゴスなDRMの部分の開発費と録画補償金で日本仕様のためのコストを二重に払っていて、その負担を消費者に転嫁して高コスト製品を販売してきたけど、マニア層はDRMの事を分かってるから買い控えがちである上に海外から入ってくるローコスト製品に押されつつあるのもあって消費者に転嫁するのは厳しくなってきてる。

        「日本独自の事情で二重に余計なコストを払わされた上に消費者がついてこないのだから、DRMが必須にされてる以上法的根拠が薄い上に消費者の支持を得やすいと思われる録画補償金は払いませんよ。(それでも払えというならDRMから放送規格まで全てガラパゴスの日本市場から撤退してもいいんですよ、ウチは中国と欧米市場での儲けを使って日本市場向け製品のコストを補填しているんですから)」
        と言うのが東芝が突きつけてる言い分だと思いますよ。括弧の中は明言していないかもしれませんが、要はそういう事でしょう。

        親コメント
  • by usagito (9671) on 2010年03月06日 12時02分 (#1728609) ホームページ 日記

    いきなり「回答した」とあるので文化庁に対して紙が出たのかと思ったら
    MIAUが照会して、MIAUに対して出た回答を、MIAUが公表したわけですね。

    こういうやりとりして言質取るのってけっこう大変なんだから
    誰の労力で得られた文書なのか、きちんと書いてあげてくださいよ。

  •  自宅でテレビ番組をDVDやらBDに保存されることが経済的に見てどれくらいのデメリットかをもうちょっと正しく評価すべき、というか評価する努力をするべきだったのではないだろうか。

     今回の件で文化庁に対する消費者とメーカーの信頼は二重底に突入してしまったわけで、今後フェアユースやらいまだ決着のついてないフェアユースやらiPod課金やらで調整役として認めてもらえない公算が高い。
     今まではCPRAやらRIAJやらが大暴れしてもなんとか落としどころを探りに来てもらえたけど、文化庁が信頼できないとなると著作権分科会やらの会合で相手にしてもらえなくなる。
     実際、薬事法改正問題でひどい対応をした厚生省がケンコーコムに行政訴訟されたなんて例もあるわけで、文化庁を相手にせずに交渉する方法はたくさんある。場外乱闘前提で話し合いに応じてもらえなくなると、文化庁という文科省の末端部門しか後ろ盾がない権利者団体にとってきわめて深刻な事態になる。

     本当にコピワン、ダビ10は必要だったのだろうか? DRM付きなら将来的には補償金は縮小するという口約束をした一方で、コピワンだのダビ10だのを一生懸命推進していたわけだが、今の状況からすると補償金の縮小なんぞ全く考えてなかったと思われてもしょうがない。
     無料で流してるテレビ番組を録画させないことがそれほどまでに大事だったのか? 視聴率の都合で録画視聴されたくないテレビ局関係者はともかく、出演者の立場であるはずのCPRAやRIAJにとって利益になることだったのか?

     今となってはもはや手遅れという気がしないでもないが、権利者はこのあたりをもうちょっと詰めてから要求を発するべきだったのではないだろうか。

    --
    しもべは投稿を求める →スッポン放送局がくいつく →バンブラの新作が発売される
  • 何処にぶら下げるか散々迷いましたが、トップにぶら下げます。
    例の悪名高い?事業仕分け第二段が四月にも行われるようですが、これに関して何処を俎上に上げるべきか鳩山総理の政府サイトが募集しています。(一応今月23日まで)

    http://www.cao.go.jp/sasshin/hatomimi/re_hato/uketsuke.html [cao.go.jp]

    ハトミミ.com「国民の声」 受付窓口

    ハトミミ.com「国民の声」には、身近な国のムダやおかしなルールの見直しなどについての提案等を広く募集する『一般受付窓口』と、あらかじめ設けたテーマについての提案等を募集する『テーマ別受付窓口』がございます。いずれかの窓口を選択してご投稿ください。

    ■ テーマ別受付窓口

    国民の皆様から、個別に設定したテーマについてのご意見を募集する受付窓口です。

    現在募集中のテーマ
            独立行政法人及び政府関連公益法人

    募集期間
            平成22年2月23日(火)〜3月23日(火)正午まで(締切必着)

    ※テーマ別受付についての詳細なご案内は、こちらのページをご覧ください。

            * 独立行政法人及び政府関連公益法人の事業仕分けのための意見募集 (募集要項)
    (http://www.cao.go.jp/sasshin/hatomimi/doppou-koueki.html [cao.go.jp])

    ※募集要項を既にご一読いただいている方は、下記受付フォームにお進みください。

            * (1)【独立行政法人】受付フォームから投稿ください。
            (http://www.cao.go.jp/sasshin/hatomimi/confirmation_doppou.html [cao.go.jp])
            * (2)【政府関連公益法人】受付フォームから投稿ください。
            (http://www.cao.go.jp/sasshin/hatomimi/confirmation_koueki.html [cao.go.jp])

    JASRACにしてもAribなどの地デジ関連法人にしても、大半が(2)政府関連公益法人に当たるので(残りは独立行政法人か監督がついていないただの任意団体か地方公共団体の下部になる)、一人でも多くの人が運用実態や不公正さに不満があると言う意思表示をすべきなのではないかと個人的には思いますが。

    # 後、検閲を後押ししてる日本ユニセフ協会やインターネットホットラインセンターも
    # 政府関連公益法人の筈です。特に後者は警察官僚がバンバン天下ってるので。

    いくら前回の「事業仕分け」がでたらめ極まりなかったからといっても、この手のロビイングはやらないよりはやったほうが影響力が大きくなると思いますので。
    特に、内閣府の国家戦略会議の中の人にしても、この手の問題について確信犯で規制強化を進めてる人は極一部で、後は「何もしらないからその手のエキスパートに追随してるだけ」であると思います。
    従って、こういう形で国民の反発が大きい事の認識すら碌にされてない訳で…まずは批判や不快感を認識してもらうことから始めるべきなのかも。

  • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 14時03分 (#1728668)

    「文化庁の見解が経産省との合意のもとで出されたものではない」という事実が確認されただけで、
    見解の内容に関して経産省は何も答えていません。「経産省が異議」と言うのは明らかに言い過ぎです。

    今後、経産省が文化庁の見解に同意する可能性も残っています。
    言質を一切与えない、典型的な役人的回答が得られただけの話です。

    • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 14時11分 (#1728670)

      「経産省と合意が取れてない」という事実は「現段階では、補償金をかけるだけの準備が整っていない」とは言えますね。
      東芝側の主張は、「将来的に補償金は不要と結論づけるべき」ということではなく「今は合意が整っていなく時期尚早」というだけの話なので、この回答だけで十分。

      親コメント
  • by funya (14942) on 2010年03月06日 10時25分 (#1728565)
    コピ10も、有料放送の方が除外されているってのが不思議。金払うほど不便になっている。

    一方で保護を外したい人は外すことが可能。原理的に不可能な複製禁止に無駄な開発費を費やしている。
    ちゃんと技術者は完璧な保護は不可能だと宣言するべきだと思う。中途半端が一番不便。

    CPRM/AACSなんていらないよ。
    • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 11時45分 (#1728604)
      >補償金払ってもいいから複製禁止外して欲しい

      理屈で納得するならまだしも、
      複製禁止を外すためなら金を払いますなんて、それこそ権利者の言いなりじゃないですか。
      暴論突きつけながら「外して欲しけりゃ金を出せ」って。

      「テロリスト共に一度でも妥協すれば、勝ち目は完全に失われると思え」とはジャック・バウワーの言。

      中途半端が一番不便だというのは同意できるけど、だからってそこで妥協するのは最悪の選択だと思う。
      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 16時00分 (#1728705)
        >「テロリスト共に一度でも妥協すれば、勝ち目は完全に失われると思え」とはジャック・バウワーの言。 でも、ジャックの言うことに従うと必ずその人死んじゃうんだよね
        親コメント
      • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 12時35分 (#1728629)

        権利者はこう言うでしょう。暴論突きつけながら
        「買ってほしけりゃプロテクトは一切するな」
        と脅されてるって。

        お互いに暴力は用いていないんだから、権利者も消費者もどちらもテロリストではありません。暴論は暴力ではない。

        この問題は売り手と買い手の値段交渉にすぎず、どちらもそれなりに妥協する必要があります。まったく妥協がない場合、売買が成立しないだけ。そうなると、権利者と消費者の両方が損をします。

        この問題は、コピーレフト信者や、自分の利益しか考えない権利者がかたくなに
        「妥協するな!」
        と叫ぶのでますます解決が遅れる。

        くりかえしますが、売買交渉であるかぎり売り手と買い手がお互いに歩み寄って妥協点を見出さないと解決はなく、解決しないかぎり権利者も消費者も、欲しいものはお互いに手に入りません。

        親コメント
        • くりかえしますが、売買交渉であるかぎり売り手と買い手がお互いに歩み寄って妥協点を見出さないと解決はなく、解決しないかぎり権利者も消費者も、欲しいものはお互いに手に入りません。

          それはそうなんだけど、そうやって粛々と買わないという選択肢を選び続けているうちに、海外のシェアを持つ小売が上陸してきて、日本の小売が全滅していくのを見るのも消費者としては切ないですよ。「国内の人間が買ってくれなかったから負けた」なんて恨み言を言われるかもしれないですけど。

          #昔のCDのCCなしバージョンのリリースをずーっと待ってるのでID

          --
          LIVE-GON(リベゴン)
          親コメント
          • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 13時36分 (#1728659)

            消費者ではなく、世界の潮流を読めない・耳目を伏せる
            欲の皮が突っ張っただけの無能な権利者の責任です。

            通信は既に国境なんて無きに等しい状況となっている事に対応した
            ビジネスモデルをいち早く構築してきた海外の小売業が
            日本の消費者が望む利便性と商品を適正な価格で提供すれば
            私はそれでも構いませんよ。時流に合わせて己を変えず
            エゴをごり押しするだけの衰退産業が国内に居座り続けるより
            その方が全体の幸せです。

            だいたい、コンテンツの中身は文化だろうが、それを流通させる
            産業を文化と言う時点で負け確定だろう。
            そもそも日本国内で文化と呼ばれる産業は旧態依然とした
            競争力のない衰退産業ばかりだ。
            国内・海外で強い産業は文化とは呼ばれていませんよ。

            親コメント
            • 「権利者」とかいっても、実際にダメなのは、まぁ作者自身でそういう人もいるかもしれないけど、
              お金の取り立てを代行する団体だとか、販売会社とか、流通といった、既得権益を持っている
              中抜きの組織が癌なんだよな。隣接権のあたりというか。
              親コメント
        • by Anonymous Coward on 2010年03月07日 7時03分 (#1728935)

          この問題は売り手と買い手の値段交渉にすぎず、どちらもそれなりに妥協する必要があります。まったく妥協がない場合、売買が成立しないだけ。そうなると、権利者と消費者の両方が損をします。

          異議あり。
          これは「売り手」と「買い手」の問題じゃないでしょう。なぜならば、「権利者」と「売り手」はノットイコールだからです。
          著作権は人間ならば誰でも持ちうる権利です。貴方のように、「権利を行使して商売している特定の権利者集団」の楽曲をどうしても聴きたい人(買い手)は妥協したくなる場合もあるでしょうが、「特定の権利者集団」に属さない音楽を作る権利、それを嗜む権利を持つ人にとっては「勝手に人の権利を売り払うな」ということになります。

          「音楽」という普遍的な権利を「一部の音楽権利者」が独占運用しようという、ルール違反を指摘しているわけで、ここにお互いに歩み寄って妥協する余地なんて無いでしょう。公権力を伴うルール違反は、暴論(戯れ言)では済まない、将に暴力ですよ。

          特定の権利者集団が専用メディア、ハードを立ち上げて、DRMでも補償金でも好きな制度運用してくれる分は全然構わないですけれども。これならば、特定商品に関しての「売り手と買い手の値段交渉」が成立しますし。
          #世界で、他業種で、広く使われている汎用品に手前勝手なルール押しつけんなよ。押しつけたければ手前で場所作ってやれ(DRMでも補償金でも好きにしろ)。パイの大きい汎用品で商売やりたいなら、汎用世界のルールを受け入れる妥協くらいしろ。

          そもそも、私的複製自由化を特定権利者集団に求めるのに、なんで「補償金」って形で全ての消費者も巻き込もうとするのでしょう?欲しい楽曲について、私的複製フリー契約をできるように「売り手と買い手で値段交渉」をするのが筋ではないでしょうか。

          従来のCDでは私的複製を防ぐ手段が無かった為、特別ルールとして「補償金制度」が必要でした。現在のオンライン配信ならばそれができる筈です(配信時に必要な金取ってDRM切ればいいだけ)。
          私的複製自由化実現のために、「補償金制度」は必要条件ではありません。

          親コメント
        • どう結論づけるかは賛否あれど、早急になんらかの答えは必要でしょうね。
          グレーゾーンのままはまずい。

          今やうちにはTVも見ないし、日本の音楽も買わなくなった。
          日本の音楽やTV番組に触れる事がなくなった最大の理由は内容がゴミだからであって決して保証金制度のせいばかりではないのですが……
          だけど、そうでない理由もありました。
          以下の実例が我が家にもあったのです。

          携帯音楽プレイヤーを利用しています。
          USBに差し込んで充電しつつOgg Vorbis形式でファイルを突っ込むという大変シンプルなものです。機能もない安物ですが、万が一壊れても怖くないので稼働率が高いです。
          さて。
          うちのデスクトップ(GNOME)は、
          何も考えずに音楽CDをかけるとライブラリを作るか尋いてきて、
          そのままワンクリックでOgg Vorbisで書き出してくれます。とても便利です。

          ですが、プレイヤーには結構たくさん入ってるはずなのに、改めてみると日本の歌がない。
          少ない、のでなくほとんど皆無。音楽CDはたくさん持っているのに。
          で、理由をふと考えるに……音楽CDを手にとった瞬間にあるようです。
          そう。
          パソコンや単体売りのHDDからも徴収せよと叫ぶ彼らの凄まじいばかりのカネ、カネ、カネへの執着の記事を思い出してしまうのです。

          もちろんこれは考えすぎ、というか完全に気にしすぎです。
          だけど、そもそもこんな携帯プレイヤーに入れる選曲なんてその時の気分でするものですよね。
          私もそうなわけで、手にとった瞬間に「なんとなく気分的にひっかかる」ため、
          そのまま選ばずにすませてしまうようです。

          で、日本の曲やCDをプレイヤに入れなくなった。
          入れないという事は普段聴かないって事で、
          普段聴く音楽ジャンル自体が既に変わりつつあります。
          以前は大量の日本のCDを買ってたのに、とうとう去年は国内ものを一枚も買わず終いでした。
          全て海外の輸入盤となりました。

          親コメント
        • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 13時11分 (#1728646)

          要はバランスですよね
          無ければ無いでどうとでもなる娯楽品のくせにずいぶんと強気だなあ
          というのが個人的な感想です
          No Music No Life なんてのは、所詮売る側の事情なんですよ

          親コメント
      • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 12時48分 (#1728632)

        FOXYのほうから来ました。
        ジャックバワアーのキャラクター使用料金、  10,024円
        ドラマ 25のスクリプト使用料金(1行につき) 3,024円
        消費税                     652円

        計13,700円を 3月15日 までに・・・

        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 12時00分 (#1728607)
      消費者に選択権を与えるのはどうでしょう。
      東芝松下は保証金を払わない代わりに複製禁止を徹底した商品を出す。それ以外のメーカーは保証金を払いコピーフリーの商品を出す。
      消費者は欲しい方を買えばいいし、自ずとどちらが望まれてるのか決まるのでは。
      親コメント
    • > 原理的に不可能な複製禁止に無駄な開発費を費やしている。

      実用品なので、ある程度の手間、難易度があれば充分だから。手間をかけるくらいなら、小銭を払った方がマシと思わせることさえ出来れば良い。違法、もしくはグレーだと一般に周知させられれば、簡単でも手を出す人は少なくなるし。

      著作権で商売をしている企業は、今までは実は物販で利益を得ていて、顧客もモノを買うから金を払うという面があった。だから、簡単にコピーできると、それに罪悪感がない。企業の側も、顧客の側もそれで商売が成り立つやり方、ビジネスモデルに対応できていない。

      出版で例えると、冊子(紙の本)を作らない、売らないですむのだから版元の出費は減るが、それに合わせて収入が減る。でも、収入まで減ると同じだけの制作費がかけられない。映画でも音楽でも同じこと。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 15時31分 (#1728690)

        実際はPT2で簡単に(つうか正規の地デジチューナーより安定して使い易い)コピー出来る上に
        それがネットに出回ればおしまい。そもそも、日本以外ではプロテクトかかってないのに、かけないと
        制作費が出せないと言いはる方が変。

        親コメント
    • by Anonymous Coward on 2010年03月06日 10時59分 (#1728583)

      > コピ10も、有料放送の方が除外されているってのが不思議。

      同じコンテンツを同じ時期に流すわけじゃないからね...
      映画業界でのコンテンツ公開順序(映画館→セル→レンタル→有料放送→無料放送とかの)規定に
      基づいて、有料放送は通常無料放送よりも早期に展開されるケースが多いので、
      より強いコピー制約がかかることことには(供給側のロジックとしては)おかしくないかと。
      # 消費者として心情的に納得できるかどうかは別だけど、「不思議」ではない。

      まあ、昔の映画の再放送とか、地上波公開以降にやっているコンテンツもあるんだから
      番組によって弾力的に運用してくれ、という話ならわかるけどね。

      有料放送の「有料」な部分は、コンテンツのプレミアム性(笑)に使われていることが多いですが、
      ユーザの利便性に使われるサービス(地上波と同じコンテンツをより便利な形で公開、とか)が
      あってもいいかもしれませんが、
        地上波と同じ番組が便利に見られる
      ということにお金を払う人がどれくらいいるやら...

      親コメント
  • 過去の映像を見たい場合はレンタルなり劇場なりの方法を取るという事で、
    もう私的録画自体を法的にNGにしてしまってはどうでしょうかね

    どうも無理やり「録画=悪」という構図にしてそこから金を取ろうとしているようにしか見えませんし、
    その構図を作るのに違法コピーで発生しうる損害額を上回る経費を使っているようにも思えます

    VHSからDVDまでの流れを見るとどうせ今の仕組みが未来永劫使われるという事は無くて
    またすぐに新しい規格が出てきて、その時また同じ事で無駄な議論をするのでしょう

    #歴史は繰り返すとはよくいったものですが、この場合笑えませんね
  • 文化庁は (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2010年03月06日 10時39分 (#1728571)
    文化の発展を阻害する省庁であるって仕分けしたら多少は現政権を見直すな

    # 多少とは言っても、逆転難しいだろうね
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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

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