2018年第4四半期、iPhoneの売上は前年比15%減 40
減少 部門より
iPhoneを除く製品およびサービスの売上は計19%増加しており、サービスは過去最高の109億ドルに達した。一方、iPhoneの売上が15%減少したため、全体では5%の売上減となった。CEOのティム・クック氏はiPhone売上減の要因として、中国の経済減速や米中貿易の緊張、ドル高による米国外での価格上昇、バッテリー交換料金の大幅値引を挙げている。
Appleは今回から四半期ごとのデバイス販売台数を非公表としているが、単純に前年同一四半期の販売台数を当てはめるとiPhoneの販売台数は約6,570万台。iPhoneの平均販売価格が年間で最も高くなるのは第4四半期だが、今期は低価格モデルiPhone XRの売れ行きが好調とされている。2018年でiPhoneの平均販売価格が最も低かった第2四半期の販売価格をもとに計算した場合は約7,180万台となる。
上述の数字をあてはめると、2018年1年間のiPhone販売台数は約2億600万台~2億1,220万台となる。Huaweiは昨年12月24日までに年間のスマートフォン販売台数が2億台に到達したと発表しており、AppleとHuaweiのスマートフォン販売台数はほぼ並んでいるとみられる。