
「ねほりんぱほりん」元チーターを取り上げる 38
よく連れてきたな 部門より
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NHKによると、防衛省は2026年度に予定していた12式地対艦誘導弾の改良型の配備予定を前倒しすることに決めた。12式地対艦誘導弾の改良型は、ステルスミサイルとなり、衛星データリンク機能もつく。射程も当初は4.5倍の900km、最終的には7.5倍の1,500kmに伸ばす。
このミサイルは亜音速の巡航ミサイルで速度が遅く、射程が伸びた分、敵艦への到達に時間がかかる。その間に敵艦が例えば30ノットで航行する場合、一時間で55km移動でき、そのままでは敵艦を見失ったり、敵のレーダーに見つかりやすくなったりする。そこで発射後にベストな飛行経路に誘導するための衛星データリンクだと考えられる。
どの程度前倒しするかは未定ということだが、補正予算案に島しょ防衛に使う「高速滑空弾」などの取得の費用と合わせて1523億円を盛り込んでいるとのこと。アメリカから輸入するトマホーク巡航ミサイルも、半数の200発を旧型に変更して2025年度に前倒しすることから、防衛省としては2025年度には実物が欲しいということのようだ。
タレコミ子のDDR5搭載PCも2025年度調達予定だが、2024年度に前倒ししようかしらん、といいたいところだが、インテルのEコアonly搭載マザーボードDDR5対応型が2024年度に発売されるだろうか。このままEコアonlyマザーボードがなくなったりして。でも、トマホークBlockIVと違ってDDR4で組んだら、DDR5にはできないので悩ましいところ。
YouTube は 14 日、AI 生成コンテンツの開示義務付けや削除要請機能などを今後数か月の間に追加する計画を発表した (YouTube Official Blog の記事、 The Guardian の記事、 The Verge の記事)。
まず、AI ツールを使用したものを含め、現実の映像に見えるが改変または合成されたコンテンツであることを視聴者に知らせる機能が導入される。これに伴い、クリエイターに対してはリアリスティックな改変・合成コンテンツの開示が義務付けられ、アップロード時にオプションとして指定できるようになるという。
また、特定可能な個人をシミュレートして生成されたコンテンツに関しては、プライバシー侵害の申し立て手続きを用いた削除要請が可能になる。レコード会社などに対しては、アーティストの声をまねた AI 生成音楽の削除要請機能も提供する。ただし、コンテンツ削除はさまざまな要素を考慮して行われるため、すべてが削除されるとは限らない。たとえば、パロディーや評論、報道のために用いられているかどうか、個人が実際に特定可能かどうかなどが考慮されるとのことだ。
Amazonの液晶画面付きスマートスピーカーで時刻がちょうど1時間早く表示されるバグが全国的に発生中。
AmazonのフォーラムやYahoo!知恵袋によると11月7日から発生しているようです。
先日より地上戦が進んでいるイスラエル南方のガザ地区北部において、イスラエル地上軍が病院を相次いで包囲していることから人道危機が叫ばれる一方、ハマスは病院こそを自信の本拠地としているとの分析も報じられている(BBC, NHK, テレビ朝日)。
ガザ地区の中核となるシファ病院は現在イスラエル軍に包囲されており、電力不足に陥って医療が行えなくなってきている他、出入りする人や建物内の人々が撃たれるなど人道危機の状況にあるという。一方で、イスラエル側は、ガザ地区に総延長480kmものトンネル網を構築しているとされるハマスは、むしろ病院の地下を本拠地として攻撃を避けたり、地下トンネルを維持するための電力を病院の燃料や非常発電機から確保しているとみており、停戦は見込めない状況になっているとのこと。
医療施設への攻撃は、医療施設を戦闘配備先などに使用しないことを条件に禁止されており、イスラエル側の主張が正しければ病院が戦火に晒されているのは軍事利用しているハマス側の問題ではある。一方で真偽は戦闘が終わるまで判明しないと思われるため、暫くは問題となり続けるだろう。
B-52より後、米空軍の重爆撃機開発調達は跛行してきたが、現状の世界情勢は開発調達中止の可能性を低くはしている状況だと、タレコミ子は思う。
プライバシーに配慮したメールサービスとして知られるTutanotaの名前がTutaと短くなった(Time to celebrate: Tutanota is now Tuta.)。
元の名前のTutanotaはラテン語で、"secure message"の意味だそうだが、電話で話すときにTutanotaといっても通じにくかったり、カジュアルな会話で覚えてもらうのが大変だったりしたそうで、覚えやすい名前にしたというのが変更した理由のようだ。Tutaのドメインはブラジルの人が所有しており、ちょうどブラジル旅行を予定していた人が持ち主とレストランで食事をしながら譲渡契約を結んだそうだ。
Tutaはメールボックス全体を暗号化していることで知られており、Eメール(件名と添付ファイル含む)、カレンダー、アドレス帳がエンドツーエンドで暗号化されている。暗号化されていないデータは、メールアドレスだけとなっている。
とはいえ、今時、対人でメールのやりとりをするのも稀だろうから、どれぐらい意味があるのか、という気もしなくもない。日本からTutaを使う場合、例えば日本のECサイトからの平文メールが、メールサーバーがあるドイツまで送られる間に、その気になれば盗み見されそうである(もちろん双方がTutaのメールアドレスの場合は、暗号化されてTutaも見ることはできない)。
そうなると復号化とドイツまでの距離の分、起動に時間がかかるメールサービスでしかない。そういう意味では、暗号化されたカレンダーの方が価値があるかもしれない。PCとAndroidのF-DroidのTutaアプリを使えば、PCとスマートフォンでカレンダーを共有できる。なお、もちろん、Google Play版もある。
Huawei が 8 月に発表した次世代 OS の HarmonyOS Next は Android アプリをサポートせず、中国の大手テクノロジー企業では HarmonyOS ネイティブアプリ開発者を雇う動きが加速しているそうだ (South China Morning Post の記事、 Pandaily の記事、 GSMArena の記事、 Android Police の記事)。
これまでの HarmonyOS は Huawei の独自 OS と言いつつ結局 Android のフォークとみられていたが、HarmonyOS Next では Android アプリをサポートするコードが排除されており、APK をインストールすることもできない。インストール可能なのは Huawei ネイティブのアプリケーションパッケージ HAP (HarmonyOS Ability Package) のみだという。
Huawei は 2019 年に米国の輸出管理規則 (EAR) 対象テクノロジーの入手が制限されるエンティティリストに追加されて Google のサービスや最新ハードウェアが使用できなくなり、スマートフォン市場でトップブランドの座を失っているが、中国国内では Mate 60 シリーズ発売以降、大きくシェアを取り戻しているようだ。スマートフォンだけでなくタブレットやスマートウォッチ、IoT を含めると中国国内では HarmonyOS を実行するデバイスがすでに 7 億台を超えているとのことだ。
UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie